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2018年12月30日 (日)

事件の涙-自殺した研究者

Photo_2年末に見たテレビ番組で最も印象に残ったのはNHKの「事件の涙」です。番組第2回でとりあげたのは、九州大学箱崎キャンパスおこった、九大法学部出身の男が研究室で焼身自殺したという事件です。

自殺した男は貧困のため高校に進学できず、自衛隊に入隊し資格を取って22才でようやく九大法学部に入学。大学院に進学して修士号を取得し38才まで在学しましたが、ついに博士論文を書けずに退学。以後大学の非常勤講師やその他のアルバイトで生計を立て、夜研究室に来て研究を続けていましたが、非常勤講師を雇い止めになり、生活の目処がたたなくなって研究室に目張りをして放火し、焼け死んだという事件です。

博士論文というのはともかくまとまりそうなテーマを選んで、そこそこ要領よく書けばできるものなのですが、彼は超生真面目な人間だったらしく、難しいテーマにとりくんで結局結論を出せなかったという、ありがちな要領の悪い人間だったようです。

非常勤講師の雇い止めは事務員から通告されてそれであっさり終わりで、それまで講義のために準備した資料がゴミになってしまうので誠に残念なことなのですが、問題の本質はそれでも何とか生活を維持して、研究を続けることができなかったということです。これは日本の奨学金制度に原因があります。

下の図をみていただくと、世界には

1.授業料が高く、奨学金も充実していない
2.授業料が高いが、奨学金が充実している
3.授業料が安く、奨学金が充実していない
4.授業料が安く、奨学金も充実している

の4つのグループがありますが、OECD加盟国の中で1.のグループは日本だけです()。しかも日本の奨学金は原則全額返済です。

この自殺した男も700万円の奨学金を返済しなければならず、このことが生活困窮の最大の要因だったと思われます。

1

こんなに教育・学問が軽視されるというのは、日本という国家と日本人のメンタリティーに根本的に関わる問題です。反知性主義の安倍政権が独裁支配するのを国民が許容するのも、そのようなメンタリティーが根本にあります。その本質は「今だけ、金だけ、自分だけ」というポリシーです。

今回自殺した男の専門である法学の観点から言えば、政権の都合によって公文書も自在に書き換え、お仲間であれば犯罪を犯しても(どんなに動かぬ証拠があっても)、やはりお仲間の検察を動かして無罪・・・というご都合主義ですから、法律なんて都合によってどうにでもなるという彼らにとって、学問=法学というのは邪魔なだけです。

より詳しい情報は下記参照

http://blue-black-osaka.hatenablog.com/entry/20180916/1537106400

https://togetter.com/li/1302992

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2018年12月26日 (水)

年末都響第九演奏会

Img風邪が治りきらないなかで(RSかもしれない)、今年最後のおでかけで上野の東京文化会館の第9です。

数年前に年末の第9を解禁していらい毎年都響の第9演奏会に来ています。今回は咳止めを服用して席に着きました。

今年はメンバーの気合いの入り方が異常に高かったように感じました。マエストロ小泉の功徳のなせる技なのか? 

小泉流の男性的で正統派の大変素晴らしい演奏を聴かせていただきました。小泉さんは巨匠と呼ばれるに相応しい貫禄でした。ただ第3楽章のホルンにはガックリきましたが。

合唱団・ソリストも素晴らしい押し出しでしたが、女声コーラスがあまりにも力業に終始したかなあという感じはしましたね。もう少し柔らかさがあって欲しい。

コンマス矢部ちゃんの健康は心配ですねえ。演奏中に2回も薬を飲むというのはかなり重篤なのでしょうか? びっしょり汗をかいていましたし、お疲れの様子でした。一方隣のマキロンは余裕綽々で、マエストロの仕草に微笑んだりしつつお役目完遂。

来年はスワロフスキー指揮で、またひと味違った第9を聴けるようです。
http://www.leossvarovsky.com/en/biography

終了後Y夫妻と竈屋で忘年会。パチンコ屋の上で非常に目立たない料亭ですが、お料理は結構いけます。来年の阪神タイガースの躍進を願って乾杯しました。今年もおつきあいいただきまして有難うございました。

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2018年12月25日 (火)

私の紅白歌合戦2018

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1.やまねかずきバンド「雪の降る町」
https://www.youtube.com/watch?v=f6wRWtFTAn8
年末になるとこの歌を聴きたくなります。

2.南野陽子「メリークリスマス」
https://www.youtube.com/watch?v=RtdYwB7EAR0
素晴らしい豪華な歌謡番組でした。

3.DA PUMP 「U.S.A.」
https://www.youtube.com/watch?v=LPr_UZkmVn8
今年の代表曲・・・かな? 40才 がんばる。

4.あいみょん「good night baby」
https://www.youtube.com/watch?v=E6iZ-xZ8x50
今年最大の収穫。

5.レミオロメン「粉雪」
https://www.youtube.com/watch?v=MbnxVxfjaOQ
雪が降ると聴きたくなる曲。綺麗な画像をアップしていただいて有難う。

6.倉木麻衣「白い雪」
https://www.youtube.com/watch?v=jGhP2nGLPQo
倉木麻衣がアイドルで終わらずトップアーティストまで登りつめることができたのは、大野愛果という天才作曲家を手放さなかったからでしょう。

===== tea break =========
https://www.youtube.com/watch?v=3GKp7qjshMo
https://www.youtube.com/watch?v=-A1OVLQOt64

バブル華やかなりし頃、若者達は夜な夜な踊り狂っていたそうです。私もそれに無縁ではなく、機器の一つや二つはおこぼれで調達できた記憶があります。
=======================

7.尾崎紀世彦「innocent world」
https://www.youtube.com/watch?v=VItekZlhlYM
参りました。

8.中島みゆき「愛だけを残せ」
https://www.youtube.com/watch?v=gUDikbjabaw
ストレス解消。

9.徳永英明「最後の言い訳」
https://www.youtube.com/watch?v=TyapKDAhr4E
やっている場所がすごい。

10.熊木杏里「飾のない明日」
https://www.youtube.com/watch?v=TH4j2WtK7sU
じっくり聴かせてくれる、希有な文学少女かつメロディメーカ-のハイブリッド。

11.ジョー山中「人間の証明のテーマ」
https://www.youtube.com/watch?v=1vkWFMRF3nA
「人間の証明」は森村誠一の最高傑作。

12.里花「花」
https://www.youtube.com/watch?v=EE3KMYWEiKM
自然派の音楽。

======== tea break ========
Gustav Mahler adagietto and Venice
https://www.youtube.com/watch?v=BUV3Ueobr88
=========================

13.山下達郎 「Christmas Eve 2018」
https://www.youtube.com/watch?v=cB1nVHmVtoc
表参道は、きっといい街なんでしょう。
日本一素晴らしい街かも。

14.石川優子 「5分でSunset」
https://www.youtube.com/watch?v=LgXcmv9-G8A
登場するダンサーは全員ゲイだそうです(偶然そうなった)。

15.Tom Waits 「Waltzing Matilda」
https://www.youtube.com/watch?v=vGpwgHqlfWo
歌詞および翻訳は下のサイトでどうぞ。
http://morph.way-nifty.com/grey/2015/03/post-04b1.html

16.相川七瀬「Two of us」
https://www.youtube.com/watch?v=aZGJnPMwBOI
愛聴歌 私的な理由。

17.中川五郎&真黒毛ぼっくす「ビッグスカイ」
https://www.youtube.com/watch?v=Qnu9Ms6FiZg
豪華なバンドをバックに歌う中川五郎。場所は下北沢440。

18.まきちゃんぐ「誰が為に鐘は鳴る」
https://www.youtube.com/watch?v=BtuSpn1h9z4
ライヴ 聴きに行きました 感想文あり↓。
http://morph.way-nifty.com/grey/2018/12/post-69fb.html
来年もよろしくね。

====== tea break ======
ZARD
off shots:
https://www.youtube.com/watch?v=eiV61iJ8yyU
sellection: ふたりの夏 遠い日のNostalgia この愛に泳ぎ疲れても
https://www.youtube.com/watch?v=dZjlbMyUPMQ
https://www.youtube.com/watch?v=DFIdEJGONEE
https://www.youtube.com/watch?v=fGC5k-TB88s
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19.Beach Boys 「Surfer Girl」
https://www.youtube.com/watch?v=hu-bXvuPm7c
この年齢で美しいコーラス

20.Say a little prayer 「beat」
https://www.youtube.com/watch?v=ZgZ3M9-Wa8w
すばらしいビデオ よく撮影できたものですね

21.矢沢永吉「時間よとまれ」
https://www.youtube.com/watch?v=etv1AZkPDyg
アコースティックバージョン

22.富田麗香「瑠璃色の地球」
https://www.youtube.com/watch?v=q-cmFwyvS0g
ステージ歌手に進化した路上の歌姫 マイクの位置がすごい。

23.村田和人・竹内まりや 「Summer Vacation - OriginalVer.」
https://www.youtube.com/watch?v=LuVkXO73QpA
竹内まりやとのデュエットを残せたので、心安らかに冥土に旅立てたことと思います。合掌。

24.Feam 「アキラメナイキモチ」
https://www.youtube.com/watch?v=NMIUKtw1AQQ
今年期間限定再結成で復活ライヴをやったとか。

===== = tea break ======

商品化できない替え歌
https://www.youtube.com/watch?v=Ew7odufLcrI

=================

25.斉藤和義「ずっと好きだった」
https://www.youtube.com/watch?v=InfQUMh935c
https://www.youtube.com/watch?v=XAg_qPPLMQM
東電が揚水コストをけちる目的で、土地を削って低地に原発を設置したことが爆発をまねいたことを忘れてはいけません。一企業の企業論理が国家を滅ぼす可能性があります。信じられないような幸運によって、使用済み核燃料の露天再燃焼やスカイシャインは免れましたが、あやうく関東全域に人が住めなくなるような日本になるところでした。

26.洸美「青空お洗濯」
https://www.youtube.com/watch?v=QdWW2aiGw4A
洸美ちゃん がんばって。

27.村下孝蔵「春雨」
https://www.youtube.com/watch?v=NeGOtlPJp_E
https://www.youtube.com/watch?v=jacgTBiJowI
ウィキペディアに結婚や家族のことが全く書かれていない異常さが、村下家と嫁・娘とのバトルの激しさを暗示しています。
参照:
https://ameblo.jp/404510yukorona24/entry-12173784954.html#cbox
http://miyoko-diary.cocolog-nifty.com/blog/2016/06/post-6b15.html

28.ZONE 「secret base~君がくれたもの~ 」
https://www.youtube.com/watch?v=gDT2hlhgt_Y
不可解な解雇以来 miyu はどうしているのか気になる。

29.Class 「夏の日の1993 」
https://www.youtube.com/watch?v=W9LbTS-gjg4
すごいね、この場所はどこ?

30.西島三重子「千登勢橋」
https://www.youtube.com/watch?v=0TYECCELT6c
信じられないほどの美貌と美声。ご主人が販売していた金のわらじを買って、ショルダーバッグのチャームにしている私です。

物故者:尾崎紀世彦、津久井克行、村田和人、ジョー中山、村下孝蔵、、坂井泉水。彼らはわたしたちに忘れ得ぬ想い出を残してくれました。感謝して、ご冥福をお祈りします。

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2018年12月20日 (木)

Merry Christmas

A0790_001284ようやく風邪から回復してきたら、もうすぐクリスマスです。

「Merry Chrismas Darling」

カレン・カーペンターの歌はあまりに真に迫りすぎていて、聴いていてつらくなってきます。

https://www.youtube.com/watch?v=YR1ujXx2p-I

クリスチーナ・ペリーはちょっぴり甘ったるく歌っているのがいい感じです()。

https://www.youtube.com/watch?v=gSbf4VFl0X0

「Something About December 」
https://www.youtube.com/watch?v=OR2LXXIX8ro

「Happy Xmas (War Is Over) 」
https://www.youtube.com/watch?v=_GTb0un87Pw

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2018年12月19日 (水)

病に伏す

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写真は足なりのモデルさんで私ではありません。2日間医者に行く気力も無いくらいグダグダになってしまって、動物のようにひたすら暗い場所でおとなしくうずくまるという生活でした。

非常用ストックの缶詰のおかゆを食べてしまいました。今日は少し元気が出たので医者に行ってみようと思います。

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2018年12月17日 (月)

まきちゃんぐライヴ@スターパインズカフェ

Img_2779日曜日は朝から会議が2つあってそのあと忘年会だったのですが、忘年会をパスしてはるばる吉祥寺までまきちゃんぐのライヴにでかけました。

スターパインズカフェは私は多分2回目です。前回きたのは沢田聖子の村下孝蔵を偲ぶライヴだったと思います。その沢田聖子が昼の部をやって、夜の部がまきちゃんぐというのはなにかの縁でしょうか。

20分前に着くと以前と違って整列できない状況になっていて(多分1Fの駐車場の構造変更のためだと思う)、しかも店の前にベンツが止まっていて警官に切符を切られているところでした。自転車とぶつかったのでしょうか?

OPEN TIMEになると係が番号を逐次読み上げて入場。スターパインズカフェは2F客席もあるというなかなか珍しいライヴハウスで、とてもいい雰囲気のところです。東京シネマ倶楽部でのあのひどい音響(会場のせいだけではないと思いますが)と比べると、天と地の聴きやすさもいいですね。

モヒートにしようかと思ったのですが、アルコールが若干心配だったので紅茶に。しかし席に座ったら前の人がアルコール抜きのモヒートを飲んでいて、ああその手があったか・・・残念。

ピアノ・ヴァイオリン・ベース・ドラムスというバンド構成は当たりだと思います。しかもピアノのクラ-キーが素晴らしい。最初の曲は「海月」(私達の業界では水母)でしたが、早速いい雰囲気でしびれました。他のバンドメンバーも素晴らしい演奏を聴かせてくれました。こんなメンバーとライヴができるというのは、まきちゃんぐも幸せだと思います。

鋼のこころ、愛の雫、NORA・・・名曲です。このあと新曲の披露などもあり大いに盛り上がりました。松山千春の「恋」をカバーしていました。赤い糸は直近のアルバム「ハナ」のなかではスケールの大きなバラード・・・だけど私のベストは「木漏れ日の中で,夏・・・」なんだなあ。いまは冬ですが。ハニーはシネマ倶楽部とは歌い方を変えていて、しっとりバージョン。これも素晴らしい。

楽しいひとときをどうも有難うございました。

海月
https://www.youtube.com/watch?v=gD2ofjN0SEo

鋼のこころ
https://www.youtube.com/watch?v=Rt7qFfmBmq8

愛の雫
https://www.youtube.com/watch?v=J4ZqROjZeRc

赤い糸
https://www.youtube.com/watch?v=X9F7Qgr9QE4

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2018年12月15日 (土)

やぶにらみ生物論119: 跳躍伝導

生物にとって神経の伝達速度を上げると、他の生命体より早く知覚し早く行動することができるので、生存にとって明らかに有利です。また周囲からの干渉を遮断・絶縁することや漏電を防ぐことも、正確な伝達には必要なことでしょう。脊椎動物はそのためにミエリン鞘(髄鞘)という神経を被覆する組織を獲得しました(1、図1)。ただし脊椎動物の専売特許ではなく、脳科学辞典によるとエビやミミズも類似した組織を持っているようです(1)。

ミエリン鞘は軸索を完全に被っているわけではなく切れ目があって、その部分をランヴィエ絞輪とよびます(図1)。ミエリン鞘とランヴィエ絞輪はそれぞれルドルフ・フィルヒョウ(2、図1)とルイ・ランヴィエ(3、図1)によって19世紀に発見されました。

すべての神経にミエリン鞘やランヴィエ絞輪があるのではなく、有髄神経に限って存在します(1)。無髄神経では、たとえば皮膚の痛覚神経では伝達速度は1m/秒くらいですが、同じ皮膚でも有髄神経の触覚神経では50m/秒と著しくアドバンテージがあります。伝達速度は有髄・無髄の差以外に、神経線維の太さが関係します(4)。イカの巨大軸索は直径が1mmくらいあり、伝達速度は30m/秒と、無髄神経であるにもかかわらず脊椎動物の有髄神経にも匹敵する高速伝達を行ないます。

A


ミエリン鞘の実体は末梢神経系ではシュワン細胞、中枢神経系ではオリゴデンドロサイトです。シュワン細胞は毛布のような細胞で、軸索に巻き付いています(図2)。オリゴデンドロサイトについては後述します。これらの細胞が何重にも巻き付くことによってミエリン鞘が形成され、有髄神経ができあがります(図2)。ミエリン鞘の一番外側の部分を神経鞘ともいいます。断面をみればミエリン鞘の多層構造がよくわかりますが、これらの層はすべて同じ細胞で連続しています(図2)。

毛布がきちんとたたまれてはがれないようにするためには、高度に硫酸化された糖鎖を持つP0(ピーゼロ)というタンパク質が必要だとされています(5)。ミエリン鞘は単に電源コードのシールドのようなものではなく、神経細胞とさまざまな相互作用を行なって、神経細胞を健全に保つためにも有用であるようです(6)。

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さて今回のテーマは跳躍伝導ですが、これを理解するためにはコンデンサというものを理解する必要があるようです。ウィキペディアにはいろいろなコンデンサを並べた写真がでていました(7、図3)。世界で年間に2兆個も制作されているとのことです。

村田製作所のサイトによると、コンデンサは 1)電圧を安定させる、2)ノイズを取り除く、3)信号を取り出すなどの用途に用いられます(8)。要するに充電式電池のようなものですが、電池が化学式で書けるような化学変化すなわち分子の変化を基盤としているのに対して、コンデンサは分子の整列や分子内での構造変化を基盤とするものです。生物はみずから体内にコンデンサの役割を果たす組織を制作・設置し、神経伝達に使っています。

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コンデンサは絶縁体の両側を2枚の金属板ではさんだような構造になっています(8-10、図4A)。ここに電池を使って電圧をかけると、2枚の金属板にはそれぞれ+および-の荷電が蓄積します(図4充電)。このとき絶縁体内部でも非通電時にはランダムだった分子の並びが整列した状態になり、各分子の内部でも電子密度が偏った状態になります(9)。この状態は電池をはずしても変わりません(図4B、蓄電)。ところが導線を電池の代わりに電球につなぐと、ここに電流が発生し、電球は点灯します(図4C、放電)。

電球が点灯してエネルギーが消費されると、コンデンサにおける金属板の帯電と絶縁体での分子の状態がもとのランダムな状態にもどります(図4A)。ここでまた電池をつなぐと再び充電されます。

図4をよく見ていただくと、絶縁体があるにもかかわらず、あたかも充電時には電池プラス極→導線→金属板→絶縁体→金属板→導線→電池マイナス極、放電時には電球→導線→金属板→絶縁体→金属板→導線→電球と逆回りに電流が流れているような状況が生まれます。

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神経細胞の軸索は図5のようにミエリン鞘で被われており、その切れ目にランヴィエ絞輪があります。このどの部分がコンデンサかというと、それはミエリン鞘と軸索の細胞膜がそれに当たります(図5)。

ランヴィエ絞輪には多数のナトリウムチャネルが集中していて、これがいわば図4の電池のような役割を果たしているわけです。ここに刺激がきて一時的にチャネルがフリーパス状態になると、ナトリウムイオンが軸索に流れ込み、これらはミエリン鞘に被われた部分のマイナスチャージにひかれて移動し、電流が流れます。一方外側はナトリウムイオンが減少するので、ミエリン鞘の外側からランヴィエ絞輪の方向に電流が流れます。神経標本の周囲の電解液が導線の役割を果たします。

電流が隣のランヴィエ絞輪に届くと、隣のランヴィエ絞輪のナトリウムチャネルが開放されます。このようにランヴィエ絞輪から隣のランヴィエ絞輪へと刺激は伝達されます。ランヴィエ絞輪につつまれた部分の軸索には、ほとんどナトリウムチャネルはありません。つまりチャネルの開放部位が順次軸索内でドミノ倒しのように移動しなくても、ランヴィエ絞輪単位でステップワイズに(飛び飛びに)神経伝達が行なわれます。これが跳躍伝導です。このシステムによって、有髄神経は前述のような桁違いの高速伝達を可能にしました。

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慶應義塾大学の田崎一二らは第二次世界大戦前に、図6に記したような方法などで、実際にミエリン鞘というコンデンサから発生する電流を測定し、跳躍伝導を証明しました(図6)。

杉晴夫によると(9)、第二次世界大戦中に彼らが論文をドイツの雑誌に投稿したところ、ベルリンが廃墟になっているにもかかわらず、ちゃんと雑誌に印刷発表されたそうです(10、11)。日本ではほとんどの学術雑誌は戦争で休刊せざるを得なくなりました。図6は簡略化したものなので、詳細を知りたい方は文献10、11をあたってください。

田崎一二の業績も含めて、跳躍伝導などについてはすでにやぶにらみ生物論102でも述べていますが(12)、記述が足りなかったのであらためて仕切り直しました。重複する部分が発生しましたがご容赦下さい。田崎一二は戦後まもなく渡米し、米国に帰化して97才までNIHで働いていました。これはNIHのレコードだそうです(13)。

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イカなどは巨大神経線維をつくって神経伝導の速度をはやめましたが、脊椎動物は有髄神経による跳躍伝導のシステムをつくることによって、細い神経線維でも高速な伝達速度を確保することに成功しました。このことは脳を発達させる上で非常に重要なエポックだったと思われます(9)。なぜなら脳にそんな太い神経が鎮座すると、脳に多くの情報を詰め込むための容量が損なわれてしまいます。

脳ではシュワン細胞に代わって、オリゴデンドロサイトというグループのグリア細胞がミエリン鞘を形成します(14、15、図7)。ひとつのオリゴデンドロサイトがいくつもの軸索のミエリン鞘をかけもちするところが、末梢でのシュワン細胞とは違うところです(図7)。

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参照

1)http://humancell.blog.jp/archives/%E3%82%B7%E3%83%A5%E3%83%AF%E3%83%B3%E7%B4%B0%E8%83%9E.html

2)https://en.wikipedia.org/wiki/Rudolf_Virchow

3)https://en.wikipedia.org/wiki/Louis-Antoine_Ranvier

4)神経線維の信号伝達のスピード
http://web2.chubu-gu.ac.jp/web_labo/mikami/brain/12/index-12.html

5)T. Yoshimura et al., GlcNAc6ST-1 regulates sulfation of N-glycans and myelination in the peripheral nervous system., Scientific Reports vol. 7, Article number: 42257 (2017)
https://www.nature.com/articles/srep42257

6)https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B7%E3%83%A3%E3%83%AB%E3%82%B3%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%83%9E%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%BB

%E3%83%88%E3%82%A5%E3%83%BC%E3%82%B9%E7%97%85

7)https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%83%87%E3%83%B3%E3%82%B5

8)村田製作所 コンデンサとは?
https://www.murata.com/ja-jp/campaign/ads/japan/elekids/compo/capacitor

9)杉晴夫 「生体電気信号とはなにか」 講談社ブルーバックス (2006)

10)Ichiji Tasaki und Taiji Takeuchi, Der am Ranvierschen Knoten entstehende hktionsstrom und seine Bedeutung fiir die Erregungsleitung., Pflügers Archive vol.244, pp. 696- (1941)
https://link.springer.com/article/10.1007%2FBF01755414

11)Ichiji Tasaki und Taiji Takeuchi, Weitere Studien über den Aktionsstrom der markhaltigen Nervenfaser und über die elektrosaltatorisehe Übertragung des Nervenimpulses.,  Pflügers

Archive., vol. 245, pp. 764-782 (1942)
https://science.nichd.nih.gov/.../Myelinated_nerve_fiber.pdf

12)http://morph.way-nifty.com/grey/2018/04/post-a2b0.html

13)NIH record - mile stones - Biophysicist Tasaki Leaves Extraordinary Scientific Legacy
https://nihrecord.nih.gov/newsletters/2009/02_20_2009/milestones.htm

14)https://en.wikipedia.org/wiki/Oligodendrocyte

15)https://bsd.neuroinf.jp/wiki/%E9%AB%84%E9%9E%98

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2018年12月12日 (水)

アラン・ギルバート-都響 シューマン交響曲第1番「春」@サントリーホール2018・12・11

Imgalan突然冬がやってきた東京。アラン・ギルバートの指揮で都響の演奏会です。場所はサントリーホール。ヒートテックのシャツが威力を発揮する季節になりました。

サントリーホール周辺は昨年までのブルーライトをやめて、電球色のデコレーションで、クリスマスツリーも地味な印象でした。

やや早く着いたのでスタバのカウンターでコーヒーを飲んでいると、隣にエキストラ参加のヴァイオリニストA氏が着席! 今日は前半最後列、後半後ろから2列目で演奏しておられました。

どうも皆さん多忙な年末の演奏会と言うことで、客席はガラガラだったらしく、都立杉並高校などの生徒を動員して埋めていました。高校生で都響-アラン・ギルバートの演奏を生で聴けるなんて、とてつもない贅沢ですね。うらやましい。

なにしろ私が高校時代に連れて行ってもらったところは、京都の寺で、1時間座って庭を見るという・・・・・まあそれも考えようによっては贅沢なのかもしれませんが?

コンマスは矢部ちゃん、サイドは四方さん。やっぱり雨でした。本日一番衝撃だったのはシューマンの交響曲第1番「春」。アランはオーケストラに強靱な”弾力”を与えるという希有な才能を持っています。いつもの都響より生き生きとした演奏が聴けました。

彼の指揮はまるで軟体動物のようにしなやかで、体の柔らかさを生かした剛柔自在な演奏には参りました。かなりテンポを伸びちじみさせますが、わざとらしさを感じさせないのは一流の証明でしょう。都響大変身です。演奏している皆さんも楽しかったのではないでしょうか。

フィンガルの洞窟のスケールが大きくかつ繊細な雰囲気、ハルサイの非常に整理されつつも、強烈に盛り上げる演奏も素晴らしかったと思います。本日の演奏会(特にシューマン)で、アランは大野の指揮ではどうしても打ち破れなかった壁をついに破壊しました。

アラン・ギルバート
https://www.youtube.com/watch?v=Cd1VzsyVccg
https://www.youtube.com/watch?v=3f4dZMJFl-w
https://www.youtube.com/watch?v=HClX2s8A9IE

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2018年12月 8日 (土)

やぶにらみ生物論118: 活動電位

17世紀の生物学者スワメルダムが神経伝達の速度は音や光のように速いと考えたことはすでに述べましたが(1)、その速度の測定は19世紀までまたなければなりませんでした。

エミール・デュボア=レーモンはマテウッチの損傷電流(1)に関心を持っていましたが、マテウッチの実験は筋肉で測定したものだったので、どうしても神経でその損傷電流を測定したいと考えました。

ところがなかなか神経ではうまく損傷電流を測定できませんでした。彼が使っていた既存のガルバノメーター(検流計)はコイルが6,000回巻いてあるものでしたが、レーモンは一念発起し、この感度を高めるために数週間かけてコイルを24,000回巻いた高性能ガルバノメーターを作成しました(2)。

自作の高性能ガルバノメーターを使うと、図1Aのように神経における損傷電流を測定することに成功しました。しかも奇妙なことに図1Bのように神経に刺激を与えると、一過性で損傷電流が消滅することがわかりました(1、2、図1)。デュボア=レーモンはこれを電気陰性波と呼びました。興奮の伝導とはこの電気陰性波が刺激部位から神経の両側に沿って移動することを意味します(図1)。

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デュボア=レーモンは1852年に研究をまとめて "On animal electricity" という本を出版しました。この本の翻訳はいくつかあるようですが、例えば2014年に英訳版が出版されていて現在も販売されています(3)。私は未読です。彼の言う電気陰性波の実体は何なのでしょうか? その答えは生物学とはかけ離れた分野からもたらされました。

1869年にドイツの物理学者ヴィルヘルム・ヒットルフは、真空容器の中に電極を封入し電圧をかけると、陽極側の容器内壁が発光することを発見しました(4)。フィリップ・レーナルトとジョセフ・トムソンは、これが陰極から撃ち出される粒子(電子)が容器壁に衝突することによって発生する現象であることとし、原子は物質の最小単位ではなく、その中に電子を含むものであることを証明しました(5、6)。彼らはこの業績により1905年と1906年に相次いでノーベル物理学賞を受賞しました。

電子の存在が明らかになりつつある頃、ユリウス・ベルンシュタインは差動型レオトーム(7)という測定器(検流計)を開発し、レーモンの言う電気陰性波を正確に測定することに成功しました。

電気陰性波はミリセカンド単位の時間しか発生しないので、正確に測定するには機器を開発する必要がありました。電子の存在とベルンシュタインの研究を合わせて考えと、

『神経は通常の状態ではその細胞膜の内側に沿って電子が並んでおり、細胞膜の外側には陽イオンが並んでいて電気的二重層を形成している(図2A)。神経が損傷すると、損傷部位から電子が流出し細胞膜の外側を損傷していない部位へと移動する(図2B)。したがって電流は非損傷部位から損傷部位へと流れる。ここで神経を電流などで刺激すると、刺激を与えた部位から陽イオンが細胞内に一時的に流れ込み(脱分極)、そこに向かって電子が移動するので電流は刺激部位から両方向に流れ、両サイドを刺激する(図2C)。この刺激によって脱分極が誘発され、両サイドにパルスが伝播する』

・・・・・というような考え方で神経伝達が説明できそうです(8)。

図2Bの様な状態の時に神経に刺激を与えると損傷電流とは逆方向の電流が発生するので、デュボア=レーモンの実験で一時的に損傷電流が消滅することも理解できます。

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刺激が与えられていない状態での細胞内外の電位差(静止電位)は、細胞膜内側に電子が並ぶのでマイナス(約-70mV)なのですが、刺激が与えられると陽イオンが細胞内に流入し、非常に短い時間脱分極が起こってプラスに転じます。これが活動電位(アクションポテンシャル)です(図3)。その後陽イオンの細胞外への排出が行なわれ、電位差は元にもどります(図3)。

実はカリウムイオンは細胞内濃度が高いので刺激がくると外に流出するのですが、ナトリウムイオンの流入効果の影響が大きく(赤点線の囲み)、活動電位はプラスとなります(図3)。

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真空容器の中に電極を封入し電圧をかけると、陰極から電子が撃ち出されることは前述しましたが、その電子がぶつかる容器面に蛍光物質を塗っておくと、蛍光物質は電子が衝突することにより発光します。小さな発光する点の明るさを制御することによって画面に像を作ることができます。これがブラウン管の原理であり、テレビができた頃にはみんなブラウン管でテレビを見ていたわけです。これを発明したのはカール・フェルディナント・ブラウンです(9、10、図4)。1909年にノーベル物理学賞を受賞しています。

ブラウン管によって時間による輝度の変化を投射したのがオシロスコープであり、オシロスコープによって活動電位の変化の様子や神経伝達の速度などを観察できるようになり、神経生理学は飛躍的に進歩しました。

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ところで、1920年代には神経伝達が減衰するかしないかで論争があり、特に日本では京都大学と慶應義塾大学でおぞましいほどの激しい論争がおこなわれていたそうです。神経の伝達速度はその種類や太さに依存するので、慶応の加藤元一はなんとか単一神経線維で実験できないものかと考えていたのですが、文献11から引用すると「そして1930~1931年、ついに清水、釜谷、大邸医専から研究に来ていた郭在禧博士らによって神経束から単一神経線維の分離に成功した」とあります。この技術は顕微解剖法によるもので、私は読んでおりませんが文献12に方法が詳しく述べられているようです。この方法を用いた実験で加藤らの非減衰説が勝利しました。

さらに重要なのは、加藤らは自らが考案した図5のような装置を用いて(13)、単独神経線維を刺激する実験から、筋収縮は刺激の強さに応じて収縮の強度が変化するのではなく、一定の閾値を超えた刺激に対して筋肉は常に同じ反応をする=全か無かの法則を証明したことです。このことは文献11によると「1935年,条件反射で有名なパヴロフによって国際生理学会がモスクワで開催された時、加藤先生は単一神経線維の実験のデモを行うため、170 匹のガマとともに一週間のシベリア鉄道の旅を行った。教授は毎朝太陽に向かい、ガマが死なないように祈ったという有名な話がある。パヴロフ会長は、ノーベル賞候補として加藤を推薦したことを告げた。単一神経線維興奮のデモは新入研究生の田崎一二(跳躍伝導の発見者)が行った」 だそうです。

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慶應義塾大学信濃町キャンパスの新教育研究棟の一階の入り口に、武見太郎の筆で「加藤元一先生之像」と刻まれた胸像があるそうです。

文献14によるとそこには「不減衰之記 加藤元一先生、大正六年慶應義塾に医学部創設さるゝや、弱冠二十八歳にして生理学教授とならる。昭和二年「不減衰傳導学説」に対して帝国学士院賞を授与させらる。続いてノーベル賞候補に挙る事再度、その学勲内外に高し。昭和十九年三月義塾に医学専門部、開設されるやその長となり、昭和二十七年三月同部を閉ずるまでの間、四百六十六名の人材を育成し、慶應医学にあらたなる活力を加えたり。この間の教育者としての情熱、蓋し不減衰傳導学説樹立にも勝るものあり。茲に我等卒業生その徳を仰ぎ、その情を慕い且つその智を敬してこの像を建つ。

昭和四十一年文化の日 慶應義塾大学附属医学専門部 卒業生一同」

と記されているそうです。

参照

1)やぶにらみ生物論117: 動物電気への道
http://morph.way-nifty.com/grey/2018/11/post-bca3.html

2)Jef Akst,The Body Electric, 1840s. Emil du Bois-Reymond’s innovations for recording electrical signals from living tissue set the stage for today’s neural monitoring techniques. The Scientist., 2014
https://www.the-scientist.com/foundations/the-body-electric-1840s-36484

3)E H Du Bois-Reymond, On animal electricity., Book on Demand Ltd. (2014)
https://www.amazon.co.jp/Animal-Electricity-H-Du-Bois-Reymond/dp/5519073244

4)https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%99%B0%E6%A5%B5%E7%B7%9A

5)https://en.wikipedia.org/wiki/Philipp_Lenard

6)https://en.wikipedia.org/wiki/J._J._Thomson

7)https://en.wikipedia.org/wiki/Julius_Bernstein

8)Seyfarth E.A., Julius Bernstein (1839–1917): pioneer neurobiologist and biophysicist. Biological Cybernetics., Vol. 94, Issue 1,  pp. 2–8  (2006)
https://link.springer.com/article/10.1007%2Fs00422-005-0031-y
https://dl.acm.org/citation.cfm?id=1108509.1108511

9)https://en.wikipedia.org/wiki/Karl_Ferdinand_Braun

10)https://en.wikipedia.org/wiki/Cathode-ray_tube

11)大村裕:我が国の神経生理学の黎明期 日本生理学雑誌 Vol. 71,No. 1, pp. 44-49 (2009)
http://physiology.jp/wp-content/uploads/2014/01/071010044.pdf

12)加藤元一 The microphysiology of nerve., Maruzen, Tokyo, (1934)

13)杉晴夫 「生体電気信号とはなにか」 講談社ブルーバックス (2006)

14)山内慶太 蝦蟇(がま)と三色旗 三田評論 2016年7月号
https://www.keio-up.co.jp/mita/r-shiseki/s1012_2.html

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2018年12月 7日 (金)

指揮者のスキャンダル

Concertgebouw_msterdam_pases_bajos_このブログでもマエストロ宇宿のパワハラ問題を取り上げたことがあります。
こちら1

彼は現在なら即マスコミ報道で社会から抹殺されたと思いますが、昔のことで何とか生き延び、素晴らしいCDを残しました。

しかし最近、クラシック音楽をかじった人なら誰でも知っているような超有名指揮者が、次々とセクハラで解任されるという事件がおこり、そのたびに腰をぬかします。

ダニエレ・ガティは、チャイコフスキーの交響曲をCDで聴いて以来、みずみずしく清冽でかつ感情移入も強烈な素晴らしい指揮者だと思っていましたが、なんとコンセルトヘボウ(写真 ウィキペディアより)の首席指揮者をセクハラで解任されてしまいました。それも誰それへのセクハラというのではなく、私もやられたという声が多くの女性団員からあがって大変だったようです。
こちら2
こちら3

色めき立ったのはCD業界で、もう2度とプレスは行なわれないだろうということで残されたCDの高騰が期待されたわけですが、なんと救う神がいてローマ歌劇場の監督に就任することになりました。
こちら4

ほかにもセクハラ解雇スキャンダルには事欠きません。

シャルル・デュトワ
元NHK交響楽団 音楽監督
元ロイヤルフィルハーモニー管弦楽団 首席指揮者
こちら5
こちら6

ジェームス・レヴァイン
元ニューヨーク・メトロポリタン歌劇場 音楽監督
こちら7
こちら8

金聖響
元神奈川フィルハーモニー管弦楽団 常任指揮者
こちら9
こちら10

みずからの糧食の道を絶たれる危険をおかしてまでセクハラをおこなうというのは、もう病気としか思えませんが、そのくらいの異常性がないと聴衆の心をえぐるような演奏ができないのかもしれません。

私達の業界にも病的なセクハラ教授などは結構いて、学会に行くたびに世界中の女性研究者をディナーに誘ってはお持ちかえりで有名な人もいます。誘われた方は断わると論文の査読で掲載拒否されるのではないかと心配したり、誘いに乗れば弟子にしてもらえるかもしれないと期待したりで大変です。

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2018年12月 4日 (火)

高輪ゲートウェイ?

A0006_003022一昔前に東武野田線がアーバンパークラインに改名しましたが、このときアンケートでは、答えた人のわずか3%しか是としなかったそうです。

私もこのセンスの悪さにはあきれてしまいました。今でも私は東武野田線と言います。私は国粋主義者ではありませんが、どうして日本の鉄道路線にわざわざ英語を使う必要があるのでしょうか?
https://j-town.net/saitama/column/gotochicolumn/127509.html?p=all

今回JRはわざわざ公募までしているのに、非常にわずかな人(多分ほとんどサクラ)しか発案しなかった「高輪ゲートウェイ」を山手線新駅の駅名にしました。自分が決めた名前にしたければ、どうして公募なんてするのでしょうか?
https://news.yahoo.co.jp/pickup/6305547

ゲートウェイ(ほんとはゲイトウェイ)は「(塀・生け垣の木戸のついた)出入り口」で、英検準1級、TOEIC730点以上の難しい単語です。

どうしてこんな名前になったのかを、へりくつをこねて説明し強行しましたが、そういうメンタルな人を高いポジションにつけるという企業の体質が問題です。どうして普通に公募最高位の「高輪」じゃいけないのか、素直になれないのか。

いっそのこと駅名に英語を使うのを禁止する法律を作ってはどうかと思います。そうすると「高輪木戸」とか「高輪入り口」などという名前がつくことになりますが、それって良い名前なのかな?? まあ千葉県には**木戸という名前の駅や地域がいくつかありますが、それは馬の出入り口のことです。

JRにせよ、NHKにせよ、疑似国営企業が一番ダメです。

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2018年12月 2日 (日)

パリが大変なことに!!!

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https://www.youtube.com/watch?v=m8B0chGfrts
https://www.youtube.com/watch?v=vee-28EPbJ8
https://www.youtube.com/watch?v=GMjY6Eb3wsY
https://www.youtube.com/watch?v=obMM00CCKSY
https://www.youtube.com/watch?v=2cStjvXlVUo
https://www.youtube.com/watch?v=U6L0FzB13SU
https://www.youtube.com/watch?v=MFxspXXEXmk

パリで暴動が起きているようです。

そういえば最近は勝手に銀行が個人の口座を封鎖するとか、そうとう危ない状況になってきているという兆候はうかがえました。

日本も政府が大借金で米国から武器を買うなど無茶をやっていると、近未来にこうなることは見えています。

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2018年12月 1日 (土)

サラとミーナ210: 大小逆じゃない?

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ミーナはいっぱいいっぱいで小ベッドに、サラは余裕を持って大ベッドに。

小春日和の土曜の午後。

ミーナはうちに来て以来12年間、ずっとロイヤルカナンの「肥満気味の成猫用」フードを食べてきた成果でしょうか、年寄りになったためでしょうか、5.4kgまで減量したのでもうそろそろ+12のフードに代えようかと思うのですが、好みというのもあって永年のフードを代えるのは容易ではありません。

サラは4.5kgで適正な体重でしょう。

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