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2018年8月18日 (土)

モンサント社敗訴 ラウンドアップは発がん剤

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↑ラウンドアップの主成分グリホサートイソプロピルアミンの分子構造

AFP情報によると、ラウンドアップは発がん剤であると裁判所で認定されたそうです。
http://www.afpbb.com/articles/-/3185756

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【8月11日 AFP】米カリフォルニア州在住で末期がんと診断されている男性が、がんになったのは農薬大手モンサントの除草剤「ラウンドアップ」のせいだと同社を提訴した裁判で、陪審は10日、モンサントに約2億9000万ドル(約320億円)の支払いを命じる評決を出した。

 陪審は全員一致で、モンサントの行動には「悪意があり」、除草剤「ラウンドアップ」とその業務用製品「レンジャープロ」が、原告のドウェイン・ジョンソンさんの末期がんの「実質的」な原因だったと結論付けた。モンサントは上訴する意向を示した。

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ラウンドアップの主成分である「グリホサート」については、2015年にWHO外部組織であるIARC(国際がん研究機関)が、毒性や発がん性の懸念がある発表しています。

2017年6月26日に米国カリフォルニア州環境保健有害性評価局(OEHHA)が、同州で定める通称プロポジション65の物質リストに、発がん性物質としてグリホサートを加えると声明を出しました。

しかし日本政府は発がん性はないとしています。

https://inakasensei.com/roundup-cancer

ラウンドアップはその辺のお店で普通に売っている除草剤なので、あまり危険性は認識されていませんが要注意です。グレイゾーンにある薬剤であることははっきりしているので、とりあえず使うべきではないでしょう。

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植草一秀氏によると:

モンサント社は世界最大級のアグリビジネス企業として、その名がとどろいているが、有害性が懸念される除草剤、除草剤に耐性を持つ遺伝子組み換え種子製造販売の代表的企業である。安倍内閣は、主要農作物種子法(種子法)を突如廃止した。

政府は「種子法は戦後食糧増産のために、コメ、麦、大豆等主要な穀物の種子を種子法で安定して供給できるように制定された法律で、コメも消費が落ち込んで生産が過剰になった現在ではその役割は終えた」と説明したが、真っ赤なウソである。

世界の種子市場の7割弱、世界の農薬市場の8割弱が、モンサント、ダウ・デュポン、シンジェンタなどの遺伝子組み換え多国籍企業6社によって支配されている。国が管理して安価で優れた種子を安定供給したのでは、民間の種子ビジネスが成り立たない。そこで(米国政府は:管理人註)安倍内閣に命令して種子法を廃止させたのだ。

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