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2018年6月12日 (火)

都響-カエターノ: ベートーヴェン交響曲第5番「運命」@東京文化会館2018・6・11

Imgコンマス矢部ちゃんの復活で胸をなでおろしましたが、さすがに雨男の面目躍如で台風接近です。とりあえず開腹手術などはしなくてすんだようで何よりですが、S席以外はスカスカという久しぶりで不入りの都響コンサートです。本日の指揮者はお馴染みのオレグ・カエターニ、サイドはマキロン。

シューベルトの交響曲第3番はアニマ・エテルナの全集を持っていて時々聴いています。この頃のシューベルトの音楽はモーツァルトの影響が強い感じで、この曲はなかなか楽しい雰囲気の音楽です。

都響はいつものように引き締まった弦楽アンサンブルと躍動する管楽器で、アニマ・エテルナに勝るとも劣らない名演奏でした。個人的には古楽器には余り興味がないので、都響に全集を出版して欲しいくらいです。

2曲目は矢代秋雄のチェロ協奏曲。ソリストはお馴染みの宮田大です。ソリストもオケ(特に久一)も演奏が立派なことはわかりますが、曲がね・・・。日本人ならこれに感動しろといわれても。眠らずにちゃんと聴いてはいましたが。

だいたい日本人だからといって、中学生のころから雅楽とか武満・矢代などの音楽に馴れ親しんでいるかというと、そんなことはありませんからね。私の中学生のころはまさしくビートルズやローリングストーンズの時代で、個人的にはサイモン&ガーファンクルやビージーズの音楽にはまっていました。だいたい子供が聴いて楽しいと思えるオリジナルの日本の音楽なんて当時はなかったんですね。

そして中学時代のクラシック入門は、チャイコフスキーの「白鳥の湖」とマーラーの「巨人」でしたから、そもそも日本の音楽なんてこれっぽっちも刷り込まれていないのです。ですから武満や矢代の音楽は、大人になってから触れたエイリアンです。そういう音楽でも遺伝子が反応する場合もありますが、そういうものでもありません。

ただソリストアンコールの荒城の月は、さすがにお馴染みなのですごいと思いましたが。

休憩後のベートーヴェン「運命」交響曲はオケの看板みたいな曲ですから、さすがに都響の演奏にぬかりはなく、矢部ちゃんも復活初演ということで、椅子からずり落ちそうなくらいに頑張っていました。マエストロ・インバルのように鉄の規律でビシビシ進むというより、マエストロ・カエターノの指揮は、思い切り歌うという方向に感じられました。

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