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2018年5月30日 (水)

小泉-都響 ドヴォルザーク交響曲第7番@東京文化会館2018・5・28

Imgいろんなボランティア仕事で忙しく、聴いた翌日に感想文を書くというのも困難になってきました。時が経つと忘れてしまうのが悲しい。団地の中で管理組合にばかり関わっていると世の中の流行などどこかに行ってしまいますが、久しぶりで東京に出るとレディースガウチョパンツが大流行していることに気がつきました。

私的にはこれは感心しないファッションです。日本人の体型に合わないからと言うのではなく、欧米人がはいていてもノーです。このファッションが似合う人というのを全く思いつきません。

https://matome.naver.jp/odai/2143471612179433201

ところがなんと都響のマキロンがいつものボディコンパンツでなく、巨大なガウチョでコンマス(矢部)のサイドに登場。後ろの小関がスリムパンツなので余計に目立ちます。小関はなかなか切れ味の良い演奏で、都響の1Vnにとって頼もしい補強でした。男性陣は蝶ネクタイにタキシードです。集客は平日の演奏会としては、まあそこそこ埋まったかなという感じ。

マエストロ小泉は大植の代役で悲愴交響曲をやったあたりから、考え方を変えたのではないかという気がします。つまり演奏の完成度よりも、当日の聴衆へのインパクトを重視する方向に転換したのではないでしょうか。大げさに言えば爆演指揮者への進化か? 選曲もそういう方向に向いているような気がします。

ドヴォルザークの謝肉祭は爆演向きの曲で、もくろみ通り客席も大いに沸きました。イングリッシュホルンはいつもの南方ではなくエキストラの方でしたが、その方が吹いているときの顔が面白すぎて吹き出しそうになりました。勘弁して欲しい。

グラズノフのヴァイオリン協奏曲は初めて実演で聴きました。ソリストはアレクサンドラ・スム。この人の楽器にはズブいっていうか不思議な重量感があり、これを操るスムは激しいボディアクションで奮闘するタイプの演奏です。この曲はエキゾチックムードのなかなかの名曲でした。ソリストも演奏しているうちにどんどん乗ってきた感じです。終盤の盛り上がりも、現在の小泉好みのエキサイティングな曲です。スムはユーモアも解する人で、拍手に答えて最後は手ぶらでステージに登場。もちろんソリストアンコールはなし。リサイタルに来てねってことかな。

https://www.youtube.com/watch?v=HHWrWWlbUl8

そして後半はドヴォルザークの交響曲第7番。スムは1F中央の客席で聴いていました。これは非常にブラームスっぽい曲であまり私は好きじゃないのですが、マエストロ小泉は有無を言わさず強烈な押し出し。都響もそれならやってやろうじゃないかと激しさの中にも整然としたアンサンブルで盛り上がっていました。私の中でこの曲のイメージがちょっと変わった気がしました。あと第2楽章のクラリネットは滋味溢れる響きでハートフェルトな演奏でした。



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