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2018年2月27日 (火)

科学技術は団地を救う・・・・・かも

A0002_000255管理組合があまりに多忙で、ブログの記事、特に「生物学茶話」などがなかなか書けない状況が続き、情けない状態になっています。

ストレスの要因として意見の対立というのはもちろんあるのですが、もっといけないのは、あまりに大量の書類があって、整理が追いつかず、どこに何があるか把握できていないということです。

そんななかで地区の団地連絡会に出席しました。これは周辺団地の理事長等が集まって情報を交換する親睦会です。

近隣のある団地では5億円の予算を組んで2021年の大規模改修にそなえていたそうですが、見積もりを取るとなんと作業費の大幅高騰で9億円だったそうで、東京オリンピックと少子化で作業員が集まらないという影響がいよいよ末期的状況になっていることを実感させられました。このままずるずると手をこまねいていると、日本は崩壊します。

話はかわりますが、団地の管理で最も重要なのは給排水の確保です。パイプを金やプラチナでつくるわけにはいかないので、鉄や銅でつくるわけですが、それらが錆びるのは宇宙の定めです。

鉄の場合酸化するとFeO(ウスタイト)、Fe2O3(赤さび)、Fe3O4(黒さび)などになりますが、水道管の劣化は主に赤さびによるもので、閉塞・赤水・漏水などが発生します。これを団地全体で修復するには、場合によっては億単位の資金が必要になります。

ところが都市拡業のセラミックカートリッジを給水ポンプに取り付けるだけで、赤さびが黒さびに変わるという魔法のような技術があるそうです。黒さびは赤さびと違って、逆に水道管を酸化被膜で被って保護する作用があります。
http://www.toshikogyo.com/info/rust.html

実績はかなりあるそうですが、メカニズムはまだわかっていないとのこと。私達の団地でも導入するかどうか検討に値すると思います。

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