熊木杏里アルバム 「群青の日々」
予約していた「群青の日々」(作詞・作曲・プロデュース:熊木杏里)が届きました。このアルバムはまず「国」という曲を襟を正して聴き、それからリラックスして他の曲を聴くというのがいいと思います。
「国」は究極のメッセージソングで、まさか熊木杏里がこの種の曲を書くとは思いませんでした。「その国に独裁者はない」というフレーズがありますが、おそらくトランプと晋三がこの曲を制作する動機となったのではないでしょうか。オリンピック狙いではないと思います。
「怖い」がロック風でちょっとびっくり。一転してフォーク風「カレーライス」。どちらも山崎ハコの「SA・SU・GA(流石)」などのアルバムを研究したんじゃないかと思いました。曲調が似ています。「カレーライス」は詞も曲も脳にこびりつく名曲だと思います。
「蛍」は中国風のバラード。中国でツァーを敢行したことが影響しているのでしょうか。「花火」はポップスで個人的に好きな曲です。「群青の日々」は掉尾を飾るバラードとしては、ちょっとメロディーの新鮮さが足りない感じがしました。
全体的に歌詞は文句なし、メロディーはもう少し頑張って欲しいというのが私の感想。それでも「カレーライス」と「国」は新しいクマッキーを見せてくれて素晴らしいと思いました。
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私が熊木杏里の最高傑作だと思う 「こと」
https://www.youtube.com/watch?v=flu-vgSJGrs
https://www.youtube.com/watch?v=iWfCmIDnvQQ
https://www.youtube.com/watch?v=fVr6M9WHfms
(with translation into Espana)
(cover)
https://www.youtube.com/watch?v=0L2X83v9OQk
夏になるとこの曲を思い出す 「夏蝉」
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