暗澹
大きな団地に住んでいますが、ずっと隣は何をする人ぞでした。
しかし管理組合の活動をお手伝いするようになって、全く違った景色が見えてきました。
お金持ちなのに行方不明の方がいたり、
車を盗まれた方がいたり、
管理費を支払わない人がいたり、
理事長に脅迫状まがいの手紙を出す人がいたり、
毎日管理事務所に来てクレームをつける人がいたり、
集会室の机にドスを突き立てる人がいたり、
正義をつらぬいたために団地を追い出された人がいたり、
管理組合を思うがままに支配しようとする派閥があったり、
話をまとめようとするべきなのに、ひっくり返して永遠に解決しないことを望む人がいたり、
ほとんど無給なのに、毎日管理事務所に出勤して黙々と仕事をこなしている理事長がいたり、
どんな書類もすらすらと書き上げてしまう達人がいたり、
総会で委任状も出さない人が大勢いたり、
中国や東南アジアの方がいたり、
こういう様々な人と関わりを持って毎日を生きる世界とは、私が住むべきではない異世界であることを痛感して暗澹たる毎日ですが、いくばくかの貢献をすることは住人の義務だと思うので、年季が明けるまでは辛抱しようと思う今日この頃です。
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