都響-小泉 シューマン交響曲第2番@東京文化会館2017年5月31日
最近収入を伴わない多忙で、都響の演奏会にもすっかりご無沙汰してしまいました。マエストロ・ブラビンスの音楽を聴けなかったのは残念です。ようやく上野の東京文化会館に出撃です。
本日の指揮者は小泉さん、コンマスは山本さん、サイドはマキロンです。平日のコンサートにしては結構集客しました。>80%くらいでしょうか。
ベートーヴェンの「皇帝」協奏曲の第2楽章は私の大好きな音楽です。マエストロ小泉の音楽を聴いていていつも感じるのは、京都古刹の手入れの行き届いた庭の情景です。隅々まで配慮が行き届いた清潔な音楽は、いつ聴いても気持ちが良いのです。
ただ庭の池から突然アリゲータが顔を出すというような面白みには欠けるかもしれません。いや一度だけアドレナリン大噴出の演奏を聴いたことがあります。大植さんの代役のときです。
http://morph.way-nifty.com/grey/2012/07/post-6b53.html
ソリストのエル=バシャさんは、音楽的趣味がマエストロ小泉と一致しているようで、端正な音楽を聴かせてくれました。
後半のシューマンも、この晦渋な音楽をすっきりとわかりやすい演奏で聴かせてくれて、ちょっとびっくりしました。精神病でなやまされていた頃のシューマンが書いた音楽とはとても思えないくらい、活気があって健康的な音楽のように感じました。
ところで1Vn 美里は最近次第に体型や演奏スタイルがマキロンに似てきた感じですが、彼女が永遠に都響のアイドルであることには変わりはありません。決して無理にダイエットなどして、体調を崩さないようお願いします。
こんな音楽です
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第5番第2楽章 浅田真央とともに
https://www.youtube.com/watch?v=_LUIph2WC_Q
シューマン:交響曲第2番第2楽章
https://www.youtube.com/watch?v=8UnZOse43dI
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