リーガ・エスパニョーラ第36節: 暇なバルサは絶好調
チャンピオンズリーグ敗退で暇なバルサで、さすがにスアレスも調子をとりもどし、ネイマールに至っては3試合出場停止で絶好調。あとはマドリーの取りこぼし待ちのバルサとなりました。ただ今日は強豪ビジャレアルとの一戦です。好カードで時間も早い試合とあって、カンプノウは満席(10万人)に近い大盛況です。
バルサはFW:ネイマール・スアレス・メッシ、MF:イニエスタ・ラキティッチ・ブスケツ、DF:ディニュ・ウムティティ・ピケ・セルジ、GK:テア=シュテーゲン。
ビジャレアルはFW:バカンブ・ソルダード、MF:Rソリアーノ・ロドリゴ・トリゲロス・ジョナタン、DF:Jコスタ・Aゴンザレス・ムサッキオ・Mガスパール、GK:アンドレス=フェルナンデス。
ビジャレアルは典型的な442なので、こんなときはバルサも343でもいいと思いますが、やはり433は落ち着きます。21分スアレスが右サイドに進出して、左サイドのメッシにパス。メッシがシュートしますがガスパールの足に当たって偶然中央ネイマールの前にこぼれます。これをネイマールがゴール。メッシが蹴る前に、ネイマールが数歩戻っていたのが功を奏して、オフサイドを免れました。
しかし32分、カウンターからピケがバカンブに振り切られて失点。これはウムティティが前に出過ぎだったのでしょう。40分にもソルダードにフリーでヘディングされますが、失敗で事なきを得ました。
ビジャレアルのペースになりかけていたところ、前半終了間際、メッシが左へ走りながら得意な体勢からのシュートでゴール。3人でカバーしながら普通に決められたので、ビジャレアルとしては大ショックでした。
後半は完全にバルサペースで、24分、早いリスタートからセルジが中央を押し込んで右のスアレスにパス。スアレスが強引に切り込んで、1発切り返してゴール。3:1です。
このあとPKもあって、バルサ4:1の完勝でした。やはりバルサの敵はスケジュールを実感しましたが、だからこそローテーションでパコやアルダが出たときのやり方を考えるのがベンチの課題で、次のシーズンにはきちんと練習を重ねて、周到に準備して試合に臨んで欲しいと思います。前の3人が出場しているときに3人に頼るのは当然ですが、チャンピオンズリーグをきちんと戦うにはローテーションは必須で、エンリケに足りなかったところはここでしょう。
https://www.youtube.com/watch?v=FKXDkj9HWlE
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