2016~2017リーガ・エスパニョーラ第31節: バルサ リーガ制覇は風前の灯火
マラガに2:0で敗戦です。これで今シーズンのリーガ制覇はほぼ絶望となりました。4月のマドリーとバルサのスケジュールは超多忙です。そんな中でレアル・マドリーは、レガネス戦でBBCとモドリッチ・イスコ、すなわち主力ほとんどを休ませるという布陣で勝利したのに対し、中2日のバルサは絶不調のマラガに、ネイマール・スアレス・メッシを使って敗戦。しかも彼らを休ませたときに出場させるべきサンドロにやられるという皮肉。この差は何なのでしょうか?
確かに、マスチェラーノをSBで使うのは無理筋ですし(多分セルジを温存したかったのだと思いますが)、デニス・ゴメス・メッシの中盤は慣れない連携に難がありました。しかし決定的なのは、体が重くてプレイの精度が低下、特に守備の時に俊敏に動けない選手が多いのではどうしようもありません。サンドロへのロングパスの時のマチューの反応などは、頭脳の反応がおかしくなっているとしか思えませんでした。敵陣深くからのロングパスに、サンドロのケアとは逆方向に走っていくのには呆然です。
それにしても、どうしてビダルが負傷したときにすぐにSBを補強しなかったのでしょうか? 週に2回づつセルジを右SBで使うとつぶれることは明らかで、じゃあ経験が乏しいマスチェラーノの右SB起用もやむなきに至ることは明らかだったはずです。
セヴィージャの5バックにはがっかりしましたが、マラガの5バックは納得できます。瞬殺カウンターにかける作戦がうまくいきました。しかも今回のバルサは、最終ラインが2人になる場合が多く、ブスケツのポジションが前すぎたことも彼らに味方しました。
そうこうしているうちに、ネイマールが昔のネイマールとなって2枚もらってしまい退場とはあきれました。あえてカードをもらいに行ったような行為の意味がわかりません。なきっつらにハチで、私のモニターがかげろうのように揺れ始めて、これはオカルト? なんとかしなくっちゃ・・・。
これからは、ともかく次のユヴェントス戦に全力を尽くして、何とかUEFAチャンピオンズリーグの勝ち残りにかけるほかありません。
https://www.youtube.com/watch?v=nWFLLk8HE20
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