リーガ・エスパニョーラ2016~2017第12節: 人海戦術の守備を崩せずバルサ痛恨のエンパテ
カンプノウでマラガとの対戦です。ルイス=スアレスがカード累積、メッシは体調不良でベンチにもはいれず。ということでFW:ネイマール・パコ・アルダです。MF:ラフィーニャ・デニス=スアレス・ブスケツ、DF:ディニュ・マスチェラーノ(銀髪化)・ピケ・セルジ、GK:テア=シュテーゲン。
マラガはワントップが今年バルサから移籍したばかりのサンドロで541です。GKは日本でもおなじみのカメルーンのカメニ。まだ現役しかもトップリーグでやっているのには驚きます。
ものすごく綺麗な541で統制がとれていますが、極端に守備的で、バルサが球を持つと、サンドロまでハーフラインより後退して守備するという作戦です。メッシとルイス=スアレスを欠いて5バックを突破するというのは骨が折れます。
アルダとセルジの右サイドはなかなかコンビネーションが良くて、ワンツーなどで突破してクロスを供給するところまではいくのですが、中央はがっちり固められているので、なかなかシュートまではいけません。ネイマールも個人技で突破しようとするのですが、いかんせんひとりではどうにもなりません。ディニュとのコンビネーションもいまいち手探り状態です。パコが抑えられているので、ミドルシュートしかチャンスがない感じで、これもふかしたりカメ二に止められたりで成果なし。もたもたしているうちにハーフタイムです。
後半はファン・カルロスにGKまで抜かれて危ない場面がありましたが,シュートがずれてセーフ。バルサはアルバとアンドレ=ゴメスを投入。マラガは23分ディエゴ・ジョレンテがネイマールへの危険なチャージで退場。時間も無いことですし、バルサはラキティッチも投入で、どんどんゴール前に放り込む作戦に変更しました。これはまれにみる異常事態です。ここでマチューがベンチにもいないことは痛かったですが、まさか放り込みのサッカーになるとは監督も予想できなかったか?
アディショナルタイムにネイマール渾身のヘディングで決まったかと思ったのですが、ここでカメニ爺がスーパーセーブとは(直後に足痛めてましたが)! 鉄壁の541+カメニを崩せずバルサ涙のエンパテ。レアル・マドリーの後姿が遠くなりました。
こういう試合では、特に前半ネイマールが持ったときに、ラフィーニャとデニス=スアレスがもっと突入の動きをみせるべきだったと思いますね。本日の反省点です。次は問題のアノエタで、艱難辛苦のバルサです。
https://www.youtube.com/watch?v=caKLuxgZ-uU
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