都響-藤岡幸夫 ベートーヴェン「田園」@江戸川総合文化センター2016年10月10日
江戸川総合文化センターで都響の演奏を聴いてきました。江戸川総合文化センターは新小岩からバスで3駅あるので、少し不便です。
ただ新小岩は総武線快速停車駅なので船橋から2駅目ということで、北総線→野田線→総武線の乗り継ぎですが、1時間と少しで着きました。
文化センターの建物は、清流をあしらったなかなか素晴らしい公園(写真)の中にありました。ホール自体はやや小ぶりなサイズで、シートの座り心地は良好です。満席ではなく、8分くらいの客席でした。今日は名演奏だったのでもったいない話です。都響主催でないと、やはりプロモーションが少し足りなくなってしまうのでしょうか。
本日の指揮者は藤岡幸夫さん、コンマスは山本さん。あれれ髪留めで髪くくってる!? あの部分モヒカンと言おうか部分弁髪と言おうかは、切らずに髪留めで処理するとはいったいどうするつもりなのでしょうか・・・。サイドはゆづき。
広田さんが客席の誰かと話してたり、南方さんを中心に木管奏者が談笑していたりと、辺境の演奏会とあってか皆さんリラックスしている雰囲気でした。それにしても横山和加子はピンヒールが似合いますね。
前半はチャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲。ソリストは坪井夏美さん。なかなか可愛い方です(https://twitter.com/sacchiy0608/status/785408588864827392?lang=ja)。
紺にキラキラをあしらったコスチュームで登場です。
演奏はなかなかガッチリした本格派。坪井さんは若気の至りなどと言うところは全くなく、しっかりとこの名曲を聴かせてくれました。
都響と丁々発止もあり、カデンツァも落ち着いてたっぷり聴かせてくれましたし、充実した内容の演奏だったと思います。海千山千のソリスト界でもまれるのもいいけれど、こんな人が都響のコンマスをやってくれるといいなと思いました。
後半は藤岡さんの18番らしいベートーヴェンの「田園」交響曲。
都響は直近に調布で一度演奏した曲目ということもあってか、素晴らしいアンサンブルで指揮者とのコンビネーションもバッチリです。ひょっとすると、今まで聴いた「田園」のなかで1番かなと思いました。かなり前の方の席で聴いていたので、音量や弦の厚みもたっぷりで圧倒的でした。
アンコール: エルガー:夕べの歌 op.15, No.1
坪井夏美:
自己紹介
https://www.youtube.com/watch?v=ov402inzIcU
演奏1(本日と同じドレス)
https://www.youtube.com/watch?v=XFv9QbDS4ag
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