上野動物園のフォッサ 再び & 都響ティータイムコンサート
フォッサに会いに上野動物園に行ってきました。平日ですが、動物園は大盛況です。やはり外国人に来てもらうというのが、日本を賑やかにするには必要ですね。最近は中国人より、欧州やアメリカ大陸の人が多いような気がします。
フォッサというのはマダガスカルの動物で、犬と猫の共通の祖先に近いと言われています。相変わらずメスは展示していません。しかし天気が良かったせいか、オスは表のスペースに出てきてウロウロしていました。この写真はちょっと怖い。中型の犬くらいのサイズですが、マダガスカルでは百獣の王だそうです。
閉じられているドアの向こうにメスがいると思われ、オスはぐるぐる回ってはドアの前に立ち止まって「ドアよ開け」と念じているようです。
確かに犬のようでもあり、猫のようでもあります。
非常に細かいメッシュの檻の中で飼われていますが、これは手を突っ込んで噛みつかれたりしないように配慮されているのでしょうが、写真を撮影するには障害になります。不鮮明な写真ばかりでストレスがたまりました。
非常に神経質な動物らしく、動物園もなるべく見物人がこないよう、地図に名前を書かないとか、最辺境で飼育するとか、かなり配慮しているようです。それでもこの動物のサポーターになっている人がひとりいらっしゃるようで、お名前が動物園の入り口近くに張り出してありました。
今日は12時に東京文化会館のロビーに行きました。1時から都響メンバーによる無料のコンサートがあるというので行ってみたのですが、はやくも30人くらい並んでいて、開場がせまるとドアの外まで列がつづくという大盛況でした。用意したパイプ椅子では全然間に合わず、階段に座っている人が大勢いました。
モーツァルトのディベルティメントは、とても上品かつチャーミングな演奏で本当に感動しました。「アメリカ」もぴったり息の合った演奏で、かつ出過ぎず引っ込みすぎずのバランスが素晴らしいと思いました。唯一第2楽章のヴァイオリンのピチカートは全然聞こえませんでしたけどね。
本日都響の来シーズンラインアップが発表されました。再来年の3月までのスケジュールなので、早々と思われるかもしれませんが、他のオケと比べて都響は遅い方です。スペシャルでインバルが「大地の歌」を振る以外、マーラーのシンフォニーが全くないのには唖然。国塩はファンに<<喧嘩を売っている>>のかと思いました。
指揮者がみんななじみの人たちばかりなので、国塩・大野が面倒なこと(仕事が増える)は避けたくさいという気もします。でもエヴァ・オリカイネン、フランソワ=グザヴィエ・ロトは起用しないのね・・・残念。シモーネ・ヤングやMTTを呼ぶ気はないのでしょうか?
インバルが80歳越えて「レニングラード」、大野のトゥーランガリラと天地創造、フルシャのブラームス・チクルス、ソリストはイヴラギモヴァに期待。
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