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2016年7月14日 (木)

村上正邦氏 インタビューに答える

51xfv69ie0l__aa324_pikin4bo_2日本会議の設立者のひとりであり、日本の右翼の泰斗として知られる村上正邦氏がヤフーニュースのインタビューに答えています。

http://news.yahoo.co.jp/feature/256

彼は今回の参議院選挙の結果について語っています。

1.参院選の選挙運動期間中、(安倍総理は)アベノミクス、カネの話ばかりしていた。それなのに、選挙が終わった途端、憲法改正を言い出している。姑息なんですよ! 姑息すぎる。

1.安倍さんの希望は「憲法改正に手を付けました」と名前を残したいだけなんだよ。

1.現実的かもしれないが、私からすると苛立たしい。アメリカにはいいように利用されている。ただ、岸さんだって、実際はアメリカとの関係を重視して、主義主張は捨てて柔軟に適合してきた。そういう意味では、孫も似ているかもしれない。

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インタビュアー「村上さん自身は現行の憲法をどのように改憲すべきと考えていますか。」

村上「明治憲法に戻すんですよ。いまの日本国憲法はアメリカが占領しやすいようにつくった憲法なんだから。もともと日本には明治につくった大日本帝国憲法がある。だから、その明治憲法に復元する。」

村上氏は安部総理より、ずっと信頼できる人という感じがします。まあ明治憲法に戻すという思想については論外だとは思いますが。

ちなみに彼のルーツである「生長の家」も今回の選挙では野党支持にまわりました。

私が特に関心を抱いたのは、安保法制の強行採決があったあと、村上氏は自分の事務所に山本太郎氏を呼んでふたりで議論したという話です。

思想信条は異なっても、山本氏の「議論を尽くしたい」という姿勢に共感を覚えたからだそうで、こういう人材が集まって、はじめて憲法の議論ができるのだろうと管理人も痛感しました。

姑息なボスの周りには、姑息な人材ばかり集まります。テレビ局の編集にこまかく注文をつけたり、スポンサーに圧力をかけたり、反政府的なウェブサイトに圧力をかけたり、しらずしらずのうちに憲法を有名無実にする(ナチス方式)とか、ともかくこんな政権でまじめに議論なんてできないでしょう。




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