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2016年6月27日 (月)

スペイン出直し総選挙2016

A1300_000011スペインの出直し総選挙の結果が出ました。→の左が旧議席で右が新議席です。

右翼系:
国民党123→137、
シウダダノス40→32、
合計169議席

左翼系:
社会労働党90→85、
ポデモス69→71、
合計156議席

カタルーニャ シ ERC (左派):9
・・・カタルーニャ独立をめざす

民主主義と自由 DL (右派):8
・・・カタルーニャ独立をめざす

バスク民族主義党 PNV :6
・・・バスク独立をめざす

他左翼系諸派政党:4、
カナリア諸島民族主義政党:1

過半数176議席

国民党は躍進しましたが、シウダダノスが議席をかなり失ったため、またもや右派で安定政権をつくることは困難になりました。「民主主義と自由」は右派で8議席持っているので、ここを足すと合計177議席で、過半数176議席を1議席上回りますが、さてカタルーニャ独立をめざす政党と国民党が連立政権をつくることができるのか? キャスティングヴォートはDLが握っているようです。

左翼はバスク民族主義者を加えてもERC+PNV+4=19、156+19=175議席で1議席足らず、カナリア諸島の民族主義者が持っている1議席を足せば、ちょうど176議席で過半数に達しますが、これで政権を担うのは危うすぎます。ただ政権がカタルーニャ独立の住民投票を支持するという約束をすれば、DLが労働党政権の一翼を担う可能性はゼロではないと思いますが、さあどうでしょう? 

国民党、社会労働党いずれが政権をとるにしても、諸派と連立しても過半数+1,2議席で政権を維持するのは非常に困難です。スペインはこれほどまでに左右真っ二つに世論が割れています。

今話題となっているEU離脱問題ですが、スペインの場合どの組み合わせになっても直ちにEU離脱ということにはならないようです、

(写真はフリーフォトサイト足なりさんから借用しました)

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