« やぶにらみ生物論20: ペルム紀の生物1 | トップページ | 大寒波が北日本にやってくる »

2016年5月30日 (月)

竹田理琴乃(たけだりこの)ランチタイムコンサート@カワイ表参道コンサートサロン

Imga_2カワイ表参道コンサートサロンで竹田理琴乃ピアノライヴが開催されたので行ってきました。
https://www.kawai.jp/event/detail/388/

竹田さんは昨年のショパンコンクールに参加しました。記事によると「四百四十五人が応募。ビデオ審査をへた百六十人が事前審査に臨み、半分に絞り込まれた。本選には、事前審査免除者も含め八十人余りが挑む。本選は二十日まで一、二、三次、ファイナルが繰り広げられる」とあります。

竹田さんは本選一次審査で落選してしまいましたが、コンクールはみずものでもあり、そう悲観する事もないと私は思います。
http://tokyo-ambivalent.com/chopin/post-632/

(インタビュー)
https://www.youtube.com/watch?v=MqrOiu_sUJY

というのも、この回から演奏が YouTube で公開されることになって、落選してもその演奏を世界の多くの人が知るところになったからです。私はこの Nocturne in D flat major Op. 27 No. 2 などを弾く動画を見て、関心をもつようになりました。情緒のふくらませかたがうまいと思いました。
https://www.youtube.com/watch?v=L3toX4fVkDU
https://www.youtube.com/watch?v=qJnP_P1snpA
https://www.youtube.com/watch?v=YCKFM8BzIso

さて表参道の会場に行ってみると長蛇の列で、さして広くはないホールとはいえ、エクストラの椅子も出るくらいの大盛況で、彼女の人気の高さに驚きました。これなら十分コンサートピアニストとしてやっていけるのではないかと思いました。

私はショパンのプレリュードはエルフルン・ガブリエルの演奏が好きで、CDで聴くときはほぼそれのみなのですが、竹田さんの演奏はあふれ出す情念と爆裂するフォルテッシモで聴衆をなぎ倒すという特別な魅力を持った演奏でした。ショパンやドビュッシーのピアノ曲は、怜悧で繊細な感性と指の運動性能に物を言わせる演奏家が多い中で、こういう演奏を求める向きも実は多いのではないかと思いました。

エルフルン・ガブリエルの演奏

https://www.youtube.com/watch?v=F8fTbPAn9As

https://www.youtube.com/watch?v=O7Pa8fADra0

| |

« やぶにらみ生物論20: ペルム紀の生物1 | トップページ | 大寒波が北日本にやってくる »

音楽(music)」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 竹田理琴乃(たけだりこの)ランチタイムコンサート@カワイ表参道コンサートサロン:

« やぶにらみ生物論20: ペルム紀の生物1 | トップページ | 大寒波が北日本にやってくる »