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2016年5月31日 (火)

大寒波が北日本にやってくる

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6月としては21世紀最強の大寒波がやってくるそうです。

http://www.tenki.jp/forecaster/diary/keiko_mochizuki/2016/05/31/44761.html

いつまでたっても長袖をしまえません!

地球温暖化が常識となっていますが、その前に氷河期が来るのです。

http://toyokeizai.net/articles/-/77888

いずれにしても食糧危機が心配です。

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2016年5月30日 (月)

竹田理琴乃(たけだりこの)ランチタイムコンサート@カワイ表参道コンサートサロン

Imga_2カワイ表参道コンサートサロンで竹田理琴乃ピアノライヴが開催されたので行ってきました。
https://www.kawai.jp/event/detail/388/

竹田さんは昨年のショパンコンクールに参加しました。記事によると「四百四十五人が応募。ビデオ審査をへた百六十人が事前審査に臨み、半分に絞り込まれた。本選には、事前審査免除者も含め八十人余りが挑む。本選は二十日まで一、二、三次、ファイナルが繰り広げられる」とあります。

竹田さんは本選一次審査で落選してしまいましたが、コンクールはみずものでもあり、そう悲観する事もないと私は思います。
http://tokyo-ambivalent.com/chopin/post-632/

(インタビュー)
https://www.youtube.com/watch?v=MqrOiu_sUJY

というのも、この回から演奏が YouTube で公開されることになって、落選してもその演奏を世界の多くの人が知るところになったからです。私はこの Nocturne in D flat major Op. 27 No. 2 などを弾く動画を見て、関心をもつようになりました。情緒のふくらませかたがうまいと思いました。
https://www.youtube.com/watch?v=L3toX4fVkDU
https://www.youtube.com/watch?v=qJnP_P1snpA
https://www.youtube.com/watch?v=YCKFM8BzIso

さて表参道の会場に行ってみると長蛇の列で、さして広くはないホールとはいえ、エクストラの椅子も出るくらいの大盛況で、彼女の人気の高さに驚きました。これなら十分コンサートピアニストとしてやっていけるのではないかと思いました。

私はショパンのプレリュードはエルフルン・ガブリエルの演奏が好きで、CDで聴くときはほぼそれのみなのですが、竹田さんの演奏はあふれ出す情念と爆裂するフォルテッシモで聴衆をなぎ倒すという特別な魅力を持った演奏でした。ショパンやドビュッシーのピアノ曲は、怜悧で繊細な感性と指の運動性能に物を言わせる演奏家が多い中で、こういう演奏を求める向きも実は多いのではないかと思いました。

エルフルン・ガブリエルの演奏

https://www.youtube.com/watch?v=F8fTbPAn9As

https://www.youtube.com/watch?v=O7Pa8fADra0

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2016年5月26日 (木)

やぶにらみ生物論20: ペルム紀の生物1

Photoペルム紀の話を始める前に、ひとつ紹介しておきたい本があります。それは「哺乳類型爬虫類 ヒトの知られざる祖先」 金子隆一著 朝日新聞社 1998年 (図1)です。

少し古くなって修正が必要な部分が出てきましたが、私はこの本によって古生物への興味をかき立てられました。単弓類についてこれほど詳しく解説した本はありません。残念ながら、現在ではおそらく中古本しか入手できないと思います。

一節だけ引用しておくと「哺乳類型爬虫類は、われわれヒトを含むすべての哺乳類の祖先である。そして、恐竜王朝が地上を支配するよりも前、古生代石炭紀後期から中生代三畳紀中期まで、彼らはまぎれもなく地上でもっとも繁栄した生き物たちだった。しかし、にもかかわらず、われわれは自らのご先祖様を地球の王座から追い落としたライバルである恐竜ばかりをスター扱いしているのである。これは実に、理不尽な仕打ちと言わなければなるまい」

私は哺乳類型爬虫類という言葉はそんなに嫌いじゃないのですが、現在の考古学者達はお気に召さないらしく、あまり使われなくなりました。爬虫類じゃないのに爬虫類とはおかしいというわけですが、では虫じゃないのに爬虫類というのはおかしいでしょう。これだけでなく、特に化石生物を含む爬虫類の分類は5年経ったらどうなっているかわからないという難しい分野ですから、専門家以外はあまり神経質に考えなくてもいいと思います。

とりあえず

無弓類 (両生類から分岐したばかりの陸生の四肢動物で、側頭窓がない生物)
単弓類 (盤竜類:ペルム紀に絶滅した諸系統の初期単弓類、獣弓類、哺乳類)
双弓類 (首長竜、ムカシトカゲ、カメ、ワニ、恐竜、鳥類など)
中竜類 (メソサウルスなど)

とでもわけておきましょう。

さて石炭紀に続くのは古生代最後のペルム紀(2億9,900万年前から約2億5,100万年前まで)です。ペルム紀の初頭には超大陸パンゲアが完成しており、気候は寒冷でした。多くの湿地帯が凍結して、両生類は一部の温暖な地域にしか住めなくなり、陸上で生活できる爬虫類のなかでも特に単弓類(単弓綱)が適応放散しました。

寒冷期の生存競争に勝つためのひとつの方法として、単弓類はエダフォサウルスやスフェナコドンという背中に帆を持つグループを生み出しました。背骨を変形させて突起を出し、その間の皮膚に血管を通して体温を調節するというシステムです。内温性(内熱性)動物がいない時代には、この方法は圧倒的に有利で、スフェナコドン類を代表するディメトロドンは食物連鎖の頂点に立っていたと思われます。なぜなら帆を日光であたためて、朝早くからすばやく活動できるので、肉食動物としては動きの鈍い動物をエサにしやすいからです。体長が3メートル以上あった Dimetrodon grandis は下図のような生物です(図2 以下化石生物の図はウィキペディアより借用しました)。

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このスフェナコドンのなかから、獣弓類(獣弓目=テラプシダ)に進化した種が生まれたと考えられています。ウィキペディアによると、現在知られうる最古の獣弓類は、2億6,880万年~2億5,970万年前に生息したテトラケラトプスとしています(図3)。体長50~60cmで顔に4本の角があります。白亜紀にトリケラトプスという恐竜がいましたが、これとは全く関係ありません。

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獣弓類には大別して異歯亜目(ディキノドン類・ディノケファルス類)と獣歯亜目に分類されます。ディキノドン(図4)は異歯亜目を代表する生物の一つで、体長1.2mくらいの植物食の生き物でした。ペルム紀最後の大絶滅で姿を消しましたが、大絶滅後近縁のリストロサウルスが繁栄し、中生代三畳紀を代表する生物となりました。ディノケファルスの例としては、モスコプス(図5)が有名です。彼らも植物食で体長は最大5mくらいある巨大な生物で、頭骨が分厚い(~10cm)のが特徴です。ディノケファルス類はペルム紀最後の大絶滅で、すべて姿を消しました。

異歯とは歯が1種類ではなく、用途に応じて分化していることを示します。たとえばディキノドンは2本の犬歯を持っています。獣歯類はさらに哺乳類に近い歯を持っていました。つまりエサを殺戮するための牙、切り裂くための切歯、かみ砕くための臼歯などを備えていて、肉食に便利な歯の分化がおこったわけです。

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獣歯類を代表する生物としては、ゴルゴノプス(図6)とテロケファルス(図7 Moschorhinus kitchingi)、そして哺乳類の直近の祖先と考えられているサイノドン(キノドン)があげられます。ゴルゴノプスは体長2mくらいの、ペルム紀後期を代表する肉食獣でしたが、ペルム紀末の大絶滅時代を生き延びることができませんでした。

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ゴルゴノプスでひとつ注目したいのは、あごの骨に多くのくぼみがあり、これが洞毛(ひげ)の毛根を収納するためのものだったのではないかと考えられることです。そのような観点から頭部を復元した図がウィキペディアにでています(図8)。

洞毛は哺乳類の場合1)栄養を供給するための血洞で毛根を囲む 2)感覚神経が毛の動きを検出できるよう接触する 3)任意に動かせるように随意筋がくっついているなどの特徴がありますが、毛の構造自体は体毛と同じなので、洞毛があると言うことは体毛もあると考えてよいと思います。

したがって、ゴルゴノプスには体毛があり、内温動物だったと想像できるということです。体毛は熱を逃がさないためにあるので、内温動物ならではの器官だと考えられます。

テロケファルスには図7のような肉食性の者以外に、草食性の生物もいたようです。彼らおよびサイノドンについては次回に譲ります。

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2016年5月23日 (月)

菅直人講演会「忘れていませんか?」

Imgxわが街に菅直人元総理が来て講演するというので拝聴してきました。原発爆発当時の生々しいお話を当事者から聞くというのは興味深い経験でした。

彼が当事者だったときに聞かされた情報と、今わかっている情報に大きな落差があったことは残念だったと思います。何しろまだ燃料の頭まで1mはあるといわれていた地震当日の夕方、実はすでに1号機はもうメルトダウンしていたということが、今になって明らかになっています。

現在でも2号機の内部は 74Sv/hr だそうで、人間はほぼ即死、ロボットも死ぬほどの驚異的な高線量で、どうしようもないそうです。

私がちょっと驚いたのは、4号機の話でした。当時点検のため燃料はボイラーから抜いていたのですが、本来なら水を抜いて点検作業をしているはずのボイラーに、偶然まだ水が満たされていた・・・というタイミングで地震が発生したということでした。

このとき本来使用済み燃料を保管しておくプールには、点検のため一時的に抜いた使用中のホットな燃料も保管されていたので、もしこのプールから水が蒸発してなくなれば、鉄やコンクリートで覆われていないむき出しの核燃料が燃えながら空中に飛散して、さらに放射線を地上に反射するという、いわゆるスカイシャイン状態に陥って、福島第一原発から半径250km以内には住めなくなるところでした。このなかには北総も東京も含まれます。

実際水がなくなったときに、なぜか水があったボイラーから水が流れ込んで、このような破局的な状況が回避されたのでした。ボイラーとプールとの間にある隔壁は、プールからボイラーへは水が流れないようにラチェットのようなものがあったそうですが、ボイラーからプール方向にはそのようなものがなく(ボイラーの方が水位が高いような状況は想定されていなかった)、水が流れ込んで助かったらしいのです。まさに天の助けでした。

しかし天の助けだけではなく、菅元総理自身も、東電の撤退を阻止したという意味で、破局を回避するのに大きな功績があったと思います。東電はあとで一部撤退のつもりが誤解されたなどと言っていますが、福山さん(元官房副長官)の本などを見ても、当時官邸で一部撤退だと思った人はひとりもいなかったと記述してありました。私も東電は実質1F・2Fは放棄するつもりだったと思います。

こんな歴史に残る大きな業績を残した人を、なぜ自公政府関係者は蛇蝎のごとく嫌い、おそらく工作員まで使ってネガティヴキャンペーンを続けるのでしょうか?

私は今日彼の講演を聴いて、それがわかったような気がしました。彼は非常に頭の良い人で、日付けとか数値とかきっちり頭に入っていて、講演も立て板に水です。質問にも打てば響く反応で、某総理などとは頭脳のレベルが違いすぎます。まともに立ち向かっては歯が立たないので、誹謗中傷でイメージを悪くするしかないと考えたのでしょう。

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それにしてもわがJランドの頭領=晋三の痴呆的な頭脳の構造はどうにかならないのでしょうか(orz...)。

ちなみに日本は三権分立の国家で、

立法権: 国会の長 衆議院議長 大島理森、 参議院議長 山崎正昭
行政権: 内閣の長  内閣総理大臣 安倍晋三
司法権: 裁判所の長  最高裁判所長官 寺田逸郎

以下真実を探すブログより引用↓↓↓

http://saigaijyouhou.com/blog-entry-11582.html

安倍首相の発言が飛び出したのはここだ。
「山尾委員はですね、議会の運営ということについて少し勉強していただいたほうがいいと思う訳なんですよ。議会についてはですね、私は立法府、立法府の長であります」
背後に座っていた石破茂地方創生担当大臣。首相の発言に驚いたような顔をして、首相を見上げた。

~省略~

実は、安倍首相が「立法府の長」と発言するのは初めてではない。2007年5月11日、「日本国憲法に関する調査特別委員会」でも述べている。

http://saigaijyouhou.com/blog-entry-11664.html

安倍晋三首相は23日の参院決算委員会で、自身を指して「立法府の長」と発言したことについて、「もしかしたら言い間違えていたかもしれない。基本的には行政府の長とお答えしている」と釈明した。民進党の足立信也氏への答弁。

「言い間違え」等と言い訳をするのはどうかと思います。「基本的には行政府の長とお答えしている」という安倍首相の答弁も突っ込みどころが満載で、過去に何度も言っていた立法府の長はどうなっているのかと疑問です。ここは素直に誤っておけば好感が持てましたが、変なところで言い訳をして威張るのはカッコ悪いと感じました。

しかも、この発言は民進党の山尾議員に対して「勉強しろ」等と安倍首相が批判していた時に飛び出た物です。安倍首相の方こそ、三権分立について中学校の教科書から勉強したほうが良いと言えるでしょう。

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2016年5月22日 (日)

クリスチャン・ヤルヴィ-都響@サントリーホール2016年5月22日

Imga_2雲ひとつない五月晴れでした。サントリーホール前のカラヤン広場もすごい人出です。奇妙なアンティークを売っていました。鳥の剥製が10万円とか、すごいものがあります。ただサミットの参加者が宿泊しているのか、機動隊の車が2台ホテル前に停まっていました。

今日のコンマスは山本さん、サイドはマキロン。指揮者のクリスチャン・ヤルヴィは言わずと知れた指揮者一家のご子息で、兄のパーヴォはNHK交響楽団の常任です。

クリスチャンはダンサー系指揮者で、ジャンプなどは当たり前、まるでジョン・トラヴォルタが指揮しているようです。これじゃN響はダメでしょうね。形はともかく、丁寧なインストラクションをする指揮者だとは思いました。前回はヘソ出しもありましたが、今回は長めのシャツにベルトきっちりで大丈夫でした。誰かに注意されたのでしょうか。客席は盛況でした。

シベリウスのカレリア組曲は素晴らしい作品で、しかも素晴らしい演奏でした。フィンランドは第二次世界大戦で枢軸国とされていますが、ロシアに侵攻を受けて戦ったのでそうされてしまったという事情があります。そのときにカレリア(ロシア語の発音)地方の大部分をロシアに奪われ、そのままになってしまいました。この曲はもちろんそれよりずっと前につくられましたが、その頃から領土問題は存在して、民族を意識した曲だそうです。しかし一方で、全体的に繊細な作風でメロディーも美しく、私はイングリッシュホルンの音が好きなので、なかなかの名曲だと思います。

メンデルスゾーンのVn協奏曲は1月の定期で、イザベル・ファウストの演奏を聴いたばかりです。本日のソリスト、ヴィルデ・フラングは今売り出し中のヴァイオリニスト。くすんだグリーンのシックなドレスで登場です。ファウストの軽々と爽やかな演奏とは全く違って、まるで深い森の中にひっそりと佇む湖の妖精のような、湿潤でミステリアスな雰囲気で、独特の深い情緒を湛えた演奏で、カデンツァなどまるでホラー映画の音楽のようにすら聞こえました。プロフィールをみるとノルウェー人だそうで、やはりそうかと納得させられました。今までいろんな人の演奏でこの曲を聴きましたが、最も衝撃を受けた演奏でした。嫌いじゃないですね。

管理人の過去記事:
http://morph.way-nifty.com/grey/2016/01/post-be8c.html

休憩後のラフマニノフ交響的舞曲は第二次世界大戦中に作られた曲で、ラフマニノフらしい甘く切ない旋律でいろどられた曲ではなく、全体的に暗い雰囲気と不安感、やり場のない怒りなどがただよう曲想です。第二楽章のワルツも不気味な雰囲気です。暗い高揚感のあるフィナーレも含めて、当時のきびしい状況の中に生きていた人でないと、ラヴェルのラ・ヴァルスやクープランの墓などと同様、本当に理解することは難しいのではないでしょうか。

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2016年5月21日 (土)

大学における軍事研究

A1180_010995日本学術会議が戦後堅持してきた軍事目的の研究を否定する原則の見直しに向け検討を始めたとの報道がありました。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160521-00000005-mai-sctch

大学における研究が軍事技術に応用されるのは仕方のないことです。大学における研究の発表はオープンであり、学会や論文で発表された研究結果を誰がどう利用しようと、それは自由です。

しかしもし当初から軍事を目的として予算を獲得して、結果を軍事力の強化に資するということになれば、そんな研究を公開したら元も子もないでしょう。仮想敵国に研究結果がつつぬけでは軍事研究の意味がありません。軍事研究はあくまでも秘密裏に行われるべきであり、それを大学で行うことは、大学の基本的な理念に反すると思います。

おそらく秘密保護法がかかわってきて、学会や論文では発表できず、研究の評価は全く別の場所で行われることになるでしょう。これは産学協同とはレベルの違う重大な影響を大学に及ぼします。政府による大学研究室の閉鎖的な直接支配(いずれかならずそうなります)は許されるべきではありません。

軍事研究はセキュリティーが万全な自衛隊の敷地内で、防衛省が管轄する研究所で秘密裏に行うべきものでしょう。デュアルユースなどというまやかしをスタートとして、なしくずし的に大学が深くコミットしていくべき課題ではありません。このようなことを学術会議が容認するとすれば、彼らは大学の基本理念をなし崩し的に崩壊させようとする「敵」であると見なせます。


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2016年5月19日 (木)

やぶにらみ生物論19: 石炭紀の生物2

最初期に現れた爬虫類として考古学者に認められているのは、3億1500万年前の地層から発見されたヒロノムスというトカゲに似た生物です(図1 ウィキペディアより)。ウィキペディアによると30cmくらいの体長があったようです。初期の爬虫類は当時の両生類が獲得していた聴覚を失っていたようで、より原始的な両生類から進化したのかもしれません。

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ヒロノムスはヒトにも存在する距骨を持っていました。これは足と指を連結する足首の骨で、爬虫類型両生類では3つに分かれていたのがひとつになったものです(図2)。大地を力強く踏みしめて歩くには必要な進化だったのでしょう。

彼らがどんな卵を産んでいたか、あるいは卵胎生だったか、などについては全くわかっていません。石炭紀後期に両生類から陸上生活に適応するものが出現する過程で、さまざまな試行が行われ、それらの中から恐竜・カメ・ワニ・ヘビ・鳥に進化するグループと哺乳類に進化するグループが分岐して出現したと思われます。

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上陸したばかりの初期の爬虫類であるヒロノムスなどの場合、頭蓋骨に開いている穴は鼻(2)、眼(2)、頭頂(1)の5つで、それ以外の穴(側頭窓)はありませんでした(図3)。このような原始的な爬虫類をまとめて無弓類と呼びますが、特に分類学的にまとまっているわけではないそうです。不思議なことに、このあと哺乳類に進化するグループは側頭窓が2つ(片側1つ)、恐竜などに進化するグループは側頭窓が4つ(片側2つ)あるものに限定されることになり、前者を単弓類、後者は双弓類と呼びます(図3)。これらにはいずれも綱という分類学上の階級が与えられています。

各グループの頭蓋骨の形状を図3に示します。ただし現代に生きている鳥やヒトでは、これらの側頭窓は失われています。側頭窓の機能としては、アゴの筋肉を付着させて咀嚼力を高めるとされていますが、ピーター・D・ウォードなどは頭部を軽くするためとしています。

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最古の単弓類として、石炭紀後期の3億1130万年から3億920万年前に生息していたアーケオシリスが知られています(図4)。あるいはディアデクテスが単弓類の原型だという考え方もあります。同時期には最古の双弓類であるペトロラコサウルス(図5)も生きていました。しかし石炭紀後期からペルム紀に圧倒的に優勢になったのは単弓類でした。単弓類のひとつのグループである盤竜類は石炭紀後期からペルム紀前期にかけて大繁栄し、多くの種を出現させました。

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図6は石炭紀の代表的な盤竜類(後に登場する獣弓類以外の単弓類を便宜的にまとめた呼称)で、アーケオシリスと近縁のオフィアコドン、スフェナコドン科の Ctenospondylus casei 、エダフォサウルスの再現図をウィキペディアから借用して示します。背中にある帆のような突起物は、ここに血液を循環させて太陽熱であたため、朝なるべく早く活動できるようにするためと思われますが、さてどうでしょうか?

 石炭紀後期からペルム紀に至る単弓類全盛の時代には、双弓類は原型に近いトカゲのような形態を保って、地味に生き延びていたようです。彼らが適応放散して繁栄するのは中生代まで待たなければなりません。

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両生類と陸上生物についてばかり述べてきましたが、石炭紀当時の海はどうなっていたのでしょうか? ウミユリという棘皮動物、つまりウニやヒトデと同じ門の生物が大繁栄していました。ウミユリはカンブリア紀から現代までずっと生息しつづけている生物ですが、石炭紀の頃が量的にも多様性からも最も繁栄したと考えられています。現代で知られているのはインドネシアのコモド国立公園で、美しいウミユリが名物になっているようです(https://www.pinterest.com/pin/359865826448697713/)。

石炭紀の海も、海底が色とりどりの草原のようで美しかったことでしょう。魚類ではサメが勢力を拡張しました。ウィキペディアの図(図7)を貼っておきますが、上の3匹は Echinochimaera で、下の4匹は Harpagofututor という奇妙なサメです。

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石炭紀末からペルム紀初頭に至る200万年の間、氷河期が到来しました。ゴンドワナ大陸には2000万平方キロメートル(日本の面積の数十倍)の氷河が存在したそうです。同時にパンゲアすなわち地球上で唯一の巨大大陸が完成し、乾燥した気候がつづいて石炭紀の大森林が衰退しました。余り知られていませんが、ウェゲナーの大陸移動説の証明には古生物学が大いに貢献しました。どの時代にどのような陸上生物の化石がどの大陸でみつかるかという結果を詳しく分析すれば、どの大陸がいつ分離したかということがわかります。

参考書: 

「恐竜はなぜ鳥に進化したのか」  ピーター・J・ウォード著 垂水雄二訳 文藝春秋社 2008年

「石炭紀・ペルム紀の生物」 土屋健著 技術評論社 2014年


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2016年5月18日 (水)

日本の農業危機

ウルグアイ 311    
オーストラリア 291
アルゼンチン 284
パラグアイ 274
カナダ 202
フランス 176
ロシア連邦 124
アメリカ合衆国 118
フィンランド 113
オーストリア 111
スウェーデン 110
インド 109 
ドイツ 103
ブラジル 103
イギリス 101
中国 100
イタリア 76
スペイン 73
ニュージーランド 71
カメルーン 74 
ジンバブエ 69
ナイジェリア 67    
メキシコ 62
ノルウェー 54
スイス 45
ベルギー 41
日本 28 ★
韓国 26 
オランダ 14
サウジアラビア 11
イスラエル 7
アラブ首長国連邦 5
(%)

これが何かというと農林水産省が発表した2011年(古いけど最新)における穀物自給率です。日本は28%というひどい値です。食糧自給率も39%。昨日のニュース23でちょっぴりとりあげていましたが、どうしてこんなことになったのか、分析も加えてもっときちんとマスコミが報道してほしいと思います。というか、政府の無策をたたかないといけません。補助金では乗り切れませんよ。2011年の値なので、今ではもっとひどくなっているでしょう。

致命的に問題なのは、農業就労者の平均年齢がもう少しで70才になってしまうことで、これでは近々サウジアラビアなみになってしまうに違いありません。サウジアラビアは石油があるからいいよね。日本は砂漠の国ではなく、やろうとおもえばできるのに食糧をつくらない。中国は世界の工場とか言われてますが、ちゃんと食糧は生産しています。日本がこうなってしまったのは、農業の荒廃を放置した自由民主党とその支持者の責任です。今でもほぼ半分の日本人は安倍政権を支持していると言われています。なぜ? 食べ物って一番大切なんじゃないの? 国家のあり方を変えないと、この問題は解決できません。

これでTPPなんかやった日には目も当てられません。

 

 

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2016年5月16日 (月)

STAP細胞の新展開

32867812_480x323STAP細胞について興味深い論文が発表されました。

タイトル:Modified STAP conditions facilitate bivalent fate decision between pluripotency and apoptosis in Jurkat T-lymphocytes(修正したSTAP条件によって、JurkatT細胞の運命が多能性と細胞死の間で二極分化する)

著者:Jee Young Kim , Xinlai Cheng , Hamed Alborzinia , and Stefan Wolfl

掲載雑誌:Biochemical and Biophysical Research Communications, Volume 472, Issue 4, 15 April 2016, Pages 585-591

Interestingly enough, pluripotent cells represented by positive alkaline phosphatase (AP) staining survived acidic stress and consequently proportion of AP positive cells was significantly increased after pH 3.3 treatment (day 7).

(アブストラクトの一部)訳:非常に興味深いことに、酸処理によってアルカリ性リン酸化酵素(AP)ポジティヴで示される多能性幹細胞が生き残り、結果的に pH 3.3 処理によってAPポジティヴ多能性幹細胞の割合は有意に増加した。

使われた細胞はジャーカットTリンパ球という、培養で植え継ぐことができるライン化された白血病の細胞です。ハイデルベルク大学の研究グループが行った実験で、とりあえず信用できる研究だと思います。

http://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S0006291X16303448

全文を読むにはお金がかかるので、私もまだ読んでおりませんが、酸処理が多能性幹細胞の選別に有効という結果なので、小保方さんの援軍登場と思われます。ただし多能性幹細胞が誘導されるとは言っていませんがね。

画像のソース:http://prcm.jp/list/%E3%82%B7%E3%83%A3%E3%83%BC%E3%83%AC

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2016年5月15日 (日)

2015~2016 リーガ・エスパニョーラ第38節: バルサ リーガを連覇

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初夏のアンダルシアで優勝を決める最終戦をやることになったバルサです。相手のグラナダCFは降格するかどうかが決まる試合ということで、お互いどうしても勝ちたい試合です。抜けるような青空ですが、何か白いものがいっぱい空中を漂っています。ハゴロモなのか、あるいは植物なのか、よくわかりませんがすごい量です。

グラナダはワントップがエル=アラビ、2列目がロチーナ・ドゥクレ・Rペレス・Fリコ・ペニャランダ、DF:ロンバン・リカルド=コスタ・ババン・ミゲル=ロペス、GK:Aフェルナンデス。必勝を期した451です。ババンはマルティニークというカリブ海の島の人で、ここの国旗は4匹の蛇という変わったデザイン。今乗っているクエンカを使わなかったということは、バルサの攻撃を完封して、1点を取ろうというディフェンス命の作戦です。

バルサはいつもどおりFW:ネイマール・スアレス・メッシ、MF:イニエスタ・ラキティッチ・ブスケツ、DF:アルバ・マスチェラーノ・ピケ・ダニ。GKだけはブラボが間に合わず、テア・シュテーゲンが代役です。

カンプノウやマドリー地域のスタジアムだと物凄い緊張感だったでしょうが、快晴のグラナダ(ヌエボ・ロス・カルメネス)でお客さんも空席ありということで、意外なリラックスムード。お互い失点しないようにという慎重なスタートです。グラナダがガチガチに中央を固めているので、バルサとしては両サイドからこじ開けるほかありません。アルバとダニがFWの位置まで上がってきました。

22分、そのアルバの飛び出しにうまくネイマールが合わせてパス。アルバがさらに中央進出のスアレスにパスでゴール。先制点をとれたので、バルサは慎重になり、回すだけで攻めないという明石家さんまに言わせると「つまらないサッカー」のモードにはいりました。しかしそれも38分まででした。ダニが猛ダッシュでサイドチェンジの球を拾って、ラインぎりぎりからクロスを上げると、スアレスが中央に突っ込んで頭でたたき込み2点目ゲット。

後半はグラナダも攻撃するほかなくなったので、ロチーナを下げてクエンカを投入。普通のサッカーになりました。13分にはフラン・リコにゴール正面から打たれますが、テア=シュテーゲンがナイスセーヴで失点を逃れました。29分スアレスが倒れているときに、バルサが外に出せとお願いしたにもかかわらず、元バルサのクエンカがスルーパスを出したので、ひともんちゃくありましたが、殴り合いにはならずおさまりました。直後マスチェラーノが故障してマチューに交代。

グラナダが必死で攻めてくるので、バルサはカウンターで対抗します。42分ネイマールが中央突破しましたが、自分では決めずスアレスにプレゼントパス。これをスアレスが決めてハットトリックを完成させました。バルサ優勝です。 

Visca Barca,Visca Catalunya from Japan

https://www.youtube.com/watch?v=Ow4h7RIabAo

https://www.youtube.com/watch?v=bXQPR6FlDhk

https://www.youtube.com/watch?v=jxtu2KqdGyI

https://www.youtube.com/watch?v=0_jbSgQPQOA

Anthem

https://www.youtube.com/watch?v=k6etLlIbqxo

https://www.youtube.com/watch?v=Vm_CP7L1UxY

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2016年5月13日 (金)

やぶにらみ生物論18: 石炭紀の生物1

デボン紀に続く石炭紀は3億5900万年前~2億9900万年前の時代です。まず図1をみてみましょう。デボン紀の後期にFーF境界という謎の絶滅があって、しばらくしてから石炭紀になります。絶滅時代に13%くらいに落ちていた酸素濃度は石炭紀の初期には17%くらいにまで回復し、その後ペルム紀初期にかけてどんどん上昇していきます。生物の多様性はこの間全体的には進行していないことが読み取れます(赤いカーブ)。石炭紀の中央あたりに青▼の絶滅マークがありますが、これについてはよくわかっていません。二酸化炭素の減少に植物がまだ対応できなかったのか、あるいはゴンドワナ大陸とローレンシア大陸が衝突するという地殻変動の影響があったのかもしれません。

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デボン紀から石炭紀にかけて、陸上にはじめて森林が形成されました。現在の大気中の二酸化炭素濃度は 0.037% (370ppm) ですが、デボン紀はじめには 3600ppm 以上あった濃度が、石炭紀の中頃には現在と同じくらいの濃度にまで低下してしまいました。すなわちデボン紀・石炭紀の空気中の二酸化炭素は植物によって固定され、植物の死骸が土に埋もれて石炭になってしまって、空気中には戻らなかったのです。これはシアノバクテリアによって大気に酸素が放出されて以来の、生物による自然環境の激変と言えるでしょう。

http://blog.sizen-kankyo.com/blog/2009/03/504.html

図2は石炭紀の風景です

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ここで疑問が湧いてくるのは、巨大な草食恐竜を育てるのに十分な森林があったジュラ紀・白亜紀などに起源を持つ石炭が少ないのはなぜか? これはよくわかっていないようですが、仮説はいろいろあります。石炭紀には未だセルロースやリグニンを分解して利用する微生物が少なかった(あるいはいなかった)ためとか、当時の樹木は根が浅くてすぐに倒れたとか、本当かどうかはわかりません。ピーター・J・ウォードの本(1)を読んでいると、石炭紀後期には酸素濃度が30%くらいあったので、落雷があるごとに火事になっていたという記述があって、それなら微生物は分解利用する暇が無いし、植物の死と再生のサイクルが早くて、石炭ができやすかったのかなと思いました。これも単なる想像なので、とりあえず石炭ができやすい地球環境があったとしか言えません。

参考書(1): 「恐竜はなぜ鳥に進化したのか」 ピーター・J・ウォード著 垂水雄二訳 文藝春秋社 2008年
↑この本の日本語タイトルは内容と異なっており(原題は Out of thin air)、実はカンブリア紀からの生物と環境の関係を記述してある本です。

酸素濃度が非常に高かったということは、石炭紀後期は肺を持たない節足動物にとっては好適な環境でした。メガニューラというトンボのなかには、羽を広げたときの幅が70cmくらいある種もいました(図3)。彼らをはじめ多くの昆虫が、石炭紀に陸地に上陸したばかりか、空を飛ぶ機能まで獲得したことは、それまでの静かな陸地の状況を一変させました。その他体長1メートルあるいはそれ以上のヤスデやサソリもいたようです。ロバート・ダドリーによると、酸素濃度を高くした環境でショウジョウバエを育てると、体の大きなショウジョウバエが発生するそうです。

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デボン紀にいたイクチオステガやアカントステガという、まだ主に水中で生活していたと思われる生物(一応両生類とされている)から、陸上主体の生活をする両生類が出現するまでの間に相当する石炭紀前期の地層から全く両生類の化石が発見されず、そのことを指摘したローマ-にちなんでこの期間は「ローマ-の空白 Romer's gap」と呼ばれていましたが、ジェニファー・クラックが2003年にペデルペス(前回のデボン紀2の記事に図があります)というミッシング・リンクを発見して少し落ち着きました。ただ3億6000万年前から3億3000万年前までの期間は、両生類にとっては細々と生き延びていた雌伏の時期だったのでしょう。ピーター・ウォードの仮説によれば、デボン紀の大量絶滅から石炭紀前期の「ローマ-の空白」期に至るまでの期間、酸素が不足していたため、陸上にはほとんど動物がいなかったということになっています。

そして石炭紀中・後期にどんどん酸素濃度が上昇するとともに、上記の昆虫全盛期が訪れ、四肢動物もいよいよ陸上に進出しました。四肢動物が上陸を果たすには、これまでにも述べてきたように、浮力の無い地上でも歩き回れるような筋肉をもつ四肢、空気中の酸素を利用するための肺が必要でしたが、必要なのはそれだけではありません。水中での生活と縁を切るためには、胎生を獲得するか、殻付きの乾燥しない卵を地上に産むかという新機軸を獲得しなければなりません。

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図4は卵生と胎生のメカニズムを図示したものです。両生類や魚類の卵はイクラをみればわかるように、子供と栄養(卵黄)をゼリーで被い、さらに卵膜で囲んであります。ゼリーや卵膜はアンモニアを透過するので、水中に生む場合は子供の尿(アンモニア)は拡散によってまわりに排出されるので大きな問題はありません。

ところが陸に卵を産んだり、母体で育てる場合には、アンモニアをどうするかが大問題となります。アンモニアはさわるとヤケドをするくらい危険な物質ですし、神経毒性もあって、とても体内にため込んではおけません。より毒性が低い尿素や尿酸に代謝する必要があります。爬虫類や鳥類は外界に殻付きの卵を産む場合が多いので、アンモニアを尿酸に代謝して尿膜腔という袋にためこみます。哺乳類は尿膜を胎盤と一体化させ、胎児が排出したアンモニアを胎盤を通して母親の体内に移して、母親が尿素に変換するというやり方で問題を解決しています。

しかしここで一つ疑問があります。爬虫類は最初から殻付きの卵を産んでいたのでしょうか? 両生類が産むような卵に、単に殻をつけて陸上に産んでしまうと、子供は尿毒症で死んでしまいます。その前にアンモニアをどうにかする代謝経路や、子供を包んで乾燥を防ぐ羊膜や尿をため込む袋とか構造的なものも準備しなくてはなりません。

内部が羊水で満たされた羊膜は爬虫類・鳥類・哺乳類が持っているもので、両生類にはありません。そこで爬虫類・鳥類・哺乳類をまとめて有羊膜類といいます。初期の爬虫類はおそらく羊膜をかぶせた胎児を羊水で満たされた羊膜腔で育てていたのではないでしょうか(胎盤はなくても胎生あるいは卵胎生)。アンモニアの代謝は現代魚類はある程度行っているので、初期の爬虫類もある程度できたのではないでしょうか。

今生きている爬虫類のなかにも、イエローベリー・スリートード・スキンク(Saiphos equalis)などのように、同じ種で胎生と卵生を行う場合があるので(下記の記事を参照)、結構胎生と卵生の変換そのものは、進化の過程でそれぞれの準備ができていれば、そんなに困難ではないと思われます。たとえば羊膜に包まれた卵を湿地に産んだり、干上がってしまったら産まずに体内にとどめるなどということもあり得たと思います。

そのうちに尿膜腔を獲得し、輸卵管からの分泌で殻をつくる術を獲得しという順で進化が進んで、典型的な卵生の爬虫類が誕生したと想像できます。

http://natgeo.nikkeibp.co.jp/nng/article/news/14/3081/?ST=m_news

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哺乳類の場合胎盤を発達させて、これを通して胎児への栄養供給と老廃物処理を行うようにしたので、卵黄と尿膜腔はいらなくなりました。尿膜腔は胎盤と一体化したと述べましたが、卵黄嚢は別の用途で利用しています。それは胎児型赤血球の産生で、肝臓・脾臓・骨髄などの造血器官がまだ整備されていない胎児は、卵黄嚢などでつくられた赤血球を利用します。図5はエコーでみるヒト胎児の卵黄嚢です。

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図6はアンモニア・尿素・尿酸の構造式です。アンモニアと尿素は水に良く溶けますが、尿酸は難溶性です。尿素は水に良く溶けるので、濃度が濃くなると浸透圧が高くなって、子供の体から水を奪うことになります。このため殻付きの卵では、尿酸に代謝することが必要になります。

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図7はアンモニア無毒化のために私たちが使っている代謝経路で、尿素回路と呼ばれています。私たちだけでなく、一般的に魚類・両生類・哺乳類はこの回路を利用し、そしておそらく初期の爬虫類も尿素回路を使ってアンモニアを無毒化していたと思われます。

水生無脊椎動物はほとんどのものがアンモニアを排出します。硬骨魚類が排出する窒素化合物の大部分はアンモニアですが、尿素を淡水魚では全窒素の10%~20%、海水魚では20%~40%排出します。軟骨魚類のサメやエイは主として尿素を排出します。肺魚は水生生活の時、アンモニア(65%)と尿素(35%)を排出しますが、夏眠中は全てを尿素として体内に蓄積し、夏眠が覚めると一気に排出します。オタマジャクシはアンモニア排出動物ですが、変態してカエルになると尿素排出動物となります。

図1、図2: 国立科学博物館のプレゼン

図3: ウィキペディア

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2016年5月 9日 (月)

2015~2016 リーガ・エスパニョーラ 第37節: エスパニョーラのアンチサッカーをマニータで粉砕

Braugrana今日優勝が決まるかもしれないということで、カンプノウは>9万人の大盛況です(レアル・マドリーが勝利したので、結果的に優勝は最終節に持ち越されました)。バルサはFW:ネイマール・スアレス・メッシ、MF:イニエスタ・ラキティッチ・ブスケツ、DF:アルバ・マスチェラーノ・ピケ・ダニ、GK:テア=シュテーゲン。ブラボは故障欠場です。エスパニョールは1トップ:カイセド(エクアドル代表)、2列目:アセンシオ・ビクトル=サンチェス・エルナン=ペレス、ボランチ:ディオプ・カニャス、DF:アルバレス・ルベン=ドゥアルテ・ロコ・ハビ=ロペス、GK:バウ=ロペス。

エスパニョールは特に前半ひどいファウルが多く、ゆるい(あるいはアンチ・バルサ)審判でカード4枚で済みましたが、本来何人か退場者が出てもいいような試合でした。シャツはつかむ、ボールと関係なく体当たりする、スパイクを立てて突っ込む、とても届かない位置から削りに来るというアンチサッカーを展開するエスパニョールです。ハーフタイムでメッシが抗議していましたが、このような戦術はチームオーダーだと思われるので、審判が監督に注意すべきでした。けが人が出て、最終節敗北で優勝を逸するという危険があってハラハラの試合でした。

7分メッシが押し倒されてFK。メッシが上ギリギリから落としてゴール。バルサ先制点をゲット。10分完全に崩してラキティッチが決めたと思いましたが、審判がピッチに倒れていた選手を見落としてオフサイド。22分ネイマールがラボーナ(こちら)のクロスを決めて、スアレスが決めるかと思われましたがはじかれて、拾ったメッシもシュートはずしてゴールならず。30分にはカイセドがシュートしますが、テア=シュテーゲンがしっかりキャッチ。33分にはメッシが倒され、当然PKかと思いましたが審判はとらず。

後半エスパニョールはなぜかカイセドを引っ込めて、モレーノを使ってきました。7分メッシ→スアレスのパスが決まって、スアレスがゴール。2:0です。16分、ネイマールのCKを、スアレスがうまく頭で合わせて3:0。29分にはGKロペスがファンブルした球を、ラキティッチと交代したばかりのラフィーニャが4点目のゴール。38分にはダニの芸術的な浮き球パスをスアレスが受けて、すぐネイマールに流し、ネイマールのゴールで5:0。マニータです。

さあ最終節はグラナダとの決戦。“Visca el Barca, Visca Catalunya!”

https://www.youtube.com/watch?v=1FHbnjNe4oA

https://www.youtube.com/watch?v=75uxyiXMoz8

https://www.youtube.com/watch?v=RKmoBLGXS4g

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熊木杏里ライヴ@東京キネマ倶楽部2016年5月8日

Imgkクマッキーのライヴということで、鶯谷の東京キネマ倶楽部に行ってきました。ちょっぴり女性のオーディエンスが増えたような気がします。

華学園の隣のビルの6Fにあるホールなのですが、ここは何かがあるとやばい感じがします。出口が1ヵ所で狭くて、お客が殺到するとどうなることやら。

今回はピアノ・ギター・ベース・ドラムスの編成で、中国公演もこのメンバーでやるそうです。まるでロックコンサートみたいなノリでしたが、それはそれで結構楽しめました。

「風の記憶」のような曲も元気なアレンジで新鮮でした。「君の文字」はライヴで聴かないとその良さがわからないと実感しました。ミニマルミュージックのような感じですが、激しく盛り上がりました。

とはいえやはりアンコールの弾き語り「心のまま」はいいですね。アンコール2曲目の「君」が桜島をイメージした曲ときかされて、ちょっと驚き。

ところで今回ソールドアウトだったせいか、7月16日の追加公演が決定で、それも銀座のヤマハホールでやるそうです。ここは大変音響が素晴らしいホールで、ピアノだけの伴奏でアコースティックライヴになるそうです。これは楽しみです。ヤマハに移籍して良かったですね。

(写真は記念に購入したノートブック ヒゲは私が書いたものではなくオリジナル

セットリスト:http://www.livefans.jp/events/591977


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2016年5月 7日 (土)

熊木杏里 中国ライヴを敢行♪♪♪

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明日(5月8日)は熊木杏里ライヴ@鶯谷東京キネマ倶楽部です。私も行く予定です。
http://kumakianri.jp/

(画像はクマッキーの作品”夏蝉”へのオマージュ:無料画像デポよりひろいました)

ところでクマッキーは中国でもライヴをやるらしく、それも中国の呼び屋さんが用意したのが3000人クラスのコンサートホールというのにはびっくりしました。発表が1ヶ月前で、本当にチケットがさばけるとしたらすごいことだと思います。おそらく YouTube や优酷 などでしか中国の人は知る機会が無いと思われるので半信半疑ではありますが・・・。YouTube のアップをこまめにつぶすなんてことはやらないほうがいいですね。x10、x100のビジネスチャンスを逃すことになるかもしれません。

ともあれ、3日連続の弾丸ツァーで広い中国をまわるというのは大変だと思いますが、頑張ってね。

◆ 6月3日(金)広州 中山紀念堂(チョンシャン ジーニェンタァン)
開演 / 20:00
http://item.damai.cn/99347.html

◆ 6月4日(土)上海 交響楽団音楽庁(ジャオシャン ユエトワン インユエティン)
開演 / 20:00
http://item.damai.cn/98322.html

◆ 6月5日(日)北京 世紀劇院(シュジー ジューユエン)
開演 / 19:30
http://item.damai.cn/98738.html

中国公演主催URL https://www.douban.com/group/topic/84399889/
チケット購入に関するお問い合わせ 400-185-8666

http://jp.damai.cn/event/tickets_98322/

「夏蝉」
https://www.youtube.com/watch?v=x3FV-qimxdM
https://www.youtube.com/watch?v=a2vW-dOCdUU

中国で一番人気の曲「風の記憶」
https://www.youtube.com/watch?v=mx0Clog8Amo
https://www.youtube.com/watch?v=4cdOqNQd7Ro
https://www.youtube.com/watch?v=2EibV1kMLSQ

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2016年5月 6日 (金)

トランプとサンダースの人気に思う

D1cca97c43b585e5ee81a4f983f21909以前に急に靴が必要になって、JAFの通販でミャンマー製のカジュアルシューズを買ったら、これが実に足にぴったりで、お店で試着してもこんなものはみつからないほどでした。すぐにもう一足買い足したくらいです。

Tシャツはユナイテッドアスレのものを良く買いますが、これは中国製。バングラのもあります。最近パジャマを買いましたが、グンゼの製品を買うと、これはベトナム工場の製品で着心地抜群です。

そのほかほとんどの衣料は中国製。パソコンは台湾製、猫エサはフランス製、どれもCPも考慮すると明らかに外国製品が優れているからです。

専門家なら誰でも知っていますが、最も優れた光学顕微鏡はツァイスの製品です(ただし電子顕微鏡は国産がベスト)。形態学者にとって米の飯みたいに重要なツールは抗体なのですが、このほとんどは外国製品です。

オリンピックの施設を建設しようとすると、見積もりの4倍に建設費が増えたというのですが、その理由が外国から輸入する建設資材が高騰しているからだという話で、本当か嘘かわかりませんが、大部分の建設資材を輸入に頼っているのは確かでしょう。

前にも書きましたが、日本の現代史は産業競争敗北史であり、洋服・靴・製鉄・造船・携帯電話・半導体・PC(ハードもOSもソフトも)・液晶・家電・そして上記の建設資材と敗北が続いています。結局いきつくところ原発や武器を売って糊口をしのごうというわけです。

それでもいつかは神風が吹いて、あるいはTPPという自爆*ロのような作戦で(写真は政府が国会に出してきた書類)、また昔の高度成長をとりもどそうと夢をみているのが今の政権です。まるでガダルカナル島やアッツ島で玉砕しても、ニューギニアやビルマで完敗しても、結局原爆投下まで戦争を引きずって無条件降伏に至った大本営と同じです。彼らに政権をまかせておくと、必ずそこ(日本破産)までいきますよ。

米国でトランプやサンダースが人気を博しているのは、米国人の方が日本人より敏感で賢いということです。外向きの政策で得をするのは軍産複合体と一部のグローバル企業だけで、そいつらを大金持ちにするために自分たちが犠牲になるということに気づいたのですね。日本の報道は彼らが極右・極左だと刷り込もうとしていますが、それは戦略だということに気がつかないといけません。米国通を自認する政治評論家や学者はみんなトランプやサンダースの人気に意外な顔をしますが、堤未果氏などは彼らの人気は当然だと思っているでしょう。みんな米国の実情について不勉強だったということです。

日本も一刻も早くDIY(Do it yourself)を基本に考える国家になるべきだと思います。

堤未果: http://mikatsutsumi.org/     こちら

私の過去記事: http://morph.way-nifty.com/grey/2010/03/post-1cda.html

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2016年5月 4日 (水)

このブログをはじめてから10年になりました

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ご愛読有り難うございます。

昨年~一昨年は健康状態が悪くて難儀しましたが、昨年の秋くらいから脊柱管狭窄・ぜんそくともにかなり好転して気分良く生きています。ずっとコルセットでしたが、最近は外出時にはコルセットをはずすとこにしました。サラとミーナは8才となりましたが、うちにきてすぐにミーナの耳ダニ退治で病院に行って以来、予防注射以外で獣医さんの世話にはなっておりません。

では皆様ごきげんよう

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2016年5月 2日 (月)

2015~2016 リーガ・エスパニョーラ第36節: 異様なマッチを何とかクリア

Braugranaベニート・ビジャマリンでレアル・ベティスとの対戦です。ベティスは下位チームですが、スタジアムは大盛況で、うるさくて実況が聴き取りづらいくらいです。どうしてこんなに盛り上がっているのかよくわかりません。

ベティスは1トップ:ルベン=カストロ、2列目:セバージョス・ホアキン・セフード、ボランチ:ヌディアイェ・ペトロス、DF:モントーヤ・ヴェスターマン・ベッセッラ・ブルーノ=ゴンザレス、GK:アダン。モントーヤはもちろん元バルサの選手です。ホアキンはずいぶんあちこち放浪したあと、今シーズンからベティスに帰ってきました。バルサはFW:ネイマール・スアレス・メッシ、MF:イニエスタ・ラキティッチ・ブスケツ、DF:アルバ・マスチェラーノ・ピケ・ダニ、GK:ブラボ。

5分ラキティッチが球を奪われ、3:2のカウンターで大ピンチでしたが、ルベンのシュートがマスチェラーノの頭に当たってバルサ命拾い。6分にはCKからブルーノのヘディングシュートをくいますが、ブラボがはじいて大丈夫。19分、ネイマールが左を突破して、イニエスタに戻しますが、例によってイニエスタのシュートは大ハズレ。23分にピケがハイキックでカード。この判定に文句を言ったメッシもカード。静かに話をしていただけという感じだったので、びっくりしました。しかし、このあたりからカード当たり前という感じの不穏なゲームになってきました。

27分ダニのクロスをネイマールが頭で決めようとしましたがはずれ。28分にはヴェッターマンがメッシを倒してカード。33分、ペトロスが審判に文句でカード。35分にはヴェッターマンがラキティッチを倒して、2枚目で退場。早い・・・。46分こんどはダニのヒジが偶然後ろの選手に当たってカード。もういつカードが出るか、戦々恐々の試合となりました。

前半得点がなく心配なバルサですが、後半2分ネイマールの絶好のスルーパスをスアレスが楽勝でゴールかと思ったらシュートミス...0rz。しかし5分メッシからゴール前への浮き球をDFがクリアミスして、走り込んだスアレスがようやくゴールを決めました。そして36分にはメッシからスアレスへの絶好のスルーパスを、スアレスがきれいにきめて2点目ゲット。これで勝負がつきました。

やれやれですが、43分にブラボがふくらはぎを痛めてテア=シュテーゲンと交代しました。ちょっと心配です。

https://www.youtube.com/watch?v=zs1FfTZnAQI

https://www.youtube.com/watch?v=twokgCuQGgM

https://www.youtube.com/watch?v=1EqW4TDoO2M


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2016年5月 1日 (日)

投票の公正に疑問

1おそらくやるだろうと思っていましたが、やっぱりね。選挙事務を民間業者にアウトソーシングすることは非常に危険です。時間はかかっても公務員が手作業で集計しなければいけません。そして見学自由な環境でやるべきです。

また自民党関係者の指示が当然あったと推測されますが、そのことも明らかにするのが司直の責任です。選挙は民主主義の根幹ですから、

以下「ジャーナリスト同盟」通信の記事です。
http://blog.livedoor.jp/jlj001/archives/52136494.html

-----引用開始-----

<千歳市で異様な開票>

 投票率が30%に届く前にNHKなど報道機関は、自民候補を当確と発表したことに違和感を抱いたものであるが、そこには千歳市の開票での予想外の開票結果を想定していたことになる。

 そんなことはありえないわけだから、選挙屋「ムサシ」とグルになっていたのだろう。これでは7月選挙が心配だ。何としても「ムサシ」を排除する必要がある。野党も考慮すべき重大事であろう。

 判明したことは、千歳開票区での異様な開票結果の表面化である。22時の時点で野党候補は13500で、自民候補を1500も上回っていた。ところが、残余の開票の93%が自民候補だった?こんなことがありえようか。

 すなわち、13591票が自民、野党はわずか939票である。互角の争いが、千歳に限ってとんでもない開票となって自民が勝ったことになる。

<期日前票の差し替え疑惑>

 素人目にも不思議な開票と映るだろう。まずは、期日前票に疑惑が集まることになる。これの保管者は、信じがたいことだが、民間の業者「ムサシ」である。投票用紙も「ムサシ」が作成している。つまりは「ムサシ」は期日前票を自在に操れる、差し替えることもできる。不正はやりたい放題だ。これくらいのことは子供でも理解できるだろう。それが実行されたかもしれない。

<プログラム操作>

 自動開票機のプログラム操作によっても、結果をコントロールできる。なぜ、こんな危ない機器を投入しているのだろうか。素人には不思議でならない。「ムサシ」と政府の癒着のすごさを印象付けている。これも愚民向けの装置にちがいない。民主選挙も、聞いてあきれるばかりである。

 互角の選挙をしていた野党は、事実上の勝利者といえるが、実際はそれだけではなかったことになる。千歳市・北海道民・野党は反撃の再審査を求めて、徹底して不正を明らかにすべきだろう。

<隠ぺいは断じてNO>

 問題の千歳市の開票事情は、だれがでも「おかしい」と思う。公明正大な開票結果とはいえない。全く違う。事実の指摘に、選管も困惑・驚いているに違いない。しかも、選挙の争点は「戦争か平和か」という日本国憲法の基本問題を問いかけたもので、主権者の正確な意思の表明が求められた大事な選挙だった。

 大接戦の開票作業が進行途中に「ムサシ」と報道機関は、自民公明の候補者の当確を出している。開票率27%である。その後の異様な開票となった千歳票を、彼らは事前に掌握していた?これは物理的にありえないはずだ。あり得ないことを、選管と報道機関はわかっていた?自信をもって和田当確を発表、これに官邸のコメントも従った。
 ここの部分を、有権者はじっくりと判断すべきだろう。筆者もこうした異様な開票結果に出くわしたのは初めてだ。特に道民と選管は、真実を明らかにする義務を負っている。逃げられない。隠ぺいは重罪である。主権者たる道民の決起が求められる。 

-----引用終了-----

参照:

会社のHP:
http://www.musashinet.co.jp/company/outline.html

詳しい研究:
http://kiikochan.blog136.fc2.com/blog-entry-2682.html
http://velvetmorning.asablo.jp/blog/2013/01/12/6689214

その他の情報(コピペ)

北海道衆院不正選挙詳報です。不正選挙、確定です。
千歳開票区。22時まで池田まき候補が13500票で1500票リード。
22時以降、確定までに、和田自民党候補が怒涛の追い上げ。13591票を上乗せ。池田候補はたったの939票のプラス。残票の93%が、和田候補に。
http://www.asyura2.com/16/senkyo205/msg/232.html

衆議院北海道第5区選出議員補欠選挙 千歳市開票区のデータです。
22時00分現在 開票率 62.84% 和田よしあき 12,000票 池田まき 13,500票
開票結果(確定) 和田 よしあき 25,591票 池田 まき 14,439票
22時00分から確定までの開票数は14,530票。
そのうち、 和田よしあき 13,591票(93.54%) 池田まき 939票( 6.46%)
http://www.asyura2.com/16/senkyo205/msg/232.html

「12・16総選挙」以来すべてそうであるが、今回の補選も邪悪勢力によってはじめから「自公候補和田当選」のシナリオが作られていたようである。

今回ムサシ不正操作が本格始動したのは、「和田氏当確」をNHKが打った22時(夜10時)過ぎからとみられる。そのからくりについては国際評論家小野寺光一氏の3番目転載記事に詳しいが、それまではまあ順当な開票推移、それ以降「ムサシ不正集計」となり帳尻合せのための不自然な票数の動きとなるのである。

それにしても、出口調査でも直前までの開票推移でも池田氏が終始リードしていたのに、“定番のNHK”はなぜ「和田氏当確」が打てるのか。事は民主主義の根幹に関わる重大事だ。そこがいつも曖昧なまま、開票が始まってもいないのに「当確」を打つ“神技”などに国民視聴者はそれを無条件で信じ込まされてきた。が、NHKは「当確」の根拠となる情報をそろそろ開示すべきではないだろうか?

ところで、今回の不正操作手口は「またやりやがったな!」と、不正選挙に関心のある者ならすぐ見破れるほど分かりやすい。敵ながら「もう少しうまくやりなよ」と言いたくなるほど稚拙な不正をなぜやるのだろうか?

http://be-here-now.cocolog-nifty.com/blog/2016/04/post-a77d.html

【札幌市厚別区】  得票差4,142票
池田候補 33,434票◎  和田候補 29,292票

【江別市】  得票差1,026票
池田候補 29,687票◎  和田候補 28,661票

【千歳市】  得票差11,152票●
池田候補 14,439票   和田候補 25,591票◎

【恵庭市】  得票差6,385票●
池田候補 13,062票   和田候補 19,447票◎

【北広島市】  得票差1,781票
池田候補 15,200票◎  和田候補 13,419票

【石狩市】  得票差70票
池田候補 13,133票◎  和田候補 13,103票

【当別町】 得票差1,121票
池田候補 3,902票    和田候補 5,023票◎

【新篠津村】 得票差646票
池田候補  660票    和田候補 1,306票◎

現時点(23時56分)で上記のデータとなっているが この中で、北広島市は、和田13,419票、イケマキ15,200票だから、イケマキが勝利している。

そして石狩市は、和田13109票 イケマキ13,133票だからこれも僅差でイケマ勝利している。

しかし、千歳市が、おかしい。千歳市だけが、和田氏25,591票に対して
イケマキが、14439票である。

千歳市は人数が多いため、500票バーコード票が使われているものと思われる。
この計算をする際には、500票ごとのバーコード票になるため 和田氏25500票、イケマキ14000票で計算してみると、合計値が39500票のうち、和田氏が、65%、イケマキが35%の票数になっていることがわかる。

つまり。ほかの北広島市や石狩氏では、イケマキが勝利しているにもかかわらずここだけ、約2倍の票の差異になっているのである。これは、非常におかしい。

最初、開票率27%の時点での得票状況は、都市(札幌・千歳・北広島市・江別市)では両陣営とも僅差か、池田まき陣営がリードしていて、その他(当別町・新篠津村)は、最終確定票の通りですでに確定していた。 ところが、開票率51%時点で、他の都市は、それまでの票の流れとたいして変わらない票の上積みであったのに対して、千歳市だけは、それまで、池田まき陣営が少しリードか、同数であったのに、いきなり1万票以上の差がついていて、和田陣営がリードに変わった。

恵庭市は順調に最終結果と同じベクトルで推移しているが、一方千歳市は開票率が60%を超えた時点で劇的に自民候補の得票数が伸びている。これは明らかにおかしい。過去に野田や丸川の得票数でも話題となったとおり、千歳市の開票終盤に突然倍増した背景には「同一筆跡」「コピー投票」が数多存在したのではないかとの疑念が生じる。

http://blogs.yahoo.co.jp/nothigcat2000/27959866.html

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