年賀状の季節
今年も年賀状の季節になりました。若い頃には年賀状を書くのが苦手で、変な重圧を感じていましたが、年齢を重ねるにつれてひとつの楽しみになってきました。年賀状だけがコミュニケーションの機会という人も多くて、相手が迷惑しているかもしれませんが、それにしては日本人の特性か、律儀にこちらにも配達されてくるので、気がつけば○十年ということもあります。若くして亡くなった方もいて、もう出せないことはわかっていてもリストから外せません。
中には手術に成功したのに、術後に酸素マスクをはずすのが早すぎて、1年も生死の境をさまよった後に亡くなった方や、健康そのものと思われたのに突然亡くなってしまうなどという信じられないケースもありました。私の失われた過去の断片が、顔をのぞかせるリストでもあります。
毎年いただく年賀状のなかで1番変わっているのは、昔有名な学生運動家であったY先生で、もうかなりのお年にもかかわらず、6ポイントくらいの活字でびっしりと檄文のようなのが届きます。中味は安保法制とかTPPとか政府による株価操作とかいろいろです。欧米人のクリスマスカードも私たちの年賀状と似たような感じなのでしょう。ビジネスオンリーの関係の人からもクリスマスカードが届くことがあります。今年は右翼の圧力で切られそうなニュース23の岸井氏にクリスマスカードを出そうかな。
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