クラブワールドカップ準決勝のバルサ@横浜2015年12月17日
はるばる横浜の日産スタジアムまでやってきました。昨日までの暖冬とはうってかわった寒さ。スタンド裏のコリドーに出ると、風の通り道になっていて震え上がります。まだスタンドの方がましですが、風邪も完治していなくてコートを着用しないと観戦不可能です。写真はコートを脱いで撮影してもらいました。
サンフレッチェがリーベルプレートを押し込んだのには驚きました。サンフレッチェはすごく律儀なサッカーで、日本人の特性を生かしたプレースタイルだと思いました。今日対戦する広州恒大は、正式には広州恒大淘宝足球倶楽部というそうで、Jリーグのクラブはアジアチャンピオンシップで、よく苦しめられているようです。監督はお馴染みのスコラーリ。
応援は例によって広州の圧勝。赤いユニフォームがゴール裏に集結して声を上げています。開始前のアトラクションも何もなく、静かにスタート。これはちょっと納得がいかないものがあります。
バルサはネイマールが直前の負傷で欠場。子供達が着用しているユニフォームをみるとネイマールJr が圧倒的に多く、メッシからネイマールへの時代の推移がわかります。現在のバルサの中心はスアレスとブスケツなので、彼らの人気も上がることを願いたいです。メッシも体調不良ということで欠場。こうなるとある意味バルサ中盤は、スアレスだけ見ていれば良いので楽です。
試合は意外に広州がからんでこないで、バルサが楽に球を持てます。前の試合(クラブ・アメリカ戦)で消耗したのでしょうか? ファウルもあまり仕掛けてきません。たださすがに守備はきちんとしていて、バルサも決定打がなく、0:0で前半終了かと思ったときに、GKのパンチングが甘くてころがったところをスアレスが押し込んでゴール。
後半2点目のスアレスのゴールはゴラッソでした。イニエスタの浮き球を胸トラップからボレーでたたきこみました。
最後はムニルが獲得したPKをスアレスが決めてハットトリック達成です。スアレスがひとりで目立ったような試合ですが、守備ではマスチェラーノが危ないところを何度も止めて、なかなかの活躍でした。ほとんどの時間バルサがポゼッションしているため、GKブラーボは仕事が無く、寒くて困ったと思いますが、ひとりで体操しながら頑張って好セーヴもありました。今シーズン最悪の調子のなかでやってきたバルサですが、気分一新で良い試合をみせてくれました。
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