熊木杏里 LIVE in autumn 「歌が姿を見せる日」@日本橋三井ホール なんじゃこりゃ
日曜日はとんでもない日で、朝にはクラシコ、夜はクマッキー(熊木杏里)のライヴというハードスケジュール。コレド室町には何度か行ったことがあるので、迷わず4Fホール入り口に到着しました。ホール自体は5Fです。はいってみると、ここはどうみても講演会・研修会・セミナーをやるためのホールで、通常は机を置いて会議をするフラットなスペースがメインです。会場のチョイスが間違っていますね。
それでも音響設備自体はかなり良いのですが、それを使う音響係がダメです。曲によっては、まるでただの爆音という非音楽的な音響で、これでは音楽を楽しめません。どうしてこんなに音響に無神経な人が係をやっているのかあきれてしまいます。
今回はクマッキー本人も大変不本意だったと思うのですが、一部の弾き語り以外はなんとひとりカラオケをみんなで鑑賞するという驚愕のライヴでした。そのスクリーンに投影される映像が、なんともにわかづくりが見えているようななさけないもので、ときどき歌詞が投影されるのですが、歌詞間違えて歌っているのがバレるというおまけつきで呆然。不本意なライヴになって、本人もやけくそという雰囲気がただよっています。
それでもクジラの歌だけは、映像音響もよかったと思います。せめてものなぐさめか。私的には「ひみつ」を生で聴けたのにはぞくぞくしました。新曲は全然ピンときませんでしたね。
今回のような形式でライヴをやるときは、あらかじめアナウンスしておくべきですし、映像の会社にももっと十分な時間的余裕を与えて、納得のいくものを作ってもらうようにしないと、どんどんお客さんが減ってコンサートホールでの演奏会は不可能になると思います。
シンガーソングライターの中には、自分で事務所を立ち上げて活発に活動している方々も結構大勢いらっしゃるので(沢田聖子さんなどはそれでCDもどんどん出版していますhttp://sawadashoko.boo.jp/、)そういう生き方も考えてみてはどうかな。
1.オルゴール(弾き語り)
2.戦いの矛盾
3.0号
4.あなたに逢いたい
5.おうちを忘れたカナリア
6.水に恋する
7.窓絵
8.わちがひ
9.朝日の誓い
10.君の名前
11.お祝い
12.クジラの歌
13.Hello Goodbye & Hello
standing
14.逆光
15.Flag
16.冬空エスコート
17.ひみつ
アンコール
16.君の文字(シャルロット挿入歌)
17.私が見えますか?
18.忘れじの旅人(新曲)
リンク
http://morph.way-nifty.com/grey/2014/09/kumacky-links.html
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