2015 ショパンコンクール
ショパンコンクールのプレイヤーの演奏を少し聴いてみました。みんな必死のパッチで、先に進むほど、音楽を楽しむとかそこはかとない詩情を感じるところまではなかなかいかないのですが、優勝したチョ・ソンジンさんは品格があって安定した演奏で、順当な優勝かなと思いました。
https://www.youtube.com/watch?v=ZHulvWpAa9k
事前審査をパスした日本人は12名でしたが、全員女性というのにはびっくり。全員の演奏を聴いたわけではありませんが、中川真耶加さんの演奏は心に響くものがありました。この人はルックスも良いし、人気が出るのではないでしょうか。残念ながら中川さんも含めて、どなたも入賞には至らなかったのは残念。
https://www.youtube.com/watch?v=ZtPsPJZ8C4g
ちょっと驚かされたのは、6位入賞のドミトリ・シシュキンと言う男。まるでピアニストになるために生まれてきたような手です。まだ若くて青臭い感じですが、あと5年も経てばすごい奏者になっているかもしれません。
https://www.youtube.com/watch?v=7I8041Oe7Sw
竹田理琴乃(たけだ・りこの)さんもすばらしい演奏なのですが、演奏しているときの低い姿勢とか表情の異様な感じがどうか? もっともリーラ・ジョセフォヴィッツも、なれてくればどうということもなくなってきたので、そんなに気にしなくてもいいかもしれません。今回 YOUTUBE で聴いた中で、私が一番実演を聴きに行きたいと思ったのは竹田さんかも。どうしてだろうと考えたのですが、彼女の演奏にはショパンの臭いは希薄で、自身の臭いが濃厚な、完全に自分の体内に取り込んだ音楽だからだと思います。そういう意味ではショパンコンクールではじかれるのは納得できますが、それが彼女の演奏の価値を下げるものでは決してありません。
https://www.youtube.com/watch?v=YCKFM8BzIso
https://www.youtube.com/watch?v=L3toX4fVkDU
https://www.youtube.com/watch?v=le1nfZHVF6w
インタビュー
https://www.youtube.com/watch?v=MqrOiu_sUJY
プロフィール
http://luck.mike.co.jp/event/event020100815takeda.html
http://www.actcity.jp/hacam/PianoAcademy/academy/students/profile.php?id=18&TB_iframe&width=715&height=600
結果と上位入賞者の演奏
http://www.hmv.co.jp/en/newsdetail/article/1510211011/
解説:http://iori3.cocolog-nifty.com/tenkannichijo/2015/10/2015-10-bdd8.html
(絵はウィキペディアより)
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