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2015年9月15日 (火)

日本は鉄道をどうするのか?

0068_s_2日本という国が崩壊しつつあるきざしにウェブで遭遇しました。JR日高本線(苫小牧-様似)が鵡川~様似駅間で不通になっていて、復旧の見込みが立っていません。この鉄道に乗って様似まで行ったことがありますが、日本でも有数の広大な牧場地帯です。

北海道新聞のウェブサイトの情報によると、線路が宙づりになっているようなひどい状況がわかります。
http://dd.hokkaido-np.co.jp/cont/video/?c=news&v=897650282002

これを修復するためのお金がJR北海道に無いようなのです。そこで道や国にお金を出して貰うための交渉をやっているようで、情けない状況です。結局政府がJR東海の沿線に人口を集中させるような政策をやっているために、JR東海にはジャブジャブお金があるのに、地方の鉄道、特にJR北海道は保線もままならないような状況になっていて、結局次々と廃線を余儀なくされてきたのがここ何十年かの日本です。

北海道のJR路線図をみると、そのあまりにも疎な路線に驚きます。
こちら
たったこれだけの路線になっても赤字は解消出来ていません。
政府はさらに高速道路をふやして、赤字同士で競合させるというのはおかしな話です。

これでJR東海はリニアに莫大なお金をつぎこもうというのですから、ひどいものです。英国労働党の党首になったジェレミー・コービンは鉄道の国有化を主張しています。日本もJRをすべて国有化し、地方の鉄道にお金をつぎこんで、交通を便利にすることによって人口の分散を図ることが、国民のゆったりとした生活(地価が安い)と、災害地域を分散して国家崩壊を防ぐ有効な方法だと考えられます。

地球はもうすべてが飽和してきており、開発できるところは少なくなってきています。グローバル資本主義の崩壊は時間の問題です。現政府はその中で少しでも長く、資本主義を生き延びさせ、そのなかで勝ち抜こうということしか頭にありません。もう成り立たなくなっている株式市場を維持するために、年金や日銀のお金をじゃぶじゃぶ投入していますが、そのうち限界はくるでしょう(なんて他人事のようですが、自分にもツケがふりかかってくるというのがなんとも腹立たしい)。残されたパイを奪い合う、国家というバリアのないグローバル資本主義の世界で打ち勝つには、労働者は先進国では最低の労働条件で働き続ける必要があります。そして日本はそうなりつつあります。
http://shinsho.shueisha.co.jp/kikan/0732-a/
http://www8.cao.go.jp/kodomonohinkon/kentoukai/k_1/pdf/s10.pdf

最後の最後までグローバル資本主義の中で戦い抜くというのは馬鹿げた選択です。第二の太平洋戦争になってしまいます。あの物価の高い英国で800億円でできたスタジアムが1500億円でもできないという日本の現状を考えるべきでしょう。国境というバリアを有効活用して、ある程度社会主義的な政策も導入し、外国とはそこそこのつきあいでやっていくというのがベストでしょう。

日本はインドネシアに新幹線を売り込もうとしていましたが、結局そんな高速鉄道は必要ないということで没になりました。50年以上もやってきて、売り込めたのは台湾だけというのが実態です。
http://www.sankei.com/world/news/150904/wor1509040023-n1.html

本当にリニアのような高速鉄道が必要なのは中国やロシアで、そこには売り込めるような政治的状況じゃないのが今の日本です。リニアは原発とともにすっぱりあきらめて、身軽になって出直すのが将来のためです。ビッグプロジェクトをやるなら、宇宙エレベーターと日韓トンネルでしょう。宇宙エレベーターはプルトニウムなどの核廃棄物の処理に必須ですし(おそらくもうかる)、日韓トンネルは日中韓の国民交流に有効で、これが3国の友好関係を保つ切り札になると思います。北朝鮮も日中高速鉄道という「人質」を得ることに不満はないでしょう。国家の利害が衝突しても、国民に友好的な感情があれば戦争にはなりません。
http://www.jsea.jp/about-se/How-to-know-SE.html
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E9%9F%93%E3%83%88%E3%83%B3%E3%83%8D%E3%83%AB

英国首相がジェレミー・コービン、米国大統領がバーニー・サンダース(社会主義者を自認)、ドイツ・フランスは現在の反動で右翼国粋主義政権という時代が来れば、日本や韓国はグローバル競争に追い立てられてかけたはしごを外され、中国から欧米への製品輸入は厳しく制限されるというアンチ・アジアの時代が訪れるかもしれません。

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