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2015年8月 6日 (木)

大野-都響のショスタコーヴィチ交響曲第5番@ミューザ川崎2015年8月5日

Imgzミューザ川崎でのコンサート。フェスタサマーミューザKAWASAKI2015に都響が登場します。昨年はじめてこのコンサートホールに来てみて、その音響の素晴らしさに驚きました。今度来るときは絶対2Fのセンターで聴きたいと思いました。あやうく所用でこれないかもしれなかったのですが、たまたま暇が発生してラッキーでした。

ここの2F席は普通のホールだと空間にある場所なので、あり得ない席なのです。傾斜もあってビジュアルも絶好です。おそらく自分の人生の中で、オーケストラの演奏を聴く席としてベストの座席だったと思います。地震で屋根が落ちたのは不運でしたが、今となってみれば、このホールを本拠地にできる東京交響楽団はものすごくラッキーだと思います。川崎交響楽団と改名すべきだとは思いますけどね。

本日のコンマス(コンミス)は四方さん。お隣はゆづき。指揮は大野さん。四方さんはパンフレットにショスタコーヴィチ交響曲第5番の曲解説まで執筆していました。彼女のヴァイオリンのひんやりした響きはショスタコーヴィチに最適だと思います。

演奏もホールにふさわしい素晴らしいもので、まるで高級料亭の懐石料理のように、隅々まで神経がゆきわたり、きっちり味付けがされていて深い印象をうけました。第3楽章の弦と木管の演奏は白眉で鳥肌が立ちました。柳原・鷹栖らの若いプレーヤをフィーチャーし、彼らがきっちり期待に応えていました。第4楽章の冒頭はややめ。とは言っても、ムラヴィンスキーのような異常高速な感じはありません(こちら)。金管が何事もないかのように名人芸をみせつける引き締まった演奏でした。もっとムラヴィンスキーのようにえぐい演奏もありうる曲ですが、日本人が演奏するショスタコーヴィチは、このような軽めで整理整頓された美響の極致のような演奏が似合っていると思います。自分たちのキャラと異なる演奏をしようとするとウソっぽくなります。

こんな曲です
https://www.youtube.com/watch?v=Slsi4SBrTV8

フェスタサマーミューザ
https://www.kawasaki-sym-hall.jp/festa/

大野和士
https://www.youtube.com/watch?v=SvYXp8jG4bs

都響
https://www.youtube.com/watch?v=ysnAyPfJNdQ
https://www.youtube.com/watch?v=kuOmbnjc9oI
https://www.youtube.com/watch?v=vD08DcEWrWo

四方恭子
https://www.youtube.com/watch?v=4xON-393bBk

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