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2015年5月30日 (土)

サーリアホ本邦初演&ニールセン交響曲第3番 都響@サントリーホール2015年5月29日

Imga雨の中をサントリーホールに。さっそくP席で喧嘩です(もう少なくとも数回はこんな光景を見ているので、驚きはしませんが)。一人は係員に誘導されて外に出て行きました。もったいないお話です。

さて今日はサーリアホのクラリネット協奏曲(D'OM LE VRAI SENS, 人の真なる感覚)の本邦初演ということで、作曲したカイヤ・サーリアホさんのプレトークがありました。この曲は中世のタペストリー「貴婦人と一角獣」( http://www.tmso.or.jp/j/topics/detail.php?id=810/ )に触発されて作られたものだそうです。プレトークではこの曲は(ムソルグスキーの展覧会の絵のような、絵の描写音楽ではなく)、あくまでも絵はメタファーであるというお話でした。

今日は非常にマニアックなプログラムでしたが、それにしては金曜日ということもあって結構聴衆は多めでした。都響は文化会館と芸術劇場という都関係の会場を2つも持っているわけですから、平日の演奏会は金曜日にやればいいのにと思います。

本日の指揮者はダウスゴーさん、コンマスは山本さん、サブはゆづきです。ソリストはクラリネットのカリ・クリークさん。楽譜にみんなライトが設置してあるのが異様な光景ですが、ホールのライトをすべて消して演奏するということでした。これは結構効果があったように思います。クリークさんの演奏は、音楽と言うより一角獣のうなりや雄叫びといった感じで、私も音楽愛好家としてより動物愛好家として、この動物の言葉を理解し、会話してみたいと思いました。音楽はいろいろ趣向をこらしたものでしたが、Vn奏者が急な階段を演奏しながら客席に降りてきたときは、誰か転ぶんじゃないかとまじに心配しました。なかなか面白かったのですが、そうはいっても、この曲を名曲とは言いたくないというのが本音。

休憩後の後半はニールセンの交響曲第3番。これはかなりしつこく、しばしば急にクレッシェンドするのがどうもいただけません。何か必然性がないような感じがするのです。なかなか元気の良い曲で楽しめるのですが、やっぱりB級作曲家だなあと思わせるものがありますね。まあ鷹栖さん(オーボエ)のソロをたっぷり聴けたのでよしとしましょう。

サーリアホ: クラリネット協奏曲 D'om le vrai sens
(カリ・クリークさんの超絶技巧。他の演奏家は演奏できないんじゃないでしょうか?)
https://www.youtube.com/watch?v=hU_G-EGWRsw

ニールセン: 交響曲第3番
https://www.youtube.com/watch?v=40-1Ww-uXJk

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