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2015年5月27日 (水)

ABEさんの国会答弁

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ABEさんの言うことは、ほとんどペテンとこじつけばっかりでしょう。石破さんが総理なら、彼はわりとフェアーな人ですから、いくらなんでもここまでハチャメチャにはなっていなかったのではないでしょうか? ともかくABEさんは野党が質問してもまともに答える気はないわけですから、議論にもなりません。彼を選んだ自民党員の責任は重いと言わざるを得ません。

#アメリカの戦争に巻き込まれるようなことは絶対にない(ABE)

朝鮮戦争やベトナム戦争で日本の米軍基地はフル活用されていますし、イラク戦争では他国まで自衛隊が行きました。米国の判断ミスによる戦争ですが、米国はもとより、巻き込まれた日本でも、参加を決めた政府の誰も責任をとっていません。最低でも十万人以上の民間人がまきこまれて死んだ戦争です。
http://web.econ.keio.ac.jp/staff/nobu/iraq/casualty.htm
http://www.windfarm.co.jp/blog/blog_kaze/post-535

#他国の領土での武力行使は行わない(ABE)

石油がなくなれば機雷掃海(国際法的には戦争参加とみなされる)をやるそうですが、これって宣戦布告なしでやるのでしょうか? 太平洋戦争は米国に石油輸出を止められたからはじめたということになっていますが、それなら太平洋戦争の開戦は正しいものだったのでしょうか? そんなに単純に言えることではないでしょう。政府は多額の税金無駄使いをやっていますが、これを原発以外のエネルギー開発(特に太陽光発電・蓄電池・マグマの位置の特定・掘削技術等)に使っていたらどうでしょう。さらにイランやロシアからエネルギーを調達していればどうでしょう。太平洋戦争だってさっさと中国から兵をひいていれば、米国と正面衝突は避けられました。イラク戦争のときは自衛隊は対戦車砲などの重火器をあれこれ持っていったそうですが、撃つつもり満々だったのでしょう。
http://matome.naver.jp/odai/2140534172534430801
http://ameblo.jp/syuuinsen/entry-11964149935.html

#徴兵制は明確な憲法違反で、いかなる場合であっても導入する余地はない (ABE)

イラク戦争の際に、インド洋やイラクに派遣された自衛官のうち54人が自殺していたことが、防衛省の発表で明らかになりました。このような状況では徴兵制無しで戦争をはじめるのは無理でしょう。
http://www.sankei.com/politics/news/150527/plt1505270034-n1.html

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現在自力で自国を守れそうな国は世界に3ヶ国しかありません。それはロシア・中国・米国です。ABEの論理で行けば、この3ヶ国以外の国が自国を守るには、この3ヶ国のどれかにコバンザメのようにすがりつき、守ってもらうしかありません。そのためには治外法権の基地を提供し、医療保険制度や食糧自国生産などを犠牲にしてもかまわないというわけです。

そういう論理でいけば世界の国家はロシア派・中国派・米国派の3つに分割され、まるで三国志のようになるわけですが、そのような世界で覇権をめざした武力衝突が起きないほどヒトは賢明だろうかと考えると、今までの歴史から見て無理だろうという結論になります。

ではどうやって国を守るべきのか? それはもちろん妥協を持って国境を確定するとか、国連を強化するとか、核武装するとかいろいろな方法が考えられるでしょうが、どれも絶対ではありません。結局コバンザメとなることによって不可避的に覇権競争に巻き込まれることを避けて、独自の道を選択するのがベストだと私は思いますが、最終的にはこの3国に侵略を受けることも考えておかなければなりません。それに対抗するにはテロとパルチザン闘争しかありません。ですから永世中立と決めたなら、自衛隊などに頼らず、国民すべてがテロとパルチザン闘争のプロになるよう教育をうけなければなりません。またそれを効率的に行えるような科学技術を進展させなければなりません。

具体的には通信を混乱させ無効化するシルテム・ミサイルや偵察衛星を破壊するレーザー兵器・国民のだれもが使える軍事用ドローン・町内会での武器の管理・無数のシェルターの建設などが必要になるでしょう。しかしこれらに勝るのはエネルギーと食糧の自給です。これらが自給出来れば、自ら戦争をはじめる理由は発生せず、侵略によって国家が崩壊するという究極の事態ぎりぎりまで、戦争に参加せずにすませられます。

日本はこれから財政は借金まみれ、産業は中国や途上国に奪われ、人口は減少して衰退し、こじんまりとした国家としてやっていくしかありません。資本家の立場に立つ甘利大臣が「日本なんてどうなってもいい」と発言したのは本音だと思います。資本はどこにでも動かせますし、場合によっては工場や社員も外国に移動させることもできます。まさに資本家や株主にとって日本なんてどうなってもいいのです。そんなどうでもいい国を侵略しようという国があるでしょうか? 可能性はゼロではないので、前記のような準備をするのは悪いことではないと思いますが、それが必要になる可能性はほとんどないと思われます。

そもそもこじんまりとした国家でやっていくことは不幸なことなのでしょうか? 昔「さきがけ」という政党があって「小さくともキラリと光る国」というキャッチフレーズで一定の人気を集めたことがありましたが、彼らは先見の明があったと思います。日本には水(=農業)とマグマ(=エネルギー)がありますし、観光資源も結構あります。日本人は科学技術・手工芸・音楽芸術を育てていく才能にも恵まれていると思います。とりあえず日本人が作った音楽でも聴いてみましょうか。

http://morph.way-nifty.com/grey/2012/07/post-36ae.html

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