2014~2015 リーガ・エスパニョーラ第28節 クラシコ:ゴールは美しいが・・・でも勝ったのは大きい
今シーズン最大の山場がやってきました。カンプノウでのクラシコ。10万人の観客がイムノを歌ってメンバーを迎え入れます。
バルサはFW:ネイマール・スアレス・メッシ、MF:イニエスタ・ラキティッチ・マスチェラーノ、DF:アルバ・マチュー・ピケ・ダニ、GK:ブラーボ。ブスケツはやはりベンチでマスチェラーノが代役でボランチ(ピヴォーテ)です。マドリーはFW:Cロナウド・ベンゼマ・ベイル、MF:モドリッチ・イスコ・クロース、DF:マルセロ・ラモス・ペペ・カルバハル、GK:カシージャス
マドリーは監督がアンチェロッティになってから、マルセロとペペの極悪コンビがすっかりおとなしくジェントルなプレーをやっているのに驚きましたが、今回はクラシコとあって、ファウルをあまりとらないレフェリーをいいことに、抜け出しはファウルで止めるという作戦で、シャツはつかむは、足は払うわで以前のようなダーティなサッカーを展開しました。これではバルサもやりようがなく、またいつものパスの感覚でやっていると、マドリーの実力はちょっと違うので球を奪われ、前半は押し込まれてしまいました。
そんななかで18分FKからマチューが飛び込んで、目の覚めるようなヘディングで先制ゴールを決めてくれました。しかしその喜びも束の間、31分にはモドリッチに中央から右のベンゼマ→ヒールで中央へ→Cロナウドが突入してつついてゴールという、美しい同点弾を許してしまいました。前半は激しく攻め込まれましたが、マチュー・ピケ・ブラーボの活躍でなんとか同点でハーフタイム。
マドリーは結局6人がイエローカードでしたが、普通のレフェリーならこんなもんじゃなかったでしょう。バルサもやや感情的になって5人がカードをもらってしまいました。なさけない。しかしついに10分、カウンターからスアレスが突入し、ペペのからみをぶち抜いてゴール。これはスアレスらしい美しいゴールでした。この後はマドリーも疲れ、バルサもチャビとブスケツを投入して、ポゼッション重視のゆるいサッカーになりそのまま終了。
ゴールはお互いにきれいなものでしたが、試合はファウルだらけの泥仕合で、普通のレフェリーだったらワンプレイごとに試合が止まるはずという、とてもサッカーとは言えないようなゲームでした。日本にも名人戦に好局なしという囲碁の格言がありますが、まさにそのような試合でした。ただ勝てたことは無茶苦茶大きいと思います。
https://www.youtube.com/watch?v=rYxTR629TPM
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投稿: Super Affiliate Codex Review | 2015年3月24日 (火) 02:19