パスポートを取り上げるのは行き過ぎ
元首相とはいえ一民間人である鳩山氏のクリミア訪問に対して、パスポートを取り上げようなどというヒステリックな政府の姿勢はあまりにも強権的で吐き気を催します。たとえ野党党首が訪問したとしても、パスポートを取り上げるなどと言うのは野蛮な行為であり、許されることではありません。政治的主張は様々であるのが当たり前です。
おそらく政府は沖縄で住民投票が行われて、独立派が過半数をしめるようなことがあれば困るからでしょうが、政府が現在のような問答無用の姿勢をとりつづければ、本当にそうなってしまいますよ。
クリミアは圧倒的多数の住民がロシア語を話し、ロシア連邦に参加することに賛成であったわけですから、住民の意思を尊重すべきです。野党の岡田氏や枝野氏まで鳩山氏を非難するというのは意外でした。私は言葉が違う地域は、国として独立すべきだというのが持論なので、政府はもちろん、民主党の見解も容認できません。EUも本音を言えば、クリミアの独立をみとめてもよいし、ウクライナにはかかわりたくない(=ウクライナがEUに参加しても、ウクライナ政府の巨大な借金をEUは処理できない)というものでしょう。ウクライナのクーデターは米国の世界戦略とCIAが深く関わっていると思われます。EUは巻き添えを食ったのです。
http://eigokiji.cocolog-nifty.com/blog/ngo/
http://japanese.ruvr.ru/news/2014_05_04/271984422/
http://jp.reuters.com/article/worldNews/idJPTYEA3D06X20140414
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q14122081899
http://newclassic.jp/12275
http://ameblo.jp/globalnews/entry-11989041053.html
https://www.youtube.com/watch?v=rnxOBSlL0E8
沖縄が現在のような状況になっているのも、政府が米国べったりでやっていこうという姿勢だからであって、米国・EU・ロシア・中国と等距離でやっていこうという姿勢ならこうはならないでしょう。民主党も鳩山氏を非難する暇があったら、主要諸外国(特に中国・ロシア)とのパイプを太くしておく努力をするべきです。それがなければ政権は担えませんよ。
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