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2015年3月30日 (月)

憲法第9条

「論語」に次のような一節があります。

★★★
孔子はある小さな国の政治をやってくれないかと頼まれた。
しかしその国には予算は少なく、軍隊も弱かった。弟子である
子路は孔子に「そんなところで、先生は何をなさるのですか」
ときいた。すると孔子は子路に次のように言った。

子曰、必也正名乎。
名不正則言不順、 言不順則事不成 (孔子)
子いわく、 かならずや名をたださんか。名正しからざれば則
(すなわ)ち言(げん)順(したが)わず、言順わざれば則ち事成らず。

(日本語訳) 私はまず言葉を正しく定義する。もし言葉の定義が正しく
なければ、何を言っているか意味がわからない。
何を言っているかわからなけらば、何事もできなくなってしまう。
★★★

集団的自衛権行使についての閣議決定はよくわかりません。
http://www.asahi.com/articles/ASG713DQGG71UTFK00J.html

晋三は「民主的手続きで選ばれた私が決める」と言うわけです。しかし
彼は「選ばれた私」と言っていますが、選んだのは自民党員であって、
われわれが彼を選んだのではありません。孔子が言っているのは、
国王の気まぐれで法律が運用されると、国家をきちんと運営する
ことができなくなるということです。

----------------------------------
憲法第9条

1.日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、
国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、
国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。

2.前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、
これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。
-----------------------------------

憲法第9条は一見不可解な条文ですが、これはサンフランシスコ講和
条約で定められた日本の領土については連合国(=ほぼ米国)が保障
するので、日本が独自に軍隊を持つ必要はないという意味です。
このことは日米安保条約で裏付けらています。

もし日本・米国がサンフランシスコ講和条約・日米安保条約を守るので
あれば、日本に軍隊は必要ないはずです。逆に米国が条約によって定
められた日本の領土を守れないなら、あるいは守る義務をばかばかしい
と思うなら、日本は日米安保条約にかわる新しい安全保障の枠組みを
つくり(日米安保条約を双務的な内容に改訂するという方式は、いつも
戦争をやっている米国にまきこまれてしまうので賛成できません)、その上
で憲法第9条を改正することが必要です。

つまりこの憲法第9条の改正を発議するには、日米安保条約にかわる
新しい安全保障の枠組みを構築することとセットでなければいけません。
そうしないと日米安保条約が双務的になり、日本は米国の戦争に常時
かかわることになってしまいます。最低でもロシアと中国との国境紛争の
可能性をゼロにしておくことが必要です。ロシアはサンフランシスコ講和
条約に不参加ですし、尖閣諸島は条約に書かれていないので、それぞれ
ロシアおよび中国・台湾との交渉で解決できる問題です。

国境紛争の種を取り除くことができれば、莫大な国土を現在でも基地
として占領している米軍にはお引き取り戴かなくては困ります(他国に
こんなに広大な自由に使える基地を提供している国は日本だけでしょう)。
もちろん国連軍とPKO以外で日本軍を外国の領土・領海に出すのは
やめるべきです。

-----------------------------
小林よしのり氏はネット右翼のカリスマ的存在でしたが、次のように述べて
いるそうです。

News210815_pho01


(以下引用 http://lite-ra.com/2015/03/post-946.html

昨夏、安倍政権が集団的自衛権行使容認を閣議決定した際、社民党
が作ったポスターについての論述だった。これは、うつむいた少年が「あの日
から、パパは帰ってこなかった」とつぶやくポスターで、当然のようにネトウヨや
保守主義者、御用メディアらから「自衛官の家族を脅すとは卑劣きわまり
ない」「アメリカ人なら何人死んでもエエんか」とバッシングされた。だが、小林
はむしろ、バッシングについてこのように批判するのだ。

〈自衛官の戦死にリアリティを感じ始めたから、自称保守&ネトウヨは、この
ポスターに動揺している。タカ派発言ばかり楽しんでいるくせに、自衛官の
戦死から目を逸らす自称保守&ネトウヨは欺瞞的である!〉

どうやら、小林は実際に戦争への危機感を持っているようだ。その根拠となっ
ているのが中東情勢だ。

イスラム国はアメリカのイラク侵攻が生み出した。 絶対に許されない侵略戦争
だった。 日本はその大義なき戦争を支持したことに対する総括がまったくできて
いない。 そんななかで集団的自衛権が行使されれば、日本はいっそう米軍と
一体化し、必ずや戦争に巻き込まれる。 改憲の後「普通の国」になれば徴兵
制だってありえる。

(引用終了)

小林よしのり氏をもってしてこのように言わしめる政治を容認するわけには
いかないでしょう。

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2015年3月29日 (日)

今年もジョージ君とお別れ

Img_0596今年の冬、ヒヨドリのジョージ君はずっとつがいで過ごしていました。そして今年もそろそろお別れの季節がやってきました。

エサの多い場所に巣を作って子育てをするのでしょう。このケヤキに巣をつくることができればいいのですが、ケヤキは5月にならないと葉が出てこないので、ちょっと無理ですね。

来年は6年目になるので、寿命がつきてしまうかも知れませんが、また来てくれるような気もします。

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2015年3月27日 (金)

ヒトはなぜキスするのか?

便の成分は水分を除くと食物残渣が10~20%くらいで、あとは腸壁細胞の死骸と細菌からなっています。腸には未分化な幹細胞があり、一生の間ずっと腸上皮細胞を生み出し続けます。どんどん生み出し続けるのはいいのですが、どうしてそうしなければならないほど毎日大量の細胞が死ぬのかというのはよくわかりません。大量の細菌やウィルスと接触することが原因なのでしょうが、腸上皮細胞は寿命が1週間ほどしかありません。まあ文学的に表現すると、激務のために長生き出来ないということになりますが、人と同じくらい長生きの脳細胞はといえば、彼らがのんびりしているわけでもないので、激務というのはあまり良い表現とは言えません。

人は大腸菌と共生しているといわれます。大腸菌が人には作れないビタミンを生成したり、消化を助けたりするからですが、それが真実なら、また大量の腸細胞と大腸菌の死骸が毎日糞となって放出されているのも真実です。

ところで多くの動物はキスをしません。キスをしているところ(実際にはキスそのものではないことが多いと思いますが)を撮影出来れば自慢出来るくらいです。それにくらべて、人は日常的にキスをするめずらしい動物です。このことは人には体毛がほとんどないことと関係があるのではないでしょうか?

動物は日常的に毛繕いしますし、親しい個体はお互いに体毛をなめ合って親交を深めています。うちのサラとミーナもよくお互いをなめあっています。これは間接キスともいえるので、お互いが持っている細菌を交換することができます。人ではそうはいかないので、細菌を交換するにはキスなどが必要です。

なぜ細菌の交換が必要なのでしょうか? 細菌は紫外線や放射線による点突然変異や、プラスミド(DNAの別荘とでもいいましょうか)の移動などによって、DNAを新鮮化していますが、腸には紫外線が届かない上に閉鎖空間に近いので、外から全く異なるDNAが取り込まれることは大歓迎です。では同じく毛がないイルカはキスするのか?

するようです(http://blog.goo.ne.jp/junane0215/e/f3203ffd0a81e468b4bbf0e1d72ec1ee より拝借しました 有難うございます)

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2015年3月25日 (水)

トム・ウェイツのワルツィングマチルダ

今日は久しぶりにトム・ウェイツのワルツィングマチルダを聴いて眠る

Tom Waits ー Waltzing Matilda

YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=vGpwgHqlfWo

歌詞
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1232625987

Wasted and wounded, it ain't what the moon did
Got what I paid for now
See ya tomorrow, hey Frank can I borrow
A couple of bucks from you?
To go waltzing Matilda, waltzing Matilda
You'll come a waltzing Matilda with me

and Now I'm an innocent victim of a blinded alley
And tired of all these soldiers here
No one speaks English and everything's broken
And my Stacys are soaking wet
To go waltzing Matilda, waltzing Matilda
You'll come a waltzing Matilda with me

Now the dogs are barking and the taxi cab's parking
A lot they can do for me
Now I begged you to stab me, you tore my shirt open
And I'm down on my knees tonight
Old Bushmill's I staggered, and you buried the dagger
In your silhouette window light
To go waltzing Matilda, waltzing Matilda
You'll come a waltzing Matilda with me

And now I lost my Saint Christopher now that I've kissed her
And the one-armed bandit knows
And the maverick Chinaman and the cold-blooded signs
And the girls down by the strip-tease shows
Go, waltzing Matilda, waltzing Matilda
You'll come a waltzing Matilda with me

No, I don't want your sympathy
The fugitives say that the streets aren't for dreaming now
Manslaughter dragnets and the ghosts that sell memories
They want a piece of the action anyhow
Go, waltzing Matilda, waltzing Matilda
You'll come a waltzing Matilda with me

And you can ask any sailor and the keys from the jailor
And the old men in wheelchairs know
That Matilda's the defendant, she killed about a hundred
And she follows wherever you may go
Waltzing Matilda, waltzing Matilda
You'll come a waltzing Matilda with me

And it's a battered old suitcase into a hotel someplace
And a wound that will never heal
No prima donna, you know the perfume is on
You know an old shirt that is stained with blood and whiskey
And goodnight to the street sweepers
And you know the night watchman flame keepers and goodnight to Matilda too

anengageman さんの日本語訳 (明らかな間違いは私が修正)↓

疲れ果てて傷ついてしまった
でも、それは月のせいではないんだ
今になって昔の報いを受けてるだけさ
やあ、また明日会おうよ、ヘイ、フランク金を貸してくれないか
2、3ドルでいいんだ
ワルチング・マチルダ[訳註:放浪者が羊泥棒を働いて、追いつめられて自殺するというストーリーの歌]さ
お前もいっしょに俺とワルチング・マチルダに行こうぜ
(筆者:ワルチング・マチルダに行こうぜというのは何の意味かわかりませんが、おそらく放浪の旅に出ようというような意味ではないでしょうか?)

俺は真っ暗な裏通りに迷い込んだ罪のない犠牲者さ
ここにたむろしている兵隊たちには飽き飽きしたよ
だれも英語をしゃべれやしない、すべてめちゃくちゃだ
そして俺の運動靴はびしょ濡れだ
ワルチング・マチルダさ
お前もいっしょに俺とワルチング・マチルダに行こうぜ
(筆者:運動靴というのは Stacy and Adams の靴のことだと思います)

犬は吠え立て、タクシーは不法駐車
やつらも俺のためにすることはいっぱいあるよ
お前に俺を刺してくれって頼んだら
お前は俺のシャツを引き裂きやがった
そして今夜、俺はやめてくれってひざまずいているのさ
オールド・ブッシュミルという酒を飲み干してふらふらだ
お前は短剣を土に埋めちまった
お前の影が窓の明りに映ってるぜ
ワルチング・マチルダさ
お前もいっしょに俺とワルチング・マチルダに行こうぜ
(筆者:オールド・ブッシュミルというのはアイルランドのウィスキーと思われます)

今じゃ聖クリストファーの十字架もなくしちまった
昔は彼女にキスをしたんだけど
スロットマシーンは知ってるさ
一匹狼の中国人と冷酷で汚い看板
ストリップ劇場で体をくねらす少女たち
ワルチング・マチルダさ
みんなもいっしょに俺とワルチング・マチルダに行こうぜ
(筆者:ここが謎なんですよ。聖クリストファーはどの画をみてもおじさんなんです。 あとone-armed bandit というのはスロットマシーンのこと?)

お前の同情なんかほしくもない
逃げたやつらは、今じゃ街にも夢などありゃしない、と言う
殺人事件の捜査と、思い出を売り物にする亡霊と
やつらはとにかくなにかしたがっているのさ
ワルチング・マチルダさ
みんなもいっしょに俺とワルチング・マチルダに行こうぜ

どの水兵にも聞いてみな、看守からぶんどった鍵
車椅子の老人はたちはマチルダは被告だってことはわかってるさ
彼女は100人殺した
彼女は逃げたってどこまでだってお前につきまうとうさ
ワルチング・マチルダさ
お前もいっしょに俺とワルチング・マチルダに行ったとしても、俺といっしょにマチルダにつきまとわれるのさ

そいつはどこかのホテルのボロボロの古いスーツケースだな
そして、決して癒えることのない傷がついている
ここには香水をつけたプリマドンナなんていねえ
血とウイスキーのシミがついて着古したシャツ
街の清掃人たちよ、おやすみ
夜間警備員、灯りの番人
そしてマチルダにもおやすみ

-----------
トム・ウェイツさんは1949年生まれ。2011年にグラミー賞を受賞し、めでたくホールオブフェイムの住人となりました。映像は1977年のものだそうですが、この頃からこんな声でよく還暦まで歌手ができたものだと思います。現在は奥様と音楽パートナーの女性と3人でカリフォルニアに住んでいるそうです。

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2015年3月24日 (火)

2014~2015 リーガ・エスパニョーラ第28節 クラシコ:ゴールは美しいが・・・でも勝ったのは大きい

Braugrana今シーズン最大の山場がやってきました。カンプノウでのクラシコ。10万人の観客がイムノを歌ってメンバーを迎え入れます。

バルサはFW:ネイマール・スアレス・メッシ、MF:イニエスタ・ラキティッチ・マスチェラーノ、DF:アルバ・マチュー・ピケ・ダニ、GK:ブラーボ。ブスケツはやはりベンチでマスチェラーノが代役でボランチ(ピヴォーテ)です。マドリーはFW:Cロナウド・ベンゼマ・ベイル、MF:モドリッチ・イスコ・クロース、DF:マルセロ・ラモス・ペペ・カルバハル、GK:カシージャス

マドリーは監督がアンチェロッティになってから、マルセロとペペの極悪コンビがすっかりおとなしくジェントルなプレーをやっているのに驚きましたが、今回はクラシコとあって、ファウルをあまりとらないレフェリーをいいことに、抜け出しはファウルで止めるという作戦で、シャツはつかむは、足は払うわで以前のようなダーティなサッカーを展開しました。これではバルサもやりようがなく、またいつものパスの感覚でやっていると、マドリーの実力はちょっと違うので球を奪われ、前半は押し込まれてしまいました。

そんななかで18分FKからマチューが飛び込んで、目の覚めるようなヘディングで先制ゴールを決めてくれました。しかしその喜びも束の間、31分にはモドリッチに中央から右のベンゼマ→ヒールで中央へ→Cロナウドが突入してつついてゴールという、美しい同点弾を許してしまいました。前半は激しく攻め込まれましたが、マチュー・ピケ・ブラーボの活躍でなんとか同点でハーフタイム。

マドリーは結局6人がイエローカードでしたが、普通のレフェリーならこんなもんじゃなかったでしょう。バルサもやや感情的になって5人がカードをもらってしまいました。なさけない。しかしついに10分、カウンターからスアレスが突入し、ペペのからみをぶち抜いてゴール。これはスアレスらしい美しいゴールでした。この後はマドリーも疲れ、バルサもチャビとブスケツを投入して、ポゼッション重視のゆるいサッカーになりそのまま終了。

ゴールはお互いにきれいなものでしたが、試合はファウルだらけの泥仕合で、普通のレフェリーだったらワンプレイごとに試合が止まるはずという、とてもサッカーとは言えないようなゲームでした。日本にも名人戦に好局なしという囲碁の格言がありますが、まさにそのような試合でした。ただ勝てたことは無茶苦茶大きいと思います

https://www.youtube.com/watch?v=rYxTR629TPM

https://www.youtube.com/watch?v=u8WXQVxE0ec

https://www.youtube.com/watch?v=EHmbqLRoGvg

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2015年3月22日 (日)

「捏造の科学者 STAP細胞事件」 by 須田桃子

Imgaaa毎日新聞の須田桃子記者が「捏造の科学者 STAP細胞事件」(文藝春秋社刊 2014年)を出版しました。この事件は生物学研究にたずさわる者にとっては、おぞましくも「痛い」事件でした。そして新聞記者にとっても、最初に思い切り賞賛していながら、次々おかしな話が出てきて誤報になってしまったわけですから、忸怩たる思いで忘れられない事件だったと思います。

須田氏は自らの行為と理化学研究所で行われていた行為を検証し、事件の始まりから今日に至るまでをこの本にきちんとまとめておきたかったのでしょう。内容は丁寧に事件を追って、理工系の大学院修士課程を修了している須田氏ならではの手堅い調査と記述でまとめられています。それは私たち研究者にとっては大変わかりやすいものでしたが、はたしてこれで一般市民が理解出来るかというと、図表も少なくなかなか根気が続かないのではないだろうかと心配になります。私の想像ですが、須田氏はそれは承知の上で、この事件について何か発信したい人、研究者、マスコミ関係者、事件の関係者や親族のために正確な情報を残しておこうと考えていたのではないかと思います。

笹井氏の研究室も若山氏の研究室も、小保方さんがかかわるまではうまく運営されていてよい研究室だったと思いますが、それがひとりのビッチのために、人間も研究室もボロボロになってしまったというのは恐ろしいことです。もちろん笹井氏や若山氏もうまく乗せられてしまったという罪は逃れることはできないでしょう。特に笹井氏はまるで彼女にマインドコントロールされているかのような状態になっていたと思われます。・・・合掌。

ただ須田さんも言っているように、この事件に小保方氏以外の何者かがかかわっている可能性も完全には否定出来ないわけで、まだ完全に解明されてはいないことは確かです。

須田氏は今の日本の科学界がかかえている問題も、この事件に関連してえぐり出し、提示しています。例えば理研CDBは日本では「発生・再生科学総合研究センター」となっていますが、英語では「Center for Developmental Biology」です。英語をそのまま訳すと「発生生物学センター」になりますが、どうしてそういう名前にならなかったのかといえば、発生生物学という言葉がお金を投入して研究すべき対象として日本人に認知されていないからです。日本では基礎科学(それが医学的応用につなげるためには必須のものであっても)に多額の研究費を投入するとバッシングを受けるのではないかという怖さで、外国と国内で別の顔にしているのです。つまり日本は科学の認知という意味では、まだまだ後進国なのです。なにしろ理研の上にいるのは、あの下村某というウソまみれの大臣ですから(泣)。彼が捏造の処断をするというのはまさしくブラックジョークです。

個人的に思うのは、発生生物学というジャンルにおいても、理研CDBに極端に資金が集中しすぎて(例えば笹井研は年間6億円とか)、細々やっている人たちとの研究費の差が100~1000倍にもなっていて、これでは学会で発表しても貧民と富者では別世界で、まともな議論も成り立たないような状況になってしまうわけす。CDBの不幸を喜ぶ向きも多いことは想像出来ます。事件発生から時を経ずして、ウェブサイトでの雨あられのバッシングが行われたのも、このような事情があることがバックグラウンドにあります。資金を集中させれば良い研究がうまれるだろうというのは、ありがちな素人のサル知恵で、ひとつのほころびから全体がガタガタになってしまうというリスクもありますし、大事な芽が育ちにくいという問題もあります。たとえば日本の芸能事務所がジャニーズと吉本だけになったら、どんな芸能界になるのか予想してみてください。

この本は手堅くまとめられていて私は高く評価しますが、一つ残念なのはタイムテーブルがないということです。これは画竜点睛を欠きましたね。特許とインサイダー取引の件もつっこみ不足でした。最後にひとつ感じたのは、須田さんもNHKに抜かれて残念だったことを何度も書いていますが、NHKというテレビ局が特ダネスクープ競争に狂奔するというのはかなり違和感があります。彼らは国民から搾り取った資金を豊富にかかえており、取材費も給料も破格の集団なのですから、もっと上品で堅実な報道に徹するべきだと思います。同じ土俵で戦うのでは民間放送局がかわいそうです。もちろん籾井のような政府の傀儡がトップというのはあってはならないことです。

笹井氏の輝かしい業績
http://www.cdb.riken.jp/news/2014/topics/0829_4980.html

文科大臣の発言
http://www.sankei.com/life/news/140617/lif1406170012-n1.html

解雇しなかった理研
http://www.j-cast.com/tv/2014/08/14213144.html

笹井氏の自殺には裏がある
http://ameblo.jp/usinawaretatoki/entry-11905403872.html

週刊誌の記事
http://matome.naver.jp/odai/2139526990336476601
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/40262

遺書のリーク
http://critic20.exblog.jp/22443744/

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2015年3月19日 (木)

インバル-都響のブルックナー交響曲第4番@東京文化会館2015年3月18日

Imgaインバルのブルックナーということで、完売かと思ったら当日券有りで、文化会館の席についてみわたすと、少しですが空席も見えました。90%くらいの入りかな。コンマスは矢部ちゃん、サブは山本さん。今季2度目でどうやらこのコンビ復活したようです。

すでに名古屋と福岡で、十分に同じプログラムで経験を積んできているので、今回は期待大です。マイクと映像記録装置がセットされて、BD/DVD発売を予定しているようです。しかし前半のトリスタンとイゾルデは上滑りした感じで、どうしても雰囲気にひたれませんでした。演奏は悪くなかったので、私の心のあり方がそうだったのかもしれません。ただ↓などは最初の1分でひたれるので、「トリスタンとイゾルデ」の世界に否応なく聴衆を引きずり込むという力が、まだ都響にはないのかもしれません。

https://www.youtube.com/watch?v=BC0uHkFgpno

後半のブルックナー交響曲第4番は、宗教性や神秘性には欠けるものも、微塵の弛緩も感じさせない緊張が連続するジェットコースターのような演奏で驚きました。この激しい緊張感とビシッと決まるまとまり感は、やはりマエストロ・インバルならではの統率力によるものでしょう。都響も全力を尽くした演奏だったのではないでしょうか。ブルックナーの交響曲で、こんなに弦楽奏者がしゃかりきに頑張っているのを見たことがありません。都響の歴史に新しい1ページを刻んだ演奏でしょう。しかもブルックナーの交響曲の細部の面白さをいろいろと感じさせてくれるような演奏でもありました。最後になりましたが金管の大迫力なども素晴らしいと思いました。

ヴァントNDRの演奏(ブルックナーの音楽の巨大さを感じさせる演奏)
https://www.youtube.com/watch?v=2EFoDEgzs40

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2015年3月17日 (火)

Glory of Mariya Takeuchi --- Diva in Japanese popular music scene

Imgu_2Mariya Takeuchi is a japanese singer-song-writer born at Izumo City as a daughter of the parents who managed an inn. In that city, there is one of the biggest Japanese shrine, Izumo Taisha. Before the ages of letters (6th century or before), there were 3 super powers in Japan, and one of them located at Izumo. But nowadays it is a quiet local city.

Mariya studied abroad at Rock Falls High School, Illinois, and went on to Keio University, Tokyo. She started her career when she was a student of the university. Her music is essentially based on the 60's pops in US, though she is a woman in genious as you will aware at the moment you listen her music. The first figure is the jacket of her first album "Beginning" published at 1978.

The first song of the first album is "Good-bye summer breeze", that is one of my favorite songs.
https://www.youtube.com/watch?v=oJtp4MWXUJs

ImgtSome images in her young days with performances.This song "Special delivery" is included in her 5th album published at 1981 of which jacket is the second figure.
https://www.youtube.com/watch?v=E7q8l9VXSKg

One of the big hits: "Magical peech pie"
https://www.youtube.com/watch?v=XUwnou6DxJU (started at 30 sec)

Cover of "UN BUCO NELLA SABBIA" by Mina (an Italian singer) collaborated with K.Minami
https://www.youtube.com/watch?v=w9PXoBS-R10

One of th big hits: "Dream of You"
https://www.youtube.com/watch?v=1qw-XW4FKjM

Ballad songs:

"Midnight nightingale"
https://www.youtube.com/watch?v=EQIwtHvUbgo

covers
https://www.youtube.com/watch?v=yvkn69tj3_I&spfreload=10
https://www.youtube.com/watch?v=1cEu14PvKTI

"Station (Eki)"
https://www.youtube.com/watch?v=G1O2gZpksv8
https://www.youtube.com/watch?v=iswH6QVN9CI

(akina version)
https://www.youtube.com/watch?v=tLnKeRbP9h4

covers
https://www.youtube.com/watch?v=AC88Y3spc98
https://www.youtube.com/watch?v=Fet9Zgj0Mvo

"Confession (kokuhaku)"
https://www.youtube.com/watch?v=A9FSf0HJvCA

a cover
https://www.youtube.com/watch?v=YSKu3tJY-ik

"Doors of a life (Jinsei no tobira)
https://www.youtube.com/watch?v=QXTbyC94mNQ
https://www.youtube.com/watch?v=DEqk08OGwD4

covers
https://www.youtube.com/watch?v=jvtxmlIZhf0
https://www.youtube.com/watch?v=juvlTYVgRZY
https://www.youtube.com/watch?v=sDYrZTx5nt8
https://www.youtube.com/watch?v=mOAH5NGotXU

"Don't forget me"
https://www.youtube.com/watch?v=Ts5v3bdqsWU

a cover
https://www.youtube.com/watch?v=cgNGXBLjL3M

"A last movement"
https://www.youtube.com/watch?v=wD42mf2dX1E

ImgvThe jacket of the latest album published at 2014 is shown as the last figure.

"Dear Angie ~ you will endure the trial of the fate (not official title)"
https://www.youtube.com/watch?v=aespVCJiNe4
https://www.youtube.com/watch?v=KpmeG8Fvzvo

piano
https://www.youtube.com/watch?v=5_uK9hVqBOs

a cover
https://www.youtube.com/watch?v=PezV6D8essU

a la carte ----- I recommend

Color white blend

https://www.youtube.com/watch?v=VtZVVWP2CKY

(Miho Nakayama ver.)
https://www.youtube.com/watch?v=1i3ZTCzguKA

-----

https://www.youtube.com/watch?v=Kl7c4_KBTnA

https://www.youtube.com/watch?v=iDnv1QZVR_o (no songs)

https://www.youtube.com/watch?v=Tr-EH8HjTSU

https://www.youtube.com/watch?v=4l2EE3S4JOo
* https://www.youtube.com/watch?v=oxIb12gsQBs&spfreload=1

https://www.youtube.com/watch?v=1G47Gfo1G1Q

https://www.youtube.com/watch?v=c2oS4ymx9lY
* https://www.youtube.com/watch?v=HTSlBJ8a9Z4

YouKu

http://v.youku.com/v_show/id_XMjc3NzQ4ODQw.html?from=y1.2-1-95.3.2-2.1-1-1-1

http://v.youku.com/v_show/id_XMzAyMDc1NjQ4.html

http://www.tudou.com/programs/view/HGizO-8evCQ/

http://v.youku.com/v_show/id_XNjIzNDYxNzcy.html

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2015年3月15日 (日)

2014~2015 リーガ・エスパニョーラ第27節 幸運に恵まれて有難い勝利

Braugranaレアル・マドリーがビルバオに敗れるという、予想外の幸運に恵まれてついにバルサが首位に躍進しました。一挙にCLとクラシコをむかえるこの1週間が今シーズン最大の山です。その嵐の前に一息つきたいバルサですが、もちろん敗戦は禁忌。今日はバスクのエイバルに遠征です。ここでのプリメーラの試合は、バルサの長い歴史の中でもはじめてのことだそうです。

エイバルのスタジアム「エスタディオ・ムニシパル・デ・イプルーア」は収容5250人のローカル色豊かなところで、それはいいのですが、サイドもゴール裏もほとんどスペース無くフェンスが迫るという、非常にやりにくい感じです。バックスタンドが半分しか無く、マンションから試合が丸見えです。多分マンションがある場所にくっつけて、後でスタジアムができたのでしょう。交代選手が準備運動するスペースもありません。雨でピッチがすべるのも心配です。どんなスタジアムのチームでも、強ければプリメーラで試合が出来るのがリーガ・エスパニョーラのいいところでもあります。

エイバルは352という一風変わったフォーメーション。FW:マヌ=デル=モラル・サウル=バルホン、MF:ティダック・ララ・ボルハ=フェルナンデス・エラスティ・ボベダ、DF:リージョ・ナバス・エキサ、GK:ハイメ=ヒメネス。シャツがブラウグラーナで色調もバルサそっくりなので、アップだとつい「コレ誰だっけ」と思ってしまいます。バルサは思い切りローテーションを使いたいところですが、FWはいつものネイマール・スアレス・メッシで、早めに得点したいところです。MF:ラフィーニャ・ラキティッチ・セルジ。セルジがボランチという奇策。負傷したブスケツはやはりしばらく出場できないようで、マスチェラーノはカード4枚ですし、しかたありません。DF:アドリアーノ・バルトラ・ピケ・モントーヤ。これはローテーションではなく、両SBがカード累積でアウトの結果です。マチューも4枚でクラシコまではリーガの試合に出せません。

試合はエイバルの中盤5人のからみが効いて、バルサは中盤の渋滞でなかなか得点出来そうもありません。幸いなことに30分、メッシのシュートをエキサが手で止めてくれてPK。メッシが決めてくれました。ラッキーとしか言いようがありません。

さらにハーフタイム後10分、CKからメッシにはマーカーがついてなくてフリーでヘディング。これをDFがクリアし損なってゴール。またもやのラッキーで2点目が入り、そのまま冴えない試合が終了。内容はともかく勝ったのはバルサにとって助かりました。

エイバルの中ではハビエル・ララ(イケメン)のミドルシュートが良かったのと、途中出場のイタリア人ビオヴァッカーリのシュートがバーをたたいたのが残念でした。

 


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2015年3月14日 (土)

パスポートを取り上げるのは行き過ぎ

1元首相とはいえ一民間人である鳩山氏のクリミア訪問に対して、パスポートを取り上げようなどというヒステリックな政府の姿勢はあまりにも強権的で吐き気を催します。たとえ野党党首が訪問したとしても、パスポートを取り上げるなどと言うのは野蛮な行為であり、許されることではありません。政治的主張は様々であるのが当たり前です。

おそらく政府は沖縄で住民投票が行われて、独立派が過半数をしめるようなことがあれば困るからでしょうが、政府が現在のような問答無用の姿勢をとりつづければ、本当にそうなってしまいますよ。

クリミアは圧倒的多数の住民がロシア語を話し、ロシア連邦に参加することに賛成であったわけですから、住民の意思を尊重すべきです。野党の岡田氏や枝野氏まで鳩山氏を非難するというのは意外でした。私は言葉が違う地域は、国として独立すべきだというのが持論なので、政府はもちろん、民主党の見解も容認できません。EUも本音を言えば、クリミアの独立をみとめてもよいし、ウクライナにはかかわりたくない(=ウクライナがEUに参加しても、ウクライナ政府の巨大な借金をEUは処理できない)というものでしょう。ウクライナのクーデターは米国の世界戦略とCIAが深く関わっていると思われます。EUは巻き添えを食ったのです。

http://eigokiji.cocolog-nifty.com/blog/ngo/
http://japanese.ruvr.ru/news/2014_05_04/271984422/
http://jp.reuters.com/article/worldNews/idJPTYEA3D06X20140414
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q14122081899
http://newclassic.jp/12275
http://ameblo.jp/globalnews/entry-11989041053.html
https://www.youtube.com/watch?v=rnxOBSlL0E8

沖縄が現在のような状況になっているのも、政府が米国べったりでやっていこうという姿勢だからであって、米国・EU・ロシア・中国と等距離でやっていこうという姿勢ならこうはならないでしょう。民主党も鳩山氏を非難する暇があったら、主要諸外国(特に中国・ロシア)とのパイプを太くしておく努力をするべきです。それがなければ政権は担えませんよ。


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2015年3月12日 (木)

JPOP名曲徒然草153: 「いちご白書をもう一度」 by 高野千恵

Imgaa高野千恵さんは2007年デビュー。オリジナル曲だけでなく、過去のフォークの名曲をたくさんカバーしてくれています。こういう歌手がいてこそ文化の伝承が可能なのですが、2013年末で活動を休止したそうです。どんな事情があったかわかりませんが、2013年にセカンドアルバムを出したばかりなので、残念としか言いようがありません。

私が持っているのはカバーアルバムです(リクエストシリーズ フォークソング編 MusicPlus LLC, XQJD-1201 2012年刊)。

公式HP:http://www.takanochie.com/

ブログ:http://official-blog.takanochie.com/

いちご白書をもう一度(カバー 高野千恵バージョン)
作詞・作曲 荒井(松任谷)由実
甘酸っぱい雰囲気が希薄で、ひたすら暗いのが今時の空気
https://www.youtube.com/watch?v=mHMmBvgjFqo

(オリジナル ばんばん)
https://www.youtube.com/watch?v=j6Zg72miqOA

(メロン記念日 with ばんばひろふみ)
ばんばんのヴォーカルばんばひろふみお墨付きのカバー?
https://www.youtube.com/watch?v=u3j2SLZUH9E

(カラオケ)
https://www.youtube.com/watch?v=heilEKYrdV4
https://www.youtube.com/watch?v=4mYDD5iAraY

あなたに会いたい
https://www.youtube.com/watch?v=A5ZMxpuy0zg

4月の風
https://www.youtube.com/watch?v=Z2kexh98BvI

さくら
https://www.youtube.com/watch?v=g16f9KLCrNQ
https://www.youtube.com/watch?v=X4kns_Hzr8I

With
https://www.youtube.com/watch?v=63ssKxnKm4U

真夏の太陽
https://www.youtube.com/watch?v=LWTIP9fxk-4

ささやかなこの人生(カバー オリジナルは風)
https://www.youtube.com/watch?v=Qrlb8paAWiY

(オリジナル 風)
https://www.youtube.com/watch?v=YGK6L1djQfQ

日だまりの詩(カバー オリジナルはル・クプル)
https://www.youtube.com/watch?v=V-gNsmyJzBM

オリビアを聴きながら(カバー オリジナルは杏里)
杏里の歌はひたすらに美しい。高野千恵バージョンには暗さとやるせなさが交錯しています。
https://www.youtube.com/watch?v=7Ea3HmEfBi4

(オリジナル 杏里)
https://www.youtube.com/watch?v=iWvj4vssnIA

(さわやか 松田美穂)
https://www.youtube.com/watch?v=OJ78pqGYxHI

CAN'T TAKE MY EYES OFF OF YOU (\笑/)
https://www.youtube.com/watch?v=wm6gmTAllaQ

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2015年3月10日 (火)

2014~2015 リーガ・エスパニョーラ第26節: ラーヨの高いDFラインを切り裂くバルサ

Braugrana先週はビジャレアルの驚異的ながんばり、特にGKセルヒオ・アセンホの獅子奮迅の活躍によって、レアルマドリーはドローがいっぱい。これで2ポイント差となり、バルサにも自力優勝の目が出てきました。

めずらしくカンプノウでのデイゲーム。お天気も上々です。サッカーは本来こうあるべきですね。相手はラーヨ・バジェカーノ。現在のリーガ・エスパニョーラで、最も攻撃的なフォーメーションのチームです。バルサはFW:ペドロ・スアレス・メッシ、MF:イニエスタ・チャビ・マスチェラーノ、DF:アルバ・マチュー・ピケ・ダニ、GK:ブラーボ。ネイマールはカード蓄積。ブスケツは先週のケガで欠場です。重くないとはいえ、クラシコは彼抜きで戦うことになりそうです。ラーヨは1トップ:レオ・バチスタン、2列目:リカー・ブエノ・カクタ、ボランチ:トラショーラス・ホサペド、DF:インスーア・アマージャ・バ・ティト、GK:アルバレス。バエナは出場停止です。

ラーヨは目を疑うような高いDFラインで、超攻撃的なフォーメーション。スアレスにとってはまたとないチャンスです。それは早速5分にやってきました。ラーヨのスローインから、スアレスの前に球が出たのですが、普通ならオフサイドのところ、ティトが上がり損なってオフサイドトラップが失敗。スアレスがDF裏に持ち込んで、左から右アウトサイドでゴール。

さい先はよかったのですが、ラーヨの前からのつぶしは執拗で、バルサも思うようなポゼッションができません。もたもたしているうちにハーフタイム。

後半4分に思わぬチャンスがやってきました。右のCKが中央右でなぜかフリーのアルバの頭にドンピシャで、あわやゴールかと思いましたが、ポストではじかれました。しかし、そのこぼれ球をつめていたピケが押し込んでゴール。2:0となりました。さらに9分、ティトがエリア内でスアレスをシャツをつかんで引きずり倒しPK。ティトはカード2枚目で退場。これで気が緩んだのでしょうか? メッシが気の抜けたキックでGKにキャッチされてしまいました。ところがなんとメッシが蹴る前にGKが前に出たということでやり直し。これ何度も見ましたが、確かに先に前に出ていますが、普通はやり直しにまではならない感じでした。バルサとしては思わぬラッキープレゼントで、メッシは2回目は反対側に決めてやれやれ。3:0です。さらに18分には、スアレスのシュートをGKがはじくところを、メッシが押し込んで4:0です

これで楽になったバルサは余裕でマスチェラーノをはずして、ラキティッチをボランチで投入。イニエスタもラフィーニャと交代。23分にはメッシがドリブル突破でラーヨDFを切り裂き、GKもはずして5:0のゴール。ハットトリックです。そのあとダニの退場でPK(ボールにさわっているので、そんなにひどいファウルじゃないと思いますが、やり直しPKの影響などもあった感じで、やむをえません)。これを決められて5:1。しかしバルサもメッシ→スアレスのコンビで技ありのアディショナルタイムのゴールで6:1。DFライン高いと、やはりスアレス・メッシはやりやすい感じです。

https://www.youtube.com/watch?v=m_Cvz-BxFuQ
https://www.youtube.com/watch?v=RFuA6Pj7EG8
https://www.youtube.com/watch?v=LB-BI4VTuuc


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2015年3月 8日 (日)

都響 シューマン「交響曲第4番」@池袋東京芸術劇場2015年3月8日

Imga冬に逆行したような寒い雨の日。都響はインバルの登場です。池袋の芸劇に出かけました。Patio de Metro がめずらしく超満員で列をなしていたので、はじめてカフェ奏(かなで)で腹ごしらえ。湯葉のあんかけどんぶりをいただきました。だしがきいていて、飽きがこずに完食。

今年はフルシャをウィーン国立歌劇場に強奪されたので、音楽監督を退任したとは言え、都響の目玉はまだまだインバル指揮のコンサートです。本日のコンマスは四方さん、サブは山本さんです。前半のソリストは河村尚子(かわむらひさこ)さん。ブルーのドレスで登場したのですが、まるで女子プロレスラーのような鍛え上げた感じの体型で、大股で歩く方でした。

シューマンのピアノ協奏曲ですが、演奏は体型から予測されるような切れ味鋭い場面もあり、また非常にロマンティックな部分もあり、完全に自分の世界を持っている方です。都響のメンバーも彼女と会話するような親密な演奏でサポートしました。アンコールはシューマン(リスト編)「献呈」。私は河村さんの音楽は健康的すぎて、ちょっとはいっていけませんでしたね。

後半はシューマンの交響曲第4番ニ短調。これは弦楽アンサンブル勝負の曲なので、都響にとっては大いにやりがいがある作品です。期待通り素晴らしいアンサンブルで、スリリングで気持ちの良い演奏になりました。

ちょっと嬉しかったのは、田口さん(Vn)の復帰です。彼女の演奏には品格が感じられます。これは努力して獲得出来るものではないので、都響にとっては貴重な財産です。都響紹介の動画にも登場しています(なんとお料理のシーンまである)。今日はさすがに最後列で演奏していました。
http://www.youtube.com/watch?v=jqwYlyqMFDM

Imgb会場を出てから気がついたのですが、芸劇には折り鶴の美しいオブジェが飾られていました。

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2015年3月 5日 (木)

アリアCDの快挙

ImgzCDが売れなくなって、街からCDショップがつぎつぎと姿を消していきましたが、そんななかで破竹の進撃を続けるのが名古屋のCDショップ「アリアCD」です。ショップの特徴としては、クラシック音楽専門で会員制(年会費1000円)をとっていることですが、詳しい商品解説を見て購入することが出来ます。主に海外から弱小レーベルも含めて、様々な商品をとりよせて販売していますが、国内盤もあります。通販店舗がメインだと思います。

ここの会員になってから、私はほとんど街のCDショップに行ったことがありません。私的には、こことアマゾンで十分です。

店主松本氏のクラシック音楽とメディアに関する知識は半端ではなく、コンサートを主催したり、書籍を出版したり、大学で講義したりするほどです。しかしそのセールストークの巧みさはそれを凌駕するほどで、お客さんはすぐ金欠に陥ってしまいます。

アリアCDは勢いに乗ってレーベルを立ち上げたばかりか、今回ついに企画・制作・販売という、全くレコード会社と同じ、いやそれ以上の仕事をやってのけました。ピアニストは五島史誉(ごしまふみよ)さん、ピアノはベーゼンドルファー、エンジニアは後藤さんなのですが、松本氏がすごいのは、彼らを(おそらく言葉巧みに持ち上げて)ただ働きさせてこのCDを制作したということです。しかも今はどこもやってないオープンリールデッキ(死語)を用いたアナログ録音までやってのけてしまいました。

私はさすがにデジタル録音版を購入しましたが、松本氏はアナログの音はすごいと豪語しています。しかしこのデジタル版も素晴らしい録音で、メジャーのレコード会社の最良の録音にも匹敵する音が収録されていると思いました。

五島さんの芸風は、鋭敏瞬発型ではなく、じっくりと生真面目にやっているうちにじわじわと暖まってくるというもので、どちらかと言えばシューマンやドビュッシーよりも、シューベルトやベートーヴェンにフィットする感じです。しかしシューマンやドビュッシーにも独特の安心感みたいなものが感じられて、それなりの良さがあります。

録音風景:https://www.youtube.com/watch?v=LpP4QeKSg_s&feature=youtu.be

アリアCD:http://www.aria-cd.com/

松本氏:https://www.youtube.com/watch?v=0P30OcscqIA

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2015年3月 3日 (火)

サラとミーナ155: 春は近い

Imgx今年は大雪もなく、比較的平穏な冬でした。そしてもうすぐ春です。コンサート解禁(個人的に)、そしてまもなくJリーグ開幕(個人的にはあまり関心ありませんが)、プロ野球開幕(補強失敗のタイガースですが優勝を祈念しつつ)とつづきます。

うちの行事としては、この(←)ガジュマルをいつベランダにだそうかという段階にはいりました。室内ではさすがにやっと生き延びているという状態で、元気はありません。もう十数年飼っているので、本来なら数メートル以上の高さの木になっているはずなのですが、すっかり盆栽化しています。

サラとミーナも敏捷性を増したベランダの鳥たちに注目です。レースのカーテンは、草陰にかくれて獲物を狙うという彼ら本来の習性にぴったりで、むこうからは自分たちが認識出来ていないということを、猫たち(少なくともサラ)は知っています。なのでじっくりと観察出来るんですね。

ミーナはガジュマルの葉が好きで、冬の間にほとんど背が届くところのものは食べ尽くしてしまいました。サラは決してガジュマルは食べません。植物の好みは2匹それぞれ全く異なります。

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2015年3月 2日 (月)

都響フレッシュ名曲コンサート@葛飾シンフォニーヒルズ2015年2月28日

Imga一昨日に都響フレッシュ名曲コンサート@かつしかシンフォニーヒルズに行ってきました。沿線住民なのですがここははじめてです。青砥の街を歩くのもはじめて。駅を出るとヨハン・シュトラウスの像があるというのですが、発見出来ず。外向きだったので後ろから見ることになり、通り過ぎてしまっていました。帰りに気がつきました。ホールまでのシンフォニー通りはきれいに整備されていました。住民以外の車の通行は禁止されているようです。

ヒルズは瀟洒な建物で、本館と別館が2Fの渡り廊下で連結されている構造です。大ホール=モーツァルトホールはシューボックス型で、豪華ではありませんが乱反射が少なくなるように設計されているようでした。シューボックス型にしては良い音響だと思いました。ただバルコニー席が前から後ろまで、ステージと80度くらいの角度で横向きなのはいただけませんね。どうしてこんな無理な設計をするのか理解出来ません。

2月の調布でのコンサートは満席の盛況だったと聞いていますが、葛飾は2Fを閉鎖してようやく格好が付く程度の集客で、サテライト同士の争いでは完敗です。やはり文化の面では東部地域は西部地域に及びません。沿線民としては残念ですが、このような立派な箱ができたからには、徐々にでも近づきたいものです。

コンマスは山本さん、サブはゆづきで、指揮者は梅田俊明氏。ヴィヴァルディの「四季」にはソリストとして小川響子氏が参加します。この小川さんのVnには驚きました。こんなに獰猛で戦闘的な「四季」ははじめてです。これだからライヴ通いはやめられませんねえ。このソリストの芸風では、指揮者の梅田さんもソリストのペースに合わせてやるほかありません。ユーチューブにはハイドンの演奏を出しているようですが、それからは想像できません。ただとんでもヴィヴァルディと拒否しないで聴いていると、それなりにスリリングで面白いところもありました。リーラがソリストだと、似たような演奏になるのでしょうか?

後半のラヴェルの曲はいつもの都響らしい名演で、安心して楽しめました。最後のボレロは久しぶりにライヴで聴きましたが、最後の大音量はライヴならではの迫力でした。リズムの中心となる西川さんの小太鼓をオケの中央に配置したのは、なかなかよい選択だと思いました。

小川響子
https://www.youtube.com/watch?v=6Fafwn54_pE

リーラ
https://www.youtube.com/watch?v=e6S-XWlGmjw

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2015年3月 1日 (日)

2014~2015 リーガエスパニョーラ第25節 ラキ←→スアレスでグラナダを一蹴

Braugranaマラガには苦敗を喫しましたが、チャンピオンズリーグではフエラでマンCを撃破して意気上がるバルサです。今回はエスタディオ・ヌエボ・ロス・カルメネスで降格圏内のグラナダとの対戦。チャンピオンズリーグで大活躍したスアレスは試合前から高笑いです。

グラナダはエル・アラビとコルンガがレバンテ戦でのレッドカードで出場停止を食らっていて戦力低下はいなめません。しかし正攻法の4231でバルサに立ち向かいます。FW:コルドバ、2列目:ラス=バングラ・ハビ=マルケス・イバーニョス、ボランチ:フラン=リコ・イトゥラ、DF:フルキエ・カラ・ババン・ニョム、GK:オイエール。バルサはFW:ネイマール・スアレス・メッシ、MF:チャビ・ラキティッチ・マスチェラーノ、DF:アルバ・マチュー・バルトラ・ダニ、GK:ブラーボ。

グラナダは結構高めのDFラインでがっぷり組もうという作戦。これはバルサのCL疲れを計算したものと思われます。この作戦は結構正解と思われましたが、25分アルバが浮き球をDF裏に出すと、スアレスが反応してゴール左に進入、角度の無いところからシュートしようとして失敗したのか、ゴール前に流そうとしたのか、中途半端な球がゴール前に。これをDFがクリアしようとしましたが芯をはずして転がるところを、ラキティッチが走り込んでゴール。

グラナダは左右のラス、イバーニョスを走らせ、詰まったところでハビ=マルケスに戻してミドルシュートを狙いますが、特に42分の強烈なシュートはブラーボがギリギリではじき出したのがスーパープレイ。バルサを救いました。

後半4分、バルサのシンプルな攻撃が決まりました。スアレス→ラキティッチ→スアレスの見事なワンツーで2点目。三角と言うより直線に近いワンツーの美しいゴールでした。ところがこのあとすぐラスの突入をバルトラが止めてPK。これはフラン=リコに決められてしまいました。バルトラも軽率でした。

しかし25分またもラキティッチからスアレスに浮き球のスルーパスが通って、今度はスアレスはゴール前に詰めていたメッシにプレゼントパス。これで3点目が入って勝負有りです。

絶好調だったバルサもここにきてやや調子が落ちてきました。絶好調時にレアル・マドリーに追いつけなかったのは痛恨です。あとは他力本願しかありません。

https://www.youtube.com/watch?v=66CGCR8EbjE

https://www.youtube.com/watch?v=q4e7sn-mhZU

https://www.youtube.com/watch?v=HOLHRwqCdYg

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