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2015年2月27日 (金)

カッチーニのアヴェ・マリア

4a81c39664209ce268de6a88b881db99ジュリオ・カッチーニというのは実在したイタリアの作曲家で、メディチ家に雇われた歌手でもあったそうです。しかし彼の曲で最も有名な「アヴェ・マリア」は実は20世紀のロシアの作曲家、ウラディーミル・ヴァヴィロフ(1925~1973)の作品。本人が作者不詳として発表したにもかかわらず、いつのまにかカッチーニの作品として世に知られるようになりました。私は数ある「アヴェ・マリア」の中でも、最も精神の浄化作用がある曲だと思います。

Eテレでお馴染みの加羽沢美濃さん ライヴでのピアノ演奏
https://www.youtube.com/watch?v=3DtCp0Mwe_s

田部京子さんが吉松隆氏の編曲で弾いたMV 室戸岬の風景
激しく心を動かされました なぜか野良猫も登場
本当に素晴らしい編曲と演奏です
https://www.youtube.com/watch?v=a0Y90PZ-Sig

女声合唱
https://www.youtube.com/watch?v=4mBJIbQHTHY

少女合唱隊 田部バージョンの次にお気に入り
ソロをとっているのはロナウジーニョの娘??
https://www.youtube.com/watch?v=UOzj7wZN8EM

シャルロッテ・チャーチさんの独唱
https://www.youtube.com/watch?v=gQAUuTLwm5Q

アントニアンさんのチェロ ピアノ伴奏はパレホさん
https://www.youtube.com/watch?v=_eY_yO16Y-w

宮本文昭さんのオーボエ
https://www.youtube.com/watch?v=imOQ8nR3Hus

寺井尚子さんのヴァイオリン
https://www.youtube.com/watch?v=FCcZS3qrrGw

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2015年2月23日 (月)

恥ずかしすぎて、ブログに書くのもいやになりますが

000877_li_2白川さんが私が言いたいことを言ってくれているので拡散します。

白川勝彦

衆議院議員(6期)、自治大臣、国家公安委員会委員長、新党・自由と希望代表などを歴任。

http://www.liberal-shirakawa.net/tsurezuregusa/index.php?itemid=1677

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“ストップ the 安倍”の元年

謹んで新年のお慶びを申し上げる…と言いたいところだが、私の心は晴れやかとは言えないのである。平成27年(2015年)は、内外共に万事が厳しい状況になると予想されるからである。景気の良い、いや、調子の良い話をしているのは、安倍首相と自公“合体”政権だけで、そのようになる筈がない。

諸行無常というが、因果応報でもある。この世の出来事には原因あり、それに伴う結果があるのである。政治の分野でいえば、わが国はファッショ的になっている。ファッショとは、政治の在り様が暴力的なのを批判する言葉であるが、安倍首相とその仲間が行おうとしている政治は、ナチズムにも近づいている。

ナチズムは、国家社会主義という思想的側面をもっている。国家の力で経済を良くするという考えは、一歩間違えば、国家社会主義に流れる危険性がある。ちなみに、ナチズムは自由主義や社会主義とは、何の関係もない概念であった。政労使会議で安倍首相は「儲かっている企業は賃上げをして欲しい」などというが、こんな言葉は、信じない方が良い。

私は、今年6月で満70歳になる。70年も生きていると、いろいろなことを見てきた。その中で印象に残るのは、ある人や企業やグループが悪くなる時というのは、ある日突然、何もかもが一挙にダメになっていくことであった。一挙に全てが壊れていくのだから、誰も手が付けられなくなるのだ。後で考えると、その兆候はあったし、その時ならば手が打てたのだが…。

私は、「わが国は、何もかもが一挙にダメになっていく寸前」という気がしてならないのだ。政治とか経済とか社会とじゃなくて、何もかもが一挙におかしくなっていくのだ。私は、それを“文化の崩壊”と捉えている。このことは、永田町徒然草No.1697「危険な“文化”の劣化」で述べているので、是非もう一度見てもらいたい。

安倍首相とその仲間(創価学会・公明党を含む)は、文化に最も縁遠い存在である。文化と最も縁遠い者が権力を握り、それを遠慮なく行使しているのであるから、わが国の文化が崩壊していくのは、当たり前といえば当たり前なのだ。しかし、わが国民はまだ文化を大切なものと思っていると、私は信じている。

まだそのような国民がいる限り、私は日本の未来に絶望していない。昨年の総選挙は、“ストップ the 安倍”の絶好なチャンスだったのだが、残念な結果に終わってしまった。安倍首相とその仲間は、ファッショ的に安倍政治を行おうとしている。しかし、覚醒した国民は、“ストップ the 安倍”の元年としなければならない。私は、そう心に誓っている。

それでは、また。

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安倍、こりゃもうダメだ。

もう安倍政権がやっていること、そしてこれからやろうとしていることは出鱈目・ハチャメチャである。だから一々論評することが嫌になってしまう。これは安倍晋三という政治家の特異性・異常性に起因するところ大であるが、どうもそれだけではないような気がする。日本の政治・行政・経済・文化の中心にいる人たち全体がおかしくなっていると思わざるを得ないのだ。

長い間私は日本の政治や社会の流れを見てきたが、こういう状態がわが国では時どき起ることを見てきた。大勢には逆らわないというのか、どんな時でも自己主張を止めないという風潮の乏しいのか、いろいろなことが原因となっているのだろう。あるいは“今だけ、金だけ、自分だけ”という国民が多くなって来たからなのかもしれない。

わが国はいま荒涼としている。荒涼としていると言えば、戦後の日本はまさに焼野原であり、まさに荒涼としていた。荒涼たるわが国に希望を与えたのは、自由と平和であった。そして文化国家を築くという希望であった。戦争で人間的なものをすべて否定されてきた国民は、文化に飢えていた。“今だけ、金だけ、自分だけ”では、多くの日本国民は決して満足していないであろう。私はそう信じている。
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http://www.rokusaisha.com/wp/wp-content/uploads/2015/02/1d43191f2f3d1dc03c81bc52c3c5099a2.jpg

http://www.rokusaisha.com/wp/wp-content/uploads/2015/02/8c6d62ba311ba7ca385154310428433b2.jpg

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天木直人
元駐レバノン大使。

http://www.amakiblog.com/archives/2015/02/22/#003151

もはや安倍首相の存在そのものが憲法9条違反だ。 またひとつ、安倍首相の憲法9条違反が加わった。きょう2月22日の東京新聞が一面トップで大スクープを書いた。防衛省が防衛省設置法を改正して内局(文官)と制服組自衛官とを対等におく方針を固めたというのだ。

これはシビリアンコントロールをなくすという事であり憲法9条の精神の否定だ。これまでの国会では内閣が吹っ飛ぶような大問題だった。

それにしても、あらたな安保法制に関する国会審議や報道を見ていると、ここにきて物凄いスピードで驚くような憲法9条否定の政策が次々と既成事実化されつつある。いずれも負けず劣らず明白な憲法9条違反だが、その中でも、私が最大の憲法9条否定と考えるのが、米国以外の国への集団的自衛権行使を容認するという政策だ。

憲法9条が出来た歴史的経緯を知っているものならわかるだろう。憲法9条は日米安保条約つまり日米軍事同盟と表裏一体にある。戦力を持たない代わりに国連の平和維持機能に期待し、国連がその機能を遂行するまでの間、米国の軍事力に頼る(日米同盟)という形で出来た。

つまり百歩譲って憲法9条違反が許されるのも、歴史的経緯から見て、あくまでも米国との軍事協力に限っての話しなのだ。それを、ここにきて、いきなり米国以外の国への防衛協力に拡大しようとする。

これは二重の意味で憲法9条を否定するものだ。憲法9条の歴史的経緯を無視したまったく新しい防衛政策の導入である。このような政策を平気で導入しようとする安倍首相は歴史に無知な、もはや存在自体が憲法9条違反の首相だ。

歴史に盲目な者は未来にも盲目だ、とは、故ワイゼッカー独大統領の至言である。

安倍首相を一刻も早く引きずり降ろさない限り、この国に未来はない
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香山リカ

立教大学教授

「安倍首相はオイディプスコンプレックス」

広島への対応で分かったお友達優先

――なるほど。野党に対する態度もそうですね。批判には聞く耳を持たない。説明する気もない。そんな感じを強く受けます。こういう人を精神分析すると、どうなるんですか?

 一般論ですが不安が強い人です。気弱な方です。バリアーを広げ、虚勢を張って、痛いところを突かれても、聞かなかったことにしてしまう。ただし、国会答弁では聞かなかったことにはできませんから、感情的に反発する。

 特殊な家柄じゃないですか、安倍さんは。おそらく、総理をやったことで、父親、晋太郎氏は超えたという自負があるのでしょう。安倍さんの中では祖父を乗り越え、新しい憲法を作った総理大臣として、歴史に名を刻みたい。そういう野心はあると思います。オイディプスコンプレックスですね。

――それで改憲にシャカリキなんでしょうね。まずは解釈改憲と。

 そうでしょうね。でも、これって政治的テーマというより、安倍さんの家庭内のテーマですよね。母親の洋子さんからの刷り込みも大きいような気がします。

――広島の土砂災害の時の対応は、どう見ましたか?

 国民の命は守る。こういう大きな話はするけど、土砂崩れの実情や、自衛隊の人がいかに大変かとか、そういう細かい想像力が欠けているのだと思う。だから、目の前にいる人の関係を優先してしまう。一緒にゴルフをやっていた森元首相だったり、翌日、会う予定だったJR東海の葛西名誉会長だったり。

――弱者への想像力が欠落し、エスタブリッシュメントの仲間のことばかりを優先するわけですね?

 そうです。逆にそういう鈍感力があるからこそ、リアリティーのない大きな話ができるところもある。それが一部の支持者にはビジョンに映っているのかもしれません。

――気のせいかもしれませんが、安倍政権になって、世の中、凄惨な事件が増えたように思うんですが、どう見ていますか?

 隣の人に対する想像力、ちょっとした多様性、自分とは違う考えを受け入れる寛容さがなくなっているような気がします。SNSで「いいね」と言ってくれる人しか受け付けない。100%の「いいね」はないのに、100%だと勘違いする。そんな人が増えていて「いいね」じゃない人を排除する。

――1億総安倍化?

 そうですね。安倍さんが言う美しい国とは何なのでしょうか? 謙虚さ、人を立てる心、勝ち組負け組にしない社会。そういうものが日本的美徳であるとすれば、安倍さんがやっていること、安倍さんの周囲が叫んでいることは、それとはずいぶん矛盾しているように思います。

首相になってからは、安倍さんはフェイスブックをフルに活用しました。安倍さんの書き込みに対して数万人の人から「いいね」をクリックされ、一斉に皆が自分を支持する高揚感を味わったのです。

そのように、これまで安倍さんが政権に就く前、就いてから、そして今を見ていくと、群衆の全体からの熱狂的な支持によって高揚しそしてさらにラジカルになっていくという繰り返しだったと思うのです。

それを維持するためには、自分と違う意見の人と接触するとか議論をして妥協するといったことをしてはならないのです。もしそんなことをしたら、熱狂のうちに支持され、高揚して自信を深め、さらに発言を先鋭化させてまた支持される循環が止まってしまうのです。もう後戻りできない状況になっているのだと思います。

安倍さんの場合は、理論ではなく情緒的な高揚の連鎖の中で自分が存在しているわけですから、いくら事例をあげて歴史を語って理詰めで話しても無理なのです。先ほど述べましたように、それを聞き入れてしまったり、それに耳を傾けてしまったら、情緒的な高揚が終わってしまうのです。

現実的な意見に対して理論的な反論を述べてしまっては、高揚が覚めてしまうことを自覚されているのか、あるいは無意識なのかは分かりません。ただ、理屈で反論するのではなくて、聞く耳をもたないという姿勢を見せることでしか高揚状態を維持していけないことは、ご自身も知っているのだと思います。

もし、自分の方にも修正の余地があるとか、もしかしたら論理的に破綻しているとか考えてしまったら、それは普通の考えになってしまいますので、フェイスブックでも「いいね」はもらえませんね。強気で反論をシャットアウトするとか、意見を受け付けないといった、そういう安倍さんの自信満々の姿勢を待ち望んでいる一部の群集が、また「いいね」を押すのです。そういう人たちからの支持を得るためにも、普通に話ができる人にはなるになれない状態なのではないでしょうか。

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小出裕章

京都大学助教

愚かな国民には愚かな政治

安倍晋三さんはバカだ。しかもただのバカではなく病気である。…しかし、彼が首相の座にいるのは、私たち自身が病気だからである。

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野党党首が質問しているときに、答弁の音読練習をしている晋三の姿を見て、この男は自分に話しかけている人の言葉さえも、全然聞く気持ちがないんだなということがよくわかりました。自分のプロパガンダさえ叫べばそれで終わりの人です。さらに聴く気がなくとも、聴いているようなフリすらできないのは、発達障害の疑いがあります。

予算委員会ではさすがに質問者の話を聴いていたようですが、なんとウソ八百のヤジを飛ばして陳謝とは。質問と関係の無い団体を誹謗中傷して、謝っただけですむんですかね?

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都響プロムナードコンサート「展覧会の絵」@サントリーホール2015年2月22日

Img1温度もそこそこ上昇してきて、春のコンサートシーズンの開幕です。都響プロムナードコンサート(指揮 小泉和裕)でサントリーホールに行ってきました。本日のコンマスは四方さん、サブはゆづきです。

ソリストはクラリネット奏者のオッテンザマーさん。もちろん達人ですが、非常にアクションの大きい人で、まるでダンスしながら吹いている感じ。ただそれとは裏腹に、やわらかく繊細で上品な音楽です。小泉-都響は彼の音楽的趣味に合わせて演奏しているようでした。彼が丹精込めて作った小宇宙に招待されて、かしこまって聴かせてもらっているという雰囲気でしょうか。

アンコールで演奏したハンガリー民謡(曲目不明)が大変興味深かったです。まるで尺八の曲のようでした。オッテンザマーさんはどんな尺八の曲でも吹けるのではないでしょうか。そういえば尺八は首を振って吹くんですね。

「展覧会の絵」は都響で何回か聴いています。多分前回は2010年のプロムナードコンサートだったと思いますが、アウトウォーターさんの指揮でした。今回も見事な演奏で、特に第2曲「古城」でのアルトサクソフォンの音色が印象に残りました。ずっと聴いていたい感じです。ここでアルトサクソフォンを使うという編曲者ラヴェルの慧眼はすごい。

小泉さんの指揮は、はみ出さないところが物足りないというのが正直なところですが(彼の辞書に荒削りという言葉はない)、私の経験では一度だけ、大植さんの代役で「悲愴交響曲」を演奏したときに「あ ハメをはずしちゃったな」感があって、気持ち良かったですね。今回は「鶏の足の上に建つ小屋」の不気味さの度合いが少し不満だったですかね・・・。

Andreas Ottensamer
https://www.youtube.com/watch?v=ch6RXZLZD_U

展覧会の絵
https://www.youtube.com/watch?v=ImA7kphaKMc
https://www.youtube.com/watch?v=zbp2XSnv-1s

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2015年2月22日 (日)

2014~2015 リーガ・エスパニョーラ第24節 マラガの鉄壁守備に完敗

Braugranaカンプノウでマラガとの対戦です。ミッドウィークのマンC戦を控えて、ローテーションを使いたいところですが、相手がマラガではそうも言ってられません。バルサはFW:ネイマール・スアレス・メッシ、MF:イニエスタ・ラフィーニャ・ブスケツ、DF:アルバ・マチュー・ピケ・ダニ、GK:ブラーボ。マラガはFWファンミ・サムエル、MF:カスティジェホ・レシオ・ダルデール・リカルド=オルタ、DF:ミゲル=トーレス、ヴェリグトン・アンヘレリ・ロサーレス、GK:カメニ。

マラガは442というより、全員自陣でブロックという感じです。センターラインあたりではチャージにもきません。放置です。たまにうまくインターセプトに成功すると一気に4人くらいが出てきます。8分、バルサにミスが出ました。ダニがバックパスを当て損なって(多分アルバに出そうとしたのではないでしょうか)、ファンミに拾われ、一気にGKもかわされて失点。

マラガは中央をがっちり固めて、絶対にメッシやネイマールにドリブル突破・ワンツー突破されないようにするシステムです。ダニもメッシとのワンツー突破はあきらめて、さかんにネイマールの頭を狙ってクロスを上げる作戦に変更しますが、これもきっちりケアされて不発。スアレスはもともとごちゃごちゃ混み合っている場所でのプレーが得意ではないようで、さっぱり活躍できません。アルバもクロスを上げますが、混み合ったところにクロスを上げても確率は低いです。どうにもならないままハーフタイム。

後半になってマラガはファンミが太ももを痛めて、ファンビと交代。これは攻撃の中心を失ってマラガにとっては痛手でした。しかしもう守備に専念しようという決断を後押ししました。バルサもラキティッチ・ペドロを投入し、さらにダニもひっこめてマスチェラーノを投入しますが、マラガの守備は強力で決定的場面がつくれません。一度ペドロに絶好のシュートチャンスがありましたが、はずしてしまいました。

バルサの攻撃陣が完全にマラガの守備にはめられた完敗の一戦でした。チャンスも少なく得点ゼロではどうしようもありません。こういうチームとの対戦では、どうしても勝利が必要な場合は、いっそのこと相手に球をもたせて攻めさせ、カウンターを狙うというのもありかもしれません。

https://www.youtube.com/watch?v=0md32io-MOg
https://www.youtube.com/watch?v=5rPh4ZCefuE

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2015年2月21日 (土)

東京ドームの席割りにひとこと

プロ野球の開幕はまだまだだと思っていたら、いつのまにかチケットが発売になっていました。驚いたのは東京ドーム巨人戦の席割りの異常な状況です。席種が24種類あって、1塁側と3塁側で大きく異なります。例えば特典付きFCや特典付きC(通常のC席より高価)が3塁側に異常に多く、1塁側は少ししかありません。これは差別ですし、もともと全部C席だったので、事実上の値上げでもあります。

http://www.giants.jp/G/ticketguide/bill.html

Img_1682

だいたいどうして24種類もの席種に分けなければいけないのでしょうか? ひょっとするとギネスじゃないですか? 値上げのための煙幕だとすると、納得出来ません。

特典付き席の3塁側の特典がオレンジタオルだったりしたらブチキレますから・・・よろしくね。

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2015年2月20日 (金)

西島三重子FC・・・「風」創刊号

テイチク時代のみーちゃんは「ロストアワー」「イマージュ」「ソフトアイ」などの、オリジナリティーがたかく、歌・詞・曲・アレンジすべてがハイレベルのJPOP系アルバムを続々と発表し、素晴らしい業績を残したと思うのですが、なぜか東芝EMIに移籍することになりました。ご本人がマイペースのためとおっしゃっていますし、断髪するなど並々ならぬ決断だったと思われます。私には「どうして移籍したのか」などと質問することはできませんでした。

レコード会社をかわっただけではなく、事務所をやめることになったのは大きな危機でした。ただ理解のあるスタッフもおられたようで、FC会員のリストをファンのひとりである折井さんが託されたことは僥倖でした。そのリストを元に折井さんや荒木さんが中心となって新しいFC「風」を立ち上げ、会報制作にこぎつけましたが、それが下記のものです。

画像のクリックによっても読めない場合、

読み方の1例: 右クリックからデスクトップに画像を保存し、WORDを立ち上げて 挿入→図から保存した画像を表示する。右下の拡大機能を使って適当に拡大して読む。

などの方法をためしてください。

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2015年2月19日 (木)

西島三重子FC・・・イメージ通信(2)

8. Imgfみーちゃんのコンサートに最初に行ったのは多分郵便貯金会館だったと思いますが、ちょっと驚いたことがありました。それは開演前の客席で、本を読んでいる人が多かったことです。

FC会報への投稿をみても、長文の物が多くて、いかにも文学好きなんじゃないかと思わせられる投稿が多いように思いました。

この写真はみーちゃんが昔飼っていたホリーというシャム猫です。

9.ファンからのメッセージ (3) ↓↓↓

読み方の1例: 右クリックからデスクトップに画像を保存し、WORDを立ち上げて 挿入→図から保存した画像を表示する。右下の拡大機能を使って適当に拡大して読む。

Imga


10.ファンからのメッセージ (4)

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11.スーパーまこちゃんコーナー

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12.編集部から

Imgd会報を出版するということは大変なんだと思います。ただこれだけ長文の投稿があるというのは、結構めずらしいのではないでしょうか。大黒柱のMASAKOさんは結婚して北海道に帰ってしまったのでしょう。FCにとっては痛手だったのかな?

13.同人誌まであったんですね!

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このFCが消滅したあと、蛭田さんはまさか自分がFCを運営することになろうとは思っておられなかったでしょう。そのあたりのいきさつは下記リンクにてどうぞ

http://www.sasabe.com/MIE/kaze/kaze.html

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2015年2月18日 (水)

西島三重子FC・・・イメージ通信(1)

西島三重子こと「みーちゃん」は1975年デビュー。「のんだくれ」という不可解なタイトルの曲でデビューしました。タイトルから連想されるのは演歌かブルースか、それともアンダーグラウンド系ですが、そうでもないようです。同期は岩崎宏美、中島みゆき、山崎ハコ等でした。私がこの曲を知ったのはだいぶ後です。

このあと「池上線」のヒットでみんなに知られるようになりました。私も「池上線」は発売された頃から知っていますし、西島三重子という名前も知っていましたが、特にファンというわけではなく、ファンになってコンサートに行くようになったのは5枚目のアルバム「シルエット」が出版されてからです。

「シルエット」の後まもなくワーナー・パイオニアを去ってテイチクに移籍し、フォークからPOPSへのイメージチェンジをはかったようです。テイチク時代に「イメージ通信」というオフィシャルなファンクラブがつくられ、会報も事務所主導で発行されるようになりました。

この会報というのがなんとA3版だったので、普通のスキャナーでスキャンすると写真や記事が分断されてみにくくなってしまいます。やむなく細切れになりますが、なるべく多くの記事を復活しておきたいと思います。私は何度も引っ越しましたし、なにせ30年も前のことなので、よく残っていたものだと思います。写真は小さいですが、かなり拡大しても読めると思います(とりあえずクリックしてみてください)。

1 表紙

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2 みーちゃんからファンへのメッセージ

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3 提供曲一覧 (1)

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4 提供曲一覧 (2)

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5 ファンからのメッセージ (1)

読み方の1例: 右クリックからデスクトップに画像を保存し、WORDを立ち上げて 挿入→図から保存した画像を表示する。右下の拡大機能を使って適当に拡大して読む。

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6 ファンからのメッセージ (2)

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7. 井上鑑

Img5写真や記事をみていると、ほろ苦く、ほろ甘い青春がよみがえってきました。

みーちゃんは、当時はもちろん、今でも可愛い方です。

ただなかなか頑固なところもあって、アルバムをプロデュースした井上さんもてこずったことが、左のエッセイからもうかがえます(笑)

7枚にわけて編集しましたが、まだ半分もいってないので、次回つづきをアップします。

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2015年2月17日 (火)

ネオニコチノイド系農薬とパブコメ

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国際環境NGOグリーンピース・ジャパンは、2015年2月7日、情報公開制度で厚生労働省から開示されたネオニコチノイド系農薬クロチアニジンの規制緩和に関するパブリックコメントの内容を公表し、1件が規制緩和に賛成で、残りの1656件は反対を表明するものであったと発表しました。
http://financegreenwatch.org/jp/?p=41821

これでパブコメを無視して、規制緩和を強行するのなら、何のためにパブコメなんて募集しているのか意味が無いことになり、政府が政策変更に追い込まれる可能性があります。そこまでして厚生労働省が強行する意味が果たしてあるのでしょうか?

ヨーロッパでは2013年12月からネオニコチノイド系農薬に厳しい規制が行われています。
http://www.greenpeace.org/japan/ja/news/blog/staff/eu/blog/47604/

またハーバード大学などの研究によって、ネオニコチノイド系農薬がミツバチなどに致命的な影響を与えることがすでに証明されています。ミツバチがいなくなることは、虫媒花植物に致命的な影響が及ぶおそれがあります。ハチ以外にも私たちを含めて動物にも影響があるかも知れません。この期に及んでも、厚生労働省はパブコメや科学を無視して、ネオニコチノイド系農薬の規制をゆるめようとしているわけですから、何をかいわんやです。

Sub-lethal exposure to neonicotinoids impaired honey bees
winterization before proceeding to colony collapse disorder
Chensheng LU, Kenneth M. WARCHOL, Richard A. CALLAHAN
Bulletin of Insectology 67 (1): 125-130, 2014

(要約)
http://organic-center.org/hot-science/harvard-research-confirms-link-between-neonicotinoids-and-honeybee-population-decline/

(全文)
http://www.bulletinofinsectology.org/pdfarticles/vol67-2014-125-130lu.pdf

日本で農薬規制がゆるいのは政府のせいばかりではなく、私たち日本人の姿勢にも起因します。すなわち無傷でピカピカの野菜しか売れないということが大問題で、みんなが多少の虫食いくらい問題ないと思うようになれば、政府の姿勢にも変化が生まれるのではないでしょうか。そのためにはお題目をとなえるより、スーパーや一般小売店で積極的に虫食いの野菜を売るように、政府やマスコミが指導・宣伝するしかないでしょう。日本人はそのような指導・宣伝には弱いという国民性もあります。

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2015年2月16日 (月)

2014~2015 リーガエスパニョーラ第23節 バルサ絶好調で連続マニータ

Braugranaレアル・マドリーの失態でようやく自力優勝の眼が出てきたバルサです。今日はカンプノウで、相手はレバンテということで、ベンチはローテションを使う絶好のチャンスとみたようです。

FW:ネイマール・ペドロ・メッシ、MF:チャビ・ラキティッチ・ブスケツ、DF:アドリアーノ・マスチェラーノ・バルトラ・モントーヤ、GK:ブラーボ。対するレバンテはFW:カルー=ウチェ・バラル、MF:モラーレス・マテ・ディオプ・チュメトラ、DF:トーニョ=ガルシア・ラミス・ダビド=ナバーロ・イヴァン=ロペス、GK:マリーニョ。

バルサはスアレス、アルバ、ピケ、マチューがベンチ、イニエスタは病欠、ダニはカード累積で欠場です。レバンテはウチェとバラルというベテランFWのチームで、特にバルサ用の作戦はなく、普通にやってくる感じです。ネイマールは左サイドのライン際にいるので、球をもらいやすく、ここで受けて左につっこんでクロスというのでは彼のいいところが出てこないのですが、ドリブルするときは必ずと言って良いくらい中に切り込んでいきます。このやり方ならうまく行くかも知れません。ただワンパターンなので読まれます。マドリーとやるときには、予想をはずして、スアレスの頭にクロスという手も考えておかないと・・・。

レバンテは右サイドをチュメトラのドリブルで突破してきます。しかしウチェがシュートをはずして失点を免れました。17分バルサはメッシがゴール前にロングパスを供給。ネイマールが合わせますが、芯に当たらず靴の上っ面に当たって、これがラッキーにもループとなってゴール。

26分、この時間帯バルサも守備に緩みが見られ、スローインからバラルにシュートを打たれますがはずれ。バルサのプレーに気合いを入れたのは、以外にもセンターバックのバルトラ。ウチェから球を奪い、すぐに右のメッシにスルーパスを出し、間髪を入れずシュートを打ってゴール。これでバルサはのりました。

後半14分ブスケツ→ペドロ→メッシとワンタッチパスが廻って美しいゴール。このあとPKをメッシが決めて4:0。仕上げはマスチェラーノが左のアドリアーノにロングパスを通し、アドリアーノが奥深く侵入して、ネイマールに代わって出ていたスアレスにもどし、スアレスが素晴らしいバイシクルでゴラッソ。2試合連続のマニータです。

試合後のインタビューで、ネイマールが「ようやくスアレス、メッシとのコンビネーションが良くなってきた」と言っていたので、この3人が元気であれば、バルサはレアル・マドリーとも十分戦えるのではないでしょうか。

https://www.youtube.com/watch?v=JyePOFYMk3k
https://www.youtube.com/watch?v=YPh3ndfl5AY
https://www.youtube.com/watch?v=yyjIolen99k


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2015年2月15日 (日)

読響マチネーシリーズに闖入

2月11日の都響「新世界より」を聴きのがしてしまったので、妙にこの曲を聴きたくなって、はじめての経験でしたが当日券で読響のコンサートに闖入しました。場所はお馴染みの池袋東京芸術劇場。開演前にジュニア(高校生)のオープニングアクトの弦楽合奏があって(うまい)、このような試みは大変素晴らしいと思いました。

席に着いてみて、都響ファンとの雰囲気の違いにちょっととまどいました。都響のコンサートだと開演前にはリラックスした雰囲気がただよっているのですが、読響の客席は何か堅苦しく、緊張感がただよっています。コンマスは日下さんというファッションモデルのような体型の美女で、ドイツ在住だそうで、ベルリン・コンツェルトハウス管弦楽団のコンマスも兼任しているスーパーウーマン。指揮はマエストロ・カンブルランで、繊細で丁寧なキャラとみました。

最初の曲は武満徹「鳥は星形の庭に降りる」。あれれ・・・どうみてもオーボエ吹いてるのは都響の鷹栖さんじゃありませんか? あとで読響のサイトをみるとオーボエ奏者は4人いるので不可解です。もう13日に同じプログラムで定期をやっているそうで、演奏は完璧。2曲目はバルトークの遺作「ヴィオラ協奏曲」。ソリストのニルス・メンケンマイヤーさんの美音が素晴らしく、またバルトークの作品の中ではわかりやすい曲でした。

休憩後、鷹栖さんはお役御免で読響の方にバトンタッチしたようです。アイヴズの「答えのない質問」はとても面白い曲でした。トランペット奏者のひとりが、パイプオルガンの鍵盤横で演奏します。これが質問の役で、答えはオケの役目。弦はずっと弱音が連続して難しそうです。

びっくりしたのはアイヴズの曲からアタッカで「新世界より」に移行したことで、こういう頭でっかちの企画は、私は受け入れられません。「新世界より」の演奏自体は力感とまとまりがあって、大変楽しめました。ただティンパニのコンタクトがハードな感じがして、いつもの都響と異なるサウンドで最後まで違和感がありました。どちらがいいかは答えを保留したい感じですが・・・。

読響は今日のプログラムを3月のヨーロッパツァーに持っていくそうで、ご健闘を祈ります。

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2015年2月14日 (土)

報道の自由

フリーカメラマンの杉本氏が、外務省にパスポートを無期限で取り上げられたと報道されています。シリアへの渡航予定が明るみに出てしまったので、さすがに政府も黙ってはいられないでしょう。憲法の移転の自由も「公共の福祉に反しない限り」という条件付きです。杉本さんがシリアに行かなくても、シリアの内情がわからないというわけではありません。

テレビ局は多くの仕事をアウトソーシングしています。フリーランスから記事を買うのではなく、シリアの取材をしたければ、アラビア語がネイティブの現地人に依頼したらよかったのではないでしょうか。依頼すると何かあったときに責任が生じるので嫌なのでしょうが、それでは報道機関としての責任放棄なのでは? 

そういうわけで、今回は政府の処置は適切だったと思っていました。

ところが!!
田中龍作ジャーナルを読むと、ちょっと違った感想をもつようになりました。
http://tanakaryusaku.jp/

今回の杉本氏のシリア渡航予定は、新潟の新聞記者からの電話取材を受けるうちに、知り合いだったので話してしまった(まさか書かれるとは思っていなかった)ことで、政府の知るところとなったそうです。これは杉本さんも軽率でしたし、記事にした新聞記者もひどいと思いました。知り合いだったのに、本人に事情を詳しく聞きもしないでさっさと記事にしてしまえば、杉本さんがバッシングをうけるのは火を見るより明らかです。

しかも杉本さんは決してイスラム国の支配地域にはいるつもりはなく、取材は周辺地域に限られ、宿泊はトルコの常宿、ガイドは懇意にしている元自由シリア軍の兵士、ドライバーは数年間使っているお馴染みさんということで、安全対策はこれ以上はできないくらい十分に練られたものだったようです。テレビはこういうところをきちんと取材してから報道しないのがいけませんねえ。

今回のようなルールだと、記者やカメラマンはナイジェリアにもイエメンにもリビアにもマリにもニジェールにもアルジェリアにもアフガニスタンにもウクライナにも行けないことになりかねません。そうなると報道の自由にかなり制限がかかっている状態とも言えるのではないでしょうか。

もちろん「イスラム国支配地域に行く」と宣言して行くような人からは、パスポートを事態収拾まで無期限で取り上げてもよいと思いますが、いわば隣国に行くというような人から、「返納しないと逮捕する」とまで言ってパスポートを取り上げるのは行き過ぎだと思います。杉本さんはフリーランスの戦場カメラマンなので、パスポートがないと失業してしまいます。

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2015年2月13日 (金)

透過型電子顕微鏡 その5 染色

Gstick_2切片をグリッドで拾い上げたら、濾紙の上において水分を除き乾燥させて切片とグリッドの接着を確実にします。その後グリッドをグリッドスティック(写真)という太い矢印のような糊のついたプラスティックバーに、グリッドの外枠の一部を利用してくっつけます。

このとき外枠が太いとのりしろが大きくなり操作が楽になります。さらに4での写真で示した thin bar グリッドには耳までついているので、耳を利用してスティックに接着できるので便利です。写真は外枠が細いグリッドを使った場合です。このように華奢なグリッドを使う場合は、特にはがすときにグリッドが変形しないよう注意が必要です。

バーにはスティックを貼り付ける場所に番号が書いてあって、写真では番号通り20枚のグリッドがひとつのスティックについていますが、ひとつおきくらいに貼り付けるほうがあとあと操作が楽になります。貼り付けた状態で染色するわけですが、すぐに染色しない場合は、15mlの培養用プラスチックチューブにぴったりはいるので、フタをして試験管立てに入れてデシケータに保管することもできます。

このグリッドスティックを発明したのは、目黒区碑文谷にあるマイクロスターという会社で、素晴らしいアイデアです。インターネットで電子顕微鏡用品+販売などと打ち込んでもなかなか発見出来ない会社で、外国人にはうらやましがられます。グリッドスティック以外にも、いろいろ気の利いた製品を販売しています。ときどきダイヤモンドナイフのセールなどもやるので見逃せません。ただメーカーなので、自社生産のものは売ってくれますが、多くの商品をとりそろえているわけではありません。

http://microstar.o.oo7.jp/

染色はまず鉛染色液で行います。あらかじめ精製水を真空吸引して空気を抜いておきます。これは炭酸ガスがあると、炭酸鉛という難溶性の化合物ができてしまって、染色液の調製に失敗するからです。1gの硝酸鉛と1gの酢酸鉛を50mlくらいの精製水に溶かし、これに1gのクエン酸鉛と2gのクエン酸ナトリウムを加えて82mlにメスアップします。この状態で攪拌しますが、液は濁ってしまって完全に溶解させることはできません。ここに1N-NaOHを滴下して攪拌すると、液は透明になり完全に溶解します。100ml にメスアップします。この鉛染色液を用いて5~10分染色します。

300mlくらいのビーカーを4個用意し、精製水を入れておきます。染色が終わるとグリッドスティックを取り出し、ビーカーに移して5分くらい静置し、次々ビーカーを代えて4回洗浄します。ビーカーのなかでスティックを激しく振ったりすると切片が落ちるかもしれないので、ときどき静かに動かすくらいにしておきます。

ビーカーから取り出したときにグリッドの周りがぬれているはずです。この水を吸い取ることによって効率よく洗浄出来ます。吸い取るには濾紙を手でちぎって、毛羽だった裂け目をグリッドの外縁に当てて吸い取れと習いましたが、その通りやっていました。

次にウラン染色ですが、あらかじめ1g酢酸ウランを25mlの50%エタノールに溶かします。溶けにくいですが、ビーカーに攪拌子をいれて一晩磁気攪拌装置で回転させ、力づくで溶かします。酢酸ウランは許可された者だけが買うことが出来る核燃料なので、電子顕微鏡室の責任者に必要量をわけてもらいます。各研究室の規定に従って使用してください。流しに廃棄することはできません。

http://www.agri.tohoku.ac.jp/denken/8uran.htm

15mlの試験管に酢酸ウラン染色液を10mlくらい注入し、そこにグリッドを貼り付けたグリッドスティックを差し入れます。15分~20分くらい染色します。300ml くらいのビーカーを4個用意し、精製水を入れておきます。染色が終わるとグリッドスティックを取り出し、ビーカーに移して5分くらい静置し、次々ビーカーを代えて4回洗浄します。

染色と洗浄を終了したら、グリッドを濾紙を敷いたシャーレに移して自然乾燥させ、室温で保管します。これで検鏡できますが、その前にひとつやっておいた方が良いことがあります。それは試料のカーボンコーティングです。微細なカーボン粒子を試料にまぶしておくと、電子線が照射されたときに試料が保護されるので、かなり長い時間観察することが出来ます。これをやっていないと、分単位の観察をやっているときに試料がダメージを受けて変形することもあります。

カーボンコーティングに使う炭素にはよくシャープペンシルの芯が使われますが、メイワフォーシスで売っている純粋カーボンのひもを使うのがベターです。これによるカーボンコーティングに便利な器機がメイワフォーシスから販売されています。これはおすすめです。

http://www.meiwafosis.com/products/cade/cade_tokucho.html

カーボンコーティングが終わったら、いよいよ検鏡です。私の経験では光学顕微鏡による検鏡より楽だと思います。では、良いデータを得られますようお祈りします

(了)

付録として業者・書籍・リンクを紹介しておきます。

●業者(電子顕微鏡関連器機と消耗品の販売店です)

日新EM: http://nisshin-em.co.jp/
イーエムジャパン: http://em-japan.com/index.html
応研商事: http://www.okenshoji.co.jp/
メイワフォーシス: http://www.meiwafosis.com/index.html
マイクロスター: http://homepage3.nifty.com/microstar/

●書籍(書籍はこのほかにも多数あります。電子顕微鏡の分野は日本が最も進んでいる領域なので、和書で必要十分な情報が得られます)

よくわかる電子顕微鏡技術 (医学・生物学電子顕微鏡技術研究会)
こちら

電顕入門ガイドブック 改訂版 (日本顕微鏡学会電子顕微鏡技術認定委員会)
こちら

●リンク

http://www.hitachi-hightech.com/jp/products/science/tech/em/sem/technique/chapter1_5.html/
http://www.jeol.co.jp/words/emterms/
http://www.amazon.com/dp/4431224297

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透過型電子顕微鏡 その4 グリッド

Photo_2ダイヤモンドナイフは普通ボートとよばれる器の端にとりつけられており、ボートには水を満たしておきます。この水の量が大変重要で、多すぎても少なすぎてもうまく切削された切片が水面に浮かんだ状態になりません。すり切りよりわずかに少ないくらいですが、実際は光の反射具合で精密に判定出来ます。

ナイフ上の切りくずを除去したり、ボートに浮かんだ切片を動かしたりするために、ひとつの道具を作る必要があります。それは睫毛を抜いて竹串にボンドで貼り付けたものです。自分の睫毛を抜くのが嫌な場合、市販されているものを購入することも出来ます。

ボート上の切片を動かすには、睫毛を公園のボートの櫂のように動かして水面に水流を作るという方法を使います。切片と睫毛を直接接触させると、切片が睫毛にまとわりついてくしゃくしゃになります。逆にボートの水面が混みすぎて、一部の切片を捨てたいときは、わざと接触させて水面から持ち上げ捨てることも可能です。

光学顕微鏡を使う場合、切片はスライドグラスで水面から引き上げますが、電子顕微鏡の場合グリッドという専用の丸い網をつかってすくい上げます。網を垂直に水に沈め、そのまま切片に近づけて引き上げます。グリッドは普通直径3mmで、極めて薄いので手では操作出来ませんし、脂質が付着するので触るべきでもありません。操作は専用のピンセットで行います。ですからまず自分が操作しやすいピンセットを選ぶ必要があります。

メーカーによって操作感はかなり違います。私はヴィガーの製品が好きですが、これはあくまでも好みです。ピンセットは左右の長さを正確に同じにするため、顕微鏡下で研がなければなりません。専用の小さな砥石も販売されています。操作しやすくても、うまく砥げないピンセットは使えません。左右の長さが異なると、グリッドをうまくつかめませんし、つかめても落下させてしまうかも知れません。

使うピンセットが決まったら、次はグリッドを選びます。ここで一つの決断が必要です。それは150メッシュ以下の疎なグリッドを使うか、200メッシュ以上の密なグリッドを使うかということです。大きな視野が必要な場合150メッシュ以下のグリッドを使うメリットは大きいですが、ある種の難しい技術が必要です。私の場合も毛根という、電顕レベルでは非常に大きいものを見たかったので、非常に150メッシュ以下のものを使いたかったわけで、実際使ってみたのですが、結局非効率だということがわかって断念し、200メッシュを使うことにしました。

150メッシュ以下のものは開口部が広いので、メッシュの中間部で切片が垂れ下がる可能性が高くなります。そうなると部分的にフォーカスが合っている部分とずれている部分が出来ます。高倍率の写真しかいらない場合は、それでもよいこともありまが、少しでも視野をずらすと、かなりフォーカスもずれることになり、これは好ましい状況ではありません。

このような状況を避けるため、通常はまずグリッドにフォルムバールなどの膜を張らなければなりません。私も最初は膜を作成していましたが、これが微妙に難しい上に、操作の途中で膜が破損する場合も多く、破損した部分に良い視野があった場合がっくりきます。

150メッシュ以下のグリッドを使う場合、高価ではありますが、フォルムバール膜を張った状態のグリッドも市販されています。一発勝負ならこれを購入する手もあるでしょう。膜の厚みの安定性とか、破損がないことを考慮すると高価なだけのことはあります。厚みが適切だと、破損する可能性も低くなります。膜が分厚すぎると、破損はしにくいですがバックが暗くなってしまいます。研究費が麗澤ならば、膜付きグリッドを常用するのもいいでしょう。

膜を張らないとすると、開口部が広い場合グリッドがメッシュと接する部分が少なく、操作の間にはがれやすくなります。したがってメッシュに糊を貼ることになりますが、これが結構やっかいです。糊にべたべた切片がくっつくことになり、ボートに浮かんでいる切片を理想的な状態でグリッドで拾い上げることがなかなか困難な作業になります。グリッドと切片は、近づけると少し反発して離れるくらいが切片の伸展がよくてよい標本ができます。

自分の経験では200メッシュの場合、操作の途中で切片が落ちることはほとんどありませんでした。100メッシュだと染色操作の時にパラパラはがれることがあります。150メッシュが境界線上です。そういうわけで私は200メッシュのグリッド(ギルダーグリッド ヘキサゴナル 200メッシュまたは Thin bar グリッド 200メッシュ)を使うことにしました。

G200hhただやはり200メッシュだと、大事な部分が枠線にかくれて見えないということがしばしばありました。そこでなるべく枠線が細くて開口部が広いものを選びました。開口部が正方形ではなく、正六角形(ヘキサゴナル)になっているものが市販されています。枠線が細いとグリッドの強度は弱くなるので、それを少しでも防ぐため、一番外側の枠線が特別に太いものが市販されています(左図 Thin bar グリッド 200メッシュ、私のお気に入り)。

外側枠線が太いと、ピンセットでつかんだときや、後に説明するグリッドスティックにくっつけてはがすときにグリッドが変形しにくいという利点もあります。グリッドは使用する前の日以前にアセトンに一晩つけて洗浄し、濾紙の上に並べてシャーレに保管しておきます。使用直前にシャーレごと親水性処理装置に入れて、親水処理を行います。ダイヤモンドナイフも同じ装置で親水処理します(処理条件が違うので同時にはできません)。

切片がグリッドにくっつきやすい状態では、切片にシワができやすくて困ります。またダイヤモンドナイフが疎水性になっていると、うまく切片が水面に落ちていきません。

グリッドとナイフの親水処理には。例えば下記の様な器機が利用出来ます。その他にも様々な方法があるようですが、私はやったことがありません。

http://www.ipros.jp/product/detail/2000060368/

(つづく)


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2015年2月12日 (木)

透過型電子顕微鏡 その3 切片作成

1次は切片作成です。包埋版から取り出した樹脂ケーキをミクロトームで薄切するのに都合の良い形に、カミソリを使って整形します。カミソリは薄くて丈夫なものがよいので、通常両刃のカミソリを手で二つに割って(簡単にパキンと割れます)片刃の状態にして使います。そのままではさび止め用のグリースがついているので、あらかじめアセトンボトルを用意しておいて、カミソリを前日からつけておき、使用前にティッシュペーパーなどで十分にグリースを落としておきます。

あるいはこのような目的に制作された専用のカミソリも市販されています。いずれにしてもカミソリは消耗品なので、切れ味が落ちたらすぐに交換します。樹脂ケーキをしっかり固定台に固定し、双眼顕微鏡をのぞきながら慎重に削っていきます。

削るのは二つの目的があります。電子顕微鏡用のミクロトームは非常に薄く切る目的で作られているので、なるべく標本にアクセスするまでの樹脂の厚みを薄くする必要があります。もう一つはミクロトームのナイフが樹脂にガツンと当たらないように=斜めに当たるように整形することです。これは例えばスキーのジャンプ競技で、着地点がフラットだったら、選手は死んでしまうかもしれません。傾斜があるから無事に着地できます。傾斜が急であればあるほど着地のショックは軽減出来ます。

うっかりこれを忘れると、ダイヤモンドナイフを損傷するかもしれません。ダイヤモンドナイフを研ぎ直すには数十万円のお金が必要です。ダイヤモンドナイフの研磨には特殊な装置が必要なので、自分で研ぐことはできません。樹脂にきれいなスロープを作ることは重要です。通常標本の周りを削って、傾斜の緩いピラミッドのような状態にします。

ピラミッド(図)の頂点からミクロトームで切っていくわけですが、まず最初はガラスナイフで切り進み、標本まで到達して適当な位置まできたら、いよいよダイヤモンドナイフを使って切削します。通常1枚の切片の厚みは80nmくらいに設定します。温度変化などの影響で、設定した通りの厚さに切れるとは限らないので、切片の色で厚みを確認します。水に落とした切片の色が銀色が適切で、灰色では薄すぎ、金色は厚すぎます。

参照 

1) http://www.cell-click.net/how-junbi.html

2) http://www.hitachi-hightech.com/jp/products/science/tech/em/sem/technique/chapter1_5.html/

ガラスナイフからダイヤモンドナイフに切り替えるタイミングは次のようなやり方で決めます。ガラスナイフで作成した切片を、金属で作成したループ(市販されています)に表面張力で水を張った状態で切片をひろってスライドグラスにのせ、200℃のホットプレートにそのスライドグラスをのせて水を蒸発させ、切片上にトリパンブルー染色液を滴下し、もう一度ホットプレートにのせて干上がる寸前くらいで離して検鏡します。電顕用切片は非常に薄いのでうまく染色することはできませんが、それでも切片のカタチやおおよその感じはわかります。

ダイヤモンドナイフの価格は刃の幅によって決まります。幅2mmの樹脂を切るとすると、幅4mmのナイフであれば、まず半分の部域ばかり使って刃がなまってきても、残りの部分が新品同様なのでそのまま使えますが、2mmのナイフだと研ぎに出すか中古品と交換しなければなりません。もちろん2個所有していれば問題ありません。4mmの新品ナイフの価格は70万円くらい、2mmは40万円くらいです。4mmのナイフを再研磨すると40万円くらいかかります。研磨済みの中古品と交換しても値段は同じくらいですが即入手出来るというのが利点です。1個しか持っていない場合は、仕事を続けるには交換するしかありません。

(つづく)

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2015年2月11日 (水)

透過型電子顕微鏡 その2 包埋

3144t1718sl__sx355_翌日朝に、まずマジックインクのマークを見て、プロピレンオキサイドがきちんと揮発したかどうか確認します。確認したらフリーザーで保管しておいた包埋剤を部屋に出してとかします。20℃くらいの部屋だとすぐにとけます。プロピレンオキサイドを揮発させたサンプルに、液化させた包埋剤を3ml加えてローテータで2時間まわします。

竹串(やきとり用など)数本をオーブンなどで乾燥させておきます。ローテータで回しているうちに浮かんでくるサンプルがあるので、ときどき竹串で下に落とします。パスツールピペットをやすりで切断して、穴の直径が3mmくらいのピペットをつくります。包埋剤は非常にに粘度が高いので、穴が大きいピペットでないと吸えませんし、駒込ピペットを使ったりすると洗浄出来ないので使用後捨てることになります。これはちょっともったいないでしょう。

2時間ローテータで回した後、上記ピペットで包埋剤を捨て、新しい包埋剤3~4mlを加えてまた2時間回します。さらにもう一度この過程を繰り返して、合計6時間ローテータでの処理を行います。この間暇なので、ガラスナイフ製造器を使ってガラスナイフを少なくとも1ダースくらいは作っておきます。

Em_kmr3_46_5e3e1917e6

ガラスナイフの作成(↓の図4など参照)
http://etech.engg.nagoya-u.ac.jp/gihou/v10/021.pdf

市販の包埋板を用意します。シリコンゴム板にサンプルを入れるへこみがあるものです。このへこみひとつに1個の標本を入れ、竹串を使って方向を決めます。包埋剤をすりきりより少し多めに加えます。小さなたこ焼きのような感じです。全部入れたらシリコン板を真空脱気します。真空脱気すると液が減ってしまうので、別途真空脱気した包埋剤を少しづつ加えて、すりきりよし少し多いくらいの感じに戻します。サンプルの位置がずれた場合は竹串でよい位置に移動させます。

包埋板ごとサンプルを熱処理して包埋剤=樹脂を以下の手順で固めます。
37℃で12時間 → 24hrかけて37℃から60℃に温度を上げる(オーブンにプログラムが組み込まれているはず)→60℃で24時間。最後の60℃処理は時間がのびてもかまいません。終了したらサンプルを取り出し、小箱にいれてデシケータに保存します。

ここまでで作業を始めてから1週間が経過します。

(つづく)

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2015年2月10日 (火)

透過型電子顕微鏡 その1 試料の固定と包埋準備

Img_0018電子顕微鏡の世界から離れて10年以上経過してしまいました。この間にアナログフィルムが衰退し、写真はデジタル化されてハードディスクなどに保存されるようになりました。

フィルムの現像からはじまって印画紙の乾燥までの長いプロセスがなくなったので、非常に楽になったわけですが、フォトショップで情報の多い写真を編集するのはそれなりに大変ですし、データの信頼性も損なわれるので、良いことばかりではありません。現在でも銀塩写真なみの 4000dpi クラスの画像ファイルをPCで取り扱うのは重すぎます。

写真以外の部分では、普及型の電子顕微鏡ではそれほど大きな進歩はないので、私流のやり方も記録しておきたいと思います。

Sd2550文章の中で洗うという言葉がよく出てきますが、特に断らない限り、液体の入ったバイアルびんのなかに試料をいれて、写真のようなローテータを回転させて洗います。これでも良いと思いますが、電子顕微鏡の研究室にはたいてい鉛でバイアルびんを囲うタイプの高級品が設置されています。びんが1秒に2回くらいまわる低速で十分です。高速で回すと試料が損傷する恐れがありますし、粘度の高い状態だと酸素をとりこんで泡が出やすい状態になります。時間は10分くらい。

PBS=50mMリン酸バッファ(pH 7.2)in 生理食塩水

生体試料を切り出し(私の場合皮膚ですが)、PBSで洗って、4%パラホルムアルデヒドー1%グルタルアルデヒドー50mMリン酸バッファ(pH 7.2)で固定します。試料のサイズは1mmx1mmx2mmくらいが適当ですが、厚みが1mmであれば、タテヨコは2mmx2mmくらいでもかまいません。ただ正方形にすると試料の方向性がわからなくなるという欠点があります。

試料片4~5個を20mlバイアルに注いだ10mlの上記固定液に投入し、冷蔵庫で一晩固定します。翌日固定液を捨てて、PBSを注ぎ試料を洗います。PBSを捨てて、2%4酸化オスミウムー50mMリン酸バッファ(pH 7.2)で固定します。試料片4~5個に固定液3mlを注ぎます。4酸化オスミウムは揮発性の危険な物質なので、密閉したバイアルを、さらに密閉したビンのなかに入れ、そのビンをポリ袋にいれてシールし、冷蔵庫の中で1時間の固定を行います。

固定が終了したらポリ袋をドラフトチェンバーに持ってきて、以下の洗浄操作はドラフトチェンバーの中で行います。この操作に使うドラフトの壁はオスミウムの蒸気で黒くなっているはずです。固定液を廃液びんに捨てて、試料にPBSを加え、またそのPBSを廃液びんに捨てます。さらにPBSを加え、ローテータで10分くらい洗います。さらにもう一度PBSを入れ替えて同様に洗います。

次に試料内部の水をエタノールに置き換える操作を行います。この操作は光学顕微鏡用の試料よりもゆっくり時間をかけてステップワイズに行います。各濃度のエタノール(4ml)に浸した試料は20分づつローテータで回します。30%・50%・70%・80%・90%・95%・99%各1回、100%3回の順で脱水を行います。非常に退屈で時間のかかる作業ですが、この間にやっておく作業があります(*)。

100%エタノール処理の4回目に100%エタノールを1ml加え、これにプロピレンオキサイドを1ml加え、10分間ローテータで回します。終わったらさらにプロピレンオキサイドを1ml加え、10分間ローテータで回します。そしてまた時間が来たらさらにプロピレンオキサイドを1ml加え10分間ローテータで回します。上清を捨て、試料にプロピレンオキサイドを2ml加え、10分間ローテータで回します。この操作を3回繰り返します(サンプルA)。

*上記脱水操作の合間に包埋剤を作成します。私はポリサイエンス社 Poly/Bed 812を使っておりました。マニュアル通りの割合で混合したら、5分くらいハンドシェイクします。泡を立てないように混ぜますが、どうしても泡が発生するので、2000rpmー5分の遠心操作を遠心機で行った後、真空脱気を行って泡を強制的に排出します。処理を終了した包埋剤を50mlシリンジに入れて、出口をパラフィルムで固く閉じてフリーザーに保存します。

サンプルAにプロピレンオキサイド1mlと*で作った包埋剤=樹脂1mlを加え、泡をたてないように手でシェイクします。さらにローテータで30分混ぜます。混ぜ終わったらフタを外した状態で、デシケータに入れて一晩プロピレンオキサイドを揮発させます。液面の位置を細めのマジックインクでマークしておきます。プロピレンオキサイドは揮発しやすく、毒性もあるのでデシケータはこの目的だけに使う専用にすべきです。加熱したり、吸引したり、真空にしたりする必要はありません。

(つづく)

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2015年2月 9日 (月)

2014~2015 リーガ・エスパニョーラ第22節 ツキにのってマニータ

Braugrana2試合抜けてしまいました。この間ネイマール・メッシが絶好調で、バルサを牽引しました。ラフィーニャのめどがついたのも一安心です。しかしマドリーが勝利したため差は4ポイントときびしい状況は変わりません。そんな中でバスクでのアウェイゲーム。サン・マメス・バリアでビルバオとの対戦です。

ビルバオはベテランFWアドゥリスのワントップ、2列目ムニアイン・ウナイ=ロペス・スサエタ、守備的MFミケル=リコ・サン=ホセ、DF:バレンシアガ・ラポルテ・エチェイラ・デ=マルコス、GK:イライソス。バルサはFW:ネイマール・スアレス・メッシ、MF:チャビ・ラキティッチ・ブスケツ、DF:アルバ・マチュー・ピケ・ダニ、GK:ブラーボ。

ホームとあって、ビルバオはセンターラインあたりでも激しくチェックに来る攻撃的な作戦です。バルサはうまくパスがまわらず、非常にまずい展開で、15分くらいまで完全にビルバオのペース。しかし15分ゴールやや右側の絶好の位置でFKを獲得し、メッシが蹴ると、なんとビルバオの選手(ラポルテ)がヘッドでクリアしようとした球がゴールマウスに吸い込まれてしまいました。オウンゴールですが、記録上はメッシのゴールとなったようです。

ビルバオはますます激しく攻撃をしかけてきます。19分には左からのクロスをアドゥリスに頭で押し込まれそうになりましたが、ブラーボがぎりぎりはじいて失点を免れました。これだけ選手が前掛かりに来ると、バルサもカウンターで対抗出来ます。20分にはメッシが左を突破し、スアレスに絶好のクロス。スアレスも芯でヘディングしましたが、GK正面で得点ならず。

しかし再びカウンターで、今度は中央からスアレスが右のメッシを走らせようとしますが、さすがにビルバオのDFが阻止。そこでメッシがスアレスに戻したところ、未だにリーガでのゴールが無かった9番がミドルシュート。見事にゴールに突き刺さりました。これで0:2。

31分には大変危ない場面がありました。ダニがバレンシアガに抜かれ(ダニも衰えたかなと思いました)、クロスをまたもアドゥリスに頭で落とされましたが、ポスト直撃で失点はありあません。ラッキーでした。そのまま0:2でハーフタイム。

後半もビルバオは非常にアクティヴでバルサペースにはなりません。14分アドゥリスが右からシュートしてブラーボがはじきますが、左からミケル=リコに打ち直されてついに失点。しかしバルサもカウンターで反撃。右のスアレスから左のメッシにラストパスかと思いきや、メッシは中央のネイマールにリフレクト。しかしその球がデ=マルコスに当たってオウンゴール。またもやラッキーゴールで1:3です。そして今日はもうカウンターのバルサです。19分にもメッシからネイマールに絶好のパスが出て、1:4となりました。

ホームのビルバオは決してあきらめません。21分アドゥリスが右から、非常に狭いニアを抜ける強烈なシュートで2:4。ところが31分エチェイタがスアレスの膝をスパイクして一発退場。これで勝負ありです。41分にはスアレスに代わって出場のペドロもゴールで2:5のマニータ。結果は完勝ですが、今日は多分にツキのあったバルサでした。

https://www.youtube.com/watch?v=3H-Pc25sb4g
https://www.youtube.com/watch?v=JPu0qmXAR0k
https://www.youtube.com/watch?v=tMqYyVTgMbs

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レアルマドリーがアトレチコに4:0で敗れるという大波乱があり、リーガは一気に大激戦になりました(^0^)

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2015年2月 6日 (金)

はじめてアルバムをダウンロード

200pxipod_classic_in_docki Pod classic が昨年発売中止になり、多くの人が途方に暮れていると思いますが、私もその一人です。アマゾンはそれを察知して大量に仕入れていたらしく、今でも新品を販売していて¥66,000です。いずれ修理などで問題が出るに違いないので、私ははやばやとあきらめました。

どうしたかというと、ポータブルハードディスクを1台購入して、i Tunes の中身を全部移して保管することにしました。手持ちのi Pod classicが壊れるまでは、せっせとこれにCDの内容をコピーして整理しておく予定です。最悪いつも使っているデスクトップパソコン、あるいは仕事で使っているノートパソコンにつなげば音楽を聴けるわけです。

もともとiPod に満足していたわけではありません。音的には昔のウォークマンの方がましだったような気がします。「いきものがかり」のアルバムなどでは、信じられないような音のひずみがあり、とてもきけたものではありません。最後まで改善されませんでした。

私はどうもダウンロードになじめずCD派なのですが、最近阿部芙蓉美の「沈黙の恋人」というアルバムが欲しくて調べたところ、もう廃盤になっていて、中古品は¥5,000近い高値。しかしダウンロードでは¥1,800だったので、ついに禁を破ってこちらを選択することにしました。どうせMP3だろうと思ってやってみると、なんと勝手にi TunesのフォルダーにAAC形式で収録されているではありませんか。これでは文句は言えません。

ただアルバムジャケットや冊子がないのはやはり淋しい。ミュージックライフがプアで味気なくなったような気がします。

アルバムの中味を1曲「highway, highway」紹介します。
https://www.youtube.com/watch?v=wV0QPKE8wqA

砂浜に木の枝で線を引く女がいます。
すぐに波に洗われて消えてしまうでしょう。
でも黙々と線を引き続けます。
そのうち走り出し、疲れてしまう。
そして枝を放り出し、呆然と海をみつめる。

それはまるで無為で孤独な人生そのもののようです。

(写真はウィキペディアより)

私の過去記事
http://morph.way-nifty.com/grey/2014/12/by-ae39.html

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全会一致

000877_li_2昨日衆議院でテロ非難決議が全会一致で採択されました。
その全文は

「今般、シリアにおいて、ISIL(イスラム過激派組織「イスラム国」)が二名の邦人に対し非道、卑劣極まりないテロ行為を行ったことを強く非難する。

このようなテロ行為は、いかなる理由や目的によっても正当化されないものである。我が国及び我が国国民は、テロリズムを断固として非難するとともに、決してテロを許さない姿勢を今後も堅持することをここに表明する。

我が国は、中東・アフリカ諸国に対する人道支援を拡充し、国連安保理決議に基づいて、テロの脅威に直面する国際社会との連携を強め、これに対する取組を一層強化するよう、政府に要請する。さらに、政府に対し、国内はもとより、海外の在留邦人の安全確保に万全の対策を講ずるよう要請する。

最後に、本件事案に対する我が国の対応を通じて、ヨルダンを始めとする関係各国が我が国に対して強い連帯を示し、解放に向けて協力してくれたことに対し、深く感謝の意を表明する。」

というものです。

イスラエルの国会では全会一致の場合、その議案は棄却されると聞いています。古くからのユダヤの知恵だそうですが、ファシズムを忌避するという意味もあるのでしょう。日本も見習うべきかも知れません。上記の非難決議も当たり前のようですが、誰も異議を唱えないというのも不思議な感じがします。

というのは、たとえば中国が日本を占領したとして、抵抗するには自衛隊や警察の残党が指導してゲリラ戦をやる一方で、私たちがテロリストとなって活動するのは容認されるのではないかと思います。イスラム国の中心が元イラクの軍人だとすると、何の理由もなく国をアメリカによって瓦礫にされてしまったわけですから、アメリカに反発するのは当然でしょう。

ヨルダンはパイロットを殺された報復に、2人を殺していますが、これが警察マター(3人とも人殺しということになります。リシャウィは共犯ですが)だとすると、イスラム国だけでなく、ヨルダン政府にも懲罰を与えなければなりませんね。日本政府が言っている殺人だテロだというのは茶番で、実は戦争なんですから。ここで戦争当事国に資金援助するのは戦争参加としか思えません。

それでも日本の立場を考えると、私も茶番であってもテロ非難決議は必要だと思います。そうであっても、この文に誰も異議を唱えないというのはおかしいと思います。この文の通りだと、上記の問題の他に、人質を勝手にすり替えて、後藤さんの死を事実上容認した疑いがあるヨルダンに、もっとお金を出すという声明ともとれます。100%賛成というわけにはいきません。

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後日記:

参議院で唯一、山本太郎氏が退席棄権したそうです。これは快挙といえるのではないでしょうか。民主党はこれに賛成したとなれば、日本が戦争当事国に資金援助することを容認したことになるんじゃないでしょうか? いいのかな??

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2015年2月 5日 (木)

JPOP名曲徒然草152: 「C-Girl」 by 浅香唯

浅香唯さんと言えば、三代目麻宮サキ役で一世を風靡した方ですが、事務所とのいざこざなどが原因で、一時期完全に引退していたようです。最近あるトーク番組を見て、とても46才とは思えない少女のような、イノセントな感じのキャラに唖然としました。多分そういうキャラが事務所と衝突する要因だったのでしょう。私事ですが、実はこの曲のCDが行方不明になっていまして見つかりません。情けない(泣)。

 

アイドルとしてデビューしましたが、何曲出版してもオリコン100位以内にはいらなかったそうで、スケバン刑事に抜擢されたのはよほど幸運の持ち主だったのでしょう。彼女の「C-Girl」(作詞 森雪之丞、作曲 NOBODY、編曲 井上鑑)の素晴らしいステージでの演奏が YouTube にアップされていて、これは6年間消されていません。「歌う」ということの楽しさが純粋に感じられるステージだと思います。このような作品は文化庁が著作権を買い取って、日本人の共有財産として公開してくれませんかねえ。

https://www.youtube.com/watch?v=aFSi4_qIMj4

その他の動画

https://www.youtube.com/watch?v=lkhxlSYRoII

https://www.youtube.com/watch?v=GNX6lCUE7XQ

セシル
https://www.youtube.com/watch?v=MrmPj2u0FmA
https://www.youtube.com/watch?v=_z2A2wpWSas
https://www.youtube.com/watch?v=_QOddRR2k8A

 

Believe again
https://www.youtube.com/watch?v=nTCw7TVMBKw
https://www.youtube.com/watch?v=eNkKTQkD8qs

 

Melody
https://www.youtube.com/watch?v=KoovHehMUVA
https://www.youtube.com/watch?v=k19KOccZnxs

 

番外
https://www.youtube.com/watch?v=FK6xA_Tj_s0

 

HP:
http://www.yui-asaka.com/index2.html

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2015年2月 1日 (日)

後藤健二氏を悼む

A1180_017097有能なジャーナリストを失ったことは残念でなりません。

後藤さんのようなニュートラルな人物を殺害するイスラム国はひどいと思いますが、晋三の失策も責められるべきだと思います。

1.カイロでイスラム国に宣戦布告したこと

2.対策本部をトルコではなく、ヨルダンに設置したこと

さらにその前に、奥様に脅迫メールが来ているわけですから、交渉の窓口がなかったわけではありません。極秘裏に取引して、取り返した後、シリアへの渡航を全面禁止すればよかったのではないでしょうか。

後藤さんの死は、晋三のような人物を首領に選んだ日本人全体にも責任があると思います。このブログも3日間喪に服します。ネット情報がウソであることを願いつつ。

http://lite-ra.com/2015/02/post-832.html

http://lite-ra.com/2015/02/post-833.html

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晋三! イスラム国に気配りするんじゃなくて、人質に気配りするんだよ。

国会で明らかになったのは、期限を切られるまで、現地対策本部なんてないも同然だったということ(外務省は職員をひとりも派遣していない)

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