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2014年12月11日 (木)

LED光の毒性

220pxbr20_1今週の Scentific Reports に衝撃的な論文が発表されました。発表者は東北大学大学院農学研究科の堀雅敏准教授らのグループです。ちょうどLED開発者がノーベル賞を受賞する週というのも因縁を感じます。

紫外線や放射線が生物に有害であることはよく知られており、これはDNAなどの生体高分子に構造変化をもたらすので理解も容易です。ところがこの論文では、LEDによる可視光が、さまざまな昆虫に致死的な効果があるという衝撃的な内容です。しかも昆虫の種類によって有害な波長に相違があるとの実験結果です。

ショウジョウバエの場合は青色LEDは卵・幼虫・さなぎ・成体のいずれにも致死効果があるということで、強力な毒性をもつことが明らかになりました。これでは目黒川のLEDライトアップなども付近の生態系に影響を及ぼすことが予想されます。

毒性のメカニズムはまだ明らかにされていないようですが、これはさらに詳しい研究が必須と思われます。特にミツバチなどへの影響は看過できません。また著者が推測するように、生体内に活性酸素を発生させるというメカニズムであれば、ヒトを含む昆虫以外の生物にも有害な影響がありそうです。皮膚の老化などがおこるかもしれません。白熱電球や蛍光灯に代えるなら、電球色が無難でしょうね。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141210-00000100-mycomj-sci

http://www.nature.com/srep/2014/141209/srep07383/full/srep07383.html

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