« 2014~2015 リーガ・エスパニョーラ第12節: セビージャ何もできず | トップページ | JPOP名曲徒然草150: 「Strings」 by 松本佳奈 »

2014年11月25日 (火)

北総線とフォッサマグナ

北総線で高砂から千葉ニュータウン方面に行くと、新鎌ヶ谷から西白井の間で大きく風景が変わることがわかります。新鎌ヶ谷までは広々とした平地、西白井からは丘陵地帯になります。フォッサマグナの地図(ウィキペディアより 肌色の部分がフォッサマグナ)をみると、鎌ヶ谷まではフォッサマグナの中にあることがわかります。北総地方はフォッサマグナの外側にあるようです。

北総地方は土地が高いため、一部を除いて米作には適していないので、鎌倉時代から農業よりも馬の放牧などに利用されていたようです。農民は苦しい生活を強いられ、数も少なかったと思われます。現在でも白井と千葉ニュータウン中央の間などは森林や原野がそこここにみられてリラックスします。北総線と京成線の中間地帯も人が少ない場所で、まるで軽井沢の林道を通っているようなところもあります。今日所用で牧ノ原から臼井まで車で走ったのですが、ふたつの町の間に人が少なく、自然の豊富な景観に驚きました。

鎌ヶ谷は柏崎-千葉構造線だけでなく、中央構造線も交差しています。もう一箇所塩尻あたりでも糸魚川ー静岡構造線と中央構造線が交差しています。リニア新幹線は糸魚川-静岡構造線と中央構造線の両者を地下で貫通するんですね。これから地震が多発しそうで心配になります。

岡谷から浜松に向かう秋葉街道をかなり走ったことがあります。中央構造線の断層が露出している場所もあり、ときどき車を降りて散歩すると興味深い場所が多数ありました。とはいえ現在でも狭くて延々と続く山岳道路です。江戸時代にはこの深い山道を通って、静岡から長野方面に塩を運んでいたのだと、その労苦を思いため息が出ました。

詳細なレポートをアップしている人がいます↓。昔を思い出しながら楽しく拝見しました。

http://plaza.harmonix.ne.jp/~udagawa/route152.htm

| |

« 2014~2015 リーガ・エスパニョーラ第12節: セビージャ何もできず | トップページ | JPOP名曲徒然草150: 「Strings」 by 松本佳奈 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 北総線とフォッサマグナ:

« 2014~2015 リーガ・エスパニョーラ第12節: セビージャ何もできず | トップページ | JPOP名曲徒然草150: 「Strings」 by 松本佳奈 »