« 2014年10月 | トップページ | 2014年12月 »

2014年11月30日 (日)

都響プロムナード HJリムのチャイコフスキー・ピアノ協奏曲他@サントリーホール2014年11月30日

Img_0409

今日は都響のプロムナードコンサートに出かけました。カラヤン広場はすっかり年末モード。といってもクリスマスではなく、第9です。写真はFが映っていないのですが、(F)REUDEと書いてあるようです。後ろの壁にも anstimmen(歌い始めよう)という字があります。第9の歌の始まりの文句ですね。夜の方がライトアップされてきれいだと思われるのが残念。

Imgd

HJリムの功績か、チケットは完売。最初の序曲はなかなか気持ちの良い曲で、都響も好調です。そして2曲目のチャイコフスキー・ピアノ協奏曲にリム登場。HJリムはパリのコンセルバトワールを出た人ですが、演奏を YouTube に投稿したところ、それを見たEMIクラシックスの関係者が感銘を受けて契約したそうです。それでなんとベートーヴェンのピアノソナタ全集(2012年発売)でデビュー。よほど売れるという自信があったのでしょう。サポートする都響のコンマスは矢部ちゃん、そしてなんとサブは山本さん。矢部・山本が並んで演奏することがないのは都響最大のタブーだと思っていたのですが、何があったのでしょうか??? 演奏が終わって退場するときに、矢部ちゃんが山本さんの肩をたたいていたのが印象的でした。

リムちゃんはピンヒールに違和感を感じるほど気さくな感じの人です。食堂のおばちゃんが「どうや うちのチャーハンはうまいやろ」というような感じで、指揮者・垣内悠希やコンマス・矢部ちゃん、ときには各オケメンバーにほほえみかけながらの演奏。無茶苦茶に練習しないと、ここまで余裕綽々では演奏出来ないでしょう。速いパッセージは胸のすくような打鍵で、緩徐な部分は情緒たっぷりにという自在な演奏。ピアノは珍しくヤマハでしたが、確かに高速で強い打鍵が連続した場合、スタインウェイだと響きがありすぎて混濁するかもしれません。レコーディングもヤマハのピアノでやっているそうです。

ともかく久々にソリストとオケの呼吸がピシッと合って、相乗効果を生み出した素晴らしい演奏でした。満場の拍手に答えてのアンコールは、プロコフィエフのトッカータ(作品11)。あまりにコンチェルトが素晴らしかったので、後半のベートーヴェンのシンフォニーがデザートみたいになってしまいました。リムちゃんは後半都響のベートーヴェン交響曲第8番の演奏を客席で聴いていました。

HJリム(イム・ヒョンジョン)の演奏

ベートーヴェン 熱情ソナタ
https://www.youtube.com/watch?v=uYDFpME0EC4

酷評する人もいるようですが、私はこのベートーヴェンの演奏は好きですね。
何より感情移入できます。

リムスキー・コルサコフ 熊ん蜂の飛行
https://www.youtube.com/watch?v=ZKCZZf6ixj4&feature=player_embedded

ショパン 黒鍵のエチュード
https://www.youtube.com/watch?v=TPckA27UEtM

ラフマニノフ エチュード "Little Red Riding Hood" Op. 39 No.6 / op.39. n.2
https://www.youtube.com/watch?v=shSSDbONGnQ

チャイコフスキー ピアノ協奏曲
今回の都響との演奏ほど余裕綽々ではありません
https://www.youtube.com/watch?v=gFtuoyXKseM

ベートーヴェン 月光ソナタ
https://www.youtube.com/watch?v=Tc0adcAKWrc

Introducing HJ LIM
https://www.youtube.com/watch?v=CH19qS0VTNE

 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2014年11月28日 (金)

JPOP名曲徒然草150: 「Strings」 by 松本佳奈

Imgc松本佳奈さんは木更津のジャックナイフと呼ばれているそうですが、それがキャッチフレーズなのかな? 「Strings」(作詞・作曲:松本佳奈、編曲:時乗浩一郎)はアルバム「生きているだけの価値」(アソール・ハーモニクス ATHO-5002 2012)に収録されています。ゆったりと聴ける心地よいバラードではなく、もがき苦しみ、どうしようもないところから這い上がっていくという感覚のぎりぎり強烈な内容を歌う人ですが、メロディーはあくまでも美しいのです。

オフィシャルビデオの解説には「海とあさりと落花生の町、千葉県木更津市出身、在住のピアノ弾き語りシンガー・ソング-ライター。3才からピアノをはじめる。母子家庭に育ち家族とぶつかったことや、 いじめ、学級崩壊から不登校になったこと、 音楽事務所の詐欺に遭って20歳で借金を抱えた経験などから、痛みを正面から捉えた独-特な視点が生まれる。 どんな出来事も糧にして歌っていくと決意。」とあります。HPでは落花生がブルーベリーに変わっています、はて?。

生い立ちの不幸を売りにするところなどは演歌歌手みたいですが、いじめに遭った経験のある人などは強く共感出来るのではないでしょうか。現政権による国民の間での格差拡大によって、これからは虐げられた者達の音楽が湧き上がってくるような気がします。

HP: http://matsumotokana.info/
Blog: http://ameblo.jp/hechimacologne/

「Strings」

オフィシャルビデオ
https://www.youtube.com/watch?v=tl1tZHAHGEs

ライヴ
https://www.youtube.com/watch?v=Tg-hNIiTWuQ
https://www.youtube.com/watch?v=oK--akM1peY
https://www.youtube.com/watch?v=-iaLBSPKpcI

「ファイト!」中島みゆきのカバー
https://www.youtube.com/watch?v=O-gSZXRKdCQ

「あの陽だまりは瞼の裏」
https://www.youtube.com/watch?v=Ov2lm9uTd2s

「バカみたい」
https://www.youtube.com/watch?v=3ZCBGEs-FyI
https://www.youtube.com/watch?v=d7lC2ifRnaY

「How was your day? 」
https://www.youtube.com/watch?v=PnZ_YVjCTEI

「愛のパレード」
https://www.youtube.com/watch?v=zEaOUU9UPWA

「マザコン」
https://www.youtube.com/watch?v=oJavsusQU4g

「昼下がり、旅に出る」
https://www.youtube.com/watch?v=tHG5AR6u5AM

「価値」
https://www.youtube.com/watch?v=AZtm0unCGLQ

「パラダイムシフト」
https://www.youtube.com/watch?v=h6tDOjFnUBo
https://www.youtube.com/watch?v=Y5r3jJ1hAwI

「種を蒔く、何もない場所に」
https://www.youtube.com/watch?v=eVFoHr2rw78


| | コメント (0) | トラックバック (0)

2014年11月25日 (火)

北総線とフォッサマグナ

北総線で高砂から千葉ニュータウン方面に行くと、新鎌ヶ谷から西白井の間で大きく風景が変わることがわかります。新鎌ヶ谷までは広々とした平地、西白井からは丘陵地帯になります。フォッサマグナの地図(ウィキペディアより 肌色の部分がフォッサマグナ)をみると、鎌ヶ谷まではフォッサマグナの中にあることがわかります。北総地方はフォッサマグナの外側にあるようです。

北総地方は土地が高いため、一部を除いて米作には適していないので、鎌倉時代から農業よりも馬の放牧などに利用されていたようです。農民は苦しい生活を強いられ、数も少なかったと思われます。現在でも白井と千葉ニュータウン中央の間などは森林や原野がそこここにみられてリラックスします。北総線と京成線の中間地帯も人が少ない場所で、まるで軽井沢の林道を通っているようなところもあります。今日所用で牧ノ原から臼井まで車で走ったのですが、ふたつの町の間に人が少なく、自然の豊富な景観に驚きました。

鎌ヶ谷は柏崎-千葉構造線だけでなく、中央構造線も交差しています。もう一箇所塩尻あたりでも糸魚川ー静岡構造線と中央構造線が交差しています。リニア新幹線は糸魚川-静岡構造線と中央構造線の両者を地下で貫通するんですね。これから地震が多発しそうで心配になります。

岡谷から浜松に向かう秋葉街道をかなり走ったことがあります。中央構造線の断層が露出している場所もあり、ときどき車を降りて散歩すると興味深い場所が多数ありました。とはいえ現在でも狭くて延々と続く山岳道路です。江戸時代にはこの深い山道を通って、静岡から長野方面に塩を運んでいたのだと、その労苦を思いため息が出ました。

詳細なレポートをアップしている人がいます↓。昔を思い出しながら楽しく拝見しました。

http://plaza.harmonix.ne.jp/~udagawa/route152.htm

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2014年11月24日 (月)

2014~2015 リーガ・エスパニョーラ第12節: セビージャ何もできず

Braugrana15日・18日は代表戦、22日がセビージャ戦、そして25日はCLのアポエル戦、そしてクリスマス休暇まで延々と週2回のゲームが続く厳しいスケジュール。いつも12月には失速するのがバルサの恒例行事ですが、まだ元気なうちに戦えるホームのセビージャ戦は、なんとしても勝ちたいところです。

バルサはFW:ネイマール・メッシ・スアレス、MF:ラキティッチ・チャビ・ブスケツ、DF:アルバ・マチュー・ピケ・ダニ、GK:ブラーボ。イニエスタはまだドクターストップがかかっています。セビージャはワントップがコロンビア人のバッカ、2列目はビトーロ・デニス=スアレス・ビダル、ボランチ:バネガ・クリホヴィアク(ポーランド人)、DF:フィゲイラス・カリーソ・パレハ・コケ、GK:ベト。なんと2列目の3人とコケ以外は全員外国人という国際色豊かなセビージャです。

セビージャはセンターラインあたりから厳しくプレスをかけてきますが、バルサ選手の体調も良好で、きわどくきりぬけてきっちりパスを回すことができています。メッシは元気が良いのはいいのですが、なにか上滑りしている感じでシュートミス・パスミスや簡単に球を奪われたりとダメダメパターンです。しかし21分のFKは見事でした。壁の上からゴール左上隅に落としてゴール!!!

圧倒的なバルサペースで前半終了。ただし得点は1:0です。後半開始2分にバルサ初めてのピンチ。左からクロスがゴール前に来て、突入したデニス=スアレスは当て損なったのですが、なんと後ろにいたアルバに当たってオウンゴール。1:1となって風雲急を告げます。しかしこの暗雲を一気に振り払ったのはネイマールでした。2分後にFKからヘディングを決めて2:1。これでバルサは勢いに乗りました。

セビージャは流れを変えようとガメイロとバルサから期限付き移籍のデウロフェウを投入しますが、バルサの勢いはとめられませんでした。20分にはスアレスが右深く突入し、左のラキティッチの頭にきっちり合わせてゴール。美しいゴールです。3:1です。4点目はカウンター攻撃からで、バルサ3人のFWが2人のDFに襲いかかり、左のネイマールからゴール前に流した球を、メッシがスライディングで押し込んで、253点目のリーガ最多得点記録のゴールを決めました。ネイマールはメッシにパスを出したと思いますが、メッシはギリギリで、右にいたスアレスにバルサでの初ゴールを譲ってもいい感じでしたが、そこはストライカーの本能でしょう。試合中にピッチでメッシの胴上げが敢行されました。

最後はネイマールとのワンツーからメッシがマニータを完成です。いろいろ言われていますが、ピケはちゃんとやっていました。バルサは選手のコンディションさえ良ければ、強豪セビージャが対戦相手であっても、ほとんど何もさせずに勝利できることを証明しました。バルサの最大の敵はスケジュールです。これをチーム全体で考えてやりくりしなければ自滅します。これから1ヶ月が正念場。

宮本の解説は相変わらず盛り上がりませんねえ。それにバルサが圧勝してとても残念という雰囲気が、言外にビンビン伝わってきます。セビージャのDFの批判は控えめなくせに、ピケとマチューの批判はきっちりやりますからね。5:1で負けの試合なら、セビージャに批判的な解説をするのが普通でしょう。結構セビージャにはやさしい解説です。彼はバルサのサッカーを批判したくてウズウズしているのです。だけど5:1で勝っているので、それができなくてストレスがたまるんですね。彼は日本サッカー協会の理事あたりが適役だと思います。

https://www.youtube.com/watch?v=4VGOu_Ta0l4
https://www.youtube.com/watch?v=U14ewK8OBCM
https://www.youtube.com/watch?v=EwCjVW0qrg4

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2014年11月23日 (日)

JPOP名曲徒然草149: 「想い出にかわるまで」 by 井上水晶

Tenmado_jk平成の中島みゆきといわれる「まきちゃんぐ」を前回とりあげました。
http://morph.way-nifty.com/grey/2014/11/by-1ab6.html

では平成のユーミンといえば・・・・・井上水晶(いのうえみあ)をおいては考えられないでしょう。Egg Tube によれば松任谷正隆氏の秘蔵っ子のようです。現在慶應義塾大学在学中のエリートミュージシャン。

曲調はユーミンと確かに似ています。ユーミンが作曲したと言われても即信じます。意識してそうしているのかもしれません。天才の伝承がありうるとすれば奇跡的なことでしょう。

ただいまいちファンにアピールする特色のある歌唱や、濃いめのキャラ、セクシーな魅力に欠けているようなのが残念。バラードシンガーとしては、やはり熊木やまきちゃんぐの圧倒的な存在感と比較すると、完敗の感があります。ですからシンガーソングライターより、作曲・編曲を中心に活躍したほうが成功するのではないかと感じました。あるいはゲーム関係なら作曲の才能と声だけでも勝負できます。現実の世界では、ユーミン風の音楽は世相にマッチしていない時代になったような気がします。

「想い出にかわるまで」 は、アルバム「PIANO&WOMAN -Episode 05-」(TEN-0006) に収録されています。
http://www.inouemia.info/infomation.html

想い出にかわるまで
http://www.youtube.com/watch?v=0HgwkMXAs74
http://www.youtube.com/watch?v=YFvm762tyZY
http://www.youtube.com/watch?v=scUFPRVyCAQ

少女の行方
http://www.youtube.com/watch?v=Q6XnLkebRG4
http://www.youtube.com/watch?v=8fgklqGfZzU

水の影 (ユーミンのカバー)
http://www.youtube.com/watch?v=5LDJ3ohRLow
シモンズバージョン
http://www.youtube.com/watch?v=M6udng054lw

Blue Rain Blue
http://www.youtube.com/watch?v=9Ugdi1lBzhY

GIRL'S TALK
http://www.youtube.com/watch?v=nER8pjTf8us

トーク
http://www.youtube.com/watch?v=VYBI1bIn09Y

HP:http://www.inouemia.info/
BLOG:http://ameblo.jp/inouemia/

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2014年11月22日 (土)

都響A定期 メンデルスゾーンの交響曲第5番など@東京芸術劇場2014年11月21日

Imga_2都響A定期で池袋芸劇にでかけました。突入前に patio de metro  で焼きカレーを食べました。絶品です。先日の Big boy とは天と地の違いです。うまいものを提供したいと考えるか、ただ儲かれば良いと考えるかの差ですね。

平日のコンサートとしては結構人が集まっていました。本日の指揮者は古楽の権威ポール・マクリーシュさんですが、プログラムは古楽ではありません。コンマスは矢部ちゃん。サブは四方さんです。前半のコープランドは思ったより楽しめる曲でした。特に終曲モデラート(祈るように)~アンダンテ(とても静かに)の静謐な美しさには心を打たれました。ただ眠くなる曲もありました。マクリーシュさんは、コープランドとRシュトラウスは着席して、メンデルスゾーンは立って指揮していました。

後半のR・シュトラウスの曲は17才で作曲したもので、セレナードというタイトルに反してえらく元気の良い曲でした。とはいえ習作の域を出ないものと思いました。本日のメイン、メンデルスゾーンの交響曲第5番はもちろん名曲です。特に第3楽章の旋律美は素晴らしい。ただ全体的には、神聖な雰囲気で満たされるとか、もう少しまとまりが欲しい曲だと思いました。第4楽章でセルパン(=ヘビ 2番目の図 ウィキペディアより) という楽器が使われるというので注意してみていたのですが、ソロはなくて、他の楽器と重ねて演奏されるので、どんな音なのかはわかりませんでした。ただ全体の響きが分厚くなったという感じだけでした。それにしても面白いカタチの楽器でした。

Serpent都響の演奏は今日も文句なしでした。どんな指揮者がやってきても、きっちり要求に応えられる都響は素晴らしいと思いました。

Patio de metro:
(http://tabelog.com/tokyo/A1305/A130501/13104320/)

本日のメイン: メンデルスゾーンの交響曲第5番
https://www.youtube.com/watch?v=iEYWSBZ1C7w

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2014年11月20日 (木)

レストランで撃沈

A0027_002201最近所用で船橋に行ったときに、以前ロイヤルホストだったところがビッグボーイという店になっていました。きいたことがない店だったのですが、お昼時でおなかがすいていたのでつい突入しました。

これが運の尽きで、鶏唐揚げを注文したのですが、これがとんでもない代物で、材料が悪い上に中まで火が通っていないという、こんなにまずい唐揚げは食べたことが無いというほどでした。家に帰ってからボードなどをみていると、ハンバーグも生っぽいことがあるという話が出ていて、なるほどねとうなづけました。

http://www.nandemo-best10.com/f_restrant-family/z82.html

#バイトをしてたものですが、厨房で皿から落ちたポテトを捨てようとしたら冗談じゃない元に戻せと店長に言われ已む無く戻しました

#あまりのまずさに主人も私もご飯がまったく進まなかった。ステーキは脂身ばかり、ハンバーグは味がなくデミグラスソースも水っぽく最悪でした

#ハンバーグに髪の毛、次にだされたら生焼け

などなど 

夜になっても胃が嫌がって戻そうとするので、大量にエビオスを飲んでようやくおさまりました。やれやれ 本当に勘弁してほしいよ!

Big boy: http://www.bigboyjapan.co.jp/

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2014年11月18日 (火)

やぶれかぶれ? 解散するの?

A0990_001464安倍政権は経済指標の悪化や大臣の不正でやぶれかぶれ解散を強行するようです。しかし増税を延期すれば国債の格付けが下がり、金利が上昇するかも知れません。上昇しないかもしれませんが、もし上昇すれば1000兆円につく金利ですから、1%でも10兆円です。そうなったら誰がどのように責任をとるんですかね?? 

アベノミクスの是非・集団的自衛権をどこまで認めるか・TPPで国民健保が有名無実化する&農業が米国資本に支配されるのを容認するのか・原発の再稼働を容認するのか・・・などの課題で野党は戦うべきでしょう。私は消費税について言えば、食料品はキャビアなどの高級食材も含めて全部ゼロでいいと思います。食料品以外は20%くらいかけても良いのではないでしょうか。食べてさえいければ人間なんとかなるもんです。医薬品はジェネリック医薬品が出回るようになって安価になっています。野党は是非食料品非課税で戦うべきでしょう。

それでも民主党は今回は多少なりとも議席が増えればよしとすべきでしょう。しばらく雌伏して、前回政権をとったときに「マニフェストと全く異なる政策を強行したこと」を猛反省することが必要です。まだ刑期はあけません。しかし、いずれアベノミクスが完全に行き詰まって出番が来ます。消費税増税を延期せざるを得ないというのは、もはやアベノミクスが行き詰まりつつあることの証拠でもあります。もう誰がやっても、どの政党がやっても、資本主義をそのままやっていこうとすると、資本主義の終末期になんとか自国だけ延命しようという競争ですから、先が見えています。

民主党は野党の間に、今すでに国家によって恣意的に操作されている株式市場を廃止しても経済が廻っていくような社会を考えておくべきでしょう。あとひとつ、どうすれば米国に寄りかかって生きていくという国家の姿勢を変えることができるかを考える必要があります。わたしならまず南京の虐殺記念館に行って頭を下げることからはじめます。

====================
経済評論家 中原圭介氏の見解:

2014年の後半に入ってから、私は日本経済についてはあまり語って来ませんでした。 それは、「東洋経済オンライン」の連載やブログ、拙書などで2013年から2014年前半にかけて、アベノミクスが失敗する原因について、すでに散々語ってきたからです(例えば2013年版の連載では、2013年3月7日の記事『アベノミクスは歴史の教訓を何も学んでいない~通貨安政策は格差を拡大させるだけ』で、初めて取り上げています)。

日銀の「過剰な量的緩和」は、格差を招くだけ。

私は通常、1年間に2冊くらいのペースで本を書いていますが、2013年に限っては意欲的に6冊もの本を書き上げました。通常の仕事との両立が厳しかったにもかかわらず、なぜそんなにも意欲的に書くことができたのかというと、「日銀の過剰な量的緩和は日本国民を不幸にする」と確信しているからでした。

ところが、アベノミクス(日銀の量的緩和)を支持する方々からは、多くのご批判をいただくことになり、 過剰な金融緩和が招く副作用について、多くの人々にご理解をいただくのは難しかったようです。 いくら「設備投資は増えない」「輸出は増えない」「消費税増税の影響を過小評価しすぎだ」と 論理的にわかりやすく説明したつもりでも、感情的に理解しようとする人々が少なかったように思われます。

しかし、景気後退の足音が聞こえてきている今となっては、もう1回だけでも論理的に説明すれば、 「なぜアベノミクスが失敗するのか」を理解してもらえるのではないでしょうか。 アベノミクスを支えるリフレ派の理論には、2つの中心的な考え方があります。ひとつは「量的緩和で低金利を促すことにより、企業の設備投資が増える」というもの、もうひとつは「量的緩和がもたらす円安により、輸出が増えて国民所得が上がる」というものです。

実体経済の動きとは乖離するアベノミクスの考え方

まず、「量的緩和により低金利を促すことで、企業の設備投資が増える」という考え方についてですが、 この考え方は企業経営の現場感覚とは大きく乖離してしまっています。経営者は需要が見込める時に設備投資をするのであって、低金利だから設備投資をするわけではないからです。企業は自社の存続がかかっているので、事業採算の見込みが立たなければ新たに投資をしないのが当然です。需要が見込めないなかで設備投資を行なうことは、企業としては愚かな行為と言うしかありません。

その実例が、中国政府がリーマン・ショック後に行なった4兆元の投資です。需要が伸びないなかで国有企業の多くが設備投資を増やしたために、いまや供給過剰に苦しみ、赤字企業が続出しているのです。需要がないところに設備投資を行なっても、中国の国有企業の二の舞いになるわけです。

次に、「量的緩和がもたらす円安により、輸出が増えて国民所得が上がる」についてですが、この考え方も実体経済の動きとは大きく乖離しています。2000年以降のエネルギー価格の高騰によって 日本の企業はかつてないほどに賃上げをできなくなってしまっているからです。

特に日本では、企業が売上げを大きく回復させたとしても、エネルギー価格の高騰分や 輸入インフレによるコスト増加分をなかなか価格に転嫁しようとはしないので、その分、売上増に見合った賃上げをすることが難しいでしょう。そして、このような傾向は、価格転嫁力が弱い中小企業に顕著に見られることになるでしょう。

さらに、G7などの声明では「世界経済は過去30年で最も良い状態である」と言われた2005年~2007年の時と比べて、今の世界経済はアメリカだけが持ち直してきており、欧州(ユーロ圏)やBRICS諸国など全体的に景気が芳しくない状況にあるので、かつてほど日本からの輸出を受け入れる余裕がなくなっています。

おまけに、資源エネルギー価格が高騰する以前、日本企業の輸出に占めるドル建て取引の割合は8割もありましたが、その後に円高が長く続いたために、今ではその割合が5割前後にまで減ってしまっています。ゆえに、「円安=輸出増」という公式はもはや過去の遺物に過ぎず、日本企業は思ったほどの輸出増は見込めないのです。

ですから、量的緩和のやり過ぎによって円安が過度に進めば、2014年4月の増税も重なって、 各種の経済指標が大幅に悪化し、景気後退に陥るリスクが顕在化するのは、初めからわかっていたことです。国民の実質賃金が下がり、それと併行するように、格差が拡大していくのが目に見えていたわけです。

私は経済の予測を述べる時に「必ず」とか「間違いなく」という言葉は極力使わないようにしていますが、 アベノミクス(過度な量的緩和)に関しては、2013年5月14日のブログをはじめ、いろいろな媒体で 「間違いなく失敗します」と断言してきました。経済の本質以前に、物事の道理や本質から考えれば、当然の結論だったわけです。

安倍政権や黒田日銀は、消費税増税をするために、株高を演出する経済金融政策を実行してきました。 公共投資を大幅に増やしたし、大型の補正予算まで行いました。半ば企業を脅して、ベアの大幅な引き上げも達成しました。だから、消費税増税はアベノミクス失敗の根本的な理由にはなりえません。

消費増税を延期しても、2015年に景気後退入りも そもそも物価上昇率に占める消費税増税分(試算では2%と言われている)を差し引いても、 国民の実質賃金は安倍政権発足前よりも下がってしまっているのです。直近の9月の実質賃金指数は 前年同月比で2.9%の下落(増税分の影響を除けば0.9%の下落)、15か月連続で下がってしまっているわけです。これは、リーマンショック時の特殊な時期を除けば、デフレ時のほうが実質賃金下落率は小さかったという事実を示しています。リフレ派はアベノミクス失敗の理由を消費税増税のせいにするでしょうが、そんな責任転嫁が認められるはずがありません。

そもそもリフレ派のある重鎮は当初、「アベノミクスの効果は半年で出る」と言っていたのですが、 それが「1年で効果が出る」、「2年で効果が出る」と、時が経過するたびに効果が出る時期の修正を繰り返しています。消費税増税をリフレ派の免罪符にしてしまっては、日本人の経済リテラシーはいつになっても上がらないのではないでしょうか。

現時点で、アベノミクスへの審判はすでに下っていると思われます。 このまま政権と日銀が愚鈍な政策を続ければ、仮に来年10月の消費税増税を延期したとしても、2015年には景気後退入りする可能性が極めて高くなってしまうでしょう。ですから、とくに日銀の金融政策には強く再考を促したいところです。

http://toyokeizai.net/articles/-/53221

中原圭介氏のブログ http://blog.livedoor.jp/keizaiwoyomu/

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2014年11月15日 (土)

都響 作曲家の肖像「モーツァルト」@池袋芸劇2014年11月15日

Img1都響「作曲家の肖像」シリーズで池袋芸劇に。実は午前中に理容室の予約をしていたのですが、突然奥さんから電話がかかってきて、旦那が胃潰瘍で救急車で運ばれたということでびっくり。そういうわけで急遽予定変更して、池袋に行く前に秋葉原の「あきば理容」にかけこんでさっぱりしてから芸劇に突入。

結構混み合っていて9分通り席は埋まっていました。本日のコンマスは山本さん、サブはゆづき。都響としてはめずらしく小編成です。今回はモーツァルト特集で、ホグウッドが指揮する予定だったのですが、亡くなってしまって急遽彼の友人のロバート・レヴィンの出番になりました。コンチェルトは自らピアノを弾きながら指揮します。

レヴィンはピアニスト・指揮者・音楽学者の3足のわらじをはく才人のようです。コンチェルトを演奏する前に、通訳を伴ってレクチャーをはじめました。

モーツァルトの時代にはピアノの天板をささえる棒がなくて、閉めたままか取り外すかのどちらかだったそうで、今日は外して演奏するとか、聴衆に正対して、かつかなり奥まった位置で演奏するとか、楽譜には無い音符を加えて即興で演奏するとか、当時の作法でやることを宣言してから演奏にとりかかりました。音楽学者としてのこだわりなのでしょう。特に驚いたのは、最初の序曲がハ長調で、2曲目のコンチェルトがニ短調というような場合は、コンチェルトを始める前にピアニストが調性の激変を和らげるような即興演奏を行うのが習慣だったということで、それを彼がを実行したことです。そんなこと気にしたこともありませんでした。昔の人の方が鋭敏な感覚で音楽を聴いていたんだなと、ひとつ勉強になりました。

マエストロ・レヴィンの指揮ぶりは、マリオネットかパントマイムかという珍奇なパフォーマンスでびっくり。指揮者が肩でリズムをとるのは初めて見ました。音楽は至極上品かつヴィヴィッドなまともなもので、都響も小編成なだけに普段にもましてアンサンブルが素晴らしく、アドリブも含めて非常に楽しめる演奏でした。

後半のシンフォニーでもレヴィンのパフォーマンスはますます冴え渡りました。ただコンチェルトと違って、特に驚くところはなく、普通に良い演奏だったかなという感じです。途中で斜め後ろの若い男が大きなリュックを落としたらしく、ドスンと言う大きな音がしたのでびっくりしました。あれはホール全体に響き渡ったのではないでしょうか。

アンコール:モーツァルト:ピアノソナタ ニ長調 K.576 第2楽章

こんな曲です
https://www.youtube.com/watch?v=IDo0rI6SdNw
https://www.youtube.com/watch?v=yM8CFR01KwQ
https://www.youtube.com/watch?v=13cqJrYZAL0

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2014年11月14日 (金)

森田一成が解雇 なぜ?

1阪神タイガースの森田一成氏が解雇されてしまいました。私はマーナ-リーグの試合は見ておりませんので、どんな理由でこうなったのかよくわかりませんが、少なくとも打撃成績からは予測できませんでした。素晴らしいバットスイングで、一発当たればスタンドインという期待をもたせてくれる希有のスインガーだったので、解雇は残念でなりません。ちなみに今季マイナーで100打席以上起用された選手の成績を記します。

 選手名     打率  ホームラン       

荒木 郁也      249      2
伊藤 隼太      278      6
緒方 凌介      302      3
狩野 恵輔      276      1
黒瀬 春樹      254      5
小宮山 慎二    200      4
柴田 講平      257      0
中谷 将大      190      7
西田 直斗      228      2
原口 文仁      264      5
一二三 慎太    181      4
北條 史也      259      2
森田 一成      273      7    
陽川 尚将      241      6
横田 慎太郎    225      6

これをみると打率が1割台の選手が2人います。このような選手が解雇されないで、2割7分、ホームラン7本(最多)の25才森田が解雇されるというのは奇怪な人事です。神宮球場で彼のプレーをみたことがありますが、1塁の守備が使えないくらい下手とは思えませんでした。1塁手は外国人選手を使うことが多いので、採用当初から外野をやらせておけばよかったのではないかとは思います。

それにしてもマイナーリーグで3割打者がひとりだけというのは、いったいどういう選手を採用して、どういう育成をしているのでしょうか? あまりの惨状に言葉もありません。


| | コメント (0) | トラックバック (0)

2014年11月13日 (木)

サラとミーナ149: なんだか最近仲が良い

自分の体をマテリアルにして実験するのは、あまり気分のよいものではありません。鎮痛剤・筋弛緩剤・胃腸薬・モーラステープを適宜増減量して、どのくらいの割合が良いかテスト中です。私と比較して、うちの猫たちは本当に病気になりません。痛みが減るのは良いのですが、副作用が困ります。鎮痛剤と筋弛緩剤を併用すると、ほんとに寝てしまうことです。これで車に乗るのは絶対避けなければ!

ミーナはうちに来た当初、耳ダニが残っていて少し医者通いをしましたが、あとはサラも含めてワクチンのときぐらいしか医者にかかっていません。サラはたまに鼻をぐずぐずやっていますが、これは慢性の鼻炎だそうで、医者によると気にしなくて良いそうです。健康は素晴らしいと思います。

ただ最近は、サラもミーナも少し歳をとっておとなしくなったような気がします。それに以前より仲良くなったような気もします。ソファ裏のこんなに狭いところで、折り重なるようになって眠っています。

Img_0394

猫ベッドも一つづつ使えば良いのに、なぜかそばにいたいようです。

Img_0386

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2014年11月11日 (火)

カタルーニャは バルサは どうなるの?

Spain106470__180_2カタルーニャ州議会は9月19日に独立を問う住民投票の実施を可決しました。しかしスペイン政府のマリアノ・ラホイ首相は9月29日「住民投票は違憲」として憲法裁判所に提訴しました。憲法裁判所はこの提訴を受理し、住民投票を差し止めるべきとの判断を下し、いずれ住民投票は違憲との判決を出すものと思われます。そんなことはおかまいなく、カタルーニャは民間ボランティアによって11月9日に住民投票を実施し、約8割の賛成票が投じられたとのことです。

しかしながらカタルーニャは合法的に独立することはできません。州の軍隊を作ってマドリード政府とゲリラ戦をはじめるか、自治権の拡大をめざしてマドリード政府と交渉するかという選択肢が考えられます。後者になるとは思いますが、税金の支払いを拒否するなどの事態が考えられ、予断が許されない事態になりつつあります。

スペイン・カタルーニャ、独立投票を強行へ
http://www.yomiuri.co.jp/world/20141108-OYT1T50080.html

カタルーニャ独立、住民投票を前に支持派勢い
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye2343884.html

カタルーニャ、独立住民投票を強行=スペイン政府と緊張高まる
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2014110900068

動画ニュース
https://www.facebook.com/newsdouga/posts/730573237017810

=============================================================

カタルーニャ、独立投票を強行=8割賛成
http://www.asahi.com/articles/ASGCB2HRKGCBUHBI00F.html
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141110-00000009-jij-eurp

=============================================================

クレヨンしんちゃんがカタルーニャ独立の旗印になっているようです。どうして?

スペイン通のお話によると

アメリカ式の自由なテレビ放送を受け入れた日本と違ってヨーロッパはテレビ放送が長らく国営に限られてた 80年代に入ってから次第に民放チャンネルが出来てきたんだけど、 番組を自作する力が無い上にアメリカ製の良コンテンツは国営放送が独占していて、契約料も高くて手を出す余地が無かった。 そこで当時放送事業に進出し始めていたイタリアのあのベルルスコーニが目をつけたのが日本のアニメ番組。契約料が安いしアメリカの作品並に質も高かったから。

その後ベルルスコーニが他のヨーロッパ諸国の放送局も買収して、イタリアでの日本アニメ成功の流れが波及して、フランスやスペインでも日本アニメがどんどん放送されて人気を得るようになる。 その中でスペインでは立場の弱い地方局が日本アニメを積極的に買い付けて地方言語に吹き替えるようになって、結果としてフランコの独裁政権下で追いやられていた地方言語の復権に部分的に寄与した。言語の継承において一番大切なのは子供に受け継いでいくことだからね。

だから子供の頃日本アニメの吹き替えで自民族の言葉に親しんだ世代にとって、クレヨンしんちゃんら日本のアニメキャラはナショナリズムと密接に結びついてる。 外国製のキャラクターがシンボルになってるのは本当に奇妙だけどね。 去年同じスペインのバレンシア州で地元テレビ局が強制的に閉局された際に起きたデモでも 「私たちは悟空からバレンシア語を教わった」とドラゴンボールの悟空の絵を掲げている人達がいた。

=============================================================

私は歴史的に言っても、民族・言語から言っても、カタルーニャは独立した方がよいと思いますが、ともかく平和的に独立が成功することを祈りたいところです。しかしたとえ平和的に独立が成立したとしても(おそらく不可能だとは思いますが)、バルサはどうするのでしょうか? ウェブサイトでは、もうバルサはフランスのリーグ・アンと接触しているといううわさが飛び交っています。しかし外国のチームをリーグに受け入れるなどということが可能なのでしょうか? 

スペインと激しく対立するという状態で分離しようとした場合、EUにも加盟出来ないでしょうし、困ったことになります。唯一の期待はスペイン内戦時にカタルーニャに介入して独立をつぶしたロシアが、今度は後ろ盾になってくれるかもしれないということでしょう。ウクライナ問題を有利に運ぶためのカードとして使われるかも知れませんが、それでもカタルーニャは頼るのではないでしょうか。私がカタルーニャの知事だったとしても、EUが動かないならロシアに調停を頼みます。

さて曲がりなりにもカタルーニャが分離した場合、困るのはバルサだけではありません。エスパニョールはもっと困ると思いますよ。カタルーニャからリーガ・エスパニョーラに加入するのは裏切りとみなされるでしょう。

(写真は Pixabay より)

 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2014年11月10日 (月)

2014~2015 リーガ・エスパニョーラ第11節: スアレスがバルサを救出

Braugranaアンダルシアのアルメリアへ遠征です。スタジアムはエスタディオ・デ・ロス・フエゴス・メディテラネオスという長い名前です。照明設備が不備なのでしょうか、リーガとしては珍しく日のあるうちのゲームです。バルサはズルズル4位まで転落しました。ここでUDアルメリアに負けたりした日には、監督交代問題が勃発して優勝どころではなくなるかもしれません。

アルメリアはFW:ティエヴィ・ソリアーノ、MF:ゾンゴ・アゼース・ベルザ・トーマス、DF:ドュバビエル、ペレス、トルヒージョ、ナバーロ、GK:ルベン。ベテランのソリアーノ爺に球をあずけて、快速FWティエヴィでDFをぶち抜くという作戦です。

バルサはFW:ペドロ・メッシ・ムニール、MF:ラフィーニャ・ラキティッチ・ブスケツ、DF:アルバ・バルトラ・マスチェラーノ・アドリアーノ、GK:ブラーボ。ローテーションというか相手を勘案してか、数人の主力選手を休ませています。私的にはネイマールとスアレスを同時に休ませるのは、がっくり得点力が落ちるので賛同出来ません。どうしてもメッシがゲームメーカーとCFを兼任するという最悪のパターンになってしまいます。ペドロとムニールがサイドにいて、ラフィーニャとラキはパス回しで一杯。これではどうやってゴールを狙うのでしょう。やっぱりメッシがパス出して突入し、リターンをもらうというパターンにならざるを得ません。これじゃメッシもたまらんわ。

前半はどちらかと言えばアルメリアのペース。ティエヴィに抜け出される、サイドを独走されるなど、バルサにとっては危険がいっぱいの展開です。その中でラキティッチのロングパスやメッシのヘディングなどで、バルサもチャンスを作りますが後一歩で得点ならず。メッシがゴール前に突入する絶好のチャンスもありましたが、左でフリーのペドロが見えていなかったようで逸機してしまいました。37分にはメッシが持ちすぎて球を奪われ、ソリアーノのパスからティエヴィに中央をぶち抜かれて失点。アルメリアの思うつぼです。

後半さすがにネイマールとスアレスを投入すると、アルメリアの疲労もあってバルサペースとなり、28分にスアレスからネイマールにゴール前でパスが通って、ネイマールがテクニカルなシュートでゴール。ほっとひと息です。決勝点は37分、右からスアレスがゴール前にふわっと上げると、アルバがボレーで地面に落とすという、これもテクニカルなシュートでゴール。スアレスの気の利いたプレーがバルサを救った一戦でした。

今日の試合で感じたのは、イニエスタ・チャビ・メッシ・ダニなどで細かいパスを連発して突破するというのがバルサスタイルですが、これからのバルサはこのスタイルはメッシ・ネイマール・スアレスの3人が引き継ぎ、中盤のラフィーニャとラキティッチはこの3人のうち一番いいところにパスを供給することを目標としてプレイすればいいのではないかと思いました。特にラキティッチはピッチ全体をケアできる特殊な才能を持っているので、彼のミドルパスを中心に攻撃を組み立てるのが面白いと思います。いままでのバルサスタイルにこだわって、ラキの技術を捨てるのは愚かです。

https://www.youtube.com/watch?v=8H_YFxT08WM
https://www.youtube.com/watch?v=vdI5PqNFTqc
https://www.youtube.com/watch?v=kAO8pinlA7A

アパマンショップでみかけたバルサ選手達。アパマンもやるもんです。
前列左から チャビ ネイマール メッシ
後列左から ピケ イニエスタ

Img_0372

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2014年11月 8日 (土)

都響・南紫音・小泉和裕@大田区民ホール・アプリコ2014年11月8日

Imgt都響-南紫音-小泉和裕の演奏会を聴きに蒲田の大田区民ホール・アプリコまで行ってきました。ここはもと松竹キネマ蒲田撮影所だったところだそうで、なかなか瀟洒な建築です。ただ京急蒲田から行くと、標識が無くて道順がとてもわかりにくいですし、ホールのHPにある地図も役に立ちませんでした。前に一度来たことがあるのに.....orz。結局まわりを1周してようやく到着しました。お役所仕事というのは所詮こんなものです。

ホールはほぼ満席の盛況。本日のコンマスは山本さん。さすがにヤバいと思ったのか多少ダイエットしたようです。サブはゆづき。演奏会は南さんがソリストのブルッフ:ヴァイオリン協奏曲第1番ではじまりました。南さんはこの演奏会のために本拠地であるドイツから来日してくれたそうです。実に重厚でリッチな響きのバイオリン(ストラディヴァリウス)で、圧倒されました。音量も十分。きちんと節度を保ちながらも、迫力十分で情熱的な演奏を聴かせてもらいました。満場の拍手に答えてのアンコール曲は、イザイ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第二番 イ短調 op. 27より第一楽章で、この曲のゾクゾクするような素晴らしさにはじめて気づくとは私ももぐりか。

休憩後の後半はブラームス交響曲第1番。定番曲ながらマエストロ小泉がビシッと締めて、いつものように統制のとれた美しいアンサンブルのなかに、さわやかな叙情も、ほとばしる高揚も申し分ありません。ただ終了後は大変お疲れのようで、ちょっと多忙が過ぎるのかなと心配になりました。

安倍政権の政策だと円安が爆発的に進行して、音楽家・スポーツ選手・科学者などが続々と海外流出しそうな感じです。今までは多くの外国人演奏家が日本を訪れて、素晴らしい音楽を聴かせてくれていますが、そのうち来てもらえなくなるでしょう。指揮者ももちろん例外ではなく、小泉さん等はひっぱりだこになって、多忙をきわめることになりそうで心配になります。

音楽を離れても、円安は日本にとって本当に深刻な状況を生み出すかも知れません。プロ野球やJリーグはマイナー選手のたまり場となり、大学や国研のレベルも低下し、さらに悪いことに国が海外から労働者を集めようとしても不可能になるでしょう。もっと深刻なのは、国民のほぼ半分くらいが貧困に苦しむことになり、特に若い世代がクラシックコンサートばかりか、JPOPなどの演奏会にもいけなくなって、日本の音楽界全体が、当面は退職した団塊の世代がささえるとしても、しだいに沈没していくことになりそうです。

こんな曲です

ブルッフ
https://www.youtube.com/watch?v=n90Xkpp62jk

ブラームス
https://www.youtube.com/watch?v=CVIkwRy8kB0

アプリコ↓↓↓

Img_0376

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2014年11月 6日 (木)

JPOP名曲徒然草148: 「愛の雫」 by まきちゃんぐ

Imgmaki2008年デビューのまきちゃんぐは平成の中島みゆきと呼ばれているらしいですが、それはあまりにも重荷ではないかと思います。詞曲はどちらかといえば悔渋ですが、技巧など超越して直球勝負の独特の趣があるバラードシンガー。

強烈な存在感で周りをひれ伏させるような歌なのに、トークのあっけらかんとした雰囲気は何なのでしょうか? 「さなぎ」や「鼓動」などは熊木杏里と曲想が似ている感じがします。良きライバルといえるかな?

「愛の雫」(VAP VPCC-82281)はシングル現役盤。

「愛の雫」作詞・作曲:まきちゃんぐ、編曲:鈴木秀行
https://www.youtube.com/watch?v=ESAqbWBsPjQ
https://www.youtube.com/watch?v=LCNKOaqGD74
https://www.youtube.com/watch?v=J4ZqROjZeRc
https://www.youtube.com/watch?v=LCNKOaqGD74

「夢だもの」(中島みゆきのカバー)
https://www.youtube.com/watch?v=hgpeMBRxbdU

「鋼の心」
https://www.youtube.com/watch?v=appk98qCz6A
https://www.youtube.com/watch?v=Rt7qFfmBmq8

「雨と傘と繋いだ手」
https://www.youtube.com/watch?v=obncXklKt3c
https://www.youtube.com/watch?v=uTJxo5InSrM

「満海」
https://www.youtube.com/watch?v=xUWDL1KkgZg

「ハニー」
https://www.youtube.com/watch?v=FTWraGxrgRs

「愛と星」
https://www.youtube.com/watch?v=XI468c7Hlxk
https://www.youtube.com/watch?v=6nOdJp-rZbk

「誰が為に鐘は鳴る」
https://www.youtube.com/watch?v=BtuSpn1h9z4

「さなぎ」
https://www.youtube.com/watch?v=I0uPILgi0uI

「鼓動」
https://www.youtube.com/watch?v=87s4IHsd4lw

https://www.youtube.com/watch?v=eJgbl_4aZ54

HP:http://makichang.info/

twitter: https://twitter.com/makichang_info

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2014年11月 4日 (火)

チャビがFC東京に!?

A0001_000673


NEVADA Blog 情報によれば
http://blog.livedoor.jp/nevada_report-investment/

ニューヨーク市場で原油価格が急落し、一バーレル78ドル20セントまで下落しています。下落率は3%近くになり、この一ヶ月間の下落率は12.8%、一年間の下落率は17%になり、今後投げが入れば更に暴落することになります。原油価格は通常は需要期ということもあり、冬には高くなりますが、今や先物市場の思惑買いが市場を支配しており、投機筋の「思惑」で変動する商品になっており、今のように世界的デフレが進む中、投機筋が資金を引き揚げれば、買い手はおらず、じわりじわりと下落していきます。

問題は中東です。以前にも指摘しましたが、サウジ等は一バーレル80ドルでも予算が赤字になり、かなりきつい財政状況に陥りますが、更に下落が続けば、ニューヨーク・ロンドン等の不動産を売却し、今まで蓄えてきた『金・プラチナ』を投げ売りして赤字を埋めることになります。それが何兆円単位で市場に出てくる訳であり、相場が下がらないはずがありません。スイスのプライベートバンクの関係者は、中近東のある王族の口座が大変なことになってきていると指摘していましたが、原油価格や金価格がここまで下落してくれば、影響がないはずがないのです。
----------

だそうで、円安政策の日本にとっては一条の光明です。脱原発にとっても歓迎すべき事でしょう。さらになんとFC東京がバルサのチャビ獲得に動いているというじゃありませんか。FC東京は旧東京ガスでしょう。チャビの現在の年俸は約10億円ですよ。東京ガスはかなり儲かっているのでしょうし、移籍のうわさがある中東のプリンス達の懐具合も悪いのでしょう。理由はともあれ、チャビが来日するのなら応援したいです。

ひとことマスコミに言いたいのは、勝手に人の名前を変えるなよということです。アジア大会での中国系選手の名前を勝手に何千年も前の発音で呼ぶというのはひどすぎます。チャビも本人がチャビだと言っているのですから。シャビじゃなくてチャビです。来日したときに、日産スタジアムのウグイス嬢がチャビと発音していたのはGJでした。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141104-00000006-nksports-socc

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2014年11月 2日 (日)

2014~2015 リーガ・エスパニョーラ第10節: バルサ 歯車狂ってセルタに痛すぎる敗戦

Braugranaサンチャゴ・ベルナベウで完敗し傷心のバルサですが、ゲームはすぐにやってきます。今週はガリシアのセルタ・デ・ビーゴをカンプノウで迎え撃ちます。昨年はエンリケが監督をやっていたチームです。今シーズンは6位という良いポジションにいるチームです。

バルサ:FW:ネイマール・メッシ・スアレス、MF:ラフィーニャ・ラキティッチ・ブスケツ、DF:アルバ・マチュー・マスチェラーノ・ダニ、GK:ブラーボ。セルタ: 守備のときにはトップのラリベイ以外は451で固めますが、攻撃時はノリート・パブロ=エルナンデス・ラリベイ・オレジャナの4トップで攻めてきます。守備的中盤:ラドヤ・デリ、DF:ホニ・ゴメス・カブラル・ウーゴ=マジョ、GK:アルバレス。

バルサの3人のFWはよく動いているように見えて、精度がないプレーが目立ちました。どこか狂っている感じです。ネイマールはクロスバーに当てるし、メッシもなかなか精度の良いシュートができません。ふかしたり、ヘディングはずしたりで不調。30分にはネイマールからメッシに絶好のパスがきて、ゴール左隅にシュートしますが、GKアルバレスがスーパーセーブではじき出しました。アルバレス絶好調です。

バルサのMFはラフィーニャとラキティッチというはじめてのMFコンビが頑張っているのですが、コンビネーションには問題があり、結局メッシが司令塔とセンターフォワードを兼任しなくてはならないというまずい展開。このメンバーだとメッシは司令塔に徹して、ラキティッチを右サイドに出し、スアレスとネイマールを中央寄りのトップでプレーさせた方がよかったのではないかと思いました。ダニは酷使気味なので、守備中心でプレーして欲しい。チャビを使えば良いというのではなく、メンバーに応じた作戦の微調整も必要です。

後半になってもFW3人が冴えないプレーでチャンスを無駄にしてしまいました。セルタの得点は、GKからMFの頭を1回経由した球をノリートがひろってゴール正面に突入。ここでうまくヒールでラリベイにスイッチされ、決められてしまいました。

https://www.youtube.com/watch?v=0JRqcRq2CAY
https://www.youtube.com/watch?v=KY0L0cP806k
https://www.youtube.com/watch?v=QRttqGYEfts


| | コメント (0) | トラックバック (0)

2014年11月 1日 (土)

閑話休題1

A0070_000198

夕暮れカミニート

そうね 出会いは渚のカフェで
誰もいない 遅い朝
どうして あなたは同じテーブルに
私はキール あなたはモヒート

若くて孤独な 
ヘミングウェイ
気取ってる 謎の人
本当の あなたは私の腕の中
私は赤く あなたは透明

そうね 別れは夕暮れカミニート
遙かな風の コレドール
どうして あなたは振り向かないの
私はキール あなたはモヒート

若くて孤独な 
ヘミングウェイ
気取ってる 謎の人
本当の あなたは私の胸の中
私の街に あなたはいない

カリブの海で、砂浜で、
気ままに泳いで 抱き合って
私はキール あなたはモヒート

私の街に あなたはいない
私の街に あなたはいない

(monchan)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2014年10月 | トップページ | 2014年12月 »