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2014年6月16日 (月)

香川と本田にはがっかり

Photoコートジボアール戦の敗因は長谷部の指摘どおりだとおもいますが

http://brazil2014.headlines.yahoo.co.jp/wc2014/hl?a=20140615-00010007-sportiva-socc

彼が言えないことを付け加えれば、ポゼッションサッカーをやろうとしているのに、その中心となる香川と本田がキープできないし、パスするとミスるというような状態だと、遅攻ができるわけないでしょう。彼らが普段から遅攻中心のサッカーをやっていないからこうなるのだと思います。まずパスを回す位置が前過ぎます。あと10メートルくらい後ろの位置でボランチとCBをからめて回さないとうまくいかないでしょう。プレスがきつくて余裕がないので、キープもパスも失敗するのです。

中央だけでくずして点をとることはこのレベルでは困難なので、攻撃スイッチはSBが上がったときにオンとなります。内田か長友が上がったときに、まずサイドに出してDFを分散させてから、ワンツーでSBを振り切り、キラーパスかせめてクロスで中央または逆サイドに戻して得点を狙うのがポゼッションサッカーの定石です。それまではコンパクトにしてセンターライン少し前あたりの人数を増やし、正確なパス回しをやらないと、遅攻サッカーはうまくいかないでしょう。

ひょっとすると日本代表はポゼッションサッカーをやろうというコンセンサスができていないのかもしれないと感じたコートジボアール戦でした。

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