都響-ミンチュクのブラームス交響曲第1番@サントリーホール2014年4月3日
桜満開なれども雨のサントリーホール。当日券に並ぶ列ができていました。アーク森ビルのそば屋にかけこむと、なんとエンカナに遭遇。これは今年は縁起が良いかな?
今楽季のトップバッターとなったマエストロ・ミンチュクはブラジル人で、以前はライプチッヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団でホルンを吹いていたそうです。本日のコンマスは四方さん、サブはゆづきです。
ウェーベルンのパッサカリアは10代の作品だそうですが、なかなか楽しめる曲でした。バルトークのソリスト、エステル・ハフナーさんは、最近ではめずらしいなかなか恰幅の良いバイオリニストで、音も芳醇で力強く、技巧的なパッセージでもこれみよがしのところがない・・・こういうタイプは好きです。
ミンチュクさんは両手に加えて、口の開け閉じで指揮する方で、めずらしいと思いました。特にうなっているわけではなく、ゼスチャーだと思いますが、ライオンの咆哮のようでちょっと怖い。
メインのブラ1はブラジルのパッションが炸裂した体育会系の演奏で、いやはやブラームスでこんな演奏も可能なんだと驚きました。それはそれできっちり芸として確立されているので、都響の柔軟な対応もあって、若々しくすばらしい筋肉美のブラームスを聴かせてくれました。
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