2013/2014 リーガ・エスパニョーラ第35節 なぜ勝ったのだろう?
バルサはティトの死をどう受け止めて試合をすればいいのでしょうか? エル・マドリガルでビジャレアルとのアウェイ戦です。バルサはFW:ペドロ・メッシ・サンチェス、MF:イニエスタ・チャビ・ブスケツ、DF:アドリアーノ・マスチェラーノ・バルトラ・ダニ、GK:ピント。ビジャレアルはFW:バルサでも活躍したジョバニ・ドスサントスとフランス人のペルベ、MF:ピナ・カニ・トリゲロス、ボランチ:ソリアーノ、DF:コキッチ・ガブリエル・ムサッキオ・ガスパール、GK:アセンホ。
試合前に黙祷がありました。バルサはワンタッチパスを多用するようにというチームオーダーがあったのか、一見きびきびと回しているように見えますが、空回りっぽく、かえって丁寧さに欠けて球を奪われてピンチになりあわてる場面が頻出しました。ペレイラに2発シュートを打たれた後、左を抜け出したカニからのクロスがわずかにジョバニに届かず命拾いでほっとしたのも束の間、終了間際に左のペレイラ(ペルベ故障発生で交代で出ていた)からのクロスが中央でフリーのカニにきれいに通ってゴール。アドリアーノのケアが遅い。
後半もバルサの動きは鈍く、10分には交代で出ていたアキーノがなぜか右サイドをフリーで進出して悠々とセンタリング。これまたフリーのトリゲロスにきれいにヘッドで決められてしまいました。これで0:2。万事休すか・・・。ところがここから不思議なことがおこります。まるでティトの霊がピッチに降臨したようでした。ダニのシュートをガブリエルがオウンゴールしたと思ったら、さらにダニのクロスをムサッキオがきれいなヘディングでまたもやオウンゴール。スタンドからバナナを投げつけられても切れなかったところは、ダニも枯れてきたものです。ともかく2:2に追いつきました。
これでやっと目が覚めたのか、38分ブスケツがふわっと上げた球をセスクが頭で落とし、メッシが右足でゴール。奇跡の勝利でした。今日は後半途中から出ていたセスクですが、やはりバルサの攻撃を操るのはセスクだということを痛感した試合でもありました。
https://www.youtube.com/watch?v=M8dqKMDKDpk
https://www.youtube.com/watch?v=Clkzvhfrhx8
https://www.youtube.com/watch?v=uryeJTLcZl4
バナナ事件 ダニ 投げつけられたバナナを食べながらCK
https://www.youtube.com/watch?v=ylMfERo60jc
https://www.youtube.com/watch?v=bqtvTeRW5lk
後日記:犯人は特定され、生涯スタジアム出入り禁止となったそうです。
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