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2014年1月 8日 (水)

種の保存法

Photo「種の保存法」が改正され、違法な取引・捕獲に対する罰則が大幅に強化されました。
http://www.gov-online.go.jp/useful/article/201312/2.html

写真は絶滅危惧種のひとつであるクロツバメシシジミ(フリーフォトサイト足成より)

その内容は
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違法な譲渡/捕獲/輸出入

改正前
(個人)1年以下の懲役もしくは100万円以下の罰金
(法人)100万円以下の罰金 

改正後
(個人)5年以下の懲役もしくは500万円以下の罰金
(法人)1億円以下の罰金

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違法な陳列/広告

改正前
(個人)6か月以下の懲役もしくは50万円以下の罰金
(法人)50万円以下の罰金

改正後
(個人)1年以下の懲役もしくは100万円以下の罰金
(法人)2,000万円以下の罰金
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これは異常に重い罰則です。1年を5年にするというのは無茶でしょう。最近の日本ではなんでもかんでも重罪化して犯罪を防ごうという傾向があるように思います。街角に交番が数多くあった頃は、こんな傾向はありませんでした。要するに犯罪者を逮捕する能力が低下したために、罰則を重くして圧力をかけようというわけです。こういうことをやっていても、大幅に犯罪が減るとは考えられませんし、バランス上政治犯とか国策捜査で逮捕された犯人なども重罰に処さなければいけなくなり、すべての刑罰が重くならざるを得ません。

こうなったのは、国家が弱体化した(貧乏になった)ということ以外に、司法がポピュリズムに支配されるようになったという側面もあります。政府が自分たちのやりたい政策を実現するため、人気取りの目的で刑法が利用されています。マスコミの責任も大きいと思います。一度すべてをチャラにして全体を見直す必要があるのではないでしょうか? 

そもそも現代において種が急速に失われているのは(ペルム紀や白亜紀の大絶滅より速いスピードの大絶滅といわれています)、人間の無制限な活動拡大のためです。大事なことは絶滅に近い種を保護することではなくて、多くの種が存続出来るように地球環境を保全することです。

そのためにはどうすればよいのか? 資本主義を廃止するしかありません。人間の活動すなわち利益が拡大するという予想がなければ、誰も投資なんかしないので、資本主義をやっているかぎり、あらゆる犠牲をはらっても、地球に復讐されるリミットまで人間活動をどんどん拡大せざるを得ないのです。地球の復讐のなかで最も怖いのは飢餓ですが、原発の爆発というのもそれに含まれるかも知れません。いや宇宙の復讐かな。

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