なるほど
どうしてALPSが動かないのか不思議に思っていたら、ウェブに「なるほどね」という情報がありました。
2014年1月10日 20:12:58 の MahlUWvjZ5さんのコメントより
(画像はウィキペディアより)
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メルトダウンした核物質は、所謂デブリの状態になってはいません。何故なら,メルトダウンが始まったときに、ジルコニュウムの鞘管は,1600℃で溶け落ちますが,燃料ペレットは,2800℃でなければ溶けないからです。
つまりメルトダウンしたときに,燃料ペレットは溶けなかったと考えるのが適切です。熔けていない燃料ペレットが、バラバラと水中に落ちたのです。従って,燃料ペレットは熔けていません。然し、元々焼きかためられただけの燃料ペレットは、急冷されると微粉末になります。
水中でこの微粉末が分散した状態のことを、スラリーとか、スラッジとか言います。然も、コロイド状から,ザラザラした粗粒までの状態で分散してそれが水中にあります。当然コロイド状のものは,沈降せずに,水とともに流動しています。これが外部に現れると,猛烈に高い放射性物質になります。容器外でシーベルト単位の汚染が見られるのは、このためです。
然し水中ではもっと都合の悪いことが起きています。スラリー、もしくはスラッジ状態で水中に堆積すれば、制御棒なしの状態で、核燃料が密集してしまいますから、当然核分裂が起きます。でもこのとき、急激な沸騰が起きると、スラッジが飛び散りますから、核分裂が止まります。その擾乱が落ち着くと又核分裂が始まります。
水中で此が繰り返されています。もし大量に蓄積して核分裂が起きれば、大爆発が起きます。今までにそれが起きていないのは,単に運が良かったからだけです。
不都合は他にもあります。アルプスです。東電は,極めて単純な事故で止まったと発表していますが、これはおかしい。最先端技術で運転される高度の機器がそんな単純な理由で壊れるはずがありません。アルプスが運転できない理由も,この分散した核燃料に原因があると見るべきです。何故なら、冷却水を回収して処理しようとすると、あっという間に,超高濃度に燃料が濃縮してしまって、核分裂が始まってしまう危険から逃れられないのです。だから連続運転ができません。近寄ることもできなくなってしまうのです。
(引用終了)
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そういうことなら、時々原発から湯気がでてくるとか、小規模な地震があるとかも理解出来ますね(管理人)。
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