2013/2014 リーガ・エスパニョーラ第13節: ベティスの猛攻を、バルサ好守備からのカウンターで逆襲の勝利
ACミランに勝利して、チャンピオンズリーグのグループH突破を決めたバルサですが、お疲れモードでアンダルシアに遠征。場所はベニート・ビジャマリンスタジアムでベティスとの対戦です。
ベティスは前節CBのダミアン=ベルキが試合中にアゴを粉砕骨折したそうで、誠に気の毒です。意識不明になって救急車で運ばれたそうですが、生命に別状はなく不幸中の幸いでした。1トップ:ホルヘ=モリーナ、2列目:フアン=カルロス・ベルドゥー・バディージョ、ボランチ:シャビ=トーレス・ノノ、DF:ナチョ・フィゲーラス・カロ・シュタインヘーファー、GK:サラ。バルサはFW:ネイマール・メッシ・ペドロ、MF:セスク・チャビ・ソング、DF:モントーヤ・プヨール・バルトラ・ダニ、GK:バルデス。
バルサがお疲れモードとはいえ、ベティスの頑張りはめざましいものがありました。中盤から激しくチャージしてきて、バルサはポゼッションができません。11分にはモリーナに強烈なシュートを打たれ、バルトラが危うく体に当ててクリア。17分にはバルトラがうまくモリーナにかわされてシュートを打たれますが、なんとかバルデスがクリア。18分にはカルロスにヘッドで合わされて、あわやゴールというところを、バルデスのスーバーセーヴで失点を免れました。
22分にはメッシが太ももを蹴られて退場。イニエスタと交代です。25分、ダニが右から中央のネイマールの頭にぴったり合わせますが、GKにさわられて得点ならず。27分にはバディージョの突入を、バルトラがきわどく阻止。今日はバルデスとバルトラが大活躍です。バルトラはDFの割にはスピードがあるところがいいですね。高さもあります。もう昨年のとまどいながらのプレーの面影は全くありません。
バルサはセスクのポジションが前になった効果がでてきました。36分ソングの長いスルーパスが右のセスクに出て、DFがカバーに走るところを、中央に出てきたネイマールにパス。ネイマールがきっちり左隅に決めて先制ゴール。37分にはペドロが自陣からひとりカウンター攻撃で左を突破。セスクとネイマールの陽動作戦にも助けられましたが、自分で持ち込んでゴール右隅に決めて2点目です。これぞゴラッソです。
0:2となりましたが、後半もベティスのやる気は落ちません。ベルドゥーがミドルを連発してきますがはずれ。6分にはノノのミドルがポストたたいてなんとか失点を免れます。15分にはネイマールがゴール前で2発シュートを打ちますがGKにあてて得点ならず。ここは決めてほしかったですね。しかし18分にイニエスタが、めずらしく左サイドを攻め上がっていたモントーヤにふわっとしたパスを出して、モントーヤが流れるようにセスクにパス。セスクがゴールに流し込んで0:3。34分にはダニの右からのクロスをセスクが頭で合わせてゴール。
ロスタイムにダニが襟をつかんでPKでモリーナに決められてしまいましたが、劣勢の中でチャンスを見つけて4点とった不思議なゲームでした。
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