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2013年10月 8日 (火)

地下水高濃度汚染@福島第一原発

またもや福島第一原発敷地内の地下水から高濃度のトリチウムが検出されたそうです。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131008-00000536-san-soci
http://www.47news.jp/news/2013/10/post_20131008120741.html
http://mainichi.jp/feature/20110311/news/20131008dde007040031000c.html
http://news.goo.ne.jp/topstories/nation/989/96d02cdd9838450ecacc295673b1c3c9.html?fr=RSS

トリチウムは安全な放射性物質ではありません。遠くまで飛ばないとはいえベータ線を出して崩壊するので、近接した分子が破壊される可能性があります。しかもほとんど水素と同様に行動するので、体内のあらゆる生体物質にとりこまれる可能性があります。

よく生体内には自然界に存在するカリウムの放射性同位体があるので、少量の放射性物質は心配ないと言われます。それは事実であり、そのためも含めて生物はDNA修復システムを持っているわけです。しかしここで注意したいのは、カリウムは核酸・タンパク質・脂質などの生体高分子には含まれていないと言うことです。あくまでも水に溶けた状態で存在します。DNAは普通裸の状態では存在せず、タンパク質で被覆された染色体内に保管されているので、外からカリウムのベータ線を浴びてもタンパク質が吸収してしまって、DNAはダメージを受けない可能性が高いのです。DNAは遺伝情報ですが、タンパク質は消耗品なので、破壊されてもどうってことはありません。

しかしその被覆タンパク質やDNA自体にトリチウムが取り込まれると、DNAが損傷をうける確率は高まります。DNAの損傷は通常修復されますが、スピードを第一にして校正機能がない酵素によって修復されることもあるので、この場合エラーが発生する可能性が高く、癌の原因になります。

トリチウムは飲んでもすぐに排出されると言われますが、では環境の汚染レベルがどんどん高くなっていくとどうなるでしょうか? 生体内のレベルも環境と平衡化されて、その値はどんどん高くなっていきます。どうあがいてもデトックスはできません。世界で数百機の原発と多くの使用済み核燃料処理施設が稼働して数十年経ったとして、地球はどうなってしまうのでしょうか? ましてや原発・処理施設周辺はどうなるのでしょうか? あとで気がついても遅いでしょう。そもそもトリチウム(もちろんもっと危険な核種も同時に放出されますが)を際限なく放出するというだけでも原発は続けるべきではありません。

トリチウムは事実上取り除く方法がないため、非常に緩い基準で原発関連施設から放出されている現在の状況ですが、上記の福島の23万ベクレル/リットルというのは、そのゆるゆるの基準をもはるかに凌駕する値で、原発敷地の地下が猛烈に汚染されていることを示しています。

http://tabemono.info/report/former/genpatu5.html
http://www.news-postseven.com/archives/20130913_211242.html
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q11105855326
http://homepage3.nifty.com/anshin-kagaku/sub040208saitou.2.htm

トリチウムだけなら外部被曝はほぼないので、シールドすればある程度は作業が出来そうですが、地下水に含まれているのは残念ながらトリチウムだけではなくガンマ線やより強いベータ線を出す核種もあるので、これが地上にあふれ出してくると敷地内のあらゆる作業が停止し、大げさではなく破滅的な結果になりかねません。

さらに驚くべき事に、現在でも放射性セシウムが毎時1000万ベクレル空気中に放出されているそうです。

http://www.zaikei.co.jp/article/20131008/155680.html

毎日のようにおこる不測の事態

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20131009/k10015154531000.html

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20131009/t10015148901000.html

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(以下 Happy さんのコピーペースト 文中で1Fというのは福島第一原発のことです)

ソース: https://twitter.com/Happy11311

51eh9eqlpnl__sl500_aa300_ハッピーさんの本:河出書房新社 2013年10月24日発売予定「福島第一原発収束作業日記 3.11からの700日間」1680円。全国書店店頭、Amazon、楽天ブックスで予約受付中。

なんか今月に入って現場の作業員がガクンと減った気がするんだよなぁ…。オイラは正門の入退域の管理棟で装備に着替えて現場行くんだけど、そこにはロッカーがズラリ並んでるんだ。ちょっと前までは、空きのロッカーを探すのが大変だったけど最近は結構ガラガラなんだよね。

ところで最近は首相のコントロールされている発言以降は連日、汚染水問題を中心にマスコミも報道してるんだけど、その影に隠れてしまっててなかなか表に大きく報道されず、静かに着々と原発再稼動やもんじゅの継続、核燃サイクル継続の話が進んでるんだよね。特にひどいのは、たぶん国民の多くの人が知らないと思うけど10月1日に決まってしまったもので廃炉になっても減価償却は継続され予算確保のため電気料金で回収出来るように経産省の省令が改正され、施行されてるんだ。これが決まってたから先月突然に首相は東電に廃炉要請したのかもね。

こんな感じで世間が汚染水問題に注目してる間に静かに着々と確実に物事を進めてるんだね。たぶん国は省庁のHPにちゃんと公表してるって反論するけど省庁のHPなんか毎日見てる人は少ないよね。マスコミも大々的に取り上げないし…1Fだって問題は汚染水だけじゃないのに今は汚染水問題一色。

オイラは何回もつぶやいてるけど、未だに不思議なのは何故1Fの現場検証をしないのか?って事なんだ。5・6号機だって4号機だって他号機に比べれば、線量低いし現場検証は今すぐにでも出来るはずなんだ。但し5・6号機はもうすでに修理や改造工事が完了してるから余りあてにならないけど。ただ、4号機はドライウェルはじめ、大半の場所が未だに手付かず状態だから、しっかり検証出来るはずなんだ。

なぜ現場検証しないのかオイラの鈍い頭で色々考えたんだけど、やっぱり今現場検証して、もし地震による配管破断とかが見つかったら再稼動に支障が出る怖れがあるからって…誰かが考えて、現場検証を線量高いとか色々な理由付けて止めてるお偉いさんがいるんじゃないのかなぁ…って思うんだ。

確かに重要な配管や機器は耐震強度も最高級のSSクラスなんだけど、その機器に付いてる細い配管や母管に付いてる枝管は必ずしもSSクラスじゃないんだ。もしかしたら細い配管は破断してる可能性もあるんだ。東電のテレビ会議でも出てくるけど爆発前の1・2号機は炉内圧力が下がってるのにもかかわらず、いくら水を入れても満水にならなかったんだ。

これは明らかにバルブや枝管のフランジ部、配管の破断した箇所から漏れてる可能性があるんだよね。

原子力設計に携わった人や官僚の中でも詳しい人なら誰もがわかってるはずなのに、再稼動に向けての新規制基準に対し、誰も声を大にして言わないんだよね。消防車を準備してもシビアアクシデント時には炉内を満水にするほど役にたたないだろうし、たぶん電源車なんて焼け石に水だよ。

多くの人は電源車があれば全電源喪失しても大丈夫って思ってるかもだけど電源車の電力は、せいぜい中央操作室の照明と計器類の電源、あと小さなポンプ位しか動かせないんだ。ちょっと詳しい原発関係者なら誰もがそんな準備で過酷事故に対応出来て大丈夫なんて、これっぽっちも思ってないでし。

とにかく首相のアンダーコントロールの発言以降の今現在、1Fの汚染水問題に世間の関心は一点に集中してるけど、影に隠れた見えずらい場所で静かに着々と、原子力ムラの新たなムラ作り再建は、確実に進んでるんだと思うでし。

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★南相馬市のコメで基準値超え=13年産で初-福島

福島県は8日、2013年産米の全袋検査で、南相馬市原町区で生産されたコメから、 食品の基準値(1キロ当たり100ベクレル)を超える同120ベクレルの放射性セシウムが 検出されたと発表した。

生産されたのは、東京電力福島第1原発から半径20~30キロ圏内に設定された旧緊急時避難 準備区域で、事故以来3年ぶりの作付けだった。13年産で基準値を超えたのは初めて。
(2013/10/08-19:15)
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2013100800871

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結局どうしてこんな状況で原発を稼働するかといえば、グローバル競争に勝つためでしょう。そのためなら他のことや未来のことはどうでもいいのですね。人間はどうしてこんなにバカなんでしょうかねえ。日本人だけのことじゃないとは思いますが、米国にボロ負けすることがわかっていて太平洋戦争に突入していった過去の狂気が再現進行中の今です。

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