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2013年7月31日 (水)

ジャポニカ米とインディカ米

Zhuang_people_of_longzhou_guangxiイネは大きく分けてジャポニカ米(日本などの米)とインディカ米(タイなどの米)がありますが、どちらが古いかというのは興味深い問題です。さらに野生のイネから栽培種を育てたのはどのような人々なのかというのも知りたいところです。栽培種のイネの遺伝子配列は2004年にほぼ解明されましたが、野生のイネについてはあまり知られていませんでした。上海の生物科学研究所と三島の遺伝学研究所などからなるグループは野生種と栽培種の遺伝子配列を比較することによって、栽培の起源を探りました。

http://www.nature.com/nature/journal/v490/n7421/full/nature11532.html

同じ人と言っても、あなたとあなたの友人とは遺伝子に差があります。それが全く個人による差であれば単なる突然変異ですが、どちらかの遺伝子について、例えば日本人の1%以上の人が同じ変異を持っている場合、その変異は日本人という集団が持っているSNP(Single Nucleotide Polymorphism=スニップ)と言います。同様にイネについて各種のSNPを研究すれば、同じSNPを持つグループは近縁で、違うグループはある時点で栽培に適したSNPとして選別されたなどの予測が出来ます。昔は特定の塩基配列を切断する酵素で切れるものと切れないもの・・・というような識別法を用いて研究されていましたが、いまでは他にも多くの解析方法があるそうです。

研究の結果、イネが栽培種として確立されたのは、中国の広西チワン族自治区であることがわかりました。チワン族の風貌は日本人とほぼ同じで識別不能でしょう(写真上 from Wikipedia)。ベトナムにも住んでいるそうですが、普通のベトナム人とは少し違うように思います。広西チワン自治区にはいまでも美しい棚田があるそうです(写真中)。

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チワン族が確立した栽培種はジャポニカ米で、インディカ米はそのジャポニカ米と東南アジアの野生種を交配して作成されたものであることがわかりました。つまり栽培種のおおもとはジャポニカ米だというわけです。

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弥生時代に日本にやってきて米作をはじめたのは、チワン族またはチワン族から米作を伝播された揚子江下流の人々だと思われます。

http://www.oct-net.ne.jp/~hatahata/tyoukou.html

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2013年7月29日 (月)

大学の変遷

A0002_008710自民党は参議院選挙公約において、今後10年間で世界大学ランキングトップ100に日本の大学が10校以上入ることを目指し、大学のガバナンス改革、大学経営基盤の強化、教育・研究の高度化、外国人教師の増強を推進することを掲げています。しかし自民党政権がこれまでやってきたことはなんだったのでしょうか?

小泉政権時代に国公立大学は半民営化されましたが、その結果どうなったかは小野昌弘氏がまとめてくださっています。

「大学独立法人化後の問題について1)若手教員の契約社員化・時間雇用職員のリストラ 2)教授会による自らの定年延長(~65歳)→人事・研究の停滞 3)学長・理事への権限強化→上部に都合のよい変革 4)競争導入→カネを生む研究に資金と人が集中、地味でも重要な研究をする余地が縮小 5)教授の権限強化を背景に、研究室では教授らによるアカハラ・パワハラ・セクハラが多発。もともと大学は労基署があまり関わらず、また、今の教授クラスの意識が大変低いため、違法性の疑いがある様々な問題が生じています。」

http://ameblo.jp/wadahideki/entry-10318452377.html

http://miura.k-server.org/newpage17.htm

http://masahirono.seesaa.net/article/164714455.html

新自由主義者がお手本とする米国には確かにハーバード大学やエール大学という立派な私立大学がありますが、お金がかかる理系の業績は州立大学が中核になっています。決して公立大学を民営にしようなどというお話にはなりません。

この他にもガバナンス強化か何か知りませんが、官僚の大学への天下りが頻発しています。役人はほんとにいろいろな手を考えてくれるもんですねえ。そりゃ官僚を受け入れれば、税金=研究費の獲得に有利になるとは思いますから。

http://medical-confidential.com/confidential/2012/12/post-485.html

http://blog.goo.ne.jp/kanayame_47/e/ea9ab7873a1eb32cbf766c49c3b34708

http://hb8.seikyou.ne.jp/home/sakuragaoka/kaikaku040704.htm

もちろん昔の大学はいい加減なところも多くて、無能な教授もいましたが、そのなかで多くのノーベル賞学者を輩出したことも事実です。当時の大学にはひとつの建物ごとに数名の守衛、教室ごとに建物管理員(毎朝廊下の掃除をしていました)と教務雑用係、図書館司書を雇用していました(国家公務員)。さらに各研究室に校費・研究費雇いの秘書・研究補助員などを雇用していました。彼らは事実上終身雇用でした。さらに私の経験では、不便なところにあった研究施設では、3食を提供するためのまかないさん・研究材料を採集する人・資料を保管整理する職員などを雇用していました。彼らも公務員または事実上終身雇用でした。このようなポストは大部分がなくなってしまったようです。

また大学と共同研究をするときには、それぞれの大学にそのための宿舎があり、共同研究者やセミナーなどでの訪問者はほとんど無料で宿泊できました。つまり国家が国立大学と学問を結構大事にしていたのです。さらに当時の大学には教育・研究に必要な静かな雰囲気と時間が確保されていました。それらが現在ではほとんど失われてしまったのではないかと危惧されます。鼻面にニンジンをぶら下げて走らせるだけでは、いろいろな問題が生ずるのは当然です。加藤茂明氏の不正論文や秋山昌範氏の詐欺の問題も、このことと無縁ではないと思います。

http://www.47news.jp/CN/201204/CN2012040501001889.html

http://www.j-cast.com/2013/07/25180180.html

実は私が審査した論文にも、以前に発表されていた論文のデータを流用したものがあって、とりあえずリジェクトはしたものの共同研究者のなかに知り合いがいたりして、大変後味が悪い思いをした事があります。

最後に慈恵医大とノバルティスファーマ社の捏造論文の件についていえば、やはり産学協同は厳しく規制しないと果てしない泥沼になってしまうということなのでしょう。学問と商売には一線をひかなければいけません。

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2013年7月28日 (日)

壁紙 (サントリーホール)

サントリーホール関連などの壁紙集です。横幅1280です。使っていただければ幸いです。

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ウォーターフォール

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マドンナの宝石

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桜坂を横断

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開場を知らせるからくりオルゴール

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夜のブドウ

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階段 (エクストラ1)

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石壁と観葉植物 (エクストラ2)








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2013年7月27日 (土)

サラとミーナ121: 午睡と見張り

例によってミーナは夏でもシーツの下ですが、さすがに暑いのか下半身は外に・・・なの?

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夏になると、夜のベランダもカナブン、セミ、ゴキブリなどにぎやかになってきます。サラとミーナも見張りのお仕事が忙しくなります。

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余談ですが、財部誠一氏が設置した日本の借金時計です。

http://www.takarabe-hrj.co.jp/clockabout.html

まもなく1000兆円(各家庭1800万円以上)になりますが、どうあがいてもこれはもう返すことはできませんね。行くところまで行って、あとは野となれ山となれでしょう。私たちは支持した以上、当分アベノミクスによる借金の増加からのがれることはできません。

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2013年7月26日 (金)

放射性物質の海洋放出問題

福島第一原子力発電所の海に近い観測用の井戸の地下水から高い濃度の放射性物質が検出されている問題で、 東京電力は「地下水が海に流れ出しているとみられる」として海への流出を認める見解を示しました。

http://www.minpo.jp/news/detail/201307239815
http://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000009239.html

太平洋岸の魚類などに放射性ヨウ素が検出されています。直近にウランが核分裂して生成したものと思われます。

http://www.pref.ibaraki.jp/important/20110311eq/nousanbutsu/20110714_01/files/0713_suisanbutu_chousa.pdf
http://takedanet.com/2013/07/post_81b4.html

この件は海外でも話題になっています。現在日本政府が直面する最大の政治課題だと思いますが、その割にはきちんと指示を出している様子もないし、ずいぶん前から漏れていると思われるにもかかわらず、TVも報道規制がかかっているのではないかと思われるほど軽い扱いです。

BBC News

http://www.bbc.co.uk/news/world-asia-pacific-23425570
http://www.bbc.co.uk/news/world-asia-23419325

Global Travel Industry News

http://www.eturbonews.com/36423/nuclear-contaminated-pacific-ocean-may-become-global-threat

The New York Times

http://www.nytimes.com/2013/06/06/world/asia/tepco-says-water-at-fukushima-is-contaminated.html?_r=0

地下水の海中への出口は少なくとも一部はわかっているらしいので、まずその場所の放射能を測定することからはじめないといけないのでしょうね。

★★★★★ 追記 ★★★★★

東京電力は27日、漏えい源とみられる敷地海側のトレンチ(地下道)にたまった水から、1リットル当たり23億5千万ベクレルの放射性セシウムが検出されたと発表した。

http://news.nifty.com/cs/headline/detail/kyodo-2013072701001485/1.htm

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茨城県北茨城市で高い放射線量
http://www.youtube.com/watch?v=z4ELGC4sIZ4&feature=youtu.be

北総でもかなり高い放射線量が計測されています。

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↓誰が作成したのか知りませんが、一目瞭然なので貼っておきます。

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2013年7月25日 (木)

神宮球場 阪神タイガース爆勝 2013年7月24日

7月24日雨模様でしたが、神宮球場の試合は予定通り行われました。神宮球場にはいろいろな思い出がありますが、最も印象に残っているのは1987年5月6日のボブ・ホーナー。この日私は神宮で目撃しました。ニュース映像ではわかりませんが、球場の異様な雰囲気はすごかったです。このホーナーのシンプルなバッティングフォーム・・・これで楽々とスタンドまで球が飛ぶんですね。

http://www.youtube.com/watch?v=Y1xGaUjaKT8
http://www.youtube.com/watch?v=FnQcRCtK5X4

3塁側はチケット完売。タイガースファンで大盛況。

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一方ホームの1塁側は

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これでは困ります。ヤクルトも集客には苦労していて、女性ダンサーをそろえて、選手登場の花道を作ったりしています。

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5回終了時には花火もあがりました。

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試合は良太の2本のホームランなどで、タイガース圧勝(12:0)に終わりました。昨年までタイガースは神宮ではよくやられていたので、今年はお返ししないとね。3塁側チケット完売のお返しでしょうか、7回にはなんと六甲おろしがかかりました。あまりにヤクルトファンが少ないので、タイガースファンもヤクルトの応援に加わって東京音頭を歌うなどなごやかな雰囲気。G戦とは全然違います。

良太のヒーローインタビュー

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同行したY夫人にいただいたクッキー。

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2013年7月23日 (火)

小泉-都響のグラズノフ「四季」@サントリーホール2013年7月22日

Imgaaa昨日は都響の定期演奏会に出かけました。場所はサントリーホール。やはりメインがシンフォニーでない日は集客が芳しくないようです。70%くらいで、空席も結構ありました。本日の指揮者はレジデントの小泉さん、コンマスは矢部ちゃん、サブは四方さんの豪華バージョンの日です。

前半はいわゆるドボコン。昔はメリハリつけてチェロを朗々と鳴らすという外向的な演奏が普通だったと思いますが、アルトシュテットは驚くほど耽美的で内向的な演奏でした。先週のクララの演奏にも若干そういう雰囲気がありました。アンコールでバッハの無伴奏チェロ組曲第1番からサラバンドを演奏してくれましたが、これも先週のクララのアンコールと同じような非常に繊細で内向的な演奏でした。ニコラ・アルシュテットは1982年生まれのドイツのチェリストですが、フランスの血もはいっているようです。

ニコラ・アルトシュテットのHP:http://www.nicolasaltstaedt.com/

後半はグラズノフのバレエ音楽「四季」。バッカナール以外は多分聴いたことがなかったと思います。アルトシュテットが1F後方の席で聴いているのが見えました。この曲はバレエ関係者以外はあまり知らないようですが、聴いてみると素晴らしい名曲だと思いました。クラリネットなどの管楽器の名技も堪能出来ます。糸井さんすごい。バレエもさることながら、フィギュアスケートにぴったりの曲が多かったように思いました。

クリスティー・山口さんのスケーティングと共に:
http://www.youtube.com/watch?v=ZbhMWtuKAts

1.前奏曲

2.冬   1.情景 2.霜 3.氷 4.霰 5.雪 6.終曲

3.春   1.情景 2.バラの踊り 3.小鳥の踊り

4.夏   1.情景 2.矢車菊とケシのワルツ 3.舟唄 4.麦の葉の踊り 5.終曲

5.秋   1.バッカナール 2.小さなアダージョ 3.サチュロスの踊り(今回は省略) 4.バッカスの礼賛

6.アポテオーズ

フィナーレ:http://www.youtube.com/watch?v=oJs2iJj3Z6E
秋:http://www.youtube.com/watch?v=Tf3wvHLpIBM
全曲:http://www.youtube.com/watch?v=KLFX1ZWKemk

ロマンティックな演奏会にふさわしく、外に出ると帰り道がライトアップされていました。

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余韻にひたりながら歩いていると、都響ダントツの謎のバイト美女(茶髪ソバージュ、長身、ミニスカ)に追い抜かれ、あっというまに100メートルくらい差をつけられました。来日中のミランダ・カーをアップグレードした感じの人ですが、すごい運動能力です。今日は第2バイオリンで弾いていました。

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2013年7月20日 (土)

バルサ激震 ティト開幕直前に突然辞任!

Braugranaバルセロニスタにとっては驚愕のティト辞任です。おそらく再発でしょう。この件については、私は以前からティトは辞任して治療に専念すべきだとブログにも書いていましたが、この時期の辞任は最悪のタイミングとなりました。後任も決まっていないということは、本当のドタバタです。

やはり悪性の耳下腺腫瘍という難しい病気を軽視していたことのツケが回ってきたんですね。ティトが「ペップがお見舞いに来てくれなかったのは残念」などと情けない発言をしたりしてびっくりしましたが、やはり病状悪化で弱気になっていたのでしょうか。なんとかしっかり治療して、無事に生還してほしいと思います。

シーズン直前とあって、次期監督の有力候補者はほとんど他チームのスタッフになっているので、後任を探すのは大変だと思います。ロウラがまた代役というのは勘弁して欲しい。フランクに戻ってきて欲しいですが、さてどうなることやら。そういえばCBの補強もまだなんですね。順調に進んでいるのは、ネイマール以外は若手の放出とレンタル移籍だけというのは情けない限りです。本当に今シーズンは泥縄バルサです。

(以下は 7月23日記)

新監督はアルゼンチンのヘラルド・マルティーノ(愛称タタ)に決定したようです。

こちら

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%98%E3%83%A9%E3%83%AB%E3%83%89%E3%83%BB%E3%83%9E%E3%83%AB%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%BC%E3%83%8E

彼がパラグァイ代表の監督を務めていたとき、南アフリカワールドカップでJ代表と死闘になりました。結局日本をPK戦で負かしてベスト8に進出したのは記憶に新しいところです。駒野がはずしたのを思い出してしまいました。

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2013年7月19日 (金)

ケンウッド R-K731-B がやってきた

CDを救出する代わりに解体してしまった私のミニコンポ。
http://morph.way-nifty.com/grey/2013/07/post-3fac.html

新品のコンポがやってきました。
ケンウッドの R-K731-B です。

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横幅が23.5cmくらいしかない小さなマシンですが、ずっしり重いのが頼もしい。
早速バナナプラグでKEFのブックシェルフにつないで試聴。

ほとんどラジオ用に使う予定ですが、明らかに旧マシンと比べると音がグレードアップされました。ラジオというと、中音強調で上下を切って、ニュースなどがクリアにきこえるようにする感じか、あるいは高低音はきこえていても、音声が聞き取りにくいという場合が多いのですが、このマシンは音声を絞った状態でも人の声などが明瞭であると同時に、高音・低音もちゃんときこえるのが新鮮な驚きです。FMラジオを聴くには非常に適していると思います。これで¥27,000弱というのは、コストパフォーマンスも良好(参照)。

これまでのマシンと違ってUSBの入力端子があるので、iPod の音をちゃんとしたアンプとスピーカーで聴けるというのも利点です。

ただこれをメインのCD用マシンにするには、慎重にスピーカーを選ぶ必要がありそうです。上記の安物スピーカーでは低音がボンつきます。ただセッティングを詰めていないので、工夫次第では改善されるかもしれません。アンプのパワーはかなりありそうです。

私はヨドバシで購入しましたが、突然音が落ちるというトラブルはないと店員が言っていましたし、一週間くらいの試聴では私の場合もそんなことはありません。レビューやクチコミはライバル社のエージェントも含めて魑魅魍魎なので、あまり気にするのもどうかと思います。

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2013年7月15日 (月)

オリカイネン-都響のシベリウス交響曲第2番@サントリーホール2013年7月15日

Img1炎天下酷暑の中をサントリーホールに出かけました。今日は人気曲シベ2とあってかチケット完売。それでもキャンセルが出たのか、当日券も多少出たようです。本日のコンマスは四方さんでサブはマキロン。四方さんはビロード風のなかなか格調高いドレスで、いつものように楽団員に混じってさりげなく現れ着席。今日はいつになくコントラバスのメンバーが早々と全員ステージに出て練習していました。

本日の指揮者エヴァ・オリカイネンは黒のドレスで登場。スカートの指揮者というのは新鮮です。フィンランド人のようです。北欧出身にしては小柄で、日本人とほぼ同じ背丈。ただし恰幅はいい感じです。1982年生まれですから31才だと思いますが、非常に貫禄がある雰囲気です。最初の曲はブラームスの悲劇的序曲ですが、じっくりと曲の隅々まで作曲者の意図を見逃さないという意思が感じられました。実に堂々とした指揮ぶりで感服させられました。

2曲目はシベリウスのヴァイオリンコンチェルト。ソリストはクララージュミ・カンという韓国系のドイツ人。導入部からゾクッとするような繊細な演奏で、見事な技巧を見せて(聴かせて)くれました。技巧をひけらかすという感じではなく、丁寧にじっくり取り組む感じで、オリカイネンとの相性の良さも感じられました。都響も特任・管楽器をはじめ、丁寧にサポートしてなかなか良い感じでした。オリカイネンは非常に気合いが入っていたのか、はじめの頃はスコアのページをめくるときにも筋力全開なので、フルシャがタクトをすっ飛ばしたのに続いてスコアが吹っ飛ぶのではないかと心配しましたが、途中で気がついたのか普通になりました。

クララは聴衆の拍手に応えて、アンコールにバッハの無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータから、パルティータ第2番サラバンドを演奏してくれました。ヴァイオリン奏者にとって、バッハは非常に親密な音楽であることを感じる演奏でした。

休憩後のメインはシベリウスの交響曲第2番。これはさすがに自家薬籠中の曲で、オリカイネン全開です。とはいえこの曲はオケ全員がソリストのようなものですから、都響の実力も全開。ファゴットの暗い音色、オーボエのソロをはじめ素晴らしい演奏でした。湿度が低くなったせいか、弦もよく鳴っていました。第4楽章のコーダでは、オリカイネンがオケのメンバー・すべての聴衆を完全に掌握して、サントリーホールを完全制圧した感じでした。これからいろいろ経験を積めば、間違いなく巨匠への道を歩めるのではないでしょうか。来年もまた登壇してくれるのを期待します。年末の第9などもいいかもしれません。

終了後外に出てみると、さわやかな風が吹いていました。

エヴァ・オリカイネンのプロフィール
http://www.musicachiara.com/artists/internationalartists/eva_ollikainen/

エヴァ・オリカイネンの指揮
http://www.youtube.com/watch?v=6m0g-UAK4XU
http://www.youtube.com/watch?v=Hit2GD0XPZQ

シベリウス交響曲第2番
(第4楽章) http://www.youtube.com/watch?v=_vD7X7W7Bow
(第1・第2楽章) http://www.youtube.com/watch?v=rx6FO6ZdmkQ
(第3・第4楽章) http://www.youtube.com/watch?v=jY6b1DdSCwk

私の過去記事:
http://morph.way-nifty.com/grey/2012/09/post-2ba1.html

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2013年7月13日 (土)

佐藤陽子のCD・・・救出の顛末

顛末記の前に。少し佐藤陽子さんについて・・・。
佐藤さんは1949年生まれ。1959年小学生にしてロシアに留学し、レオニード・コーガンに師事しました。1966年にはチャイコフスキー国際コンクールで第3位を受賞しました。1971年にモスクワ音楽院を首席で卒業。1976年に帰国し、日本での音楽活動を開始しました。

私の過去記事:http://morph.way-nifty.com/grey/2008/10/jewel-box-of-so.html

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問題のCDは「Jewel box of souvenir YOKO SATO (佐藤陽子ヴァイオリン小品集)」です。ある種の魔力を持った演奏で、大事にしていたのですが、数年前ミニコンポに吸い込まれたまま、ガリガリと変な音がしてそれきり出てこなくなりました。CDを聴くオーディオセットは別にあったので、このコンポはもともとほとんどラジオとして使用しており、数年間修理にも出さずそのまま使用していました。北総ではラジカセのアンテナではベイFMくらいしかきこえないので、ケーブルテレビ局が受信したものをテレビ用ケーブルでコンポにつないで聴くというのが普通です。

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先週そのコンポをスピーカーだけ残して廃棄し買い換える決断をし、かつ吸い込まれたCDを回収することにしました。それにはコンポの本体を完全解体する必要があります。開けてみるとびっくりするくらいぎっしり基板・ケーブル・ドライヴなどが詰め込んであってこれはきついと思いましたが、ともかくかなり長時間かけて解体し(3種類のプラスドライバーが必要でした)、CDドライヴを裸にして無事くだんのCDを救出しました。

ところが盤面をみると傷だらけで、とても使えそうにありません。こんなときに役に立つのが研磨屋さん。即日「わんぱくCDピカピカ工場」に郵送して研磨してもらいました。傷がひどすぎるのでダメかと思っていましたが、なんとほとんどピカピカの状態で戻ってきました。ドキドキしながらプレーヤーにかけてみると、全く正常に聴くことが出来ました(ヾ(^v^)k)。送料もいれて数百円でこれだけのサービスを迅速に提供してくれるこのお店はおすすめです。

わんぱくCDピカピカ工場:http://www.tsukasa-co.com/

佐藤陽子さんの演奏:
http://www.youtube.com/watch?v=TORHa2uKSss
http://www.youtube.com/watch?v=w3uB3x09aJk

このCDを入手するのは骨が折れるかもしれませんが、その代わり「ラ・フォリア-佐藤陽子 幻の名演集」というCDが発売されています。

こちら

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2013年7月11日 (木)

真夏に突然床暖が起動する

先日突然床暖が勝手に起動し、真夏でもあり部屋が蒸し風呂状態になりました。一大事件なのでガス会社に来てもらったら、なんと正常な動作なのだそうです。全く床暖を使っていなくても、泡抜きのため1ヶ月に1回自動的に起動するそうです。

たいていのお客さんは気がつかないというお話でしたが、確かに私もはじめて気がつきました。ちょうど自動起動時に風呂をたいていると、通常より高温の80℃くらいのお湯が流れるそうで、それで気がついたのでしょう。

それにしてもマニュアルには書いていない動作だそうで、びっくりさせてくれました。猫たちもどうしたらよいかわからず、パニック寸前でした。夜中に起動するように設定しておいてほしいものです。

現在ベランダには青と白のルリマツリが咲いています。熱帯の花らしく、真夏の暑さも平気です。

Photo

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2013年7月10日 (水)

ミツバチはどこへ行った? 農水省はしっかり仕事をして欲しい

今年の北総ではさっぱりハチを見かけません。ゴーヤの日よけを作っても、ハチがいないので、さっぱり実がなりません。

現在の主要な植物である被子植物は、基本的に虫媒花を持ち、昆虫とともに進化してきたという歴史を持っています。その花粉を運ぶ役割を果たしている主要な昆虫はミツバチです。どうしてミツバチがいないのか少し調べてみました。

昨今ミツバチがいなくなるのは世界的な現象で、現在ではその原因がネオニコチノイド系農薬によるものであることがほぼわかっています。欧米各国ではこの種の農薬は使用禁止か、厳しい規制がかかるようになってきました。

ネオニコチノイド系農薬の中でもポピュラーなイミダクロプリド(昆虫の神経毒)↓
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ハチとネオニコチノイド系農薬
http://www.greenpeace.org/japan/ja/news/blog/staff/eu/blog/45630/
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2013061802000112.html

ところがなんと日本では最近ネオニコチノイド系農薬の大幅な規制緩和が行われたことがわかりました。

日本におけるネオニコチノイド系農薬の規制緩和
http://dot.asahi.com/wa/2013070500020.html

これではミツバチが減少するのも当然です。これは生態系に大きな影響を与えるばかりでなく、農業にも悪影響を与えると思われます。こんな政策がすんなり通るのは、農水省・厚労省の最高幹部に理系・農系の人がひとりもいないということも関係しているのでしょう。

この国の政治は根本的に変えなければいけません。官庁のトップ数人の中に少なくともふたりくらいは専門家を配置すべきでしょう。今のメンバーでは皆川さん・村木さんがよく勉強して、きちんとEU並の規制を実現して欲しいと思います。

農水省

林芳正(大臣) 東大法学部
江藤拓(副大臣) 成城大学経済学部
加治屋義人(副大臣) 高卒
皆川 芳嗣(事務次官) 東大経済学部

厚労省

田村憲久(大臣) 千葉大学法経学部
桝屋敬悟(副大臣) 創価大学法学部
秋葉賢也(副大臣) 中央大学法学部
村木厚子(事務次官) 高知大学文理学部(経済学科)

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2013年7月 8日 (月)

JPOP名曲徒然草126: 「Candle」 by Pamelah

Imgパメラは1995年にデビューし、結構売れていたにもかかわらず2002年に謎の活動停止で消滅したグループで、水原由貴(みずはら ゆき、ボーカル・コーラス・作詞)と小澤正澄(おざわ まさずみ、ギター・プログラミング・キーボード・作曲・編曲)が中心となって活動していました。

小澤さんは天才的なメロディーメーカーで、現在はAKB48、SKE48などの曲を作っているようです。水原さんはケレン味のないシンガーで、ちょっと一本調子で味わいには欠けるかもしれませんが、ダンサブルで気持ちの良い歌を聴かせてくれました。

Candle はファーストアルバム「Truth」(B-C, COCA13067) に収録されています。作詞:水原由貴、作曲:小澤正澄。2009年に再発売されています。ベストアルバムに収録されていないということは、関係者の評価は高くなかったと思われますが、ファンの中には強く支持する人もいるようです。もちろん私も大好きな曲。演奏も素晴らしい。できればミニコンポなどのちゃんとしたオーディオで聞いて欲しいと思います。とても凝った音作りであることがわかります。このアルバムには他にも名曲満載です。

Candle
https://www.youtube.com/watch?v=t8mH1QqD8gU
https://www.youtube.com/watch?v=YBwUgGtHrIM

忘却の彼方
http://www.youtube.com/watch?v=k_AtZN1-MDs
http://www.youtube.com/watch?v=g_ox5IgyKwo

Two of hearts
https://www.youtube.com/watch?v=Dot9BwOYACI

Looking for the Truth
http://www.youtube.com/watch?v=MAZ1-wenVwA (Live)
http://www.youtube.com/watch?v=PHO-18-5CvE

(cover)
https://www.youtube.com/watch?v=L0t505c2J1Q

きっとずっと
http://www.youtube.com/watch?v=f7gZj8sCNmw&list=PL43F547AFD2126B3E

Rainy night
http://www.youtube.com/watch?v=8XnVaN7pIq4

Dream again
http://www.youtube.com/watch?v=Q7c2ii0S9M4

終わらない恋・・・バラードの名曲です(管理人おすすめ)
https://www.youtube.com/watch?v=q3TwuwVu8hQ
http://www.youtube.com/watch?v=4BFsdoS2AFw

I shall be released
https://www.youtube.com/watch?v=HI3YmmbT6WU
http://v.youku.com/v_show/id_XMzg0OTQyNTQw.html

Blind love・・・すごい歌詞
https://www.youtube.com/watch?v=XvjP-eOk3ug
http://www.youtube.com/watch?v=IgOF4_NhMoo
http://www.youtube.com/watch?v=kdAuM1HM09k

キレイになんか愛せない
https://www.youtube.com/watch?v=v0QbY-H9jNs
http://www.youtube.com/watch?v=-CEEHqc1nNc (Live)
http://www.youtube.com/watch?v=KkCO8D8_FJQ

Shooting star
http://www.youtube.com/watch?v=Cw_9pFb6nEE

君はどこにいるの
http://www.youtube.com/watch?v=t88nwdMvqZo&list=PL43F547AFD2126B3E&index=53


https://www.youtube.com/watch?v=JHP61CkvLlA
http://v.youku.com/v_show/id_XMzg0OTEyNTUy.html

忘れたいのに
http://www.youtube.com/watch?v=vukZBIC3Bfc&list=PL43F547AFD2126B3E

Everything
http://v.youku.com/v_show/id_XMzg0OTI4MDky.html

許されない恋
https://www.youtube.com/watch?v=_yA0kawMbT4
http://www.youtube.com/watch?v=UIqZxdLGpI4
http://www.youtube.com/watch?v=_yA0kawMbT4

いとしいキミ
https://www.youtube.com/watch?v=FZN-flGUeo4
http://www.youtube.com/watch?v=QUi7_JXr784

キズナ
http://v.youku.com/v_show/id_XMzg2MTc0NTY4.html
http://www.youtube.com/watch?v=xK4xtdfd6TI

あなたが離れない
http://www.youtube.com/watch?v=2z9VPNGl9jI

Baby baby
http://www.youtube.com/watch?v=KDd7z47Vb5A

Starlight
http://www.youtube.com/watch?v=MhIlrpCPPtY

許されない恋
http://www.youtube.com/watch?v=_yA0kawMbT4

魅惑の扉
http://www.youtube.com/watch?v=uPqGiBLjweE

A short lived love
http://www.youtube.com/watch?v=6VSDkmIV3vc

いとしいキミ
http://www.youtube.com/watch?v=FZN-flGUeo4

涙 (鮮明)
http://www.youtube.com/watch?v=QPfC-WvLAEQ

Love is Spain・・・水原由貴唯一のソロ曲
http://www.youtube.com/watch?v=7S_fhOM6cOs

きっと ずっと
http://www.youtube.com/watch?v=i6srQeh6nd4

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2013年7月 6日 (土)

ストロンチウム@福島第一原発

1_2ひどいニュースです。東電は7月5日福島第一原発2号機タービン建屋に近い、海から約25メートル離れた井戸の水から、ストロンチウム90などベータ線を出す放射性物質が1リットルあたり90万ベクレル検出されたと発表しました。事故後に検出された地下水や海水の汚染としては最も高い驚異的な濃度です(写真はストロンチウムでウィキペディアにあったものです)。多分多くはトリチウムに起因するものでしょうが、ストロンチウムも非常に危険なレベルにあるものと思われます。

ストロンチウム90 (半減期28.8年)
→β線+イットリウム90 (半減期64時間)
→β線+ジルコニウム90 (安定)

ストロンチウムはカルシウムと化学的性質が類似するため、動物体内では摂取されると一部は排泄されるものの、大部分が骨に取り込まれて体内で上記のようにβ線を発生し、周辺の細胞を破壊します。イットリウムが発するβ線は非常に強力なもので、健康被害は避けられないでしょう。他の放射性同位元素とくらべて、骨に吸収されるので、生物濃縮がおきやすいことも問題です。

もう海への流出は避けられそうもありませんが(すでに海水のトリチウム濃度は上がっていることがわかっています)、そうなると福島の漁業は永久壊滅ですし、将来は太平洋全体の問題になりかねません。骨を食べなければ魚も大丈夫というわけにはいきません。骨はいつも溶けたり再生したりしているので、ストロンチウムも流出と取り込みを繰り返します。筋肉にもカルシウムはたくさんあるので、ストロンチウムも含まれるでしょう。そのうちサンゴ礁にもストロンチウムが蓄積されてしまうかもしれません。貝殻にも蓄積されるでしょう。もちろんトリチウムも非常に濃厚な汚染なので、ストロンチウム以上に危険です。

小出裕章氏が言っていたように、さっさと海側ににバリヤを作っておけば、かなり時間的余裕を作ることが出来たと思いますが、東電という会社は本当にどうしようもないのですね。現在山側の地下水放出を漁協などと話し合っているというのは遅すぎます。何々を先にやれと政府が命じないと、東電は「会社の利益のためには太平洋の汚染なんてあとまわし」という行動しかしないことは明らかです。

http://mainichi.jp/feature/20110311/news/20130706k0000m040079000c.html

ストロンチウムの危険性:
http://www.cnic.jp/modules/radioactivity/index.php/8.html
http://aboutradiation.blog.fc2.com/blog-entry-3.html
http://ameblo.jp/sunamerio/entry-11307528086.html
http://onndannka.cocolog-nifty.com/blog/2013/04/post-c8f4.html

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2013年7月 4日 (木)

参議院議員選挙です

1参議院議員選挙です。東京都選挙区における民主党の候補が1本化されたということは大きく報道されました。そして生き残ったのが鈴木寛氏です。彼のHPをみて驚きました。

経歴は杉並区から灘高→東大→通産省→慶応大学という絵に描いたようなエリート。それで民主党というのは、ある意味奇特な人物と思われます。しかしそのホームページは、今回の選挙で争点になっている原発・TPP・経済政策などについてはほとんどスルーしています。憲法についても表現の自由を守るという主張は張ってありますがそれだけです。これじゃあお話になりません。

HPの内容がプロフィール・実績・国会活動・提出法案・法律法案相関図・お問い合わせというメニューになっていて、どこにも政策提言とかの項目がありません。首都の候補がこれでいいのでしょうか?

鈴木寛氏のホームページ:
http://suzukan.net/profile.html
http://suzukan.net/

自民党はその点明快です。善し悪しは別にして、原発推進・TPP容認・憲法は大幅に変える・アベノミクスの経済政策(国家が青天井で借金して景気を良くする)などフェアーに政策を打ち出しており、民主党とは好対照です。民主党はこれで選挙を戦えると思っているのでしょうか?

国家の根幹である憲法についてみてみると

自民党 憲法改正草案(PDF):
http://www.google.co.jp/url?sa=t&rct=j&q=&esrc=s&frm=1&source=web&cd=1&ved=0CCkQFjAA&url=http%3A%2F%2Fwww.jimin.jp%2Fpolicy%2Fpolicy_topics%2Fpdf%2Fseisaku-109.pdf&ei=nOHTUe_vOI2okQXG6IHwDg&usg=AFQjCNEDy0XdFGKmRJxUhCp4B7rAvAl4WA&sig2=JRPTLvmF75yGmw8jQ0KFdA&bvm=bv.48705608,d.dGI

特に注目すべき点 (9条よりも重要かもしれない)

----------------------------
憲法21条「集会、結社及び言論、出版その他いっさいの表現の自由は、これを保障する」

これが自民党改憲草案に追加された条文では↓

「前項の規定にかかわらず、公益及び公の秩序を害することを目的とした活動を行い、 並びにそれを目的として結社をすることは、認められない」

となっています。これでは公益にならないという理由で集会を禁止し、焚書坑儒も辞さずという北朝鮮のような政府になることも可能です。60%の多数派にとって、40%の少数派は公益にならないと判定することは可能でしょう。デモは通行の妨害となるので、秩序破壊と判定することも可能でしょう。とんでもないことです。

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憲法11条 「 国民は、すべての基本的人権の享有を妨げられない。この憲法が国民に保障する基本的人権は、侵すことのできない永久の権利として、現在及び将来の国民に与へられる」
憲法12条  「この憲法が国民に保障する自由及び権利は、国民の不断の努力によつて、これを保持しなければならない。又、国民は、これを濫用してはならないのであつて、常に公共の福祉のためにこれを利用する責任を負ふ」

この基本的人権に関する条項が、自民党案では公共の秩序を維持するためなら基本的人権を無視しても良いと受け取ることも可能な文章になっています。

自民党案↓

憲法第11条 「国民は、全ての基本的人権を享有する。この憲法が国民に保障する基本的人権は、侵すことのできない永久の権利である」
憲法第12条 「この憲法が国民に保障する自由及び権利は、国民の不断の努力により、保持されなければならない。国民は、これを濫用してはならず、自由及び権利には責任及び義務が伴うことを自覚し、常に公益及び公の秩序に反してはならない」

----------------------------

自民党に一票を投ずるということは、このような日本になることを容認するということです。

意見:
http://www.geocities.jp/le_grand_concierge2/_geo_contents_/JaakuAmerika2/chunitiKensho.htm#top
http://www.geocities.jp/le_grand_concierge2/_geo_contents_/JaakuAmerika2/Jiminkenpo2012.htm
http://www.magazine9.jp/morinaga/120523/

私的には自民党とは別の方向で、天皇は世襲で職業選択の自由がない上に定年もない ・・・ というのは基本的人権が侵されているという意味で、憲法改正は必要だと思います。第1章は全部削除してよいのではないでしょうか。ある意味第1章は、生身の正常なひとりの人間に、「あなたの基本的人権は認めませんよ」という例外条項を定めたものです。職業を定められた上に、仕事の内容まで細かく規定されているのです。

そもそも第1条の「日本国民の総意に基く」というのはウソでしょう。前文に「天皇は、日本国の象徴であり日本国民統合の象徴である」という文を入れて、あとは法律で定めれば良いと思います。

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2013年7月 3日 (水)

リヒャルト・アルトマンの文献

DNAの発見者はフリードリッヒ・ミーシャーということになっていますが、実は彼は死ぬまで自分が採取したヌクレイン(現在ではDNAと呼ばれるもの)はタンパク質だと考えていたのです。ですから正確にはミーシャーが分離したヌクレインから完全にタンパク質を除去して精製し、残った物質を核酸(Nucleic Acid)と命名したリヒャルト・アルトマンが真のDNA発見者と言っても過言ではありません。

私の過去記事:http://morph.way-nifty.com/grey/2006/09/post_ab14.html

彼はDNAの真の発見者であるばかりか、ミトコンドリアの発見者でもあります。
http://en.wikipedia.org/wiki/Richard_Altmann

これほど偉大な業績を残したにもかかわらずアルトマンは謎の人物で、日本版のウィキペディアには多分記述がありません。分子生物学の教科書にも1~2行の記述があれば良い方でしょう。特に日本では無視または不当に過小評価されているわけです。しかし彼の論文が復刻されたというので、早速入手しました。なぜか買いませんかというメールが来て、オファーのままに買ってしまったわけです。

これはミトコンドリア発見に関する論文です。出版している Nabu Press というのは謎の出版社ですが、特にトラブルもなく手に入れることが出来ました。が、原著なのでドイツ語です(orz...)。 読めませんが、ただ持っているだけで少し幸福な感じがします。

Aaaa


Bbbb_2

謎の出版社 Nabu Press
http://wiki.answers.com/Q/Who_and_where_are_Nabu_Press

Universitätsarchiv Leipzig, FS_N03680

↑非常にレアなアルトマンの写真

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2013年7月 1日 (月)

サラとミーナ120: 寒がりのミーナ

もう7月になり夏といっても良いと思いますが、私のベッドにシーツ代わりに敷いてあるタオルケットにボコッとしたふくらみが・・・。

Aaaaa

覗いてみると

Bbbbb

ミーナが潜り込んでいました。ピタッと敷いてあるので、入るのは骨が折れると思うのですが、大変な努力をしてもミーナは潜り込んでしまいます。サラは閉所恐怖症なので、決してこんなことはしません。

Ccccc

サラは新しいソファでうたた寝。

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