チャイコフスキー交響曲第5番 小泉都響またも爆演@サントリーホール2013年4月21日
今日は北総春祭りでした。あいにくの雨と異常な寒さでしたが強行されていました。模擬店が多数並んで、駅前にはステージが設置され、ポリスバンドも待機していました。私はもちろん素通りして、一路サントリーホールへ直行。
本日のコンマスは四方さん(本当はコンミスと言うべきかも知れませんが、都響の場合男女にかかわらずソロ・コンサートマスターという役職名のようです)。サブは矢部ちゃん。都響とマエストロ小泉は、今日のプログラムを5月のチェコ遠征に持って行くそうで、どんな演奏なのか楽しみです。
前半の曲はドヴォルジャークのヴァイオリン協奏曲イ短調作品53。シュポルツルというバイオリニストは初めてだったのですが有名人だそうです。緑色のバイオリンを持って登場したのでびっくりしました。やわらかさと強靱をかねそなえた美音のヴァイオリニストです。特にアンコールのパガニーニのカプリース第5番は驚異的でした。参りました。
オフィシャルサイト:http://www.pavelsporcl.cz/
日本語:http://www.samonpromotion.com/jp/artist/detail.php?i=49
YouTube: http://www.youtube.com/watch?v=bbg63w1XdKw
さて後半のチャイコフスキー交響曲第5番ですが、マエストロ小泉は芸風がしだいに巨匠風になってきたようです。濃厚で起伏の激しい劇的な進行。ちょっとやりすぎじゃないかと思うところもありましたが、第2楽章の有馬さんのホルンには落涙しそうになりました。チャイコフスキーなのでこれがいいのかもしれません。都響も大奮闘でした。感情の洪水のなかでも、整然としたアンサンブルが素晴らしいと思いました。
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