2012/2013 エル・クラシコ@サンチャゴベルナベウ
調子落ちのバルサですが、間が悪いことにサンチャゴベルナベウでのクラシコです。しかしマドリーもミッドウィークのマンU戦をひかえて、ベストメンバーをスタメンにそろえるわけにはいかないでしょう。
WOWOWの本日のゲストは初登場の中山雅史氏。ざっくばらんで良い感じです。マドリーのスタメンはワントップのベンゼマ、2列目は控えメンバーのモラタ・カカ・カジェホン、ボランチはモドリッチとエッシェン、DFコエントラン・ペペ・ヴァラン・ラモス、GK:D.ロペス。バルサはFW:ビジャ・メッシ・ペドロ、MF:イニエスタ・チアゴ・ブスケツ、DF:アルバ・マスチェラーノ・ピケ・ダニ、GK:バルデス。
今日のチアゴは変調。イージーミスが多くて「あれ こんな選手だっけ」というようなプレーが目立ちました。早くも6分パスをさらわれて、モラタのクロスをあっさりベンゼマに合わされて失点。これはきびしい。しかし18分、ダニのノールックパスがきれいにメッシに通ってゴール。「今日はなんとかなるか」という期待をもたせてくれました。
しかしバルサは圧倒的なボール支配率であるにもかかわらず、試合を支配しているという感じはまったくありません。動きが攻守にわたって鈍い選手が多く、ずっと好調だったイニエスタまで動きがタルくなっています。元気溌剌のビジャが左を抜け出しても、アルバのオーバーラップは遅め、センタリングしたくても誰もつっこまないということで、戻すしかありません。
中盤でカットされるとすぐにピンチです。39分にはモドリッチから完全フリーのモラタにクロスを上げられて、モラタが狙い澄ましてヘディングシュート。これはサイドネットで助かりました。
後半マドリーはベンゼマ→Cロナウド、カカ→ケディラに交代。バルサは完全にガス欠状態で、とても勝てそうもありません。CロナウドのFKはなんとかバルデスがパンチで逃れ、モラタの1:1シュートもバルデスが何とか止めて、GK頼りのバルサです。しかしついに耐えきれず、CKからラモスにヘッドで決められてしまいました。
バルサもサンチェス・アドリアーノ・テージョを投入して攻めようとしますが、なかなか思い通りにはいきません。例によってペペやコエントランが演技と反則の嵐です。しかしロスタイム、アドリアーノが俊敏なドリブルで右から突入したところ、ラモスに引っかけられて転倒。これはPKかと思いきや、審判はおとがめなし。これはひどい判定でした。おまけに本日のキャプテンで張り切ったバルデスが抗議するとレッドカード。いやはやお手上げです。
バルサは今日が調子の底でしょう。これからは徐々に上向いていくのではないでしょうか。次週のデポル戦で立て直し、ACミラン戦で爆発してくれることを期待しましょう。
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