2012/2013 リーガ・エスパニョーラ第28節: バルサ カウンター攻撃でラージョを撃破
ACミラン戦ですべての力を使い果たしたバルサですが、ゲームは次々とやってきます。ラージョ・バジェカーノ戦がホームなのが救いです。バルサはFW:ビジャ・メッシ・サンチェス、MF:イニエスタ・セスク・ブスケツ、DF:アルバ・マスチェラーノ・ピケ・アドリアーノ、GK:ピント。バルデスは出場停止で出られません。プヨ-ルは故障欠場。ラージョはデリバシッチがトップですが、攻撃陣は結構強力で、ピティ・ドミンゲス・ホセ=カルロス・トラスオーラスあたりが2列目。A・ゴンザレスが守備的MF。DF:アルビージャ・フィゲラス・がルベス・ティト、GK:ルーベン=マルティネス。
ラージョは非常に攻撃的なサッカーをするチーム。個人にそこそこポゼッションの技術があって、しかもコンパクトなサッカーをします。しかしDFの位置が高いので、インターセプトしてFWに球を出すと、DFひとりをドリブルで抜けば前は広大なフリースペースです。
開始早々ラージョはバルサ陣に攻め込み、トラスオーラスがシュート。これはサイドネット。メッシは今日はスパイクに問題があったのか、ツルツルすべりまくりです。8分の絶好の位置からのFKもバーに当てて得点ならず。イニエスタも絶好のスルーパスを出しますが、後一歩で得点出来ません。それどころか受けようとして少し無理したアドリアーノが肉離れで、21分に早々と退場。彼は非常に身体能力が高くて頼りになるのですが、故障が多いのが困ります。せっかく今日はお休みをもらったダニが急遽出場。あら、ダニが銀髪。
25分バルサにしてはめずらしい人数優位のカウンター攻撃。3:2でメッシがドリブルで中央を進出。左のビジャ、右のサンチェスどちらにも出せましたが、メッシの選択は左のビジャ。ビジャがフリーでドカンと決めてくれました。相手がラージョのようなチームでないと、こんなシーンはみられません。
さらに40分、自陣のブスケツからビジャにロングパス。メッシにつないでゴール。超省エネのカウンター攻撃で2点目ゲット。これは有り難い。後半12分にはビジャの頑張りからメッシにパスが出ると、またもや守備はアルビージャ一人だけで、軽々交わしてゴール。3点目です。DF一人だとメッシのドリブル突破は効きます。メッシはこれで18試合連続ゴール。どこまで続くのか?
後半ラージョはラス=バングラ、タムードを投入して総攻撃。25分にはピティから絶好のグラウンダーパスが中央に飛び込むタムードに合って失点。さすがタムードです。ピティやタムードがその後もバンバンシュートを打ち込みますが無駄打ちで得点ならず。ちょっと驚いたのは終了間際に出てきた17才のイサークです。素晴らしい美少年で、まずリーガ一番でしょう。
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