ロシアに隕石落下
ロシアのチェリャビンスク州に隕石が落下しました。チェリャビンスクには、マヤーク核施設という以前に核兵器用のプルトニウムを生産していた工場があります(現在では兵器用のプルトニウム生産は中止されています)。
http://www.youtube.com/watch?v=7n2ryducd1E
この施設の原子炉は1957年に爆発しており、チェルノブイリ事故までは史上最悪の原発事故とされています。下の地図(ウィキペディアより)はそのときの放射能汚染地図です。当時秘密都市であった現オジョルスク市などは濃厚に被曝しています。近郊の川辺ではいまでも60μシーベルトなどという危険な状況で、マヤーク核施設周辺では居住や農業は禁止されているそうです。しかし移住が遅かったり、情報の隠蔽によって被曝した住民の中から多数の死者が出ているようです。
http://www.chugoku-np.co.jp/abom/nuclear_age/former_soviet/010916.html
http://breakingnew-site.seesaa.net/article/216111408.html
http://geki1015.cocolog-nifty.com/blog/2007/07/post_dd1b.html
しかしチェリャビンスクには今でも大規模な使用済み核燃料保管&リサイクル施設があり、よくまあ隕石が当たらなかったことよと思います・・・いやたとえ当たったとしても、絶対公表しないでしょうが。
チェリャビンスクの使用済み核燃料保管施設↓
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