2012/2013 リーガエスパニョーラ第18節: バルサ ダービーも盤石の勝利
昨年の暮れから監督を除いてチーム絶好調のバルサ。その監督も1月2日から復帰して指揮をとっています。化学療法を受けながらでしょうが、無理せずにやって欲しいと思います。
バルサはFW:イニエスタ・メッシ・ペドロ、MF:セスク・チャビ・ブスケツ、DF:アルバ・プヨ-ル・ピケ・ダニ、GK:バルデス。エスパニョールはカタルーニャ独立に備えて名前を変えたそうですが、RCDエスパニョールという略称には変化ありません。セルヒオ=ガルシアのワントップ、一応2列目:シモン・ベルドゥー・バエナ、ボランチ:サンチェス・フォルリン、DF:カプデビラ・モレノ・コロット・ハビ=ロペス、GK:カシージャ。
意外にもエスパニョールは非常に守備的な作戦できました。ガルシア以外は全員自陣深く引いてブロックを作っています。しかし馴れないことをやるとろくなことはありません。ひとりひとりが非常に狭い領域を俊敏に守るというのは、あまり得意ではないようです。こういう狭いところでゴチャゴチャやるのはバルサが得意。
10分、左からイニエスタが抜け出し、中央に飛び込むチャビに合わせてゴール。こういう攻撃にエスパニョールDFが対応出来ません。15分にもセスクが左に突入して切り返しで振り切り、メッシにマイナスパス。メッシのシュートが少しそれそうなところをペドロがリフレクションで合わせてゴール。
エスパニョールの反撃は24分、GKのキックが直接トップのガルシアに通ってGKと1:1。しかしガルシアがしくじってゴールならず。バルサも自陣での守備は決して世界最高峰ではありません。しかし27分には一瞬の隙をついて、ブスケツからゴール前に抜け出すペドロへのロングパスが通ってゴール。そして28分にはセスクがGKに足をはらわれてPK。メッシが落ち着いて決めて4:0となりました。勝負あってから、やっとエスパニョールは前に出てきましたが時すでに遅しです。
後半ペドロに2回絶好のチャンスがありましたが、ミスジャッジで2回ともオフサイドとなり、ハットトリックはなりませんでした。エスパニョールにもシモンに交代で出ていたアルビンがGKと1:1となるチャンスがありましたが、GKに当ててゴールならず。エスパニョールの作戦ミスからバルサの圧勝になってしまいましたが、普通にやられていたらどうなっていたことか?
とは言っても、現在のバルサは6位だった2002/2003シーズンから私が見てきたなかでも最強です。特にFWとMFは文句なしでしょう。ただCBは戦術上の問題でもありますが、すぐ裏をとられてGKと1:1になってしまうので弱点はあります。
http://www.youtube.com/watch?v=_NMiEQMT1t0
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