サラとミーナ109: ふとんの上でまったり
12月になって寒い日が続いています。銀杏もあわてて黄葉したようです。
銀杏は2億5千万年前より古くから存在し、恐竜が繁栄していた中生代には世界中に分布していたそうです。現在銀杏の原種はイチョウ綱に1種だけしか存在せず、中国で生き延びているそうです。宋代の中国の植物愛好家が園芸によって増やして、各地に植えたことによって、人の手で世界で大繁栄することになりました。
大変古いタイプの植物で、精子が存在することが東大理学部の職員であった(教授などの教育職ではなく、イラストレータとして雇われていたそうです)平瀬作五郎氏によって明治時代に報告されています。黄葉の素晴らしさもさることながら、ジュラ紀の森をさまよう気分で銀杏並木を散策するのも一興かと。
最近は寒いので、猫たちも布団や毛布が大好きです。サラとミーナはよく場所取りで殴り合いとかかみつき合戦とかやっていますが、そのうち仲良く寄り添って眠っているのが不思議。飼い猫は大人になっても、遊びの一種としての格闘をするのでしょう。これがメタボ予防にもなっているようです。
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