2012/2013 リーガ・エスパニョーラ第17節 バルサ美しい3得点で今年最後の試合を飾る
他の記事のせいで、バルサの今年最終試合の記事がが押してしまいまして申し訳ありません。
では・・・
ティトが耳下腺の悪性腫瘍の除去手術を受けたそうで、快癒を祈るばかりです。6週間化学療法を行うそうですが、効果があることを期待します。顔面神経に後遺症があっても、ともかく命を助けて欲しい。代わりに指揮をとるのはジョルディ・ロウラです。スタンドにANIMS TITOのパネルが目立ちます。
今年最後の相手はレアル・バジャドリード。解説の城彰二氏が在籍したチームで、彼がプヨ-ルを振り切ってシュートする場面が放映されました(残念ながら外れてました)。今日の試合の場所はアウェイで、エスタディオ・ホセ・ソリージャ。
バジャドリードは一応ワントップにアンゴラ人のマヌーショ。ポニーテールにしている長身の黒人選手で目立ちます。ブエノとオスカルがサポート。MFはサストレ・ペレス・オマール、DF:バレンシアガ・バリエンテ・セレーノ・ルカヴィナ、GK:エルナンデス。バルサはFW:サンチェス・メッシ・ペドロ、MF:チアゴ・チャビ・ブスケツ、DF:アルバ・マスチェラーノ・ピケ・ダニ、GK:バルデス。イニエスタはローテーションでベンチ。アドリアーノは先週大活躍でしたが、太ももに違和感でベンチからもはずれました。
アドリアーノが元気だったらベンチを温めていたかもしれないダニですが、さすがに出場すると存在感があります。早速5分に右サイドに突入し、サンチェスにグラウンダークロスを供給しますが、サンチェスが合わせ損なってしまいます。残念! 14分、バジャドリードに逆襲され、バルサ右サイドを突破されてゴール前のマヌーショにセンタリング。やられたと思いましたが、なぜかマヌーショがヘディングのミスで、ゴールと反対側にクリア。これは助かりました。
サンチェスは後一歩あわせられなかったり、ダイビングヘッドがわずかにとどかなかったりと、彼の日ではありませんでした。35分にはチアゴがエリア内でヒジ打ちを食って、PKかと思いきや判定はFK。メッシが蹴りますがポストに跳ね返されました。
このまま前半終了かという43分。この試合一番の連続パスからさらにメッシ→アルバ→チャビと流れるようなパスがつながって、最後はチャビがゴール。やっとこ1:0で前半終了。
後半開始早々、ダニが右サイドをドリブルで進出しペドロにきっちり合わせましたが、ペドロのヘディングはポスト直撃でゴールならず。しかし14分にメッシの個人技が炸裂しました。股抜きで一人交わして、囲まれた隙間からゴール。
このままこのまま・・・と思っていたのですが、そう甘くはありませんでした。44分右からルカヴィナにクロスを上げられ、マヌーショに代わって出ていたハビ・ゲーラに頭であわされます。バルデスがクリアしましたが、もう一度ゲーラに打ち直されて2:1。ロスタイムが3分あって風雲急を告げましたが、時間つぶしでペドロに代わって出たテージョが、なんと中央をひとりで走り、ドリブルで突破してGKと1:1からゴール。やってくれました。ダメ押しで3:1。彼は持ってます。
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