« Under construction のお知らせ | トップページ | 黄禹錫(ファン・ウソク)の記事 »

2012年10月 8日 (月)

2012/2013 リーガエスパニョーラ第7節: クラシコは不穏な雰囲気の中でドロー

Braugranaカタルーニャ独立運動が盛り上がっています。9月11日のカタルーニャの日には、150万人がバルセロナに集結してデモを行ったそうです。どうしてこんなに盛り上がっているかというと、どうもカタルーニャから吸い上げた税金が、スペイン各州の赤字補填に使われているからだそうで、それもこれもUSで住宅バブルを起こして売り逃げた連中が、夢よもう一度でスペインに住宅バブルを起こして崩壊させ、スペイン経済がガタガタになったからです。

cf: 「八百長クライシス」鬼塚英昭著(成甲書房 2012年刊)

私は言葉が違う地域は別の国になった方が良いと思いますが、そうするとリーガは・・・クラシコは・・・どうなってしまうのか不安です。そんな中で行われるカンプノウでのクラシコ。ナーバスな雰囲気になるのはやむを得ません。試合前のインタビューでティトが「政治とスポーツは関係ない」とあえてコメントしたのも、そのような背景に配慮したものと思われます。レフェリーもバイオレンスを避けるために、ナーバスにファウルをとるよう申し合わせていた感じです。先週のラオス審判だとほとんどファウルなんてとらないようなプレーも、前半には結構こまめにファウルをとっていました。

さてバルサはピケ、プヨ-ルが負傷欠場、ソングの調子があがらなくて危機的状況。FW:イニエスタ・メッシ・ペドロ、MF:セスク・チャビ・ブスケツ、DF:アルバ・アドリアーノ・マスチェラーノ・ダニ、GK:バルデス。SBアドリアーノが臨時にCBをつとめます。アドは全くCBには不向きな選手なので不安がいっぱいです。一方マドリーは例によってベンゼマのワントップ、2列目:Cロナウド・エジル・ディマリア、ボランチ:アロンソ・ケディラ、DF:マルセロ・ラモス・ペペ・アルベロア、GK:カシージャス。私だったらアドレナリンが出れば出るほどドジを踏むベンゼマではなく、クラシコのような試合ではイグアインを起用しますが、モウリーニョはベンゼマに期待します。極悪コンビ=マルセロ・ペペも先発なので、モチベーション大上昇です。しかし上記のような状況があって、このコンビもおとなしくプレーするようきつく申し渡されていたようなふしがありました。

カンプノウはもちろん満杯ですが、ブラウグラナではなく赤と黄のカタルーニャのプレゼンテーション。選手入場とともにアカペラでイムノの大合唱。レーザービームも飛び交う不穏な雰囲気。スポーツと言うより政治ショーの様な感じで、これは無観客試合にした方が良かったかなと感じられるくらいでした。

ともかく試合は時間が来れば始まります。さすがにマドリーの守備はきつくて、バルサもうまく球を回せません。マドリーはともかくバルサのパスをインターセプトしたら、ベンゼマのポストプレーからゴール前に殺到しようという作戦。13分にはベンゼマがボレーシュート失敗で助かります。17分14秒にはスタンドでカタルーニャ独立の大合唱で、サッカーどころではありません。

浮わついた雰囲気の中で、19分にはCKからラモスがヘディング。危うく失点するところでしたが少しはずれました。バルサも21分イニエスタがミドルを打ちますが上にはずれ。しかし23分ベンゼマのポストプレーで、左サイドのCロナウドに球が出て、せまいニアにコントロールショットで決められてしまいました。ダニのからみが一瞬おくれたのが痛い。さらに25分ベンゼマがフリーでディマリアからのパスを受けてシュートしますが、ポストにあてて大助かり。

しかしなんと27分、ダニが故障発生で離脱。モントーヤではきつい試合になりそうです。ダニも最近のプレイを見ていると、無理してない様子が伺え、足の状況が万全でなかったように思われます。DFが3人離脱すると、さすがにレベルを保つのは困難です。

マドリーの守備は堅実ですが、今日はペドロだけは右に出るとフリーになりやすく、31分そのペドロからのクロスをぺぺがクリアミス。こぼれたところをメッシがそつなく押し込んで同点に追いつきました。

ミッドウィークにチャンピオンズリーグの試合もあったので、後半はお互い疲労が来てややラフなプレーになりがちでした。15分メッシが後ろからアロンソに引っかけられFK。アロンソは前半に怪しいカードが1枚出ていたので、明らかにカードと思われるこのプレーはおとがめなし。しかし、蹴る前に2回ほど球を後ろに下げたのがはまって、メッシが壁の頭スレスレにFKを右隅に決めて2:1。してやったりです。

マドリーはベンゼマからイグアイン、バルサはセスクからサンチェスに交代。メッシのファインゴールのあと、バルサのパスが調子よくまわりはじめていたのですが、そこに落とし穴がありました。21分エジルからCロナウドに、CB二人の間にスルーパスを通され、Cロナウドに楽勝でゴールされてしまいました。これはCロナウドをマークしていたモントーヤが、オフサイドトラップを狙ってマークをはずしたためです。マスチェラーノの位置を見れば(オフサイドトラップをとるのは無理)、Cロナウドをフリーにさせるのはあまりに危険で、バルサDFの弱点がもろに出た瞬間でした。同点に追いつかれてしまいました。

この後はマドリーに疲れがみられ、バルサが猛攻しますがメッシ、イニエスタ、ペドロ、モントーヤのシュートも決まらず、マドリーのイエローカードを増やしただけで試合終了。お疲れのエンパテでしたが、まあ無事に終了して良かったと思います。特にアドリアーノは不慣れなCBをなんとかこなしてもらって感謝です。

http://www.youtube.com/watch?v=WEV-nI6OIf0

http://www.youtube.com/watch?v=2OqUtBdj7YQ

|

« Under construction のお知らせ | トップページ | 黄禹錫(ファン・ウソク)の記事 »

バルサ(FC Barcelona)」カテゴリの記事

コメント

とても魅力的な記事でした!!
また遊びに来ます!!
ありがとうございます。。

投稿: 資格 | 2012年11月14日 (水) 17:53

>資格様 はじめまして

いつでも遊びに来てください。
お待ちしています。

投稿: monchan | 2012年11月14日 (水) 18:37

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/133582/55843528

この記事へのトラックバック一覧です: 2012/2013 リーガエスパニョーラ第7節: クラシコは不穏な雰囲気の中でドロー:

« Under construction のお知らせ | トップページ | 黄禹錫(ファン・ウソク)の記事 »