« 「マグマ」、地熱発電、そして尾野真千子 | トップページ | JPOP名曲徒然草100: 「Love is all music」 by 華原朋美 »

2012年7月10日 (火)

「共創の国」づくり報告書・・・小沢一郎はどうする?

国家戦略会議  フロンティア分科会報告書について
~あらゆる力を発露し創造的結合で新たな価値を生み出す「共創の国」づくり~

http://www.npu.go.jp/policy/policy04/archive06.html

から本文と概要をダウンロードできます。

内容は気持ち悪いくらい徹底的な新自由主義思想に基づくものです。野田政権がいつのまにか小泉政権に変質していたとは信じられません。これは政党の略取です。

40才定年制というのが喧伝されていますが、要するにサラリーマンはみんなフリーランスか派遣社員として仕事をしろというのが彼ら分科会委員の真意だと想像できます。このままだと坂を転がり落ちると脅かして、それを避けたければ新自由主義に基づいた国体変更を行うしかないという提言がこの報告書の内容です。第二次世界大戦後もっとも経済運営に成功したのは、自国での外国の商売を厳しく規制し、為替レートも国家管理してきた中国だということを彼らはどう考えているのでしょうか?

食料とエネルギーがあれば、私たちはちゃんと生活していけるのです。
いつまでも家電や自動車を売って、食料やエネルギーを輸入するというスキームで国家を運営できるはずはありません。いまは韓国企業が勝ち組ですが、韓国もそのうちもっと安い労働力で製造できる新興国に負けることになるでしょう。それを避けるには、国民の生活水準を新興国以下に下げるしかありません。この提言の執筆者たちは、自分たちの思想に基づく夢想を記述しているだけで、何を売って生きていくのかという具体性には欠けています。そう、まずたいていのものづくりは、労働力が安い新興国に負けるので、まともな提言ができるはずがありません。

そもそもみんなが企業の使用人として生きていくことが幸福なのでしょうか?
なるべく多くの人が、個人的に自分の土地や、自分の店を持って仕事をしていくほうが、上司の命令や会社の規則に縛られて働くより、モチベーションも高くなるし、第一自由でしょう。ぜいたくはできなくてもそれで生きていけるなら、その方がいいんですよ。

その意味で農業・漁業を企業が運営するというのは支持できません(流通に関与するというのはいいと思います)。すでに私が住んでいる北総などは、小売店はほとんど大企業のテナントになっていて、お客さんは少ないけど、その少ないお客さんにとっては大事なお店などというのは存続できず、最大公約数的な店ばかり生き残る結果となっています。商売に好適な土地はがっちり大企業が押さえているので、自分の土地で営業可能な商売は限られています。実際個人営業の店はきわめて少ないのが実情です。

このような事態は、大規模店舗を規制すれば防げるのですが、新自由主義ではそのような規制は敵とみなされます。新自由主義を徹底すればするほど、個人の自由はなくなり、収益のみにふりまわされる生活を強いられるのです。組織的にやらないと成り立たない製造業などはもちろんあるでしょうが、個人でも可能なことはなるべく個人でできるように制度をととのえることが幸福度を増すことになると思います。

TPP加入を強行し、損をする農家には収入保障を行うというのは間違った政策だと思います。仕事をしないで保障収入を得るというのは、モチベーションが下がって、ますます農業は縮退するでしょう。日本はすでに貿易収支赤字国になったわけですから、輸入農産物に高い関税をかけても文句を言われる筋合いはありません。TPPに参加すると、そんなことは認められないでしょう。

TPPの解説:
http://morph.way-nifty.com/grey/2011/11/post-e896.html

小沢一郎が国民に選択肢を与えるとすれば、時間軸だけが問題の増税阻止がメインではなく・・・

1.農業振興と自然エネルギー開発に全力をあげる
2.米国からの国家の独立をめざす(これがあまりに刺激的なら、TPP不参加・米軍基地の縮小をめざすとしてもよい)
3.原発廃止のスキームを示す

を旗にかかげるべきでしょう。

参照:

http://ameblo.jp/mimimayu11/entry-11066234784.html
http://www.nikkeibp.co.jp/article/sj/20111226/294842/
http://d.hatena.ne.jp/Mapple/20111103/p1
http://ameblo.jp/3892328/entry-11062433420.html
http://blog.livedoor.jp/quadcore3/archives/4650125.html
http://blog.goo.ne.jp/ysnfd/e/5f4b7680dbfda68ab20b50e433008cb5
http://blog.goo.ne.jp/truenet/e/84cf4719a3f8cbac535535f1e28cef85
http://blog.goo.ne.jp/ysnfd/e/19813a3ce4312d732dc43f033321185a
http://eco.nikkeibp.co.jp/article/report/20111226/110461/

|

« 「マグマ」、地熱発電、そして尾野真千子 | トップページ | JPOP名曲徒然草100: 「Love is all music」 by 華原朋美 »

私的コラム(private)」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/133582/55165057

この記事へのトラックバック一覧です: 「共創の国」づくり報告書・・・小沢一郎はどうする?:

» マッチングサイト運営システム【マッチングマスターPro】 [マッチングサイト運営システム【マッチングマスターPro】]
マッチングサイトが簡単に運営できます。 [続きを読む]

受信: 2012年7月10日 (火) 21:00

« 「マグマ」、地熱発電、そして尾野真千子 | トップページ | JPOP名曲徒然草100: 「Love is all music」 by 華原朋美 »