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2012年3月17日 (土)

インバル-都響のドヴォルジャーク「新世界」@オペラシティー

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インバル-都響の「新世界」交響曲ということで、チケットは完売。オペラシティーのコンサートホールは大盛況でした。早めに到着し、例によってサンクンガーデンのフローラでピザを食べて、腹ごしらえをしてから出撃。本日のコンマスは山本さん、サブは都響のダイナモ、マキロンです。ゆづきは2列目。特任の店村さんもみえます。イングリッシュホルンは南方さん。

一曲目はドヴォルジャークのピアノ協奏曲。クン=ウー・パイクさんのピアノはまじめ一徹という大変立派な演奏で、都響も頑張っていましたが、曲が・・・。素材は良いとして、もう少しうまくまとめられないかなという感じです。この作曲家が16年後にベートーヴェンの「運命」と人気 No.1 を争う「新世界」交響曲を世に出そうとは、誰が想像したでしょうか?

休憩後はいよいよその「新世界」交響曲。指揮台の周りを4本のマイクが取り巻くという見たこともないセッティングにびっくり。弦楽器の微弱音が美しい曲なので拾いたかったのでしょう。マエストロ・インバルのカリスマ的な統率で、素晴らしいアンサンブルの演奏でした。ライヴ・レコーディングということで、インバル爺も楽団も非常に力が入っていました。ただそれだけにインバル爺に言いたいのは、第2楽章の入りなどはもっと慎重に合図を出して欲しいということです。

とはいえ、私が聴いたインバル-都響の演奏の中でも最上級だと思いました。演奏終了後、楽団員が引き上げた後も聴衆の拍手がなりやまず、オールスタンディングでマエストロ・インバルをステージに呼び出しました。皆さん同じく、今日の演奏には強烈なインパクトを感じたのだと思います。もっとゆるい感じの、牧歌的な演奏も良いと思いますが、今日のようなエネルギー全開で疾走する演奏も得難いものだと思います。

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帰りに同じフロアのギャラリー5によって、リサ・ラーソンのミニアニマルシリーズのなかからハリモグラ( 長辺 2.5 cm くらい)を選んで購入。ハリモグラはカモノハシなどと同様卵を産む哺乳類です。ストラップに使えます。

都響の名花 田口美里さん: http://www.youtube.com/watch?v=jqwYlyqMFDM

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